六本木旅行記(ブログ) 一覧に戻る
芸術の秋! 国立新美術館で開催中の「オルセー美術館展」を見に行った。<br />結論から言えば、「良かった〜。でも混んでた〜。」<br />中心はマネ。比較的初期の「笛を吹く少年」から晩年の作品まで、11点が展示されていてどこも&quot;人山の黒ダカリ&quot;!! どれも素晴らしいのだが、もっとゆったりと鑑賞したかった。

六本木はパリの香りがしたか? オルセー美術館展 at 国立新美術館

11いいね!

2014/09/23 - 2014/09/23

807位(同エリア1522件中)

0

27

ころた

ころたさん

芸術の秋! 国立新美術館で開催中の「オルセー美術館展」を見に行った。
結論から言えば、「良かった〜。でも混んでた〜。」
中心はマネ。比較的初期の「笛を吹く少年」から晩年の作品まで、11点が展示されていてどこも"人山の黒ダカリ"!! どれも素晴らしいのだが、もっとゆったりと鑑賞したかった。

旅行の満足度
3.5
観光
4.0
グルメ
4.5
ショッピング
3.0
交通
4.0
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
私鉄

PR

  • 六本木ヒルズを横目で見ながら、国立新美術館に到着。

    六本木ヒルズを横目で見ながら、国立新美術館に到着。

  • 秋分の日という、どう考えても混雑するであろう日を選んで来てしまったのだが、あれっ? 意外にチケット窓口は空いているぞ。

    秋分の日という、どう考えても混雑するであろう日を選んで来てしまったのだが、あれっ? 意外にチケット窓口は空いているぞ。

    国立新美術館 美術館・博物館

  • これはひょっとして、ゆっくりと名画を見られるのかな?

    これはひょっとして、ゆっくりと名画を見られるのかな?

  • などと、あらぬ期待を抱いて館内へ。

    などと、あらぬ期待を抱いて館内へ。

  • なまめかしい曲線を描くガラスの壁から射す秋の陽光を浴びながら、会場へ向かった。

    なまめかしい曲線を描くガラスの壁から射す秋の陽光を浴びながら、会場へ向かった。

  • あ〜、やっぱり混んでるよね。まぁ、そうだよね。<br />と、妙に納得して入場した。

    あ〜、やっぱり混んでるよね。まぁ、そうだよね。
    と、妙に納得して入場した。

  • 当然、日本の美術館ではカメラ禁止である。<br />よってここからは目の前に名画があることを想像してくださいいな。<br /><br />写真はミュージアムショップだったり、館内の様子だったりで、本文とは無関係。

    当然、日本の美術館ではカメラ禁止である。
    よってここからは目の前に名画があることを想像してくださいいな。

    写真はミュージアムショップだったり、館内の様子だったりで、本文とは無関係。

  • まず迎えてくれたのはマネの初期の作品。かの「笛を吹く少年」もこの一角にある。グレーの背景に、黒と臙脂のシンプルな服装の少年が、金に輝く笛を吹いてすっくと立つ。大きさはほぼ実物大。<br /><br />そのシンプルさが何とも胸を打つ。

    まず迎えてくれたのはマネの初期の作品。かの「笛を吹く少年」もこの一角にある。グレーの背景に、黒と臙脂のシンプルな服装の少年が、金に輝く笛を吹いてすっくと立つ。大きさはほぼ実物大。

    そのシンプルさが何とも胸を打つ。

  • ミュージアムショップでは、黒と臙脂だけで彩られたグッズを売っていたが、ちゃんと「笛を吹く少年」になっているんですよ。びっくりするくらいに。

    ミュージアムショップでは、黒と臙脂だけで彩られたグッズを売っていたが、ちゃんと「笛を吹く少年」になっているんですよ。びっくりするくらいに。

  • 次のコーナーはバルビゾン派。ミレーの「晩鐘」やクールベ、カイユボットらのリアリズムが、どっしりとその存在を主張する。<br />でも「晩鐘」はやっぱり山梨県立美術館に限る。美術館の置かれた環境、ゆったりした絵の配置、なによりゆたりと過ぎていく時間が、絵の魅力を倍増させる。<br /><br />山梨県立美術館の感想は、<br /> http://4travel.jp/travelogue/10822427

    次のコーナーはバルビゾン派。ミレーの「晩鐘」やクールベ、カイユボットらのリアリズムが、どっしりとその存在を主張する。
    でも「晩鐘」はやっぱり山梨県立美術館に限る。美術館の置かれた環境、ゆったりした絵の配置、なによりゆたりと過ぎていく時間が、絵の魅力を倍増させる。

    山梨県立美術館の感想は、
     http://4travel.jp/travelogue/10822427

  • 興味深かったのは、印象派の巨匠達の初期の作品。20代の頃のモネやセザンヌが、その後の彼らとは全く趣の異なった絵を描いていたことに気づかされる。

    興味深かったのは、印象派の巨匠達の初期の作品。20代の頃のモネやセザンヌが、その後の彼らとは全く趣の異なった絵を描いていたことに気づかされる。

  • 次に連なる「歴史画」「裸体画」のコーナーは、美術展のテーマである「印象派の誕生」ということからはちょっと外れている。<br />絵としてはすんばらしいんだけどね。<br /><br />(写真はB1Fのミュージアムショップ)

    次に連なる「歴史画」「裸体画」のコーナーは、美術展のテーマである「印象派の誕生」ということからはちょっと外れている。
    絵としてはすんばらしいんだけどね。

    (写真はB1Fのミュージアムショップ)

  • そして「印象派」のコーナーへ。モネ、シスレー、ピサロ等々の名画がズラリ。<br />でも混んでる・・・

    そして「印象派」のコーナーへ。モネ、シスレー、ピサロ等々の名画がズラリ。
    でも混んでる・・・

  • そしてもう一つの目玉、モネの「草上の昼食」。<br />若きモネが、マネの同作品にインスパイアされた大作。2人の盛装した紳士に囲まれた裸体の女性を描いたマネの作品とは、全く趣きが異なる作品だ。モネの絵の脇の解説には「模写」と書かれていたが、模写とは違うんじゃないのぉ?<br />本家マネの「草上の昼食」もオルセー蔵なので、できれば両作品を展示して欲しかった。

    そしてもう一つの目玉、モネの「草上の昼食」。
    若きモネが、マネの同作品にインスパイアされた大作。2人の盛装した紳士に囲まれた裸体の女性を描いたマネの作品とは、全く趣きが異なる作品だ。モネの絵の脇の解説には「模写」と書かれていたが、模写とは違うんじゃないのぉ?
    本家マネの「草上の昼食」もオルセー蔵なので、できれば両作品を展示して欲しかった。

  • ここに展示されているモネの作品で見逃せないのは「サン=ラザール駅」。モネが連作に取り上げている作品だが、展示されている絵が一番好きだな。

    ここに展示されているモネの作品で見逃せないのは「サン=ラザール駅」。モネが連作に取り上げている作品だが、展示されている絵が一番好きだな。

  • もう一つ「死の床のカミーユ」。<br />モネの最初の妻の最期を描いた作品。荒々しい、とさえ言えるタッチが、モネの悲しみを表している。

    もう一つ「死の床のカミーユ」。
    モネの最初の妻の最期を描いた作品。荒々しい、とさえ言えるタッチが、モネの悲しみを表している。

  • なんかマネよりモネ中心になっちゃたな。<br />しょ〜がないよ。好みなんだから。

    なんかマネよりモネ中心になっちゃたな。
    しょ〜がないよ。好みなんだから。

  • と言っているうちに写真はとうに新美術館を出てきてしまった。<br />いつのまにか、もう東京ミッドタウンに来ちゃってる。

    と言っているうちに写真はとうに新美術館を出てきてしまった。
    いつのまにか、もう東京ミッドタウンに来ちゃってる。

  • 別に何を見るでもなくミッドタウンのショップを通過中。

    別に何を見るでもなくミッドタウンのショップを通過中。

  • と、メインエントランス(外苑東通り側)の反対側に、緑を発見。

    と、メインエントランス(外苑東通り側)の反対側に、緑を発見。

  • デッキを通って行くと、檜町公園に出る。

    デッキを通って行くと、檜町公園に出る。

  • ミッドタウン側にも、公園側にもオープンカフェがあった。

    ミッドタウン側にも、公園側にもオープンカフェがあった。

  • 公園のカフェ(バルって書いてあった)は、入り口で何か買わないと入れてくれない。公園なのになぁ。

    公園のカフェ(バルって書いてあった)は、入り口で何か買わないと入れてくれない。公園なのになぁ。

  • でも満席。<br />ちなみに右側には普通に公園の緑地があり、市民がたくさんのシートを広げてくつろいでいた。日本ではあんまり見ないよね、そういう風景。

    でも満席。
    ちなみに右側には普通に公園の緑地があり、市民がたくさんのシートを広げてくつろいでいた。日本ではあんまり見ないよね、そういう風景。

  • バルを横目に乃木坂駅方面に歩く。ほどなくサントリー美術館のエントランスが現れる。

    バルを横目に乃木坂駅方面に歩く。ほどなくサントリー美術館のエントランスが現れる。

    サントリー美術館 美術館・博物館

  • さらに進んで外苑東通りへ。この辺は六本木でも静か。乃木坂ってくらいだから坂も多いのだが、低い土地には庶民的な家々が並んでいる。この写真の左手奥あたり。<br />乃木坂48(だっけ?)はたぶん知らないだろう。

    さらに進んで外苑東通りへ。この辺は六本木でも静か。乃木坂ってくらいだから坂も多いのだが、低い土地には庶民的な家々が並んでいる。この写真の左手奥あたり。
    乃木坂48(だっけ?)はたぶん知らないだろう。

  • 乃木坂駅からメトロで帰った。<br />駅の上には桂由美の本店が、相変わらずの偉容で立っている。(もう30年、いや40年は経つよね) 六本木は防衛庁はおろか、ピットインもバードランドもなくなっちゃって、俺なんか迷子になっちゃうぜ!

    乃木坂駅からメトロで帰った。
    駅の上には桂由美の本店が、相変わらずの偉容で立っている。(もう30年、いや40年は経つよね) 六本木は防衛庁はおろか、ピットインもバードランドもなくなっちゃって、俺なんか迷子になっちゃうぜ!

    桂由美ブライダルハウス (東京本店) 専門店

この旅行記のタグ

11いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

この旅行で行ったグルメ・レストラン

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

この旅行記の地図

拡大する

PAGE TOP