神秘の仏塔・ゴールデンロックに行く～ミャンマー・チャイティーヨ

2014/09/13 - 2014/09/13

言わずと知れたミャンマーの名所であるチャイティーヨにあるゴールデンロックを見に行きました。
閑散期でもヤンゴンからキンプンまで直通バスがあります。しかし、数人でタクシーをチャーターした方が早く、朝早く出れば日帰りも可能だと思いますのでお勧め。
閑散期のキンプンはのんびりとした田舎町といった雰囲気で、見る物はないですが泊るのもお勧めです。

エリア チャイティヨ(ミャンマー)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

ヤンゴンの宿を５：４５に出てバスターミナルには６：２０くらいに到着。宿で朝食をとる時間がなかったため、バスターミナルの果物屋で１，０００チャットを出すと５個のマンゴスチンをくれた。今朝はこれを朝食とする。
７：３０にこのバスで出発。日本製の中古バスで、宿の説明ではキンプンまで直行と言われた。

車内の様子

順調に飛ばします

何回か料金所みたなところを通過

周囲はほぼ田園地帯が続きます

ずっとミャンマーの歌謡曲を流していたが、そのうち周りは寝出しました。

１１：３０くらいに３０分ほどの昼食タイム。ここでも乗客は全員出されました。めんどくさいので、ナッツとドラゴンフルーツの切ったものを購入して腹を満たしました

バスを見ると、エンジンなのかずーっと水で冷やしています。インレー湖からヤンゴンへの夜行バスでも、ブレーキに水をずーっと掛け、冷却していたのと同じような風景。大丈夫なんでしょうかね。

ゴールデンロックへの道。

１２：３０前に街にバスが停まる。チャイトーの街のようだ。直行便だからと座っていたら、バスのお兄さんに降りなさいと指示された。あれ？
ここからピックアップトラックに乗り換えだった。直行便の話は何だよ！！
いっしょに乗っていた３人組がぼそぼそとしゃべる。聞いているとどうも日本語で、話しかけてみた。日本に留学している２名のミャンマー人と１人の日本人で、彼らも直行便と聞いてチケット買ったらしい。ミャンマー人もそうだったし、ベットお金払う訳でもないため、まーいいかと流す。

キンプンの街に着きました。

小雨が降っています。軍用トラック乗り場はこの三差路の右。

ゴールデンロックへの軍用トラックターミナルが正面に見えます
この写真は下山後に撮影したものです

トラックが停まっていましたので、さっそく乗ろうとしましたが満員のようです。

カッパを１０００チャットで購入。着てみると通気性ゼロ、蒸し暑く直ぐに脱いでしまいました。まあ後で着ればいいかと…

しばらくバスが出る様子がありません。今日中に登れるのでしょうか。

無料ＷＩＦＩのアンテナは立ちますが、まったくって言っていいほど役立ちません。

携帯をいじる警察官。ここでものんびりしています。怒りたいところですが、事件がなければまーいいかって感じ。

トイレもあります

そのうち急にざわつきました。先ほどのミャンマー日本人連合の若者も乗り込みます。遅れまいと乗り込むと、すでにトラックの中央でだるまさん状態。カッパを着こむことができません。

この係員が人数を数え、４０人強の乗客を綺麗に詰め込んでいきます

動き出しました。

スマホを取り出すことがきる程度で身動きとれません。土砂降りになったらどうしましょう！

３０分くらい左右上下に揺られて頂上に着きました。
どんな乗り心地であったかというと、ディズニーランドのスペースマウンテン＋スプラッシュマウンテンに３．１４を掛けて、これを５回くらい乗った状態。前が見えないうえ、３次元で揺られ、さらに小雨が降っていたため、乗っている間は写真を撮っている間もありません。
後ほどの下りで少し挽回しますのでこうご期待。

とぼとぼと前進

閑散期のためこんな状態

路面は水がたまっています

ここで入山料を払います

さらに前進

途中にはこのようなホテルがいくつかあります

入り口でしょうか。ここで靴を脱がなくてはならないのですが、先がよく見えず、係員に注意されてしまいました。

狛犬？

展望はゼロ、晴れ男なのに（自称）・・・

もやってよくわかりません

ひえー！どうなっているんだ

途中にはこのような人形も・・・なんだかよくわかりません

参拝者向けに歩きやすくこんなシートが・・・

と思って進んでいたら工事現場へ、閑散期に集中して工事を行っているようで、運搬作業員向けにひかれていたようです。

山頂付近でも工事中

資材を運んでいます

霧の向こうにそれらしいものが見えてきました。

ゴールデンロック！ついに着きました。信心が薄いためか特に感慨深いことはありません。
筑波山や高尾山にケーブルカーで登った気分・・・
ミャンマーの皆さま申し訳ありません　<(_ _)>

ぐるり一周。

確かにちょっとだけ不安定な感じかも
でも何百年も落ちないんですから大丈夫でしょ

下から

触ったら手のひらに金粉が着きました。しめしめと持って帰ると罰が当たりそうなので、その場で払い落しました。

ちょっと薄日が差してきました

どんどん天候が回復している感じ

ちょっと下が見えてきました。でも下りのバスがなくなると怖いから早めに下山します。

こんな仏像が並んでいます

途中の岩にいたずら書き、参拝記念でしょうか。日本語は見当たりませんでちょっとほっとしました。

建設資材を運んでいます。

戻ります

トラックのところまで戻りました。いつ出るんでしょうか。
でもすぐに乗り込み、最前列の右奥の一番いい席を確保しました。

階段

トラック乗り場でタケノコを売っていました。

さてトラックは３０人くらいしか乗っていませんが、出発してくれました。

レッドゾーンに入れながらエンジンブレーキをガンガン掛けています

カーブ

右カーブを突っ込んでいきます

隣のおばさんたち

スピードをどんどん出します、ただ、ある程度感覚がなれたうえ、下りのためエンジンもフル回転でなさそうですし、さらに視界があるために行きほどの迫力は感じられません。

途中でお金を払いました。

また発車しカーブを突っ込んでいきます

唸るエンジン、俺の技を見ろとばかり突っ込んでいきます

また急カーブ

どんどん進みます

余裕がかなり出てきました。
下りはかなりスムーズだった印象。
帰国し、この雰囲気を再びとユーチューブで探したら、下の動画が一番近かったです。怖い登りの撮影で猛烈なエンジン音、ただし私の乗車時にはこれに小雨が加わったもの。
〈http://www.youtube.com/watch?v=zmhplffeU9w〉

バス停に着くとまた係員が新聞読んでサボっています。
もしやこれが職務？

そんなこんなで無事下山。キンプンに宿をとり翌日のバスで帰りました。
宿で取ったバスはこの下の三差路をスタートし、ヤンゴンのバスターミナルまで本当に直通でした。１日３便、９：００、１１：００．１３：００に出ているようで、所要時間は途中の街々で乗客の乗り降りと強制ランチ休憩を加味し、４時間４５分でした。