2014/09/27 - 2014/09/28
432位(同エリア1091件中)
おさじさん
いつか訪れてみたいと思っていた、高野山。
816年(弘仁7年)に空海が修禅の道場として切り開いてから、平成27年で1200年を迎える。
これを知ってから、ガゼン!行く気になって、ついに訪れることができたのです。
2004年(平成16年)に世界遺産登録されたときからの念願がかない、大満足の旅でした◎
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- Yahoo!トラベル
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-
高野山へ入るには、山道登山か?自家用車か?観光バスか?などなど選択肢はあります。
このたびは、70代の母と妹と私の女3人組。
南海電車に乗って出発です!
あらましの行程は、難波(なんば)駅→南海電鉄→極楽橋駅→ケーブルカー→高野山駅→南海りんかいバス→千手院橋(ココがおおよその高野山町中心地です)
◆am11:00
では、難波駅を出発します。午前11時12分発車。
(特急で90分、急行で110分で極楽橋駅に到着です。極楽橋駅から接続しているケーブルカーにて 高野山駅をめざします)
●高野山行の特急は1時間に1本。急行も1時間に2本あるかないかです。季節によっても変わります。時間確認しておくと、旅程が立てやすいと思います。
●また、事前に特急「こうや」の特急券は、購入できます。
(当日、出発駅である難波駅でも購入できますが、1ケ月前から発売されています)
さらに今回は、「高野山・世界遺産きっぷ」なる企画きっぷが、南海電鉄から発売されておりこれで購入。バスのフリー乗車券や拝観割引券などがついていてワクワク感がましました。(期間限定なので、要注意。)
南海電鉄に乗るなら、1度はホームページをチェックしてみてください! -
街中の景色から、しだいに山が近づいてくる車窓!
30分もすると、どんどん山道になっていきます。
橋本駅を過ぎると、列車のスピードもゆるやかになります。
特急だったと、忘れてしますくらいですw -
途中の駅では、花壇などきれいに整えられており、主要な案内アナウンスも車内にながれてきます。
しだいに山岳鉄道のような趣となり、行き違い駅で対向電車を待ちます。 -
極楽橋駅に到着です。
◆pm13:00
ここからケーブルカーに乗り換えます。
さすがにケーブルカーのホームは、傾斜がきつく登り階段。
特急電車の車内は、スキスキだったのに・・
乗り換え時は、人の波ができあっという間に満員となりました。 -
高野山駅に到着です。
所要時間8分ほどのケーブルカーを降りると、今度はバスです。
ほぼ乗り換えの発車時間は、おおむね接続しているようです。
◆pm13:20
おまけに、臨時バスも運行していました。
このバスは、林道のカーブが多い道を走るので、立っていては危ないそうです。
待合時にバス案内の方にききました。よって、すぐに臨時の次のバスが到着。
とてもスムーズでした。
いや、むしろ流れがよすぎるくらいでしたw
◆pm13:35
乗車時間15分ほどの千手院橋(せんじゅいんばし)駅で下車。
とりあえず、遅いお昼ご飯を。
ランチタイムにははずれていたので、ウロウロしつつ食堂をさがす。
大きなおみやげ屋さんの2階が食堂になっていることに気づき入る。
きつねうどん・・美味しゅうございました!
●なぜ、千手院橋バス停でおりたか?というと・・・
ここが、ほぼ高野山町の中心に位置するのと同時に、高野山駅と大門と奥ノ院との三方向の交差ポイントだからです。高野山 寺・神社・教会
-
本来の「高野詣で」は、大門から入るらしい・・・
しかし、時間の都合上「奥ノ院」から巡りました。
◆pm14:30
「苅萱堂」(千手院橋駅の次駅)からバスに乗って6分ほどで
「奥ノ院前」につきました。
ここから、徒歩。
中の橋を渡って、まっ先に「奥ノ院御廟」へ向かいます。 -
杉の太さ・高さが圧巻です。
歴史上の名だたる武将の墓碑が並ぶ道は、独特の空気感がありました。 -
◆pm15:00
この御廟橋を渡ると、燈籠堂・御廟があります。
*御廟周辺は、撮影禁止なので写真はありません。
お詣りをさせていただき、燈籠堂など見学すること50分ほど。御廟橋 名所・史跡
-
再び、同じ道を引き返しつつ、一の橋(奥ノ院の入り口)に向けて歩きます。
途中、知った武将や歴史上の人物の墓碑銘を見ては、功績や史実の話で盛り上がり、立ち止まり、また進んでは、発見し・・・
◆pm16:00
ゆるゆると歩いていると、石灯籠に灯りがともる。
日没には、まだ時間があるはずですが、大きな木にかこまれたこの道は、思う以上に暗くなるのが早いです。 -
かつて、空海が腰かけたといわれる石です。
石の柵で囲われたなかにある、地面にある石。 -
◆pm16:45
一の橋に到着。
そろそろ紅葉がはじまりかけていました。
奥ノ院をぬけると、また夕方の日差しがもどってきました。 -
◆pm16:55
歩くこと7分ほどで、本日お世話になります宿坊に到着しました。
宿坊への予約は、それぞれの寺院によって違います。
ホームページがあるところも多く、ネットの旅行サイト経由で予約を受け付けておられるところもあります。
一番は、おおよその位置関係を勘案して 選択するのがポイントです。
町の中心街は、徒歩40分ほどで行き来ができます。
よって、巡るルートなどにも反映できると、よいと思います。
今回は、さまざまな要件がマッチして 「持明院」さんに宿泊です。
旅行サイト経由で予約させていただきました。
食事の豪華さや部屋の向きなどが選択できて、料金にも幅があり、とても親切なプランが多々あります。高野山内路線バス 高野山内線 乗り物
-
高野山には、117の寺院があり、そのうち宿坊寺院は、52ヶ寺だそうです。
道から小さな坂道を登ると、入口の門が左手にあります。
なんとも趣のある小さな坂道。
よって「小坂坊」とよばれているそうです。高野山 寺・神社・教会
-
こちらは、960余年の歴史があると、お坊さんに聞きました。
実は、60年前から 祖母もこちらに宿泊させていただくこと10回。
一度も話を聞くことは、ありませんでした。
歴史の深さを、想いました。 -
お部屋へ案内していただき お茶をいただきました。
部屋からお庭をながめつつ 一息いれているうちに・・・
◆pm18:00
夕食が、部屋に運ばれてきました。
もちろん、精進料理です。
ごま豆腐もあり、どれも温かく美味しくいただきました。
食事後、お膳をさげていただいたあと
お布団まで敷いていただきました。
●どちらの宿坊も、おおよそ午後6時からの夕食のようです。
お酒など、所望することもできるという案内もありました。
●部屋には、テレビ・クーラー・空気清浄機(加湿つき)の設備がありました。
夜の気温低下など、少々気になっておりましたが、調節ができて快適でした。 -
宿坊の夜は、門限が21時。お風呂も21時で終い。
「入口の門は、21時以降締切りますのでご注意ください!」
とのお話がありました。
お〜門限とは。
まだお風呂にも入っていなかったのですが・・・
金剛峯寺にてライトアップキャンペーンをやっているということで、急ぎ足で見に行ってみる。
◆pm19:20
徒歩8分ほどで、金剛峯寺に到着。
宿坊での門限を気にしつつ、拝観。
夜のお寺の中は、薄暗いものでした。お庭のライトアップも、優しい輝き。
昔は、襖絵などロウソクの灯りでは ほとんど見えなかっただろう〜ということを体感しました。
◆pm20:10
宿坊に帰寺。
お風呂場へ急ぐ。
●宿坊は、部屋に バス・トイレがありません。
少々、不安ではありましたが、他の宿泊者の方と顔をあわせることはほとんどありませんでした。
廊下も静かで、みなさん静かにお過ごしのようでした。
また、「持明院」さんの設備は、トイレ・洗面台は、現代風。
お風呂には、大きな石の湯船があり、脱衣所も新しい印象で、とても快適でした。
◆pm22:00
翌朝、6時半からのお勤め(任意)に備えて、就寝 -
朝、6時に起床して、本堂で朝のお勤めに参加させていただきました。
小一時間。落ち着いた時間が、流れました。
こちらの本堂の灯りは、ロウソクのみ。
まだうす明るい朝の光が、やわらかく入ってくるも、ロウソクの光りが勝っていました。
◆am7:20
すでにお布団があげられ、朝ごはんの御膳が運ばれていました。
ゆっくりと朝食をいただきながら、本日の予定を3人で確認する。
チェックアウトといいますか・・11時まででした。
が、近隣のお部屋の方々は、8時には出発されたようすです。
さて、ワタシ達は!
15時に高野山駅で、帰りの天空号の予約券を引換なければならないので、それまでゆっくりと巡っていく計画です。
あらましは、こうです。
バスにて→大門→徒歩にて→大伽藍→霊宝館→高野山宿坊協会周辺お店めぐり→バス→高野山駅
◆am9:30
宿坊の事務所にて、お坊さんと談笑したのち 丁寧にごあいさつを申し上げて、出発です!! -
◆am9:40くらい
バスに乗って、大門へ向かいます。(乗車時間25分ほど)
●千手院橋バス停より 大門行きのバスは、9時49分発のみ!!
(11時13時14時は20分毎)
あらかじめバスの時刻を調べていたので、上手く乗車しましたが要注意ポイント です!
ちなみに、奥ノ院や高野山駅に向かうのは、20分毎にあります。
おまけに、臨時バスも運行していました。
●山内バスは、一日フリー乗車券が大人830円で発売されています。
高野山駅バス乗り場にて購入できます。
これは、便利でした。小銭が不要なうえお得です。
◆am10:05
大門に到着しました。
この表示板は、大門の向かいの道路に設置してありました。
思ったほど、気温が下がらずに 快適です◎ -
【大門】
現在、塗装修復中でした。来年には完成することでしょう。 -
イチオシ
◆am10:40
大門より徒歩10分ほどで大伽藍に到着です。
中門から入ります。
【中門】
この中門は、高野山開創1200年を記念して172年ぶりに再建されるもので す。
平成27年4月2日に落慶法会があるそうです。 -
●檀上伽藍とよばれる一帯に 金堂・西塔・東塔・根本大塔などがあります。
ぐるりと拝観していきます。
【金堂】
一番最初に この地に建造されたお堂です。
幾度も焼失しており、現在は7代目1932年に再建されました。 -
イチオシ
【根本大塔】
朱塗りの大塔です。
内陣に四仏が安置され、極彩色で描かれた柱の曼荼羅が圧巻です。壇上伽藍 寺・神社・教会
-
イチオシ
伽藍の敷地は、平坦で広々としており それぞれのお堂が程よい距離で配置されていました。
-
◆pm11:55
ぐるりと1時間ほどで 拝観できました。
大伽藍をあとにします。
*ちなみに金剛峯寺は、ここから徒歩5分ほどの隣接した独立したお寺です。 -
◆pm12:05
大伽藍向かいの 霊宝館にやってきました。
第35回高野山大宝蔵展「山内寺院所蔵名品展」が、タイムリーに開催されていて
国宝から重要文化財などなど ずらりと90点。
うなるほどの名品を 堪能させていただきました。高野山 寺・神社・教会
-
◆pm13:00
←写真は、お店が立ち並ぶ通りの看板。
お昼ご飯をまだ食べていなので、小さなカフェに入る。
さほど観光客が多い日ではなかったにもかかわらず、お昼時間のお店は混雑するものです。時間的余裕が大事です。
昼食をすませて、ぶらぶらとおみやげ店巡りをしました。
焼き餅など、どれも美味しそうでした。
さすがに、塔頭寺院が立ち並ぶ場所。
お香や数珠、経本などをそろえてあるお店もありました。
ワタシの一番の発見は!
「仏手柑(ぶっしゅかん)」の甘露煮。
この実をご存知でしょうか?
カリンのような黄色い実なのですが、仏さまの手のようだと称されるほど、実の先が5つに分かれているのです。
めったにお目にかかりませんが、京都の弘法市などで「のどあめ」として売られているようです。
ホンモノの実を見たことがありませんでした。が!丸ごと甘露煮になった仏手柑があるではありませんかぁ〜
人の手よりも 一回り大きいくらのサイズでした。希少なモノですので、さすがにお高い!
なので、お饅頭のあんこに混ぜ込んだものとジャムを購入しました。
それから、お香をひと箱。
◆14:10
いよいよ、高野山駅に向けてのバスに乗り込みます。 -
◆14:25
高野山駅に到着。
まだ、帰りの切符「天空号」の乗車券引換時間には早いので、近くのお店でコーヒータイム。
●「天空号」とは?
←パノラマビューの内装となっている車両のことです。
乗車券にプラス510円で10日前より電話予約して座席を確保します。
◆15:00
「天空号」のチケットを受け取り、ケーブルカーにて高野山から下山です。
そして、15:37発・橋本までの南海電車、天空号に乗り込みます。高野山 寺・神社・教会
-
天空号の車内です。
大きな窓とゆったりとした指定座席です。
高野山の余韻にひたりながら、まさに俗世へ〜の感がありました。
天空号は、橋本駅までです。そこから、接続している急行に乗り換えて難波駅まで。
◆17:00すぎ
難波駅に到着。 -
このパンフレットは、南海電鉄の駅でいただきました。
コンパクトに 情報が載っていて とても重宝しました。
*高野山・路線バスの時刻表
*難波⇔高野山 南海電鉄時刻表
*みどころ解説 -
なかでも、一番助かったのが、高野山内の地図です!!
丁寧に寺院名や移動所要時間などが掲載されていました。
奥ノ院の主な武将の墓碑位置ものっています。
2日間、これを片手に巡りました。本当に助かりました。
いい旅ができました。有難うございました。 -
お疲れさまでした◎
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