2014/09/12 - 2014/09/13
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さむがり子さん
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年に1度の海外旅行のチャンスである夏休み。
去年の夏休みをウィーンで過ごしている最中に「次の夏休みはアウシュビッツに行く!」と決め、その通り今年のメインはアウシュビッツです。
初日の旅行記にグダグダ書いています↓
http://4travel.jp/travelogue/10931436
***
おおよその行程(★この旅行記)
9/5 羽田→フランクフルト経由ミュンヘン
9/6 ミュンヘン
9/7 ミュンヘン
9/8 ミュンヘン→クラクフ(ポーランド)
9/9 クラクフ~オシフィエンチム(アウシュビッツ)
9/10 ★クラクフ→ミュンヘン
9/11 ミュンヘン~インスブルック(オーストリア)
9/12 ★ミュンヘン
9/13 ★ミュンヘン
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9/10
前後しますが、予定外にクラクフからミュンヘンには朝帰ってきてしまったので、とりあえずベタな観光を(今までも十分ベタですが)。
まずニンフェンブルク城。美人画ギャラリーみんな超かわいいわぁ、など。特に興味がないのであまりじっくり見ることもなく終了。結局レジデンスとか行かなかったけど、こういうのに興味が薄い。 -
オリンピック公園に移動。天気も悪くなかったのでタワーに登る!
オリンピック塔はミュンヘン中から見えるくらい突出して高いです。アルプスの山々が鮮やかに見える日はそう多くないと思いますが、それでもヨーロッパ中が見渡せる感覚になって楽しいです。
この写真、一番遠くの真ん中にアリアンツ・アレーナが微かぁ〜に。
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ドイツのオリンピック、ベルリンとミュンヘンのことを考える。。ひとつの大きな歴史のうねりが招いた2つのオリンピックの悲しい側面。選ばれた以上、私たちも過去現在未来を考えながらホスト国となる責任があるんですよね。 -
9/12
天気悪いし寒くなってきました。1週間のうち前半は暑くて後半は寒かったな〜。
最後の日はダッハウ強制収容所へ。ミュンヘン行きを決めた当初は、「アウシュビッツに行くからダッハウはいいかな…」なんて思っていました。アウシュビッツでガクっとなるかもしれなかったし、行けるテンションだったら行こうという程度で。
結果、、ミュンヘンを訪れた方は絶対に行ってほしいです。アウシュビッツはやっぱり遠いし行きづらいという方ももちろん多いと思うのですが、ミュンヘンには結構日本から行きますよね。
アウシュビッツとは展示も雰囲気も違うので、ここでもまた色々と感じます…。もちろん見たくもない人たちはいっぱいいるだろうけど、戦後ドイツが歴史と向き合うの中で、「考える」場所としてこういった施設を将来世代へ残していたことが素晴らしいと思います。
ドイツは教科書も第一次大戦以降にすごくページを割いているそうですが、実際、展示を見ながら中学生くらいの子たちが先生の説明を真剣に聴いていました。 -
カールスプラッツ駅からSバーンでダッハウ駅(駅名がダッハウなので分かりやすいです)へ。このSバーンの本数が少なく、前の電車が発車したばかりだったため15分くらい待ちました。
ダッハウ駅の中には簡単な周辺地図があり、バスの番号も書かれているのでガイドブックと併せて確認しながら外へ。2014年9月時点では、駅を出て一番目の前の分かりやすいバス停でした。行きは同じバスのほとんどの方が収容所まで行きました。
バスの本数もそんなに多くないので、日程が詰まっている方は到着時に帰りの時間を調べることをオススメします。
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ダッハウ駅にはマクドナルドがあったので、電車やバスを待つ間に買ったり休憩したりできます。実際私は帰りもSバーンを結構待つことになり、寒かったのでマックでお茶して暖まりました。
※写真は一見何か分かりませんが、収容所のバラックの跡です。1つ上の写真のように立っていたんですね…。 -
バスを降りるとインフォメーションやカフェの入った建物があります。オーディオガイド(日本語はありません)を借りたり、公式ツアーに参加する方はここで。施設見学は無料ですので、立ち寄らなくても大丈夫です。
中へ進むと『Arbeit macht frei』の扉、それを入るとミュージアムの建物です。展示施設を見た後は復元されたバラックや記念碑まで、整然と並ぶバラック跡の間を歩く。。ここにどれだけの人が収容されていたのか…。
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ここは確かに復元施設で、パネルの展示が主です。ただ、どれもすごく見学者に訴えるものがあります。すごく生々しい写真も多いです。
記録が残っている分、収容された人たちの人生、写真など具体的な情報を目で見ると、『ひとりの殺人』が何百万回あったことを改めて痛感します。
(ダッハウとは直接関係ありませんが、)そういう意味では、その「ひとり」をより具体的に感じさせる存在として、アンネの果たしてきた役割というのは本当に大きいのかもしれません。 -
この後はミュンヘン市街地に戻り、デパートを冷やかしたりH&MやC&Aで安い服を少し買ったり、ビルケンシュトックを買ったり。ビルケン好きなのでテンション上がりました(笑)
ちなみにビルケンは「TRETTER」というお店で購入。カールスプラッツの近くで、ノイハウザー通り沿い。
チェーン店なのでたくさんあると思うのですが、このショップは奥に細長くて、一見普通の靴屋なのですが、奥に行くとビルケンが置かれています。
ビルケンにまっしぐらだったけど普通の靴ももっと見ればよかった…。 -
9/13 最終日
昼すぎまでミュンヘンにいられますが、もう相当に疲れていたので、ゆっくり起きて街を適当に歩くことに。体力つけねば…。
チェックアウト後、まずマリエン広場を経由してアザム教会へ。全然注目してなかったのですが、徒歩圏内だったので。ちょっと華美すぎない?(失礼) -
アザム教会からヴィクトゥアーリエンマルクトへ。プリッツェル食べたかったけどお腹いっぱいだったので断念。ほんとプリッツェル美味しすぎ、安すぎ。
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翌週から始まるオクトーバーフェスト。コレのせいでホテル探しが超困難だったわけですが、「ビール祭って一体?」と思い、会場まで行ってみました!(下の写真)
もちろんまだ入れないけど、始まったら絶対来ないし(お酒飲めないし)、外からテントの様子とか伺えます。すごい広いのに、ここが予約しないと座れないくらい、ビール飲みの人たちで溢れるんだ(笑) -
ミュンヘンも結構見たねぇ〜と感慨に浸りつつ、荷物を引き上げてバスで空港へ。無事に飛行機も発着し、今年の夏休みも終了。・・・しかーし、疲れが出たのか帰国2日後にカゼをひいて高熱にうなされちゃいました。
★☆★☆★☆
こんな長い駄文をお読みいただきありがとうございました。何か役立つことがあれば…と最初に書きましたが、およそ何もない旅行記になってしまいました。情報を求めていた方、すみません。またどこかで!
終わり♪ -
【番外編】
今回の旅行関連で読んだ本・雑誌
・『夜と霧 新版』(みすず書房、ヴィクトール・E・フランクル著)
・『アウシュヴィッツ収容所』 (講談社学術文庫、ルドルフ・ヘス著)
・『図説 ドイツの歴史』(河出書房新社、石田勇治 著)
・『新訂増補版 アウシュヴィッツ博物館案内』
・『ホロコーストを次世代に伝える―アウシュヴィッツ・ミュージアムのガイドとして』 (岩波ブックレット)
(以上2点:中谷剛 著)
・『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』(高文研、熊谷徹 著)
・『ポーランドを知るための60章』(明石書店、渡辺克義 編著)
・『ドイツものしり紀行』(新潮社、紅山雪夫 著)
・『地球の歩き方』南ドイツ|オーストリア|ポーランド(ダイヤモンド社)
・『るるぶドイツ・ロマンチック街道』(JTBパブリッシング)
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【もっと番外編】
美術館などの入場券、持ち帰っては始末に困って(←アルバムとかノートとかマメに作れない人)いたのですが、去年から自宅でラミネートして、しおりにしたりちょっとしたところに飾ったりしてみました。
どうせそんなに大切にしないので(おい)、文具屋でやってもらうほどでも…だったのですが、意外とキレイにできて良かったです。大抵、日付や入場料なども書かれているので少し記念になります。
写真の右2つは去年のものでラミネート済み、今年はこれから机の上をきれいにして、落ち着いたらつくろうと思います(笑)
★今回の旅行のこのページ以外
最初のミュンヘン→ http://4travel.jp/travelogue/10931436
ポーランド(クラクフ)→ http://4travel.jp/travelogue/10933768
ポーランド(アウシュビッツ)→ http://4travel.jp/travelogue/10933792
インスブルック→ http://4travel.jp/travelogue/10934340
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