2014年4月　オーストリア⇒チェコ⇒ドイツ③　ドイツ編

2014/04/05 - 2014/04/12

６泊８日、オーストリア⇒チェコ⇒ドイツを周る旅。
オーストリア３泊（ザルツブルク１泊、ウィーン２泊）、チェコ２泊（プラハ）、ドイツ１泊（ドレスデン）。

以前、企画倒れに終わった、三カ国周遊の旅を実現しました。南西フランス再訪と悩みましたが、チェコやウィーンへ訪れたことがないため、今回はそちらを優先することに。
航空会社のマイル利用のため、利用可能空港が限られましたが、行きたい都市は周れました。

この旅行記は、ドイツの部分になります。
今回、ドイツは1泊のみ。日本への帰国便はデュッセルドル発。プラハから移動で選ぶとしたら列車でドレスデンか、ドイツ国鉄のバスでニュルンベルクか。両都市共、訪れたことがありますが、やはり惹かれるのは「エルベ川のフィレンツェ」とも謳われるドレスデンでした。

エリア ドレスデン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: エア・ベルリン (運航停止) ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

4/10(木)　14：29　プラハ⇒ドレスデンへ移動の日。

もっと観光していたかったチェコ。訪れたプラハやクルムロフ以外にも、温泉保養地のカルロヴィ・ヴァリや、世界遺産のテルチといった魅力的な都市が沢山。名残惜しみながら駅へ。プラハからハンブルク行の列車に乗り、ドレスデンへ移動します。

プラハからドレスデンまで、列車で約２時間。エルベ川に沿って北上します。進行方向右側に、ドイツの景勝地、ザクセンスイスが見えるということで、列車内では右側の席をキープ。

この辺りがザクセンスイス。風景が一変します。写真の橋はバスタイ橋。いつか訪れたいですが、この時期、都市のドレスデンでさえ、最高気温10度。橋は凍結していたかも。。。素敵な風景は、下記からどうぞ。
ザクセンスイスに関するHP（英・独・仏語）
http://www.saechsische-schweiz.de/en/home-malerweg/

16：30頃、ドレスデン中央駅着。ホテルにチェックイン後、旧市街へ。翌日は朝から移動の為、ドレスデン滞在は僅かです。以前、訪れた美術館＆宮殿は行かず、街歩きと夜景を楽しむことに。

まずは奇跡的に戦火を免れたという「君主の行列」へ。歴代の王が、約100ｍ、2万5000枚のマイセン磁器のタイルで作られています。奥に見えるのはフラウエン教会。

先頭部分。ずっと見上げて歩く状態です。

世界最大のジクソーパズルと言われる、フラウエン教会。戦争で壊滅的被害を受けた後、瓦礫と化した物にナンバーを付けてコンピューター解析、元の場所に１つずつ戻すという、気の遠くなる作業を経て2005年に蘇った教会です。手前の像は宗教改革の祖、マルティン・ルター。

フラウエン教会内部。以前、クリスマスマーケット時に撮った写真でご参考までに。

旧東ドイツの信号シンボル。アンペルマン（男の子）とアンペルちゃん（女の子）。今はキャラクター化されています。
この後、スーパー＆ショップめぐり。お店を出ると、とっぷり夜になっていました。

旧市街側から新市街側へ橋を渡り、夜景観光。奥は旧宮廷教会。

バロック様式が美しい、ブリュールのテラス。

トラムも来ないので、道路中央から。

暗闇にそそり立つ様な景色です。

上部の聖人像が黒く目立っています。

誰もいない階段も絵になります。

夜景版の君主の行列。

ライトアップされると、日中よりさらに迫力が増すような。

ゼンパーオーパー（オペラ座）

春のドイツといえば、ホワイトアスパラガス！美味しかったです。

聖十字架教会。こちらに拠点を置くのが、聖十字架教会合唱団。日本公演もありますが、現地で聴いてみたいものです。
それにしてもドレスデンは治安が良い、と感じながらの帰路。23時近くなのに、怪しい人が一人もいない。大抵、どこの国も中央駅という周辺は、麻薬常習者、客引きやホームレスといった人々で夜は賑わっているのに。駅前に2人酔っ払いが座って語り合っているだけでした。
（ドレスデン泊）

4/11(金)　ドレスデン⇒デュッセルドルフ空港⇒帰国の日

朝のドレスデン中央駅。列車でドレスデン空港へ。

列車移動をすると、マリエン橋からこの風景を臨めます。バロック様式を誇る、歴史と文化の街を後に。

10：05　ドレスデン空港発⇒デュッセルドルフ空港

朝のドレスデン空港。閑〜散としています。初のLCC利用。急な運休等もあり不安要素のあるLCCですが、そもそもエア・ベルリンはLCC??との声があるレベル。JALがコードシェア便を提携しているし、そこを信じて利用してみました。

出発時刻より遅れての到着。時間の余裕はみていたので問題ないのですが、気になったのは機体。これって。。。事故の多いボンバルディア!!無事を祈っての搭乗。。。

雲の上は気持ちが良いですね〜。

とてもLCCとは言い難い、普通のサービス。ドリンク＆スナック（甘系か辛系かチョイス）、降りる時にCAさんから、ハート型チョコの手渡しがありました。

帰国便まで時間があるので、空港に荷物を預け、デュッセルドルフ市内を観光。日系企業が多く、約5000人の日本人が住んでいるデュッセルドルフ。旧市街へ向かう道中のお店や看板は、日本語多発地帯でした。

旧市街には沢山のレストラン。

ちょっとした風情のある彫刻がなされていたり。

風見鶏が、ビールを持ったおじさん!?

デュッセルドルフの市庁舎。

可愛い噴水がありました。

イラストや雰囲気がメルヘンです。

ライン川沿いの風景。遠方にあるのはラインタワー。

ふらふらと街歩きしていると、市場を発見！

この時期ならではのホワイトアスパラ。立派です。

ドイツに来るとマスタードを買って帰ります。たまたま見つけた、マスタード専門店！豊富な種類のマスタードを、試食して購入可能。「春」と名付けられたものは、爽やかなグレープフルーツの香りがしました。気に入ったのがハチミツ♪お調理に良く合います。

沢山のお客さんで大人気のパン屋さん！このディスプレイは、誰でも引き寄せられてしまうんじゃないでしょうか。帰国日でなければ買っていたところです。チェコからドイツへ入り思ったことは、パンが格段に美味しくなること。さすが職人さんのマイスター制をとるドイツパンです。

ケーニヒスアレー周辺。

デュッセルドルフ中央駅から空港へ。

19：35　デュッセルドルフ空港⇒成田空港

大きなトラブルもなく、無事の帰国となりました。
（機内泊）