2014/08/30 - 2014/09/07
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さんちょくさん
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ミャンマーでは観光地化されていない地方都市も見てみたいなあと思い、
ヤンゴンとバガンのほぼ中央にある地方都市ピイ(Pyay)に行きました。
ピイでは今年6月にミャンマー初の世界遺産が決定し、
近い将来多くの観光客が訪れるようになるでしょう。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 自転車 タクシー 徒歩
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ヤンゴンのアウンミンガラーから乗り込んだバスはほぼ定刻通り、7:30にピイに向かって出発しました。
車内では仏教国らしくお坊さんがひたすら読経しているビデオが流れていたので、いつのまにか眠ってしまいました。 -
11時ごろ、ここで昼食休憩。
場所はokphoという村の手前らしい。 -
英語が通じなかったので、まったくわからないまま頼んだ昼食(1500K)。
悪くなかったけど、周りの人のやつのほうがおいしそうだった(笑) -
14時過ぎにピイのバスターミナルに到着。
休憩含めてヤンゴンから6時間半かかりました。
バスを降りるとバイタクの輩どもが寄ってくるので、彼らにバガンまでのバスチケット売り場を聞き、英語での表記が全くないバス会社の営業所にたどり着く。
バス会社の兄ちゃんに、「今日はエアコンバスで、明日はエアコンないけどいいの?」と確認されながらも、翌日のバスを購入。
バガンまでエアコンなしのバス12000K。
無事に翌日のバスチケットを買えたので、バイタクの兄ちゃんにおすすめの宿へ連れて行ってもらう。 -
ピイにはバイクがたくさん走っているが、地方都市ならではののんびりした空気が流れている。
-
最初に案内されたのはミャッ・ロッジングハウス(Myat Lodging House)。
なんだこの入口!?と思いながら、部屋を案内してもらう。
エアコン、テレビ、ホットシャワー、トイレ付の部屋で20ドル。
とりあえず保留にしてバイタクでラッキードラゴンホテルへ。
すっげー!別荘だよ!!プールもある!!!
と興奮したけど、値段交渉しても全く下がらず、ツインで一泊45ドル。
高いなあと思い、隣のストランドホテル(Pyay Strand Hotel)をチェック。
ホットシャワー付きで30ドルだったけど、Wifiがないのと、若干かび臭かったのが気に入らず結局最初のミャッロッジングハウスにお世話になる。 -
この宿のオーナーは胡散臭い60前後のおじいさんだったが、まあしょうがない。
バスタブ、冷蔵庫、Wifi、テレビ、エアコンが付いている部屋なので快適。 -
宿に荷物を置き、ピイの街を散歩。
これは街の中心の交差点の真ん中にあるボウヂョーアウンサン像
ここから4方向に道が延びています。 -
ピイ駅。 立派な建物です。
ピイ駅 駅
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広い構内が一日数本の列車の到着を待っています。
ピイ駅 駅
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街を東西に走るボーヂョー通りを東に進み、シュエサンドーパヤーに向かいました。
ここの入り口にも、ミャンマーでよく見る看板、「TAKE CARE OF TOURISTS」の標語がありました。シュエサンドー パヤー 寺院・教会
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大通りからもよく目立つエレベーターで丘の上へ上ります。
ここは入場料が無料なのにこんなに立派なエレベーターがあってすごいなあ。シュエサンドー パヤー 寺院・教会
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エレベーターで上へあがると、ピイの街が一望できます。
気持ちいいー!シュエサンドー パヤー 寺院・教会
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こんなところに立派なエレベーターよく作ったよなあ。
シュエサンドー パヤー 寺院・教会
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さて、お目当てのシュエサンドー・パヤーはこちら。
青空を背に金色に輝いています。
ヤンゴンのシュエダゴンとは一概に比較できませんが、こちらも十分立派な仏塔です。
ピイは観光客が非常に少なかったのですが、シュエサンドーでフランスからの観光客御一行とお会いしました。シュエサンドー パヤー 寺院・教会
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暑かったので、日陰で彼らと座ってしゃべっていたら、
地元の子供たちがちらちらとこちらを覗いてきます。
しまいにはこのように写真を撮られる始末。
地元の子たちにとって外国人に会うのが珍しかったのでしょう。
こちらもうれしくなりました。シュエサンドー パヤー 寺院・教会
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カメラに興味をもつ子供たち。
このあと一緒に写真を撮ったり、お菓子を配ったりして我々を中心にお祭り会場みたいな騒ぎになっていました。
アジアには何度か行っていますが、こんなに外国人に慣れてなくて珍しがって喜んでくれる子供たちにあったのは初めてでした。
地方都市ならではの体験でした。シュエサンドー パヤー 寺院・教会
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ひととおり落ち着いてもう一度シュエサンドーをパチリ。
シュエサンドー パヤー 寺院・教会
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下りる前に、街の方向に向かってパチリ。
シュエサンドー パヤー 寺院・教会
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シュエサンドーで一緒になったフランス人たちに夕食を誘われたので、せっかくなので一緒に食べに行きました。
お店はエーヤワディー川沿いにある、ラインエーヤー(HLINE AYAR stage show & restaurant)。
7:30に始まるファッションショーを見ながら夕食を頂きました。
おかめみたいな顔の子が出てくるたびに、フランス人たちにJapanese!Japanese!って言われたのもいい思い出です(笑) -
料理はおなかいっぱいになるほどいろいろ食べましたが、
写真は魚の姿揚げです。これもおいしかった。 -
締めはフランス人一押しのマンダレーラムで。
楽しいひとときを過ごしたフランス人に感謝し、千鳥足で宿に戻りました。 -
ピイ滞在二日目は、ピイ周辺の観光地をバイタクでまわることにしました。
宿のオーナーに頼んで、タイエーキッタヤーとシュエミャッマン、シュエナッタンを回って約半日の観光+帰りのバスターミナルまでの送り合わせて30ドルで交渉成立。
正直糞高いと思ったけど、行ってみたかったのでしょうがない。
宿は朝食込だったけど、朝早くから行かないと暑くて動けないというオーナーの意見で朝7時に宿を出る。 -
ピイの宿からバイタクで30分。
タイエーキッタヤーのボウボウヂーパヤーに到着しました。
これまでみてきたような仏塔とは全く違う形式であり、
周囲は現代社会から隔離されて時が止まったように何もなく、
タイムスリップした気持ちになり、感慨深いものがありました。 -
ピイの空港に近接した駅の前を通った際のこと。
「バイクに乗ってたら水たまりにタイヤがとられるから降りてくれ」と言われバイクから降りて歩いていると、
水たまりに足をとられて足首まで完全に泥まみれになってしまいました。
それを見ていた駅前にお住まいのお兄さんが「うちで足を洗っていいよ」ときれいな水で洗わせてくれました。
ミャンマーはいいところだ。 -
再び舗装道路に戻り、 The Gate of Wiggly Dragonの脇を通過。
-
やがて左側に仏塔が見えてきて、それに向かって未舗装の土の道を進みます。
-
これが二つ目の仏塔、パヤーマー・パヤーです。
先ほどのボウボウヂーより見晴らしはいいですが、田んぼしか見えません(笑) -
未舗装の道は土に水を含んでところどころグチョグチョなので、
バイクから降ろされて足元に気を付けながらとぼとぼ歩く。 -
再び舗装道路に戻り、運転手が笑って指さした先には
小便をするお坊さんの姿が -
パヤーマーからピイの市街地方向へ約10分ほどで3つ目の仏塔、パヤーヂーパヤーに到着。
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ここはお寺の中にある仏塔で、ほかの二つの仏塔と異なり街の中にあるので、たくさんの人が来ていそうな雰囲気がありました。
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女人禁制の最上段に上ると
-
こんな感じの景色です。
7時に宿を出てから約2時間で一応タイエーキッタヤーの観光終了。 -
一段落したところで朝飯。
宿で朝食を食べてないのでオーナーがどんな店に連れてってくれるのか楽しみでした。
でてきたのは、日本のカレーのような味で、ごはんではなく団子が入っているもの。
ご飯ないかって聞いたけど出てこなかった。
オーナーのおごりだから文句言えないけどちょっと足りなかったかな。
ただ、味は美味しかったです。 -
次の目的地はこちら。
ピイの街から南下すること約30分。
ここだと言われ、この建物前で降ろされる。 -
中に入るとメガネ姿の仏像が。
ここは、シュエミャッマン・パヤー(Shwemyethman Paya)というメガネをかけた大仏のあるお寺です。
私もメガネを愛用しているので、親しみを感じます(笑) -
これが初代のめがねらしい
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一風変わった大仏を後にして、シュエナッタン・パヤー(Shwenattaung Paya)へと向かいます。
シュエミャッマンからすぐのところに、シュエナッタンへの入り口の門があったので、もうすぐかなあ -
と思っていたら、ひたすらこんな道が続きます。
-
何頭もの馬車を追い越してバイタクは快走を続けます。
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20分ほどで到着。
あれ?工事中? -
ガーン
本堂は工事中で金色の塗装がはがされていました。ガッカリ。 -
シュエナッタンは田園地帯の高みにあるので見晴らしがよく気持ちいいです。
-
こんなに街から離れたところでも立派なエレベーターが完備してあります。
すごいなあ -
シュエナッタンからの帰り道。
本物の銃を持った軍人がたくさん歩いていました。
この付近には軍の施設があるとのことです。
ビビりなんでこんな写真しか撮れなかった。。。
12時前に宿に帰りましたが、そこでタイエーキッタヤーの入域料5ドルと、シュエナッタンの入場料5ドルを徴収されました。
シュエナッタンの入場料の情報は聞いていなかったので、シュエダゴンの入場券みたいな証明がないのか聞いてみたけど、うさん臭いオーナーの「ピイは小さい街だから必要ない」の一点張りで、しまいには汚いドルでもいいから出せ、ということで、通常ミャンマーでは使えないような汚い5ドル札を徴収されました。
なんかこのおっさん調子いいんだよなあ -
昼食は、宿の近くのメイウェッワー(May Ywet War)レストラン
綺麗な建物。 -
昼食はミャンマー風のカレー。
メロンソーダも頼んで合わせて2800K
この店は外国人慣れしていて利用しやすかったです。 -
おなかいっぱいになったので市場まで散歩〜
-
あてがあるわけでもないけど、ぷらぷらと市場を歩くのが好きです。
-
バガン行きのバスは17時発。
まだ時間があるので川沿いでのんびり。 -
宿に戻り、ちょっとだけ仮眠をして宿のオーナーにバスターミナルまで送ってもらいました。
まだ観光客が多く訪れていないこの段階のピイの街に、訪れることができたのは幸運だったと思います。
次回行く機会ができたころには大きく変わっているんだろうなあ。
メジャーじゃない場所にこそ行く価値があると思っている自分にとって、
今回の訪問は貴重な財産になりました。
さて、次は夜行バスに乗ってミャンマー最大級の観光地、バガンへと向かいます。
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