山旅紀行‥尾瀬・その1.尾瀬ヶ原･山の鼻小屋に泊まる。

2014/08/27 - 2014/08/27

第6部-34冊目

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
夏が来れば～思い出す‥♪
毎年恒例なのですが、尾瀬至仏山へ登山に行って来ました。

表紙写真…尾瀬ヶ原と至仏山
※今年は天候不良で尾瀬ヶ原からの至仏山を撮影できなかった為、平成22年9月に撮影した写真を使用しています。

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旅行期日‥平成26年8月27日(水)～28日(木) 1泊2日

8月27日(水) 第1日目。(くもり)

①JR 3923M.快速アーバン・高崎行
上野9:37→高崎11:16
↓
②JR 733M.普通･水上行
高崎11:32→沼田12:19
↓
③関越交通･大清水行
沼田駅12:25→尾瀬戸倉13:44
↓
④関越観光マイクロバス･鳩待峠行
尾瀬戸倉13:50→鳩待峠14:10
↓
※徒歩
鳩待峠14:15…山の鼻15:00…〔尾瀬ヶ原散策〕…山の鼻15:30

☆尾瀬ヶ原山の鼻．山の鼻小屋【宿泊】

エリア 武尊・尾瀬・片品(群馬)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

高崎線の快速･アーバン号に乗って、まずは高崎に向かいます。
上野から高崎まで1時間39分です。
ボックスシートの車両に乗って行く事にしましょう。

11:16
高崎に到着です。
ここで、上越線に乗り換えとなります。
次の電車まで15分ほどあります。
お腹が空いたのでホームの駅そばで軽く食べて行きましょう。

高崎駅 駅

上州と言ったら‥うどん です。
冷やし豚天うどん450円にしました。

最近のホームにある駅そばは室内が主流になりましたが、高崎駅の駅そばは、カウンターが外に向きだしの懐かしいスタイルの立食そばです。
味はノーマルですが、なんか旅情をそそります。

同じ群馬県内でも高崎から沼田まで47分‥
結構時間かかりますね。

12:19
定刻に尾瀬の玄関駅‥沼田に到着です。
ここでバスに乗り換えとなります。

沼田駅 駅

沼田駅前のコンビニで買物をしていたらバスに乗り遅れる所でした。
危ない、危ない…

沼田駅→尾瀬戸倉まで関越交通の路線バスに乗ります。
昨シーズンまで、椎坂峠と言うクネクネとしたカーブの多い山道を走っていましたが、今シーズンから椎坂トンネルが開通したので、少し快適に行けるようになりました。
沼田駅から尾瀬戸倉までの所要時間は1時間20分です。

沼田駅⇔尾瀬戸倉の路線バスは普通運賃が片道2050円です。
往復すると4100円になりますが、バスカード.3000円を購入すると4350円分使用できるので、3000円で往復できる事になり、1100円おトクです。
バスカードは車内で販売しています。

尾瀬戸倉から鳩待峠までは、狭い山岳道路なので大型バスで行く事はできません。
マイクロバスに乗り換えます。

関越観光(鳩待峠マイクロバス)
尾瀬戸倉〜鳩待峠 930円

尾瀬温泉 温泉

マイクロバスの運転士さん…狭い山道をスイスイ走り、戸倉から18分で鳩待峠に到着しました。早!
でも、子供さんはバスに酔ってしまうかも‥

鳩待峠の標高は1600m‥8月だと言うのに寒いです。
天気はイマイチですね。
では、尾瀬ヶ原に向かいましょう。

尾瀬の風物詩‥歩荷さんです。
山小屋の物資の輸送はヘリコプターに頼る事もありますが、まだまだ歩荷さんの力も必要です。
空とは言え、重いプロパンガスのボンベを背負って鳩待峠まで登っていく姿に頭が下がります。

鳩待峠から尾瀬ヶ原まで、樹林帯の下り道です。
沢のせせらぎを聞きながら歩きます。
木道が整備されて歩きやすくなりました。

私のブログは食べ物と乗り物の写真ばかりです。
今回は花の宝庫「尾瀬」に来たので、ブログに花を添えましょう。
植物の事は勉強不足なもので、帰宅してから調べてみました。
間違いがあったらご勘弁下さい。

ソバナ(キキョウ科)です。
本州・四国・九州に分布。
山地の村内や斜面に生えています。

これは、ヤマトリカブト(キンボウケ科)ですね。
別名‥イワハゼと言います。
本州中部以北から北海道の山野に生えているそうです。

木道の脇にも花が咲いていますね。

ゴマナ(キク科)です。
北海道・本州・四国の低山帯から高山帯下部の日当たりの良い場所に生えています。

ミヤマアキノキリンソウ(キク科)です。
別名‥コガネギクと言います。
北海道から九州の高山や湿地の草原に生えます。

果てしなく湿原が続きます。
天気が良ければ正面に燧ヶ岳が見えるのですが、今日は恥ずかしがって姿を隠してしまっています。

サワギキョウ(キキョウ科)ですね。
日本各地の温帯から暖帯に分布。
山間の湿地に群生します。

オゼミズギク(キク科)です。
本州尾瀬ヶ原と東北地方の湿原に生えています。

今までタンポポの仲間かと思っていました。

ミミファソファミ.レレレミファ〜♪
ミミミファソァ.ミミレレド〜♪
「夏の思い出」を階名で歌うと、こうなったような気が…。
中学校の音楽の授業で習った事が今でも頭の隅にこびりついているんです。

尾瀬ヶ原の風景に変化と落ち着いたつくりだしている池塘です。
周囲が300mの大きなものから畳1枚ほどしかない小さなものまで、300を超える池塘が尾瀬ヶ原には点在しています。

尾瀬ヶ原の途中で引き返し、今夜泊まる山の鼻に向かいます。
天気が良ければ、正面に明日登頂する予定の至仏山がデン!と見えるのですが、こちらも雲の中に隠れてしまっています。
明日の天気‥大丈夫かなぁ。

鳩待峠から50分ほど歩いた所が山の鼻です。
ここには3軒の山小屋がありますが、私の常宿は「山の鼻小屋」です。
こちらは、皇室の方もお泊まり頂いた由緒ある山小屋なんです。

山の鼻小屋には会員制度があって、宿泊費10%をサービスしてくれます。
1泊夕食のみで、会員宿泊料は6610円です。
今回もお世話になります。

山の鼻小屋は山小屋ですが、基本的に個室にしてくれます。
コンセントがあるので携帯の充電ができます。

尾瀬の山小屋は風呂に入れるのがなによりです。
環境保護の為、石鹸やシャンプーは使えませんがお湯に入れるだけで、ありがたいです。

山の鼻小屋の夕食です。
冷凍食品は使わない手料理を提供してくれます。

スモークチキンと生野菜(左上)
鶏肉と野菜の煮物(ビールの隣)
野菜(舞茸･いんげん･南瓜)の天麩羅(右魚上)
川魚の甘露煮とフキ.黒豆添え(天麩羅下)
上州刺身蒟蒻(左中)
温素麺(右下)
米飯(左下）
香の物(右上)

缶ビール350ml‥450円

もう、お腹ペコペコです。
ご飯を3杯も頂いてしまいました。

18:30に就寝しました。早！
明日は至仏山を登頂します。
おやすみなさ～い。

つづく。

尾瀬至仏山麓 山の鼻小屋 宿・ホテル