2014/08/16 - 2014/08/20
52位(同エリア507件中)
もいもいさん
2014年夏、休暇を利用して久々に一人旅。
歴史好きの私にとって憧れの地、中国甘粛省のオアシス都市敦煌へ旅しました。
歴史的な見所のみならず、美味しい地元の食べ物や人々との触れ合いで、満腹感十分の旅をする事が出来ました。
莫高窟の素晴らしい仏教芸術の数々、鳴沙山の圧倒的な存在感と砂漠の美しさ、シルクロード屈指の規模をほこるナイトバザールと飽きることはありません。
【主なスケジュール】
8/16:成田→北京(空港近くのホテルで一泊)
8/17:早朝の便で北京⇒敦煌
午後:莫高窟へ
8/18:午前:鳴沙山と月牙泉へ
午後:莫高窟再訪
8/19:車をチャーターして敦煌近郊の歴史遺産(陽関・玉門関・漢代長城)へ
8/20:敦煌⇒北京⇒成田
- 旅行の満足度
- 5.0
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今日は朝から車をチャーターして、敦煌近郊の歴史遺跡を見て回ります。
昨日、ホテルのレセプションで相談、チト高いですが600元で陽関・玉門関を廻ってくれる車を手配しました。
これはホテルの朝食風景。
丁度、国際敦煌石窟学会とか言うのが開催されていて、学者さんと思しき方々が大勢宿泊されていました。 -
しっかり食べて、しっかり廻りましょう。
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奥で麺を打っています。
牛肉麺も出してくれます。 -
さあ出発。
高いだけあって、車は凄いしっかりしたやつでした。
運転手さんも、中国にしては珍しい、かなり安全運転を意識した方。
さすが敦煌賓館。 -
砂漠のただ中を一時間ほど行くと…
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最初の目的地、陽関遺跡に到着。
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テーマパーク見たいな博物館の奥に、古代から残る陽関の烽火台が見えます。
これが皆の最終目的地。 -
少し離れているので、電動カートに乗って向かいます。
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いわゆるシルクロードは、長安から敦煌までのいわゆる河西回廊を進んだ後、ここ敦煌で大きく二つに道が分かれます。
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一つはここ陽関を出て、タクラマカン砂漠の南、いわゆる西域南路を目指すルート。
(写真は遺跡近くにはえていた西瓜) -
もう一つは、この後訪れる玉門関を経て、天山山脈沿いのいわゆる天山北路・天山南路へ進むルートです。
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漢や唐といった巨大帝国が支配した時代、大体ここ敦煌までが中華王朝の直轄支配地という認識だったようです。
陽関・玉門関は中華世界の最果てといった所でしょうか。 -
最果ての地にふさわしい、荒涼とした世界が広がります。
ちなみに本当の正確な関所の位置は分からないそうです。
今に残るこの陽関を守る烽火台を陽関遺跡として現代に残しているとの事。 -
唐の詩人王維の詩でも有名です。
‘…、君に勧む、更に尽くせ一杯の酒
西の方陽関を出づれば、故人なからん’ -
西域を旅した人々の気持ちが、少しばかり分かる気がしてきました。
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演出の為に置かれたのでしょうが、妙に風景と合っています。
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そろそろ陽関にも別れを告げ、次に進みます。
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陽関では珍しく雨に見舞われました。
念の為に持ってきた折り畳み傘が役に立つとは。。 -
更に車で1時間ほど、もう一つのシルクロードを代表する関所玉門関に到着です。
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こちらは関所らしい建造物が残っています。
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正面から。
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内部は風雪に耐えてきた感がします。
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廃墟感が良いですね。
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陽関と違い、近くに河が流れているので、やや緑も多い感じです。
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風格ある遺跡です。
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近くには博物館もあります。
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周辺からの出土物が展示されています。
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これは漢代の藁束。
燃料として使っていたもののようです。
乾燥した気候の為、今でも燃料に使えそうな状態で残っています。 -
シルクロードの解説図
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周囲から出土した布切れ。
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そろそろ時間、玉門関に別れを告げます。
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当初ホテルで相談した際は、陽関と玉門関の2か所のみという話でしたが、運転手さんが、近くにある漢代の万里の長城にも行ってあげるよと言う事になりました。
ラッキーかな。 -
これが漢代長城の遺跡
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現代、我々が万里の長城としてイメージしているものは、山海関や八達嶺の明代に整備されたもの。
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ここはその昔(2000年以上前)、漢帝国時代に造られた長城。
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土石と藁を積み重ねて造ったんですね。
良く分かります。 -
さてさて、そろそろ街へ戻りましょう。
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街に近づくと鳴沙山の姿が見えてきました。
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かなり遅めの昼食(というか夕方ですが)を。
「歩き方」に乗っていた敦煌名物の麺「鶏湯麺」のお店へ。 -
普通の食堂と言った風情
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あっさりしてそうな、シンプルな感じの麺です。
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一口食べて、美味い…。。
麺が手打ちでコシがあり最高です。
スープはあっさり鶏スープ、さすが中国一の麺どころ甘粛省。 -
陽が沈み夜市が賑わうまで暫し時間があるので、敦煌の街を散策しました。
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市内を流れる党河。
砂漠のど真ん中に、これだけの水量を誇る河が流れている。
これがこの町が繁栄した理由なのでしょうか。 -
下に降りれる様です。
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というか、河の中が歩いて渡れる公園のように整備されています。
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私も歩いてみます。
これを歩いて渡れなくなった日には、旅に出るのはあきらめます。 -
ちなみに河の水に触れてみました。
驚くほど冷たい水です。
遠く西域の山々の雪解け水なのでしょう。 -
麺どころだけに、至る所に牛肉麺のお店が。
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街の中心のロータリー。
莫高窟で見た、背中で琵琶を引く妓女がいました。 -
初日に食べた敦煌名物黄麺(ロバ肉のあんかけ麺)のお店も沢山あります。
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そうこう言ううちに、日も傾いてきたので、夜市へ出向きました。
今日は敦煌最後の夜、日本へのお土産も購入しようと思います。
これは敦煌名物「夜光杯」のお店。
玉石を削って作ったものですが、どうも造りが粗い。
私は止めときました。 -
代わりに、敦煌らしい風景画や莫高窟の壁画を木に彫る彫刻屋台が沢山あったので、そちらで数点良さそうなやつを見つけ購入しました。
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彫刻家のお兄さんと。
ちゃんと国家資格を持った彫刻家の方です。 -
その他にも敦煌の夜市には、書を書いてくれたり…
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螺鈿細工みたいなのを彫ってくれたり…
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結構芸術家さんが沢山お店を出しています。
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東京に置いてきた嫁さんへ、シルクロードに多い胡楊の木で作った手作りの櫛を購入しました。
しかし、敦煌の夜市は値段交渉が穏やかです。
先の彫刻画もこの櫛も、いつも東南アジアの屋台で交渉する乗りで言い値の60%位から交渉したのですが、みんなあっさり「それで良いよ」
私が思って入りよりみんな大人な人達でした。 -
さてさて、お腹も減ったので、最後の晩何からしいものを頂きましよう。
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忙しくなってきましたよ。
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夜市で一際行列が出来ているお店がありました。
西安風のハンバーガー屋です。 -
香ばしく煮込んだ豚肉を細かく砕き、モーと呼ばれる中華パンにはさんで頂きます。
美味しそうですが、今はがまん。 -
新疆名物のポロ(ピラフ)のお店。
悩みましたが、これもがまん。 -
結局、初日に目を付けた砂鍋屋さんに決定。
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それにしても過ごい火力です。
こりゃ美味しそう! -
メニューの一番上にあった羊肉のモツ鍋を注文。
羊のモツ・春雨・青菜等々が入っています。
味はさっぱりしていて、モツも新鮮で臭みが全くなく、とっても美味。
日本のモツ鍋が大好きな方は、必ず気にいると思います。 -
鍋は結構小振りなので、まだいけます。
ということで、三日連続またまたあの回族家族の串焼き屋台に参上。 -
今日が最後の敦煌の夜。
最後のシシカバブ、ほんと美味しい。 -
おかあさん、大忙し。
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お父さん、肉だけでなく何でも焼きます。
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隣の席の女の子グループと仲良くなりました。
四川の成都から来たとの事。
一緒にカンペ〜イ
英語は今一ですが、筆談中心で盛り上がりました。
成都といえば三国志の舞台。
お一人は成都の諸葛孔明の廟の近くに住んでいるそうです。 -
これで打ち止め、と思ったのですが、どうしてもあの西安風ハンバーガーが気にになります。
「神様、日本に帰ったら毎日ジョギングしますので今日だけはもう一品許して下さい。」
と言う事で持ち帰りで購入、ホテルで頂く事に。 -
新疆のポロ(ピラフ)も気になります。
これは、許してくれないかな。
あきらめましょう。 -
ホテルに戻り…。
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西安風ハンバーガーを頂きます。
うん、美味しい! -
翌朝、空港へ行くまで、ホテルの庭園を散策しました。
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こういう老舗民族系ホテルには大体こういった庭園があります。
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ホテルの壁面にはシルクロードらしい絵が
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これで敦煌の街ともお別れかと思うと、寂しさ一塩です。
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ホテルのロビー。
毎朝ロビーでは、あの喜多郎の「シルクロードのテーマ」が流れます。
これが日本人的には、すっごく良かったです。 -
ホテルを訪れた世界のVIP達の写真が飾られています。
これは竹下登とキッシンジャー。 -
敦煌の象徴、背中で琵琶を引く妓女の像もありました。
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敦煌最後の食事。(といってもホテルの朝食ですが)
ハミ瓜・葡萄・西瓜、地産地消の果物達。 -
手打ちの牛肉麺も頂きました。
あっさりスープが最高。 -
お世話になったホテルに別れを告げると…
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名残惜しいのか、どこかからノラ犬が出てきて別れを惜しんでくれました。
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モスクの玉ねぎドームを横目に、タクシーに乗って空港へ向かいます。
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規模は小さいですが、近代的な敦煌空港。
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搭乗口で美しい砂漠の朝顔が見送ってくれました。
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歩いて飛行機へ向かいます。
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北京行きの中国国際航空機へ搭乗。
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敦煌の街に別れを告げ、北京経由で東京へ。
人生初のシルクロードの旅、僅かの期間ですが素晴らしいものとなりました。
次は新疆やウズベクのオアシス都市に行ってみたいものです。
それではこれにて失礼します。
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この旅行記へのコメント (3)
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- タビガラスさん 2014/08/24 08:24:01
- 思い出しながら見させて頂きました
- もいもいさん、おはようございます。
シルクロードの敦煌、一昨年に行った場所ですの、懐かしく思い出しながら見させて頂きました。
莫高窟、砂漠の鳴沙山、歴史ある遺跡、スケールが大きい自然、日本では考えられない観光が出来ましたね、私も中国の観光地は好きですので良く行ってます。
他の中国の旅行記も見させて頂きました。
タビガラス
- もいもいさん からの返信 2014/08/24 17:12:32
- RE: 思い出しながら見させて頂きました
- タビガラスさん、コメントありがとうございます。
日本人には特にはまる所なのでしょうね、敦煌を始めとするシルクロードは。
莫高窟は思っていた以上の内容だったので、正直驚きました。
中国を旅する日本人は色々あって一時期より減っているようですが、間違いなく昔より旅自体はし易くなっていると思います。
引き続き時間があれば、色々行ってみたいと思っています。
引き続き宜しくお願い致します。
- PHOPHOCHANGさん からの返信 2015/05/30 11:50:17
- 懐かしく拝見しました。
- 浅草への投票ありがとうございました<(_ _)>
それでお邪魔してみたら、何と敦煌、しかも去年!
自分も6月に中国国際航空で北京に1泊しながらの4泊5日で行って独り旅して参りました。
違う所は長城に2回行く羽目になったのに、陽関は見て居ない事。此処で拝見出来て良かったです。
自分は砂、石、岩の景色が好きなので、手軽に行かれて食事の美味しい中国は最高の旅先です。
また良い旅なさってくださいね。
お邪魔しました。
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