2014/07/05 - 2014/08/10
5位(同エリア23件中)
melodiousさん
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第3週目の週末は日帰りでHell's Gateに行ってきました。ナイバシャの近くにある小さな国立公園ですが、なんといってもここは徒歩or自転車で国立公園を巡れる数少ない場所なのです!通常は車で入って降車はNGなのですが、動物たちがいる中を自転車で走れるなんてなんて素敵な場所!ということでここを選びました。それにここは動物だけじゃないんです。渓谷(gorge)がとても神秘的で、トゥームレイダー2のロケ地になってたり、ライオンキングの映画シーンの参考にもされたということです。ネットで色々探した結果、値段の安かった「アフリカワイルドツアー」という会社にお願いしました。ランチ&国立公園入場料込みで大人一人USD115でした。メールでやり取りをしたのがTom ocharoという方です。最小人数は3人と言われたのですが、2人しか集まらなかった...と言ったら2人でもいいよ、といってくれました。また、ピックアップも当初は9時と言われたのですが、「それって遅くない?他のツアーは7時とかにピックアップしてるし、できれば現地に長く滞在したい!」と言ったら7時半に来てくれたりと、頼めば色々アレンジしてくれました(笑)。ちなみにツアー料金はKSHでも払えますが、かなり換算レートで高くとられるので、USDキャッシュが断然おすすめです。
http://www.africawildtours.com/AWTC%20027.htm
という訳で、友人と2人だけのプライベートツアーとなりました。
さて、出発から1時間ほどでまずはじめの絶景ポイント、グレートリフトバレーに到着です。ツアーバスは全て停まるようで、かなりの車の量です。季節柄雲っているのでそんなに感激はしませんでしたが一応記念撮影。野生の猿も近くに多く見れました。その後イタリア人が建てたという教会を右手に見ながら進みます。途中にジャンクションがあり、ここを左折するとマサイマラ、というポイントがあり、その周りはお店やホテルらしきものでごちゃごちゃしていました。ここからヘルズゲートまではあと40分程だそうです。
ヘルズゲート国立公園のエルサゲートから少し手前のの案内板のあるところで車が停まりました。私たちは自転車を希望していたのでここでレンタルです。ゲートまでは2kmということでしたが、彼らいわく「ここの自転車の方が質がいい」そうでした...。自転車は一台KSH1000。ガイドをつけるように再三いわれましたが断り、自力でいくことに。ちなみに渓谷まではまったくガイドは必要ありません。ドライバーさんが先回りしてチケットを購入し、ゲートで受け取りいよいよ出発です。
早く出発したのが良かったのかまだ10時頃で空は曇っていましたが、観光客も少なく、ほぼ貸し切り状態!他に自転車に乗っている人も行きにはみかけませんでした。自転車の目の前をシマウマが横切ったりと大感動です!車から見るサファリもいいですがいまいち感動が薄いので、自然は体感しないといけないですよね。渓谷までの道は約8キロ。途中多少のアップダウンはありますが、比較的平坦なので安心して自転車に乗ってください。
さて、渓谷につくと、マサイ族のガイドの方から案内を申し出られました。値段は時間によるみたいでしたが、1時間じゃ早いし3時間は長いということでその中間!といって結局KSH1500で交渉成立です。確か元は2000と言われたような。しかし、これがまたとても良いガイドさんで、付けて第正解でした。渓谷の入り口は入ってすぐにもう岩や崖などで、どこにも「道」は存在しておらず、ガイドなしでは迷子になること必死です。私たちは「激しい」コースを選んだので、まさにロッククライミングのような道をどんどんすすみました。$5のスニーカーの割にはよく頑張ったと思います(笑) 途中に分岐点があり、左にいくと曲がりくねった渓谷、いわゆるヘルズゲートで、右に行くとヘルズシャワーやホットスプリングがあるという場所になり、私たちは両方行く事にしました。
その昔、マサイ族の人たちはこの曲がりくねった道の奥から死者の声が聞こえてくることから(きっと風のうなり声だったんだと思いますが)、この道の先は地獄につながっていると信じ、ヘルズゲート(地獄の門)と名付けたようです。毎年雨期になると大量の水が流れ込み、洪水のようになるそうで、その水によって毎年渓谷の形が変わっていくそうです。一番奥の部分にあるのが確かHell's bedといってたような気がしますが、神聖な場所のようでした。
その後右手の方に進み、道中最難関のアスレチックも経験しました。温泉が湧いてますが、ここではお湯に入ることはできず手を入れるくらいです。近くにSuswaという火山があるからで、ナイバシャではスパもあるようです。戻ってくる途中に絶景ポイントで写真をとることができました。大変博識なガイドさんで大満足でした。入り口で頼まなくてよかった〜。
すっかり時間も遅くなり、レンタサイクルの場所に戻ったときにはもう二時を過ぎてました。ツアーの予定ではレイクナイバシャにも行くということだったのですが、レイクナイバシャはボートツアーでカバなどを見るのがメインで、一人USD30くらいかかります。ヘルズゲートで満足した私たちは、一応湖にはいって、ボートには乗らないということにし、10分程立ち寄ってもらいました。ほんと、ボートに乗らないとなにも無い感じでした。一応湖畔のリゾートなんでしょうかね?
帰りはまた車を1時間弱走らせ、例のマサイマラ方面とのジャンクションのところにあるモーテルのようなところがランチ場所でした。といってももう4時過ぎでしたが。いくつかのケニア料理が並んでいてかってに取って食べるという感じでした。よく言えばビュッフェですが、停電してて室内も暗かったので何を食べてるのかよく分からなかったです。ただ、超空腹だった私たちはおかわりまでして食べました。
その後車内で爆睡し、6時頃に宿に戻りました。あー、よく運動した!行くときは水分を多めに持っていくことと、スナックなどを用意することをおすすめします。トイレは国立公園の入り口のみ一カ所ありますが、汚れていて使用できなかったので、帰りのモーテルまで私はトイレにいけませんでした。困ったら茂みに入って行ってください!ウェットティッシュも必需品ですね。あとは相当土ぼこりが激しいので、サングラスや口を覆うスカーフがあった方が良いと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- エアカナダ スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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グレートリフトバレーです。景色の写真はあまりきれいじゃなかったので看板のみ。
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自転車を借りて出発です。この正門までの砂利道が一番しんどかったような。タイヤを砂利に取られるのでご注意ください。
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正門までの道はこんな感じです。
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ここからパークになります。エルサゲートという入り口です。
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Fisher’ tower. 入り口から10分もかからずに着きます。ここは別料金ですがこの岩をロッククライミングすることもできます。
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こんな感じで所々に案内表示が出てるので迷う事はありません。
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ほら、誰もいないでしょ?貸し切りで嬉しい!
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しまうまたちが水を飲みに出てきました!
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こんな近くを横切るんです!
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キリンだって目と鼻の先に。
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Central towerが見えてきました。
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渓谷の内部に入っていきます。水場が多いです。
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日も上ってきてテンションもあがります。
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ここが最新部。
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光の加減が神秘的です。
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ヘルズシャワーでびしょぬれに。でも楽しい!
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ここがヘルズキッチンといわれる源泉が出てるところなんですが、言われないとわからないくらいちっちゃい場所です。
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どうです、この絶景??
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