ゆったりめぐるイタリア　６日目上巻　ユーロスターイタリアで一気にナポリへ。

2013/03/23 - 2013/04/01

JTBのゆったりめぐるイタリア満喫１０日間、というツアーに参加。
たしかに参加人数も少なめに抑えていて、行程も時間も余裕がある感じ。
６日目は朝からイタリア国鉄の新幹線ユーロスターイタリアで一気にナポリへ移動。昼食後ポンペイ遺跡、カメオ工房見学、ナポリの丘で街の見学です。
上巻下巻にわけました。
上巻はナポリまでの鉄道オンリー。下巻はナポリとポンペイ観光です。

エリア イタリア

さて、今日もまあまあの天気。
６：３０。妻の許可を得て朝の駅の散歩に飛び出します。
なにせ、宝の山を前におあずけをくらっていたようなものです。
そう、私は鉄道が大好き！
朝食前ならOKということなのでした。

まずは市電。
ビデオで市電の出発シーンを撮影。
あとで見るとブロンドの美人運転手さんが私に手を振ってくれていました。
もちろん、電車を見てるときにはそんなこと全く気がつきません。

泊っているホテルと駅前の市電。

イタロ。昨日の２人の散歩と違って好きな角度から走り回って撮影・鑑賞・観察ができます。

近郊型。２階建てです。

ちょっと車内に入ってみます。
ホームが低いので２階への階段はとても長いです。

２階座席。車内の高さが高いので、そう窮屈でもありません。

ローカル列車。機関車が片方にしか運転台がないです。
基本的に客車と固定編成なのでしょう。
客車は低床式の独特のもの。

車止め。エキゾチック。

特急が４本も並んでいます。

ユーロスター・イタリア。

ブルドックのような旧式の列車。

１時間に２０本くらいの発車があるようです。
失敗したのは、夜行列車がこの時間に到着していたのを見落としたことです。

さて、３０分の散歩（ほとんど走っていましたが）から帰って朝食。
なお、駅に向かって私が飛び出していくのを同じツアーの方に見られていて、あとで笑われました。

８：５０。ホテル出発。ここからユーロスターイタリア乗車です。
添乗員さんから切符をいただきます。
席は２人セットのくじ引き。でも、進行方向右になるか左になるかの違いだけです。
途中ローマで進行方向が変わるので、前向きでも後ろ向きでも同等です。
ちょっと新らしそうな２階建て客車。

ローカル列車は特急に比べてデザインがいまひとつに感じます。

到着時刻案内。ミラノ発ナポリ行きは５分遅れているようです。

出発時間も５分おくれ。
日本も外国も鉄道のシステムは同じようなものなので、
鉄道好きの人ならどんな国でも駅と列車の中はリラックスできるはずです。

さて乗車です。
ちょっと前までは白と緑の配色でした。

２等車です。
内装も暖たかな配色になってます。
昔は緑色のイスでした。

車内風景です。

天井はLED のライン照明になっています。
昔は小丸の連続カバーでド派手でした。
ディスプレイがついたのも時の流れですね。

窓の下にエアコンの吹き出し口があります。
珍しい構造です。昔の小田急ロマンスカーがこの位置だったかも。

座席は向かい合わせの固定式です。
テーブルも固定式で、手前の部分は折りたたみ式。

ローカル列車と同時発車。
しばしゆったり走ったあと、高速線に入り、一気に加速。
きもちのいい田園風景です。

車内販売のカートがきました。
１等車はお菓子の配布があるそうです。

さて、ローマに近づくと雨になりました。
テルミニ駅です。
外に出たいのをぐっとこらえます。
ここで進行方向が逆になります。

現在位置表示。

ローマ発車後ちょっと散歩。
デッキはLED いっぱいの派手な照明です。

トイレです。

ドア。はさまれないよう注意、のステッカー。

デッキから車内を見る。

ローマとナポリの間はさらにスピードが上がった感じ。
一面の緑がきもちいいです。

ナポリ到着寸前。廃車寸前の旧型の新幹線車両とすれちがいました。

天井のディスプレイにはイタリア国鉄の広告が繰り返しはいります。
新型の特急車両を開発しているようです。

乗り換え列車の案内も出ます。

さて、到着。ナポリ中央駅です。

駅はきれいです。

しかし、一歩外に出るとスラムのような雰囲気が漂います。
駅前からすぐにバスに乗り込みます。
ツアーのバスではなくナポリのバスでした。
なんでも北部のおっとりしたバスの運転手ではナポリの街を走るのはムリ、とか。
いままでの都市とはちがって緊張します。
さて、これから昼食に向かいます。
続きは下巻に。ここから今日の本当の観光です。