ミャンマーのおすすめLCC　ゴールデンミャンマーエアラインズ搭乗記

2014/08/30 - 2014/09/07

バガンからマンダレーへの移動にミャンマーのLCC、ゴールデンミャンマーエアラインズを利用しました。
航空券は日本で公式ウェブサイト経由で購入しました。

この会社はミャンマー国内線のほかシンガポールなどへの国際線を運航しており、機材は新しく快適でした。


利用日　2014年9月5日（金）
ニャンウー (NYU) 8時15分発
マンダレー (MDL) 8時45分着
Y5-646便
飛行時間　25分
料金　　　25ドル
　　　　（運賃9ドル、税金5ドル、サーチャージ8ドル、サービス料3ドル）

エリア その他の都市(ミャンマー)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 飛行機
• 旅行の手配内容: 個別手配

ニャンウー空港はバガンへの玄関口でもあり建物は小さくても外観は立派。
私はニャンウーのEden Motelからタクシーで5ドルで着きました。

空港内に入るとちっちゃいカウンターが並んでいます。

黄色いのをつけている人たちがゴールデンミャンマーエアラインズ（以下GMA）の係員です。

この時間帯は複数の便が出発するため、小さい空港がにぎわっているようです。

空港での手続きの締め切りは搭乗時間の45分前までです。

航空券はこんな感じ。
席は自由席で好きなところに座ってよいとのこと。

手荷物検査をして搭乗ロビーに入ります。
このとき、空港の係員の方が私のリュックを持って空いている席まで案内してくれました。
ミャンマー人の優しさに惚れました。チップを渡したほうがよかったかなあ。

待合室が賑わっているように見えましたが、これは３便分あわせた乗客です。

この空港にはボーディングブリッジがないので、飛行機までバスで行きます。

GMAの国内線はATR72-600型機です。

この機材は２−２列の横４人掛け×１８列あり７２人乗りなのですが、
今回の乗客はたったの９人でした。

乗客全員合わせた収入が２万円じゃあ、とんでもない赤字なんだろうなあ。

プロペラ近くの席に座りました。

画面はないので客室乗務員が安全の説明。

お客さんは９人なのでCAさんは１人しか出ていませんでした

お客さんが少ないので、定刻より１０分以上早く出発できました。

ところで、この空港の滑走路脇には点々と迷彩服を着た人が立っていました。
軍人なのかなあ。

よく見るとこの写真にも写っていますね。

ニャンウー空港を離陸。

バガンにあるたくさんのお寺が、空からだとよく見えます

バガンで気球に乗るより激安で空中散歩が楽しめます

GMAは料金が安いのですが、サービスはしっかりしています。

この便も飛行時間はたったの25分ですが、水と飴が配られました。
ちなみに、預入手荷物も20kgまで無料でできます。

このあたりは通常のLCCより使い勝手が良いと思います。

シートは最近よくみられる革風のものです。
前後のシートピッチは狭いですが、せいぜい１時間ほどの国内線利用なら十分です。

なにより、機材が新しくてきれいなのが良いですね。

距離が短くて高度があがらないので、眼下には常にミャンマーの台地が見えるのが良かったです。

あっという間にマンダレーに着いちゃいます。

着陸。
実際に飛んでいる時間は20分くらい。

ミャンマーの航空会社では安全性が疑問視されている会社もありますが、GMAに乗っている限り特に心配な点はありませんでした。
バスに乗ってる時のほうがよっぽどヒヤヒヤ気が抜けない気がします。

マンダレー空港も沖止めなので、バスでターミナルに行きます。

GMAの機体の色と、マンダレー空港の建物の色がマッチしていていい感じです。

ターミナルに到着。
施設は立派ですが、閑散としていて不気味な雰囲気さえあります。

マンダレー空港の様子。

GMAに乗ってみると格安の料金の割にサービスもよく、ミャンマーを旅行する人には強くおすすめしたいです。

ただ、今回利用したニャンウー・マンダレー線は距離も短く、飛行機を使うメリットが小さいため、次回はもうちょっと距離のある路線を飛んでみたいなあと思いました。