ゆったりめぐるイタリア　８日目　ローマの休日。

2013/03/23 - 2013/04/01

JTBのゆったりめぐるイタリア満喫１０日間、というツアーに参加。
たしかに参加人数も少なめに抑えていて、行程も時間も余裕がある感じ。
８日目は朝からローマ市内観光。バチカン美術館からサンピエトロ寺院、コロッセオ、トレビの泉、スペイン階段とまわります。
その後は自由行動。真実の口を見てから買い物して、バスでホテルに帰りました。

エリア ローマ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: JTB

朝食。ミラノに次いで美味しく、種類も豊富でした。

７：４０。昨日までとちがい、ローマのバス会社のバスで出発。

サンタンジェロ城がちらっと見えました。

バスは路面電車の線路の上を走ります。
正面から電車が来たりしたらすれ違えるのかなあ。

８：１０。バチカン美術館の前でバスを降ります。
ガイドさんと合流。日本人の方でした。

美術館の入口。あ、まだ、門でした。

本当の入口。なんと荷物検査がありました。

最近は美術館の中でガイドさんが立ち止まって案内するのではなく、このような広場で事前に説明してから入るのだそうです。渋滞防止策なのでしょう。
立て札みたいなのが３個づつセットで立っています。早いもの勝ちだそう。

システィーナ礼拝堂の立て札。

さて本当の入場です。
ガイドさんがイヤホンガイドで案内してくれるのでよくわかります。

きれいな天井。美術に疎いので聞いてもすぐ忘れます。
たしか地図の間？　だったかな。

さらりとバチカン美術館を抜けると、そのままシスティーナ礼拝堂へ。
ここではおしゃべりも写真も禁止。
しばらく無言で眺めたあと外へ。
広場にすごい行列。サンピエトロ大聖堂に入るための列だそうで、３時間待ちくらいだそうです。
我々のツアーは待つこともなくサンピエトロ大聖堂に入ります。

何か生け花用に花を飾っていました。
明日、復活祭だそうで、何か特別なミサがあるのでしょう。
それでサンピエトロ大聖堂は今日は午後は閉館なんだそうです。

サンピエトロ大聖堂の天井。

有名な「ピエタ」。

ミサの準備中？

スイスの衛兵。制服がカラフルです。

広場の脇のバチカン市国の郵便局兼お土産物屋さん。
聖書のストラップが売れ筋とか。
ここで手紙を出すとバチカンの切手でバチカンの印が押されるので記念に出す方が多かったです。

ここからバスでコロッセオに向かいます。
なんとバチカンの地下に巨大なバス駐車場があったのです。
ただ、そこまでの通路はスリの宝庫だそうで、気をつけながら早足で通り抜けました。
バチカンには鉄道の駅もあるそうですが、臨時でしか営業しないそうです。残念。

ビットリオ・エマヌエーレ２世記念堂。
車窓より。

ベネチア宮殿のバルコニー。
ここであのムッソリーニが演説したのだそう。
車窓より。

前方にコロッセオが見えてきました。

中には入らず、外観だけです。十分です。
まあ、これが戦争でこわれたのではなく略奪でこわれた、というあたり、イタリアだなあ、と思います。
なお、右の斜めの壁は崩壊防止の補強壁だそうです。

修理計画図、でしょうか。
３年ほど修理するそうです。

近くで見るとずいぶん傷んでいます。

右が古代ローマの敷石。左が現代の敷石。

丘の上を路面電車が走っています。

さて、再びバスで昼食へ。
テルミニ駅をすりぬけ、脇でバスは苦労して停車。
路上駐車の車が多すぎて。

１２：００ちょうどに入店。
代表してパスタです。

バスでトレビの泉に向かいます。
街の中にトンネルがありました。
この先でバスを降り、あとは徒歩です。

１３：３０。トレビの泉に到着。
もちろんコイン投げ。
また来ることができるかな？

すぐ隣のジェラート屋さん。

振り返ると、すごい人の波のトレビの泉。

商店街を抜けて。

１４：１５。スペイン階段です。
座るところがなかなかないです。
ここから自由時間です。
街歩きが不安な方は添乗員さんが近くの観光案内をして、夕食も案内していただけるとのこと。
でもせっかくですから街歩きのあと、ホテルに市バスで帰ることにしました。
若い方々はみな自由行動だったようです。

まずスペイン階段の上に登ります。
上から下を眺めてみました。

高級ショップ街を抜けます。

目指したのはケーキ屋さん。ビッティ。
ショーケースの前でどれにしようか迷っていたらなんと日本人の店員さんが。
いろいろ解説を聞いて選んだのが次の２種です。

カンノーリと、ナポリのお祭りのパイ。４ユーロと５ユーロ。
カプチーノとカフェラテ。各４ユーロ。
合計で２２００円くらい。
あ、今回はきちんと着席でいただきました。

さて、１時間ほど滞在の後、真実の口をめざします。
バスの切符はあらかじめタバッキ（タバコ屋さん）で買う、と聞いていたのでとなりのタバッキと書いてある店に行ったのですがここでは売ってない、と言われ、コルソ通りの観光案内所へ。ここで購入できた上、バスの系統番号と乗り場を教えてもらいました。
切符です。

さて、乗ったはいいが、どこで降りるのかわかりません。
地図と照合しながら車窓を観察。前日、ナポリからローマにバスで移動中に「ここに真実の口があります」と添乗員さんが言ったときに見た塔が見えたので降ります。
実際にはもう一コ先の停留所が最寄りの停留所でした。

この柵の中にあります。
まあ、見るだけならそれでもいいですが、どうせなら口に手を入れたいですね。

並んでます。昔、両親が行ったときは誰一人いなかった、と聞きましたが。
有名になったのは最近、ということでしょうか。
みな写真を撮ってもらうため、なかなか進みません。

一人の場合は、係員の方がカメラで撮ってくれます。
写真は前の方です。

真実の口は教会の敷地の中にあるのです。
その教会の中に入ってみます。

さて、１６：５０。
バスの切符は１００分間有効なので、三越に行くのにそのまま使います。
どのバスに乗るか、はこのバス停の細かい停留所の羅列の中から最寄りの地下鉄駅を通るバス系統を探し、そこから地下鉄に乗ることにします。地下鉄との乗り換え停留所はメトロのマークがついているので探すのは楽でした。
チルコ・マッシモ駅に行くバスに決めました。

バスで２停留所。ふと気がつくとバスの中に切符の自販機がありました。
ガイドブックには書いてなかったです。
さて、駅の入口。

改札機。なお切符は１００分間有効ですが、その間地下鉄は１回だけしか乗れないのです。

地下鉄B線で３駅。テルミニ駅で下車。A 線に乗り換えます。

A 線は混雑していたので１本見送りましたが、次の電車も同じ混雑率だったので乗車。次のレパブリカ駅で下車。

日本人のオアシス。ローマ三越です。
ここでお土産物をいろいろ購入。

三越の地下に真実の口のレプリカがありました。
やはり手を突っ込んでみます。

三越の中です。
日本人も多いですが、意外と中国の人も多かったです。

意外に疲れたのでスーパーで夕食を仕入れ、バスでホテルに帰ることにします。
スーパーの近くにオペラ座がありました。
このスーパーでもミラノ以来探していたロケットチョコはなかったのでですが、
近くのお土産物屋さんでようやく発見。買い占めました。

ロケットチョコ、と言ってましたがよく見るとポケットチョコでした。
期間限定、と添乗員さんから聞きましたが、もしかしたら本来はイタリア北部の地域限定なのかも。

オペラ座の前のヤシの木。
ちょっと宮崎が恋しくなりました。

バスの切符を買うためレパブリカ駅に戻ります。
バスも地下鉄も切符は共通ですから。

切符の自販機。
おつりがでないことがある、と聞いていたので、おそるおそる１．６ユーロ投入し１枚購入。きちんと１０セントもどってきました。
続いて２ユーロ投入し１枚購入。なんと今度がおつりが出てきませんでした。
最後の最後にやられました。スリではなく自販機に。
駅員、なぜかいません。どっちにしろ語学力ないですけど。

乗るべきバスの系統番号は添乗員さんから聞いていましたので、１５系統のバスを待ちます。乗車してから地図を片手に風景と照合する作業を繰り返し、現在位置を把握し続けます。なにせ「次はどこどこ」なんてアナウンスはありませんから。

途中、予想と全く反対の方向に走った場所があって、一瞬現在位置を見失いましたが、なんとか国鉄トラステベレ駅を視認して復帰。３停留所目くらいに朝に見た覚えあるビルを見つけ、下車。
慣れてないとバスの利用は難しいかも。緊張しました。

さて、２０：３０。ホテルに帰着。軽い夕食のあと、ぐっすりでした。
翌日からサマータイムのため、夜、時計の針を１時間進めておきます。