2014/07/30 - 2014/07/30
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neisanさん
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世界遺産の街マラッカ。このことばの響きに以前から是非訪れてみたいと思っていた街のひとつです。今回の旅は、船・鉄道・バスを乗り継ぎマレーシア西海岸をタイ国境近くから南下するもの。その南端をマラッカとすることで、この旅の終着点を決めることができました。
マレーシアへのゲートウェイはクアラルンプールとなるため、マラッカへはクアラルンプールからの日帰り旅行とすることにしました。また、マラッカはクアラルンプールからさほど離れていないため、飛行機による移動は不適です。鉄道駅からも離れているため、移動は現地の高速バスという選択肢になります。ありがたいことに、海外のバスチケットもWEBで予約できる時代。クアラルンプール・マラッカ間の往復バスの予約を自宅に居ながらに済ませ、今回の旅にでました。
- 旅行の満足度
- 3.5
- 観光
- 3.5
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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マラッカへの日帰り旅行。起点はKLセントラル駅です。マラッカ方面へのTBSバスセンターはバンダル・タシク・スラタン駅に隣接、同駅まではKLコミュータを使い乗り換えなしで行くことができます。まずは駅の窓口で同駅までの切符を購入。片道1MR也。30分ほど電車に乗りこの値段とは、マレーシアの公共交通機関は安いですね。今朝はTBSバスセンターを8:30のバスに乗るため、朝食を放棄してホテルを7:00過ぎに出てきました。
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ホームへ降りる階段の案内。一瞬ここはどこの国かと思ってしまいます。これも「ルックイースト政策」の名残でしょうか?
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ホームにある案内表示。KLコミュータの南行きは2系統のみ。旅行者にも分かりやすい表示になっています。この表記によればバンダル・タシク・スラタン駅は4駅目になります。
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電車が入線してきました。コミュータと名乗るだけのことはあり、近郊用の車両が使われています。
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電車車内の様子です。車両は新しくきれいです。編成によってはクロスシート車もあります。
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電車車内の駅案内表示。今どこにいるかが分かるため、初めての乗客もまようことがありません。
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車内おける禁止事項がイラストで表示されています。右から3番目「下品な行為」。イスラム国らしいですね。ことの内容は違っても日本でも必要かも。
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バンダル・タシク・スラタン駅に到着。ここの案内表示にも日本語が書かれています。ここに来るような日本人は基本的に英語が読めるはず。英語表記があれば十分なのでは思ってしまうのですが、何か他に深い理由があるのでしょうか?
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駅舎から巨大なバスターミナルへ向かいます。
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建物内に入り、出発フロアを探します。この国では主たる交通機関がバスのためか、ターミナルの設備も空港や巨大駅を思わせます。
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行き先とバス会社毎に発車時刻の案内が表示されています。
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巨大な案内表示板には行き先とゲート情報等が表示されており一目でよく分かります。
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少し時間があったので、ターミナル内を散策。コンビニ,トイレの他にコインロッカーもあります。
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コインロッカーの表記は、英語,マレー語,中国語の選択。実利的ですね。
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出発の時刻が近づいたので各ゲートにあるエスカレータで乗車口へ移動します。空港の搭乗口に似ています。
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乗車口にも案内が表示され、誤乗の防止に役立っています。
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時刻になりバスが乗車口に到着しました。バスの正面にMELAKA-KLと表示されたシールが貼られており、この区間専用のバスのでようです。
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事前にWEBで予約し返送されてきた乗車券。バスの座席の指定まで予約時に行えました。
バスの乗車時はチケット窓口へ行く必要はありませでした。この乗車券を乗車口で係の人に見せ、下の方にある会社使用欄を切り取り返してくれて完了です。
ここからマラッカセントラルバスターミナルまでおよそ136?400円程度で行くことができます。
http://www.busonlineticket.com/ -
無事マラッカセントラルバスターミナルに到着。ここも地方にしては結構大きなターミナルです。
ターミナルにはタクシー乗り場があり、ドライバーが待機していますが、ここからは敢えて地元のバスで旧市街の中心オランダ広場へ向かうことに。
まずは同じ建物内にある地元バス乗り場へ向かいます。英語表記は"Domestic" -
WEBの情報を基に17番のバスに乗ります。切符はドライバーより購入、2RM也。この時降りるバス停名のメモを見せ、着いたら教えて欲しいとお願いしておきます。
http://panoramamelaka.com.my/
http://panoramamelaka.com.my/routes/ujungpasir -
車内は観光客であふれていました。みなさん行き先は同じようです。
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乗客が一気に降りたのがオランダ広場。外に出るとガイドブックで見覚えのある光景が広がります。GoogleMapに表示されていたバス停は、オランダ広場から少し離れていましたが、実際の場所はオランダ広場の真ん前です。
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街歩きの開始です。目の前のスタダイスの階段を上りセントポール教会へ向かいます。
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坂を上り丘の上のセントポール教会跡に到着。
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雨季のためか、時々小雨が降ってきて傘を手放すことができません。
小説「深夜特急」にならい、ここからマラッカ海峡を眺めようと思ったのですが、海岸線は遙か彼方。目前には広大な埋め立て地が広がっています。 -
続いて教会の背面にあるサンチャゴ砦へ。
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次はマラッカ海峡がよく見えるよう、マラッカ川にかかる大きな橋を目指します。
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誰も歩いていない橋の歩道を歩き、中央でようやくマラッカ海峡がみえました。
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海岸線は埋め立て工事中のため、部外者が入り込めないよう遮蔽されていましたが、橋の上からマラッカ川に沿って歩けば、海岸線に出られることを発見。早速海岸線を目指します。
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よくやく海岸線に到着。目の前にはマラッカ海峡が広がっています。わざわざこのためにここまでくるとは我ながらずいぶん酔狂なと思いつつ、マラッカ海峡に足跡を残し街へ戻ることに。
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河口近くで巨大なトカゲ?を発見。体長は1m余り。こんなのが水際を歩き回っているとは・・。
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ムルデカ広場に帰ってきました。
サンチャゴ砦前にいる観光トライショー。どうしてキティーなのでしょう? -
サンチャゴ砦についている「東インド会社」の紋章。ここは歴史の街ですね。
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次はチャイナタウンへ向かいます。チャイナタウンの入り口はマレーシア・中国の国交40周年を祝うモニュメントがデンと構えています。
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有名な海南鶏団の店へ。しばらく並んで分かったことは一人用のセットがないこと。残念!
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中華街を歩いて行きます。
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通りにあった中国料理の店で昼食をとることに。メニューあった鶏肉料理を注文。ご飯の団子をいくつかと聞かれ、その大きさが想像できないまま手元に来たのがこの大きさです。
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さらに街歩きを続けます。トライショーの修理屋さん。この人形との組み合わせがよく分かりません。
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街の中を歩いて行くとマレーシアならでの光景。
手前にヒンズー寺院。その奥がモスク。さらにその奥には中国寺院が見られます。 -
中国寺院でも、ここは福建省からの人が多いせいか道教の雰囲気を感じます。
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次はモスクへ。中に入ると静寂そのもの。
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次は中国寺院へ。ここのお寺は自由に中に入ることを許されていました。
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そろそろ中華街の外れです。街はまだ続いていますが、この辺りで向きを変え隣の通りを戻ることにします。
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中華街との組み合わせがよく分かりませんが、観光客にとってもはいいものなんでしょう。
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街角にあるちいさな廟。このあたりが中華街の雰囲気をよく出しています。
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中に入ってみると千手観音のようなものが。たくさんの蝋燭が灯してあります。
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隣の通りに出ました。ここから急に観光客の数が増えてきました。先ほどの通りにはなぜ入って行かないのでしょう。道の両脇には土産物屋が数多く並んでいます。
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古そうな店のひとつに入ってみました。素敵なつくりですね。
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オランダ広場へ戻ってきました。相変わらずここは人で溢れています。
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次はインド人街へ向かいます。地図とコンパスが大変役立ちます。
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川沿いの道がきれいに整備されていましたのでこちらを通ることに。
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川沿いの眺めも悪くない。しかしこれだけ観光客にあちらこちらを歩かれると、住んでいる住民は大変でしょうね。
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バス道に戻りました。ここもマラッカらしい光景がみられます。
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インド人街の入り口です。街の色遣いが急に変わりました。
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観光客目当ての店がないためか、ここは中華街と比べ落ち着いた雰囲気です。
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インド人街ではさほど見るものもなく、これで街歩き終了。
タクシーでバスターミナルへ行くためオランダ広場へ戻ると、目の前にタイミング良く17番のバス。このバスは循環コースを運転しているため、乗っていればやがてはマラッカセントラルバスターミナルに到着します。
早速乗車。運転手より切符を買いバスターミナルへ。2RM也。バスはオランダ広場よりさらに南へ進んだところで北へ向きを変え往路とは異なるルートでバスターミナルへ戻ってきました。 -
予約しておいたバスまでまだ1時間近くあるので、ターミナル内をブラブラ。大手以外にもたくさんおバス会社があり、なかにはかなりディスカウントしているところもあります。
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先ほどの小さな鶏肉飯ではお腹が空いたので、マックでポテトフライ3.34RM也を買い、外で待っていると18:30発のバスが入ってきました。バスの正面にはMELAKA-KUALA LUMPURの文字が見えます。これに乗ればクアラルンプールに戻れます。
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さっそくバスに乗車。乗車券は来るときと同じです。展望のよいように最前列の座席を予約したのですが、フロントガラスに貼ってあるシェードで前がさっぱり見えません。隣の窓ガラスにもカラーシートが貼ってあり、外がよく見えません。どうも座席の選択を誤ったようです。
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途中渋滞で30分ほど遅れ、無事TBSバスステーションに到着。この路線は走行距離が比較的短いため、日本の高速バス(4列シート)に似ています。
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朝来た道を戻り、KLコミュータでKLセントラル駅へ。バスの到着が遅れたため、時刻はもう21時を回っています。この時間帯になるとKLコミュータの運行本数も減り、さらに駅で30分待つことに。結局KLセントラル駅に戻れたのは22時を過ぎていました。
宿泊ホテルがKLセントラル駅前のため、多少遅くなっても大丈夫ですが、路線バスで行くマラッカの日帰り旅行はこの時間が限界のようです。
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