2014/09/26 - 2014/09/27
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長崎の軍艦島クルーズに行ってきました。
軍艦島クルーズはいくつかの会社が催行していますが、高島海上交通のブラックダイヤモンドを利用しました。
軍艦島だけでなく隣の高島にも上陸します。
担当のガイドさんが説明上手で、炭鉱によって栄えたこの特殊な島の歴史や当時の文化などを身近に感じさせてくれました。
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長崎港から出発のブラックダイヤモンド号。後ろは稲佐山。
船では、進行方向向かって右手の席に座ることをお勧めします。
なぜなら行きも帰りも右手に見える風景を案内するから・・・ -
軍艦島に上陸するにあたっては、飲食しちゃダメ、傘さしちゃダメ、などなどしてはいけないことが多く、誓約書を書く必要がありました。
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参加証的なものを首からかけます。
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さて出発。
長崎港近くの造船所群。
このあたりの景色や名所などもがいどさんがかいせつしてくれます。 -
世界的に古くて珍しいクレーンも産業遺産群のひとつ。
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グラバー園あたり。
進行方向左手に座っていたのですが、ガイドさんは行きも帰りも右手の景色を開設するので席の選択を失敗したな〜・・・ -
女神大橋が見えてきました。
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女神大橋通過中〜。
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三菱の世界最大級の造船所。
世界最大の客船を造船中。
出来上がりの女神大橋の高さを超えちゃうので大橋より外海側でつくってます。(長崎港から出られなくなるから) -
軍艦島へ向かう途中に見えるマリア像と教会。
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途中寄港地の伊王島の教会。
ほんとうにキリスト教文化の強い長崎です。 -
伊王島では乗下船のみで、上陸観光はありません。
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伊王島の港。
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伊王島を出ると、遠くにかすかに軍艦島が見えてきます。
だいぶ近づいてきました。 -
この日は天候もよく波も穏やか。
船着場はとても簡素な造りで、波が荒かったりすると接岸すらできない=上陸できません。
この年も、7月の台風で防波堤などが破壊され1か月ほど上陸できなかったそうです。 -
船着場あたりの石垣が美しかった。
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船の上より船着場あたり。
整備された歩道があり、その道沿いしか歩けません。
歩道は島の南半分のみ。すなわち近くで見学できるのも島の南半分のみです。
高台にあるのは高級社宅で、一番奥は小学校。 -
思えば、こんなにも廃れた建物を見るのは、はじめてです。
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建物に窓ガラスは残っていません。
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現代の日本からすれば、すっかり異世界に紛れ込んだような景色です。
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廃墟と静寂。
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振り返ってもまた廃墟。
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歩道の途中に3か所ほど広場があって、そこに集合。ガイドさんが島の解説を歴史や当時の生活の様子を交えて話してくれました。
ガイドさんによるかもしれませんが、その話に当時の様子をしのばれて、感慨深くなりました。 -
目に見える建物ばかりに注目してしまいますが、地下に炭鉱があったから、この島がこのように存在し得たのです。
ここは、その炭鉱へ続く道。 -
この辺りは炭鉱の建物。
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階段に続く建物から工夫が炭鉱に降りて行っていたそうです。
何人もの工夫が歩いて、階段が黒くなったとか。
高台の灯台の横に見えるのは、貯水槽。 -
この煉瓦造りの建物は、当時炭鉱を所有していた三菱の社屋。
白くなっているのは塩。
雨でぬれるとレンガの色が戻りますが、日が照り付けると塩が浮き上がってくるそうです。 -
このあたりも三菱の事務所と炭鉱の施設。
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厳しい環境ですが、働く人がいたのはやはり稼ぎがよかったから、らしいです。
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事務所から奥に進むと、社宅が現れてきました。
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この奥にさらに何棟もの社宅があります。
このあたりが広場になっていて、当時は市場なども開かれたそうです。 -
今はこのように見学もできるようになっている軍艦島ですが、まったくのふきっさらしの環境もあって、永久保存は難しいとされています。
この劣化をいかに抑えいかに長くこの状態を保つか、というのが今一番の問題です。
そんな話を聞いて、訪問できた幸運を思いました。 -
ひとつ前の写真と同じ社宅。一番近くに見られるので、部屋の様子は見えるかなとズーム。
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ひと通り見学を終え、船着場近くまで戻ってきました。これは、炭鉱へ続くトンネル。
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船の上から北方面をパノラマで。
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同じく南方面をパノラマで。
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滞在時間は40分くらい?あっという間です。
でも短い時間ながらも当時をしのばれ、感慨深く興味深い島でした。 -
島の北の方は上陸できないので、船の上からじっくり見ておきましょう。
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さようならー。
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高島に移動です。上陸後、港から歩いて数分の石炭資料館にやってきました。
軍艦島以外にもこのあたりの炭鉱、集落の生活や文化うかがい知れます。 -
資料館前に、当時を再現した軍艦島のジオラマがありました。
(ガイドさんの説明付) -
こんな感じで見学中。
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高島に岩崎弥太郎の像。どこを見つめる?
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高島を出発し長崎港へ戻る途中。
行きは気づきませんでしたが、高島あたりからも軍艦島が見えました。
人工的な構造物が他の島とは異質ですぐにわかります。 -
真ん中は高島ですが、その左手の粒の中に軍艦島。
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007の映画の中でもこの軍艦島をモデルにした島が出てきますし、世界遺産になればより一層、日本のみならずもっと世界中の人からも注目されるはず。
その歴史を知れば知るほど、興味がわく軍艦島でした。
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