![「ハイジのような生活がしたかった」<br />年相応に物忘れが始まり、体力もなくなってきた80歳の母が<br />秘めていた夢を初めて語り「やっぱり最後に行ってみたい!」<br />と思い切ったのがスイスでした。<br />無理のない程度の山歩きや時間のロスがない直行便、各地に2連泊など、<br />いろいろ調べて決めたのは「日本旅行ベストバイ 魅力のスイス8日」。<br />ハイシーズンという事もあり1人409、900円だったが<br />早期割引やOMCのミベリイカードを支払に使用すると5%割引になるので<br />代金は311、795円となった。<br />母と旅行なんて何年ぶり?ましてや海外旅行なんて・・・<br />今回は母の夢に付き添った珠玉のスイス8日間です。](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/93/43/650x_10934397.jpg?updated_at=1419611542)
2014/07/24 - 2014/07/31
95位(同エリア995件中)
小枝さん
「ハイジのような生活がしたかった」
年相応に物忘れが始まり、体力もなくなってきた80歳の母が
秘めていた夢を初めて語り「やっぱり最後に行ってみたい!」
と思い切ったのがスイスでした。
無理のない程度の山歩きや時間のロスがない直行便、各地に2連泊など、
いろいろ調べて決めたのは「日本旅行ベストバイ 魅力のスイス8日」。
ハイシーズンという事もあり1人409、900円だったが
早期割引やOMCのミベリイカードを支払に使用すると5%割引になるので
代金は311、795円となった。
母と旅行なんて何年ぶり?ましてや海外旅行なんて・・・
今回は母の夢に付き添った珠玉のスイス8日間です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 徒歩
- 航空会社
- スイスインターナショナルエアラインズ
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 日本旅行
PR
-
【1日目】
7月24日(木)中部国際空港
朝一番の成田行きの便に乗るために、空港行きバスは午前5時半始発。
母も私も体調は良好。飛行機に乗ると思うだけで気分は上々!!
でも実は観光マップ見てもスイスの地名や山の名前が
むずかしくて全然あたまに入ってこなかった。
調べあげるタイプだからちょと不安。 -
成田国際空港で約4時間の待ち時間。
空港は楽しいので思ったよりもあっという間に過ぎた。
もうすぐだと思うと胸がぞわぞわしてきた。
嬉しい事や楽しい事を待つ時って、胸の辺りがぞわぞわしませんか? -
これはチューリッヒ行きの搭乗口での待合。
テレビが設置してありNHKの番組で舟木一夫がゲストで出演、
昔から大ファンの母は手拍子で参加していた。 -
可愛らしい機体が見えた。
エーデルワイス航空。 -
機体はやや古いタイプ。
すべてのグッズに可愛らしいトレードマークの
赤いエーデルワイスが描かれている。
女性の心をくすぐるよね〜
携帯の充電器の差し込み口がなかったのは
想定外。 -
ほどなく食事。
母はチキンとパスタの付け合せ。
かなりのボリューム。
味は濃いめ。 -
私はクリーム味の白身魚にした。
あっさりとして美味しい。
とにかくいろいろ提供されるので食べきれなくて
パンやヨーグルト、チーズはお持ち帰りした。 -
乾燥しているのか喉が渇いたのでビールを頼む。
軽くて飲みやすいスイスビール。
缶のイラストもスイスらしい。
もちろんスイスワインやシャンパンも
食事のサービスがいいわ〜 -
12時間後、スイス・チューリッヒ空港に到着。
空が高くて清々しい。
さあ、始まります。 -
さわやかな気候、半そででOK!
バスに乗り込んでサンモリッツへ。
高速をひた走ります。 -
【2日目】サンモリッツ
高台にあるこじんまりとしたホテル「ベーレン」
早朝、外は霧で真っ白、晴れるのか心配・・・
ここはホテルの横にある庭園。 -
ホテルの窓際にある植え込み。
朝はこんなに冷えるのに普通のペチュニアが
日本より色が鮮やか。
花が好きな母は興奮! -
ホテルの踊り場。
反対側にエレベーターがあるが
スーツケースふたつと人2人がやっと入れるエレベーター。
扉は自分で開け閉めする。 -
今日は世界遺産地区を走るベルニナ線に乗って
ディアボレッツア展望台へ。
ホテルから徒歩でサンモリッツ駅まで歩きます。
途中びっくりしたのは車の荷台にアルプスアイベックスの剥製が!!
猟でとった生首かと思った。 -
ホテルから程なくするとサンモリッツの斜塔が。
写真ではそれほどでもないが、結構傾いていて
青い空にまぶしいくらい映えていた。 -
向こうに見えるのはピッツ・ネイル行きのケーブルカー。
サンモリッツ駅までの約1キロの坂道を下っていく。
どうって事のない坂だが、標高1775mとなると
これがけっこうキツイ。
年配の方が多いツアーだけど、やっぱり慣れないと
先頭を見失いそうで一生懸命付いて行った。 -
ドルフ地区と呼ばれる中心地にある旧学校の建物。
入り組んだサンモリッツの街中を歩くのにこの建物が
目印になった。 -
サンモリッツ駅のキオスクにあった
カラフルなスイス土産のキーホルダー。 -
サンモリッツ駅からベルニナ特急に乗って
ディアボロッツアに向かいます。
赤い電車が可愛い〜
ツアー中、各地で登山電車やケーブルカーに乗るけど
チケットの買い方を前日に下調べをする・・・なんてことが
ないからツアーってラク〜 -
車窓から見える住居はすべてスイスらしいシャレー風の建物。
大きい屋根が特徴で窓辺には必ずゼラニュウム。 -
世界遺産のベルニナ線。
カーブを曲がる度に乗客から歓声が上がり
シャッターチャンスを狙うが、景色は容赦なく
通り過ぎてしまうから写真はいつも感動の一歩、あと。 -
草原の中のベルニナ・ディアボロッツア駅に到着。
ここからロープウエイに乗り換えます。 -
大型のロープウエイで一気に標高2978mの
展望台へ。 -
見たこともないような深いターコイズブルーの湖?
思わずみんなから歓声があがった。 -
終点の展望台。
カフェやお土産やさんもあって、
見事な眺めを楽しみながらのコーヒーも格別。 -
目の前に雄大なパノラマが広がる
ピッツ・バリュ、ピッツ・ベルニナ、ピッツ・モルテラッチの山々。
晴れていて寒さは感じない。 -
モルテラッチ氷河。
もちろん氷河を見るのは初めて
流れがはっきりとわかるが温暖化で相当、後退しているらしい。 -
展望台の周辺には雪はなく
渇いた岩場の割れ目に咲いていた高山植物。
アルペン ハーネンフス(きんぽうげ科) -
グレッチャー ハーネンフス(きんぽうげ科)
白色からピンク、そして濃いピンクに変わっていくのが
特徴らしい。
日本のように「とらないで」とか「立ち入り禁止」なんて
看板は一つもなし。 -
ロープウエイを降りるとピンクのお花畑が。
気分はもうハイジでしょう、駆け回りたくなる。 -
日本で見かけない高山植物の
鮮やかな紫色は和名「魔女の爪」。
名前とはうらはらにとても可憐な花。 -
暖かな日差しのなか、放牧されている馬もいた。
横たわって寝息をたてている無防備な馬を初めて見た。
確かにお昼寝をしたくなる気持ちよさ。 -
ベルニナ ディアボロッツア駅。
サンモリッツまで戻ります。
日差しは強いけど快適な気温。 -
今日は昼食付。
サンモリッツのレストランで名物のそば粉のパスタを。
クリーム味でボリュームたっぷり。
デザートのティラミスもあっさりとしていてペロリと
いただきました。 -
昼食後は夕食まで自由行動。
ケーブルカーで展望台へ行く人、街でショッピングする人と
いろいろだがまだ標高になれていない母はホテルに戻って休憩。
ホテルが高台にあるのでひと休みしながら、ゆっくり行く。
ここはその途中にある有名な「クルムホテル」。
エントランスの花が美しい。
あ〜欲を言うならこのくらいのホテルに泊まりたかった。 -
スイスのあちこちにある犬のウンチ入れ。
こちらの人はペットを連れてバカンスを楽しむ。 -
ツアーにはお土産引き換え券が付いていて
スイスとの国交150年記念のサービス。
観光地の観光協会へ行って引き換えてくるのだが
サンモリッツはシンボルマークの太陽のモチーフがついた
ピンバッチ。 -
サンモリッツはかなりセレブなリゾート地。
高級時計やブランド物の店が立ち並ぶが、
このチョコレートショップ「ハイゼルマン」もかなりの高級店。
日本人のお客さんがお土産にといくつも買っていたが
私たちは一つ買うのが精いっぱいでした。(2600円くらい)
アーモンドチョコレート、あっさりとしていて何個でも食べれちゃう。 -
手入れの行き届いた花壇が目をひく
カフェレストラン「チェーザ・ヴァリア」 -
草花が大好きな母、花に誘われてテラスへ行くとサンモリッツ湖と
拡がる山々が見渡せる。
何とも贅沢な時間。 -
カプチーノとオレンジジュース。
イタリア国境に近いのか、イタリア語のメニュー。
母の後ろに見えるのは映画の舞台にもなった
超高級ホテル「バドルッツ・パレス」おとぎの国のお城のよう。 -
他に2組くらいお客さんがみえたけど
どちらも飲み物とスナックの「おやつセット」みたいな
ものを頼んでいた。
メニューが読めていたら・・・ -
ボーイのマリオ。
お勘定の時にお札1枚分くらい多く出し過ぎたことに
気づき、帰り際マリオと交渉しなんとか10フラン取り戻した。
マリオは奮発したチップで「ラッキー!」と思ったかもしれないが、
外貨に不慣れだったから許してよ、
イタリア語のお店だったけど、もちろん英語もOK。 -
サンモリッツ湖まで来るとかなりの運動量に。
昼間は暑いくらいだったが、さすがに夕方になると
湖畔はかなり涼しい。
ぐるり4キロはある湖の遊歩道。
素足でサンダルだったが冷え性の私はすでに足先が
冷たくなってきた。 -
サンモリッツ湖畔にあるホテルでのディナー。
ツアーについているのでラクチン。
これは「鱒のソテー」味は薄味かな?
この地方のスープ「大麦入りの野菜スープ」が
美味しくて、日本に帰ってから「押し麦」を買って
シチューやスープに入れている。 -
湖畔でみつけたぶら下がる物体・・・
あけび?! 紅イモタルト?!
まさか、モミの木の松ぼっくり。
まだ若く、これからだんだんひろがって松ぼっくりに
熟していくんだね。 -
スイスは刺繍が有名で街のあちこちに
刺繍の可愛らしいお店が。 -
サンモリッツのCOOPで見つけたチューブ。
疑いなく卵味の歯磨きだと思った。
でも食品の棚にあるから本能的に違うとわかるけど
マヨネーズだった。
酸味のあるあっさりとした味。
同じシリーズでブルーのお花模様のチューブもあり
それはマスタードでした。 -
スイスのスーパーCOOPやミグロで必ず見かけた
日本人が思わずぎょっとなる、この色つき卵。
とても食べる気が起らないけど、後で調べたら
これは「ゆで卵」だったらしい。 -
ぺっしゃんこの桃。
美味しいかどうか疑いながら食べたら
美味しい事!甘〜い!
ネクタリンもサクサクして甘い。 -
【3日目】サンモリッツからルツエルンへ
このツアーの目玉のひとつでもある
世界遺産・氷河特急に乗りこみアンデルマットへ -
時速60?の自動車よりも遅いスピードで
約4時間のゆっくりとした旅。
まるで「世界の車窓から」。
国旗をモチーフにした赤と白のコントラストが
効いた列車。 -
こうした石橋がいくつも連なって
特急列車は走ります。 -
お天気は雨模様。
アルプスの山々はガスがでて見えにくいところも。
有名なランドバッサー橋を渡るも、車内だと
それほどわからない。
わかった事はランドバッサー橋は電車に乗っていたら
見られない、遠くから見るに限る。 -
車両は2等。
まずはお茶のサービス。
初めての経験、とってもリッチな気分。 -
氷河特急で提供されるコーヒーや紅茶のカップは
よく見ると「ハイジ」のイラストが
ついていて、とても可愛らしい。 -
クール駅。
車両の連結作業のため停車。 -
ホームに降りて、初めて見るスイスの自販機に
みんな群がる。
当然、好奇心旺盛な母も見る。 -
ホームにあった、ビンとペットボトルの回収ボックス。
日本なら圧倒的に缶とペットボトルだろうな。 -
車内での昼食つき。
メインディッシュはビーフストロガノフ。
ぱらぱらご飯と人参のソテーの付け合せ。
何度も支給のお兄さんやお姉さんがお代わりを
勧めにやってきてくれた。
日本人観光客も多いので日本語も達者、カタコトの日本語での
かけ合いも慣れたもの。 -
デザートは大きなティラミス。
その大きさに「えーっ」て引いたけど
軽い口当たりだったから食べれちゃった。 -
車内販売。
有名な斜めになったグラスや写真集、
電車のおもちゃなどいろいろあったが
私や母が購入したのは「マッターホルンを走る氷河特急の
「スノードーム」けっこう気に入っている。 -
アンデルマットに到着。
約5時間のゆっくりとした電車の旅。
これからバスに乗り換えてルツェルンへ -
大雨になってしまった。
ルツェルンの街。 -
観光バスの停車スペースがないので、いきなり道路に降ろされる。
傘やレインコートや渡されたイヤホンガイドの装着やらで、
あわただしく市内観光に出発。
見どころがいろいろあるので楽しみ。
添乗員さんが必ずきれいなトイレの場所を教えてくれるから
ツアーはありがたい。 -
ライオンの記念碑。
スイス兵がヨーロッパ各地での戦いに力を
尽くしたその勇敢な姿をライオンになぞらえて
造られました。
自然の一枚岩に彫られた大きなモニュメント。 -
ルツェルンと言えば、このカペル橋。
14世紀に建てられた木造の屋根付き橋。
観光客のほとんどがこの橋を渡りに来るから橋は渋滞。
対岸まで花々に彩られた橋が曲線を描きながら続いている。
夢のような光景。 -
母にとってヨーロッパに来るのは、これが最後かもしれない。
きれいな写真をたくさん撮りたかった。
それにしても見事な美しい橋。ベルナーオーバーラント鉄道 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
川沿いにはイエズス教会。
確かに中世の面影。 -
旧市庁舎の辺りに市が出ていた。
鮮やかなフルーツがならぶマルシェ、チーズや野菜を並べる店も。 -
旧市街地区。
カフェやレストランが川沿いに並ぶ。
ルツェルンは地元の人にも人気?なのか
大勢の観光客が集まっていた。
1時間ほどの自由時間は短すぎる〜 -
壁一面に描かれたフレスコ画。
レストランになっていたが、
それはそれは美しい。 -
中世の雰囲気がある建築物。
旧市街はすべてこんな感じで
時間があれば、もっとゆっくり見て歩きたかった。 -
自由時間が足りなくて、あわてて買ったお土産。
愛犬用の首輪とエコバッグ、小物入れなど。 -
海外旅行に行った時に必ず買って来る物の一つは
観光絵皿。
基本はブルー1色で描かれたものだが、
今回のスイスのお土産屋さんには
見当たらなかった。 -
雨のルツェルンからバスに乗り込み次の宿泊先グリンデルワルトへ。
峠の途中で警察の抜き打ち検査に合い40分ほど時間をとられた。
横行する観光バスの運転手の労働時間違反の取り締まりらしい。
運転手さんや添乗員さんが言うには
ここまで執拗にやるのは聞いたこともない、とあきれていた。
もちろん、問題はありませんでした。 -
降り続いた雨も上がって、
眼下に拡がるグリンデルワルトの村。
スイスのイメージ通り! -
ホテルから少し歩いたところにある、ホテルレストランで
オイルフォンデュの夕食。
長いフォークに牛肉を刺して油で揚げ、ソースをつけていただく
これもスイス料理。
ソースはオーロラソース、タルタルソース、カレーソースの
3種類があったが、私はシンプルに塩・コショウして食べるのが
一番美味しかった。
デザートはいつだって楽しみだが、缶詰のフルーツカクテル出てきたのは
ちょっと残念だった・・・ -
レストランから出ると、夕日に照らされた山の中腹あたりが
オレンジ色に。
日本では見たことがない風景。 -
雨上がりの歩道にあらわれたのは
スイス名物?!15センチはありそうな巨大ナメクジ!
よく見ると、いるいる歩道のいたるところに這っていた。
さすがに気持ち悪い〜 -
今夜、宿泊する「ホテル ダービー」
グリンデルワルト駅の真横にあって
便利なこと間違いなし。
シャレー風の建物がスイス感up! -
夜、ふらりとにぎやかな通りの方へ。
暖かい灯りに誘われてファーストインプレッション、
”馴染みやすい街”
カフェやお土産屋、登山用品のお店が並ぶ。 -
ホテル ダービーの室内。
ツアーを通して、部屋は高齢の母を気遣ってか、低い階が多かった。
仲良くなった同じツアーのお二人連れのお部屋はいつもとても広く
景色も抜群で、たまたまだったのか部屋割りの運は
イマイチだったような気がする。
同じように部屋割りにがっかりしたと言う若い女性もいた。 -
こじんまりとした室内。
清潔だが、ちょっと狭いかな。 -
清潔で明るいバスルーム。
生花ではないが、鮮やかなお花がものすごくアクセントになって
気分も良い。
特に気に入ったのは拡大鏡!
老眼で自分の顔もよく見えないこの頃だけど
さすがに毛穴という毛穴まで、見たくなかった〜と
思わせるくらいよく見えた。
ちょっと高い位置にあったので、母には届かなかったようだ。 -
【4日目】
ホテル ダービーの朝食。
ハムやチーズの種類も多く、ヨーグルトやフルーツも充実していた。
ヨーロッパは小麦がいいのか、パンが美味しい。
スイス特有の大きな楕円形のパンを自分でスライスして
たっぷりのハムとチーズをはさんで食べる。 -
ホテルのすぐ前のグリンデルワルト駅から
登山電車に乗り込み、いよいよ世界遺産ユングフラウヨッホへ
今日はハイキングもあるので、服装も装備もしっかりと。 -
車窓から見る風景はこれまでと違って
迫力のある山々が迫ってくる。 -
クライネ・シャイデック駅で乗り換え
ユングフラウ登山電車で一気に頂上駅へ -
ジオラマのような電車のある風景。
ハイシーズンなので、ひっきりなしに登山電車が行きかう。 -
アイガーの山々をくりぬいトンネルの急こう配を登って到着した
ユングフラウヨッホ駅。
標高3454m、富士山で言うと8合目くらい?
気圧の変化をものすごく感じる。
呼吸がしにくくなり、ちょっと手足がしびれたような感覚に
高山病のあらわれ? -
スフィンクス展望台。
高速エレベーターで一気に上昇。
ここが富士山ほどの標高があるとは思えない
展望台の施設。
かなり息苦しく、手足がびりびりしてきた。
甘い物を摂るように言われていたので、
売店でチョコレートを買う。
さすがスイス!こんな売店のチョコでも、ものすごく美味しい!! -
ガスの流れが速く、
山頂がみえたり、隠れたり。
真ん中に見えるのは世界遺産アレッチ氷河。
静かに流れていた様子がよくわかる。
アルプスの多くの氷河がものすごい勢いで後退しているらしい。
温暖化はまさしく地球の問題なのだと実感。 -
積雪のある外にも出られた。
しっかり装備をして行ったので、寒さは感じない。
このころになるとツアーの人達とも気軽に話せるようになり
お互いに写真を撮りあったりした。
私たちのように高齢の母親と娘というペアが結構参加されていて
スイスに対する思いは同じでした。 -
ガスがぬけると青空とアイガーの山頂が見えた。
-
展望台には様々なアトラクションや施設があり、
ここは氷河をくり貫いて造られたアイスパレス。
迷路のようになっていて、上も下も横も全部つるつる。 -
二階にも上がれる。
この規模の氷河をくり貫くとは人間業じゃない!! -
エーデルワイスのトンネル。
イルミネーションが美しい。
あんまり大した事ないアトラクションもある。 -
登山電車でアイガーグレッチャー駅まで降りて
楽しみにしていたクライネシャイデックまでの
ハイキングに出発。
スイスってほんとに柵や塀もない。
線路もむき出し、ボケ〜としてると轢かれそうになる。 -
次々と登山電車が登ってくる。
線路は登山電車特有のアプト式、真ん中のラックレールを
歯車のようにがっちり噛んで走ります。 -
谷間に見えてきた黄色いお花畑。
母が何より楽しみにしていたお花畑のハイキング。
天気が良くてよかった〜 -
現地在住の日本人ガイドさんが細かく植物の説明をしながら
ハイキングに同行してくれる。
スイスの代表的な高山植物「アルペンローゼ」
つつじ科で小さなラッパ状の花がいくつか集まって
一つの花のようになっている。 -
この辺りは一面ピンクの花畑。
どこまでも続く花畑は標高や場所で
群生する花の色合いがちがってくるのが
おもしろい。 -
鮮やかな紫色の「ホタルノフクロ」
日本では背の高いイメージだが
雪の時期が長いスイスのはちょこんと短い。 -
ドライフラワーで見たことがある、
「シルバーディステル」
でも高山植物とは知らなかった。
あざみに似てる。 -
写真も撮らなきゃいけないし、
みんなに遅れをとってもいけないし・・・
母は速足で見つけた植物をパチリ。
牛や羊が侵入禁止のところはあるが、
人が入ってはいけないという、柵やロープなどはない。
どこまでも人に優しいスイスなのだ。 -
途中の山小屋。
雨戸をひっかける金具が可愛くて。
ここは山岳資料館のようになっていた。 -
約1時間のハイキングも終着点の
クライネシャイデックが見えてきた。
80歳の母も無理なくハイキングができた。
電車が入れ替わり立ち代わり入ってくる。
牧草地に赤いで電車がよく映えている。 -
のんびり草を食む牛たち。
スイスではいわゆる黒と白の牛は見かけなかった。
牛と言えば薄茶色のスイスブラウン種だ。
スイスの山を歩いているんだ〜と実感。 -
お腹空いた〜
テントのようなレストランで遅めの昼食。
スイスの伝統料理、ぷりぷりの白ソーセージ、シューブリックと
細切りポテトをカリカリに焼いたレシュティが付け合せの
ボリュームたっぷりのランチ。
美味しかった! -
レストランの外でおじさんが
大量のレシュティを作っている。
天気が良くて穏やかな日だったから
外ご飯もサイコーだよね。 -
「アッフェルクーヘン」
ナツメグやシナモンが利いたリンゴのケーキ。
我が家でもよく作る冬の定番。 -
午後グリンデルワルトに戻って、その後は自由時間。
ちょっと絵になる道路標識があった。
洗濯物が溜まったのでコインランドリーで洗濯。
ホテルに洗濯機は置いてなかった。 -
お土産を買いに大通りへ
小さなチョコレートショップを発見!
チョコレートのかたまりをとんかちで割って
試食ができた、「美味しい」。
「Laderach」(レダラッハ)って聞いたことはなかったけど
おしゃれで手ごろなお土産に小ぶりの棒チョコ「Collection」
を購入。
日本では見かけないというのが、いいね。
とにかくスイスのチョコは美味しいと実感したので
チョコは外せない。 -
歩き疲れたのでカフェに入ってお茶にする。
「Spinne」
どのお店もフレンドリーで入りやすい。
通りからはわからなかったが、奥のテラスへ進んでいくと
眼下に拡がるのはアイガー!
最高のロケーションだった。 -
テラスから見る名峰アイガーの山々。
こんな雄大な景色を見ながらお茶を飲むなんて
贅沢の極み。
気楽に最高峰の山に触れることができる、
環境がうらやましい。 -
ホテル・ダービーのレストラン。
名物チーズフォンデュがいただける。
ここで食べておけばよかった、と後悔。
結局、スイス滞在中一度も食べられず・・・
添乗員さんが「かなりクセがある」いと言って
いたので母には無理かな?と躊躇してしまいました。
あ〜食べればよかった〜 -
スイスの横断歩道は黄色。
目立つから?確かに目立つ。
たぶん、白だと雪と区別がつかないからだよね。 -
役だったトラベルポット。
ロンドンにはポットやコーヒーやティーバッグがついていたけど
スイスのホテルにはないと聞いて用意した。
お茶やスティックコーヒーや海外旅行に必ず持っていく
カップ麺もいただきました。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (1)
-
- おちかぢさん 2015/03/24 01:37:09
- 高山病大丈夫でしたか?
- はじめまして。このGWに、67才の母と個人旅行でスイスに行く予定です。スフィンクス展望台にも挑戦したいのですが、高山病が不安で…悩んでます。まわりの方も含め、どの程度の症状だったか教えてください。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
グリンデルワルト(スイス) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
1
119