2014/09/14 - 2014/09/14
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井上@打浦橋@上海さん
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我が家から真っ直ぐ南に行きますと上海の大動脈の黄浦江にぶつかるのです。
黄浦江はくねくね曲がっていまして外灘辺りでは南北に流れ、我が家の近辺では東西に流れているのです。
その黄浦江沿いは20年位前ですと工場が並び、工場の裏手にはバラックのような民家がビッシリ状態だったのです。
2005年頃の、その民家ビッシリ状態の様子は下記でどうぞ。
「上海・南浦站までの道はディープです」
http://4travel.jp/travelogue/10045547
それらが撤去され始めたのは、2007年頃だったか・・・
今はすべて更地になり、その更地の中にポツポツとビルが建ち始めていますが、まだまだ20年はかかるかもという現在の状況です。
しかし川沿いのウォーターフロントは先行して工事が始まり、2010年頃には、ほぼ全体像が見えてきたという状態にまでなったのです。
でも、人には知れ渡ってないし、以前は誰も行かないところでしたので、当初は閑散としていたのです。
その時の様子は下記でどうぞ。
「上海CORNICHE・徐匯区のウォーターフロント」
http://4travel.jp/travelogue/10465980
それから4年たった今、いやぁ賑わってきましたね。
もう、相当知れ渡ってきたんでしょう。
そして、コンサート会場が出来たり、美術館も・・・
子供たちが楽しめる、スケートボード場も出来ました。
欧米人の客が目立ちます。
欧米人は、ジョギングができる場所を見つけ出すのが上手い。
そのながれで、この徐匯濱江に集まってくるようになったんでしょう。
私も、ココでジョギングしたこと何度もあります。
では、賑わい始めた徐匯濱江の様子をどうぞ。
今後、ここはもっと人気が出てくるはずです。
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今日は青空。
我が家の近くの徐匯濱江へ行くには最高の天気。
我が家を出たのが2時20分。小区の外に出たのが2時25分。
小区を出て東を見れば、そこには50階建ての5星ホテル、
プルマンスカイウェイが雄姿が・・・。
私が住む小区は海麗花園。全部で3棟あります。
その北側にある小区が海華花園。全部で5棟あります。
海麗と海華は兄弟マンション。
瑞金南路に出てすぐのところにバス停があります。
バス停の名は「打浦橋」。
そこから出るバスは、17路、41路、45路、146路、205路、327路です。
それぞれの経路は
17路は外灘に行くのに便利。
41路は淮海中路や上海火車站に行くのに便利。
45路は静安寺に行くのに便利。
146路は盧湾区の内側を周る環状線。淮海中路沿いを行くので便利。
205路は徐家匯や欽州北路に行くのに便利。
327路は静安寺方面に行く夜間専用。
瑞金南路を少し南に行くと小学校が見えて来ます。
この海華小学が娘が通っていた小学校。
我が家の窓から見える近さにあるのです。 -
瑞金南路を南に暫く行き、振り返りました。
この道沿いには高層マンションが並ぶのです。
右に見えるのが瑞南新苑、左が瑞金南苑。
名前が似てるので、今でも覚えられない。
瑞金南路は徐匯区と黄浦区の境界となります。
2年位前は右が盧湾区だったんですが、黄浦区に吸収されてしまったのです。
私としては盧湾区のままでいて欲しかったんだけど・・。
瑞金南路は中山南路で終わります。
上には内環状線の高架が走ります。
瑞金南路は日暉東路と名を変えて更に南に延びます。
日暉東路を南にチョイ行きますと東に延びる道が・・
龍華東路です。西にある龍華寺に繋がる道です。 -
日暉東路は江濱路まで来て終わります。
江濱路にあるのが上海マリオットホテル・ルワンです
漢字表記は上海緑地万豪酒店です。
ルワンは盧湾のことです。
上海万博への客目当てのホテルです。
日暉東路は江濱路を越えて瑞寧路となります。
黄浦江はもう少し行けば見えて来ます。
瑞寧路を振り返りました。
この道はジョギング、サイクリングに最適です。 -
徐匯濱江が近づいてきました。
樹木の向こうには黄浦江とそれに架かる橋・盧浦大橋がチラホラ顔を見せています。
当時ここを走ったであろう汽車も展示されています。
停車場も当時のモノなんでしょう。
汽車の前の道を川方向に行きますと視野が大きく広がります。
当時ここで使われていたガントリー・クレーンも、そのまま残っています。 -
これが徐匯濱江の遊歩道です。
向こうが上流側で、西方向となります。
この遊歩道は昔は工場群の川沿い荷揚げ場所だったんでしょう。
遠く向こうに見える高層マンション群は徐匯区の龍華寺南部に位置する、
ウォーターフロントが売りのマンションなんでしょう。
黄浦江は、今でも流通の大動脈なんでしょう。
貨物船、川砂などを積んだ台船などが上流に向かっていきます。
北方向を振り返りました。
目の前の塔はなんなのか・・
その向こうにはプルマン・スカイウェイ・ホテルが見えます。
我が家は、その左下ということです。 -
去年なかったスケートボード場が出来ていまして、
子供たちが楽しんでいました。
いや、大人も混じっていました。
2割くらいは欧米人という感じでしたね。 -
たくさんのロープがぶら下がったスペースもあります。
川を見渡す柵にもベンチにも人々が憩おう姿が見られます。
なにやらイベントが行われるようです。
良く見たら「トヨタ」の展示会のようなものが開かれるようです。 -
「2014広汽豊田四季跑・上海站」というイベントのようですが、
その広告看板は汚されていました。
ペンキによる手形がいくつも・・・
こちらの看板は手形で元の絵柄が見えません。
警備員が乗ってる乗り物は、なんといいましたっけ・・・
前面には「WEST BUND」と書かれています。
ここは西外灘ということなのかも。 -
おっ!コレは何だ・・ああそうかアレかもと
思い出したのが、3年前に見たサイロの残骸です。
周りはすべて撤去され、それだけが残っていたので、
いずれ、何かに使われるかと、推察したんですが、
やはり、そうなったようです。
サイロの投入口を支える2つの柱の中を行きました。 -
向こうに伸びる2つの柱列がつくる遠近感が面白いです。
柱を越えてえ右を見たら「龍美術館」とありました。
そして西岸館と続きます。
英語ではLONG MUSEUM WEST BUNDですね。
調べましたら、東岸館もありまして、それは浦東にあるようです。 -
投入口の上部は、手直しされていなくて、古い地肌そのままですね。
向こうの遠くの風景は徐家匯か上海体育館あたりでしょう。
こちらの側面も、昔のままという感じです。
向こうは黄浦江で、更にその向こうが浦東です。
こちらもイイ雰囲気だしています。
素人カメラマンがカメラを向けています。 -
龍美術館屋上からの眺め
向こうに見える高層ビルは尚海湾豪庭というマンション群。
黄浦江と徐匯濱江が目の前というのが魅力。
それらの手前の緑に囲まれた広場はコンサート会場。
徐匯濱江方向の眺め。 -
龍美術館前にある鏡のオブジェ。
若い女性2人がその前に立ち、
いろんな面を向く鏡に映る自分達のいくつかの姿を楽しんでいます。
龍美術館と一体化したサイロ投入口建築物。
その下には軌条の跡も残してあります。 -
龍美術館をあとにして、前の道・龍騰大道をまた徐匯濱江方向に行きます。
向こうにデリック・クレーンが見えます。
デリック・クレーンが近づいてきました。
デリック・クレーンの手前にあるのは、地上4・5mのところを走る歩廊です。
今は通行禁止になっています。去年までは歩けたんですが・・・ -
デリック・クレーンの運転席下あたりの空間にヘリコプターが見えます。
模型のヘリコプターですね。 -
歩廊の下をくぐって徐匯濱江に出ました。
遊歩道のベンチでは皆さん一休み。ベビーカーを押してきた人もいます。
歩廊の下にはよじ登り運動施設が設備されていまして、
皆さん楽しんでいます。 -
芝生の広場があり、そこには大きな立方体のオブジェが・・・
歩廊はココまでですね。
子供連れで来てる人が多いのです。
寿司・日本料理屋もあります。店名は桜縁なのかな・・・ -
徐匯濱江を上流方向に更に行きます。
遠くに見える高層建築群は百匯園という高級マンションです。
その手前に見える塔は徐家匯濱江のシンボルタワーといったところでしょうか。
中国海事という表示がされています。
遊歩道の先には、なにやら人だかりが・・・
そうか、社交ダンスグループですね。
じっくり見ましたら、大半が欧米人。
コレは珍しい・・・初めて見る光景です。
中国人のおじちゃん、おばちゃん連中の社交ダンスグループは、
アッチャコッチャでもう何度も見ていますが、
それに欧米人が参加してるとは・・・
徐匯濱江だからこそ、なのかも知れません。
更に行きますと橋が見えて来ました。
この橋を渡り向こうへ・・・ -
この橋、龍華港橋というそうです。
上が車専用で、下が人専用となる二重構造の橋です。
下部の人専用の通路はこんな感じ。
なかなか気持ちイイ橋です。
この橋の下を流れる川は龍華港という運河。
その運河沿いに建つのが尚海湾豪庭。
高級マンションです。 -
橋を渡り、広場に出ました。
そこには中国海事の塔があります。
徐匯濱江のシンボルタワーと言ってもイイでしょう。
そこからの北方向、下流方向の風景がコレ。
デリッククレーンも遠くに見えます。
盧浦大橋も見えます。
遠くに目を凝らしますと、浦東の超高層ビルも・・・
望遠で撮ったのがコレ。
我が家近くのプルマンスカイウェイ・ホテルに、
浦東の栓抜きビルも、
建設中の上海で一番の高さになる上海中心ビルも見えます。 -
徐匯濱江を後にして帰路に着きます。
龍華港沿いの道を宛平南路まで行き、それを北に行きます。
龍華港の河口部脇に建つのが、この尚海湾豪庭です。
この高級マンションは龍華港が黄浦江に流れ込むところにあるので
「湾」という名が使われたんでしょう。
尚海湾豪庭に関しては下記をどうぞ。
http://shanghaiwanhaoting.fang.com/
コレを見ますと、このマンションの平米当たり単価は7万元のようです。
一番小さなユニットが97㎡ですから、一番安くて680万元。
日本円ですと、1億1800万円です。億ションですね。
龍華港(Long Hua Gang River)と龍華港橋です。
対岸には尚海湾豪庭があり、遠くには我が家の脇に建つプルマンスカイウェイが見えます。
望遠で撮ったのがコレ。
50階建てのプルマンスカイウェイ・ホテルがハッキリ見えます。
我が家はコレの左下。
これで「1年ぶりの上海②徐匯濱江が賑わってきた&龍美術館」は終わりです。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- よーじーぼーりさん 2014/10/12 18:47:33
- 駐在はしてませんです。
- 師匠〜、中国は出張で通っていただけですよ。
定宿は北京だとかなしげ君のグランドハイアット、上海だと花園か錦江でした。
大手メーカーのアウトソーシングとして動いていたので
宿は恵まれていましたねー。
以前、上海人が家に遊びに来た時、ベランダから見る風景に
「ボクの実家に似てる!」と言ってました。
彼の実家は虹口なので、我が家から見る豊洲のマンション群が
実家から中心地を見る光景と重なったみたいです。
潮見は何もなくて「ホントにここ東京?」
っていう感じがとても気に入ってます。
新豊洲も今は野っ原ですが、あっという間に都会になるでしょうね。
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2014/10/14 08:06:43
- えええ、駐在じゃなかったんですか・・
- 出張ベースで中国と関わっていたのに、
ローカル中国料理にも造詣が深い・・
いや、いや、なかなかのもんです。
駐在という形でも、ローカル中国料理はどうも、
っていう人が多いというのに。
しかし、まあ宿泊ホテルは超豪華なところばかり・・・
私もSKYZの我が家から、毎日外を眺め、
上海や北京の発展変化ぶりを体感していきたいと思います。
[ 潮見 酒場放浪記 ]で検索しましたが、
出て来ませんでした。
吉田類さん、まだ潮見には行ってないようですね。
-
- よーじーぼーりさん 2014/10/11 23:01:08
- オサレな街
- 上海体育館から南へ行ったことが殆ど無いので
昔の風景は知る由もありませんが、さぞかし田舎だったでしょう。
それがこの変貌ぶり・・・。
私は新豊洲から北東に行った潮見という陸の孤島の住まいですが
ウチよりずぅぅーっとオサレな街ですねー(+_+)
- 井上@打浦橋@上海さん からの返信 2014/10/12 07:48:18
- 田舎というより入り込むのが躊躇されるような・・・
- 中山南二路から黄浦江までの一帯は田舎というより
バラックや工場が建ち並び一般の人だと入り込め
無いないような地域でしたね。
そこには、南浦站という貨物列車用の駅と荷物置き場が
がありました。
そして、そこから各工場への引き込み線路があった
ものと思われます。
徐匯濱江には、その南浦站も一部残ってますし、
引き込み線路の軌条跡や工場の残骸や、
船の荷物の積み下ろし用のクレーンや、
ボラードなども残してあるんです。
あの一帯にビルが立ち並ぶのは、まあ20年は掛かるかも・・
上海も今は発展スピードが落ちましたからね。
潮見がどこにあるのか確認しました。
新豊洲から近いですね。
ところで、よーじーぼーりさんは、上海では
どのあたりにお住まいだったんですか?
やはり古北や虹橋辺りだったんでしょうか?
北京では東三環北路沿いでしたよね。
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