ちょっとディープな11日間ホーチミン滞在記(10日目　カントー～ホーチミン）

2014/08/26 - 2014/09/06

ホーチミンに住み始めた友達、奈美子を訪ねて～食べ物、市場、小道が大好きな女二人の11日間、街歩き日記。（ホーチミン、ヴィンロン、カントー）

エリア カントー(ベトナム)

朝、４時に起きて、宿の近くの市場へ。４時だというのに、市場の外の路上にもたくさんの店が出ている。

肉ゾーン。

魚ゾーン。魚ゾーンの裏には朝の漁を終えた漁船が着けられていて、水揚げされたばかりの魚がたらいにじゃんじゃん投入される。

男の人が搬入や陳列をてきぱきとこなしている。すごい躍動感。

5時スタートの水上マーケットツアーに間に合うよう、慌てて宿に戻り、宿のおじちゃんがいれてくれたコーヒーを飲みながら迎えを待つ。しばらくして迎えが到着。宿の人が作ってくれた朝食用のサンドイッチを持って、船に乗り込んだ。ツアーは、自分達のペースでゆっくりとまわれるよう、ガイドなしのプライベートツアーを申し込んだ。水上マーケット、フルーツガーデン、ライスペーパー工場を回る７時間のツアー。朝食のサンドイッチ＆コーヒーも付いて１人1500円。

船を運転するおばちゃんは、運転しながらナイフ片手に何かをずっと作っていた。船を運転しながら内職までして大変だね〜と思っていたら…

私達にくれるプレゼントだった。おばちゃんは、英語をほとんどしゃべらない。

太陽もしっかり登って…

しばらくすると、商品を積んだ船がちらほら現れる。船の上に立つ棒の先に、積んでいる商品をぶら下げて、何を売っている船なのかを示している。

時間が早かったせいなのか、水上マーケットが廃れてきているせいなのかわからないけれど、船の数はあまり多くなく、活気があるようには見えなかった。じっくり見る間もなく、奈美子がトイレに行きたくなり、トイレのある所で至急下ろして欲しいと頼む。

なかなか下ろしてくれず、まだかまだかと思っていたら、次の目的地、ライスペーパー工場に着いた。

次の目的地は小船が集まる水上マーケット。そこそこの数の船はいるものの、活発に売り買いしているような雰囲気はなかった。

日差しがとても強い。

服を売っている船もある。

小さな河に入ってしばらくすると…

船から降りろと言われ、何やらよくわからないまま降りて歩いていくと

フルーツガーデンのようだった。でもフルーツはそんなに見当たらない。

ハンモックでのんびりゆらゆら。フレッシュジュース１００円。ツアーに組み込まれたお店の割に、良心的な値段。

なので、続けてもう一杯。

ツアーは１２時に終了。１時発のホーチミン行きのバスに乗る前に、昼ご飯を食べようと慌ててウロウロしたけれど、気に入る店が見つからなかった。私達は、おいしいものに出会った時のために、お腹を残しておかなくてはならないので、よっぽど飢えていない限り、おいしそうだと納得したもの以外は食べない。お腹がすきすぎて不機嫌にならないよう、コーラを購入してバスに乗り込む。バスはたくさんあるバス会社の中で一番高級なバス会社phuong tranのバス（夜の食事会に間に合わせるため、高速バスを宿で予約しておいた）。途中のサービスエリア（phuong tran専用の高級サービスエリア）でコウモリ型の木の実とバインミー（サンドイッチ）を購入。車内で放送しているドラマにMiu　LE　が出てきた。

夜は旦那さんのお友達夫妻と、旦那さんの会社のクライアントのKさん（韓国人）と一緒に、北朝鮮国営の店へ。美人ぞろいの喜び組が給仕をしてくれる。食べ物、飲み物はすべてとても高い。お国の資金源としてしっかり儲けなければいけないのだと思われる。しきりに平壌からもってきたという高級牛肉を勧めてくる。男性だけなら到底断れないしとやかさで、断っても断っても、何度も勧めてきた。

食事の後に歌と舞踊。

笑顔がすごかった。

日本人の私達のために、津軽海峡冬景色も歌ってくれた。

２軒目はホテルの屋上のルーフトップバーへ。３軒目は、ビールが安く飲めるというバックパッカー街、ファングーラオへ。２時くらいまで飲んでいたんだろうか…。ベトナム最後の夜の私のために、みんなに夜遊びにつきあってもらった。

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http://4travel.jp/travelogue/10936460