2014/07/05 - 2014/08/10
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melodiousさん
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4回目、最後の週末は金曜日をお休みして2泊3日でマサイマラに行ってきました。7〜8月は動物たちが大移動をする時期なので、せっかくのこの時期を見逃す訳にはいかない!ということで行ってきました。ツアーは友人に紹介してもらい、友人の友人なども加わり13名ほどのにぎやかなツアーとなりました。宿泊、ガイド、食事、国立公園入場料込みで一人USD345でした。これは他のツアーと比べると断然安かったです。マサイマラの入場料は一日USD80かかるので、ツアーを申し込む際は料金が含まれているか確認した方がいいですよ。正直値段の違いは車の違いと宿の違いのようです。ジープやサファリバスのようなツアーは高いようです。安価な私たちのツアーは四駆のハイエースで、天井が飛び上がるようになっているものでした。
さて、早朝近くのショッピングセンターの前で拾ってもらい、マサイマラへ向かいます。もちろんあの絶景ポイントは停まります(笑)⬅ヘルズゲートで説明済み。
マサイマラまでは5時間程のドライブと聞いていました。始めの3時間程は舗装された道ですが、その後はかなりガタガタの道をすすみます。砂利というよりは道の上にたくさんの石や岩がゴロゴロしているのでかなりの揺れと振動です。車内にもかなり土ぼこりが入ってくるので、スカーフで顔を覆うことをおすすめします。そしてそんなドライブの途中、がこん、という大きな音の後、ドライバーが車を止めました。どうやら岩が車のバランスをとってる部分?を破壊したようで運転不可能ということに。。。あぁ、これよく映画などでみるシーンだなぁと思いながら、その後1時間近く炎天下で待機してました。途中知り合いのドライバーさんなどが停まってくれて修理を試みますが、どうやら整備士さんが必要ということで、知り合いの一人が近くの町に呼びに行ってくれました。「私たちはどうなるのか?」と思っていると、「別会社の車に便乗させてもらって宿まで行って」、とのことでした。ということで、私たちは3台ほどの別のツアーバスに分乗させてもらい、キャンプに向かいました。砂利道もすごいですが、キャンプ地の近くはもう地面がわれていて、かなり大きな溝を超えていくので、いつ車が転落したりはまって動けなくなるのではと心配しましたが、そんなこんなで宿に到着。
宿はバンガローのようなものが並んでいて、中にはベッドがあり、その奥にとても簡素なトイレとシャワーがありました。電気のジェネレーターは5pmから10pmまでしか作動しないということで、つまりお湯もその間しかでないし電気もつかないとのことでした。
宿について遅いお昼を食べるものの、車はまだ到着せずサファリに行けません。ということで、徒歩でいける近くのマサイ族の村を訪問してきました。訪問料として一人KSH1000を払うのが決まりのようです。村では木の枝を使っての歯磨きや、火をおこすところを見せてくれたほか、男性のダンス、女性のダンスをそれぞれみて一緒に参加しました。その後なぜか2人ずつのグループに分けられて家の中に案内してくれました。牛の糞と土で出来た壁の家の中はひんやりしてましたが、もう夕方にもかかわらずお昼に炊いた火がまだいぶされていて、かなり煙かったです。人が寝る場所よりも子供の家畜を入れておくスペースの方が大きかったのが印象的でした。その後もちろんマサイ属のアクセサリーを販売されます。村全体が家畜の糞にまみれているためかかなりのにおいとハエが多くて大変でした。マサイ族は家は女性に属しているようで、家自体も女性が建てるそうです。なので13歳かなにかを過ぎると母親と一緒には住めないのでおばあちゃんの家に行くと行っていました。また、家畜の世話やアクセサリーの作成も女性の仕事なので、女性にとっては大変ですね。
その後代車が到着し、はじめてのゲームドライブへ!夕方まではそんなに時間がないので大急ぎです。でもライオンをかなり間近で見る事が出来て感動!
ちなみにビッグ5とはライオン、豹、サイ、象、水牛です。それにチーターとハイエナを足したのがスーパー7と言われます。このうち3つ見れればそのサファリは成功と言われるそうです。私たちは豹以外全ての動物を3日間で見る事ができたので満足です。
2日目は朝からまる一日サファリに出発です。この日はお昼のサンドイッチを用意してもらいましたが、長い一日なので持っていったお菓子や水などを大量に車に積み込みます。あ、もちろんトイレはないので自然の中で用を足すことになります。でも特段視界を遮るものもないので、女性同士で現地でかったマサイ族の布を3枚使って目隠しをつくり、交代用をたしました。トイレットペーパーやウェットティッシュは必需品です!
3日目は早朝のゲームドライブに夜明け前からでかけます。ライオンや禿鷹などの朝食の様子が見れました。その後戻って朝食を食べたら帰路につきます。帰り道に宿の近くで象の死骸を見つけました。牙は見つけたレンジャーが博物館にとどけることになっているようで、もうありませんでした。顔の部分がえぐりとらたようになくなっていて、もう他の動物や鳥たちが食べてしまったようです。そんな野生の様子を見ながら帰路に。帰りに昼食によった場所もなんとヘルズゲートの時と同じモーテルでした(笑)安いツアーはみんなここに停まるんだな〜。
私の友人は文明社会とのギャップにずっと文句を言っていましたが、自然が好きな方や多少の不自由は気にならない方だったら是非ともおすすめです。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- エアカナダ スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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まずは車が故障したシーンからどうぞ。故障個所を見ようとして這いつくばっています。
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せっかくなので車の全体像も。もっと素敵な車でサファリに行きたい方は高いツアーをお申し込みください。
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マサイ族の村での様子です。男性陣です。
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男たちはジャンプの高さを競いあい、一番高く飛べた者が好きな女性を選べるそうです。
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火をおこすところも見せてくれました。
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こちらは女性陣。歌を披露してくれて、その後一緒に踊りました。
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私たちはここを「プライドロック」と呼んでましたが、どの日に行ってもここにはライオンがいました。ライオンはかなりたくさん見れるので後半はあまり感激して写真をとらなくなるほどです。
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この鳥はかなり大きかったですが、たくさんの種類の鳥が見れるのも楽しみの一つです。私は東アフリカの鳥の図鑑を買いました。
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シャワーのあとにはダブルレインボーが出ました!
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二日目の朝、きりんたちの散歩に遭遇。
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オーストリッチも見れます。ちなみに黒い羽なのが雄で、グレーなのが雌です。
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チーターです。とても凛々しい出で立ちです。
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ここはかなりセレンゲティに近いあたりで、動物たちが川を渡るところを見に来ました。
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川にはたくさんのかばがいます。
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川の向こうには移動するWIld beastたちがみれて圧巻です。
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渡れるかな?どうかな?やっぱりやめようかな?これをずっと繰り返しています。はじめに渡る勇敢な動物たちはたいてい安全で、その後追従してきた動物をワニなどが狙うそうです。
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日暮れ前に象の散歩にも出くわしました。小象がかわいい!
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神様が光臨してきそうな空です。その後の美しい夕日と水牛たちのシルエットが表紙写真です。
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ライオンの朝食風景。
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ライオンなどが残していった食事を今度は鳥たちが食します。
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