釜山　朝鮮通信使歴史館と子城台公園

2014/08/13 - 2014/08/15

朝鮮通信使には興味があったので、ぜひ行ってみたかった朝鮮通信使歴史館。
コンパクトで、子供でも楽しめるようなしつらえでした。
思ったよりも展示の内容が少ないところは残念でしたけど、アニメの映像など上映していました。

子城台公園は小西行長と毛利輝元のゆかりの地です。
昔はこのあたりまで、海岸線があったのだそうです。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

こんもりとした森は子城台公園。朝鮮通信使記念館はこの公園の一角にあります。

朝鮮通信使記念館は、ちょっと中途半端なところにあります。
地下鉄ならば、凡一洞から南下するほうが近い。
バスならば釜山駅から27番バスで釜山鎮バス停で降りると便利です。

ハングル・・・全くわかりません（−−；）

朝鮮通信使記念館入口
入場料は無料です。

ふむふむ
日韓友好のあかしだったのですね。

江戸時代には何度も来たのだそうです。
朝鮮に遠征した豊臣家を滅ぼしたということだけでも徳川家は受けがよかったのだとか。

1階にある映像室では壬申の乱の後から国交回復までの過程をアニメーションで見ることができます。

2階にある第2展示室。
朝鮮通信使が使用した船です。
この木造船で海を渡ったのですね。

通信使船のジオラマ

日本までの道のりを詳しく映像や地図で詳細に展示してあります。

朝鮮通信使の行列は、江戸時代に人にとっては一生に一度あるかないかの珍しいイベントだったため、沿道は人であふれ、異国情緒あふれる行列を拍手で迎えたのだそうです。

2階から外に出ることができます。

正使気分で記念撮影できますね（＾＾）

静かでゆっくりしていました。

永嘉台　おお〜〜極彩色です。

永嘉台

こういう極彩色は中国の建築物でもよく見かけますが、これは青が勝っていて風合いはずいぶんと異なるようです。

永嘉台

野外空間から、子城台公園に行くことができます。ここが登り口。
野外スペースの永嘉台の奥にありあます。

子城台は文禄・慶長の役の際に、ここで指揮を執った小西行長の名を取って「小西城」と呼ばれることもあるそうです。

階段を上っていきます。

ゆっくり上っていくと、散歩道に出ました。

これは足裏健康法に使用できるように石を埋め込んであるコーナーです。
裸足になって歩く方がいましたよ。

・・・痛そうだけど。

鎮南台
朴政権時代に新築したものだそうです。

豊臣秀吉軍の戦いのとき、朝鮮には中国・明が援軍を出しました。

ここは明の将軍、萬世徳が駐屯した所でもあります。
昔、その功績をたたえて追慕する萬公壇があったのだそうですが現在は残っていません。

これは鎮南台の横にある萬世徳将軍をたたえた記念碑。

鎮南台

当時「釜山鎮」は海に隣接していたと言われています。
いまは海を埋め立てたため、かなり内陸になっていますけど。

鎮南台の前は広い空間になっています。

さて、記念館に帰りましょうか。

記念館に帰ってきました。
このドアから外に出ることができます。

近くにあったバス停
ハングル読めないのでどこから来るバスなのか不明(笑)

バスが使いこなせたら楽なんですけどね〜〜。

子城台公園の南を回りこんで、釜山鎮の方へ来ました。
これは西門ともよばれる金塁関。

立派な門ですけど、作られたのは近代です。

説明

壬申倭乱のときに作られたという隅柱石　

これは左側

隅柱石　右側

ここは国の南の国境である・・・という印です。

門から中に入ります。

西門の裏手には静かな一角があります。
一休みするのにぴったりでした。

余談ですけど、この公園のトイレ　とても清潔でしたよ。

西門を出て釜山鎮市場に向かいます。

よく歩きました。