2014/08/16 - 2014/08/20
24位(同エリア489件中)
もいもいさん
2014年夏、休暇を利用して久々に一人旅。
歴史好きの私にとって憧れの地、中国甘粛省のオアシス都市敦煌へ旅しました。
歴史的な見所のみならず、美味しい地元の食べ物や人々との触れ合いで、満腹感十分の旅をする事が出来ました。
莫高窟の素晴らしい仏教芸術の数々、鳴沙山の圧倒的な存在感と砂漠の美しさ、シルクロード屈指の規模をほこるナイトバザールと飽きることはありません。
【主なスケジュール】
8/16:成田→北京(空港近くのホテルで一泊)
8/17:早朝の便で北京⇒敦煌
午後:莫高窟へ
8/18:午前:鳴沙山と月牙泉へ
午後:莫高窟再訪
8/19:車をチャーターして敦煌近郊の歴史遺産(陽関・玉門関・漢代長城)へ
8/20:敦煌⇒北京⇒成田
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
翌朝、ホテルの前でタクシーを拾い敦煌の象徴である鳴沙山へ。
車で10分も走れば到着です。 -
ガイドブックでは夕方涼しくなる頃がお薦めとの事でしたが、昨日午後結構強烈な砂嵐が吹き荒れた事、今朝は風がやみ、しかも大変涼しい爽やかな陽気だったので、朝一番で行くことを決断しました。(8:00頃出発)
結果、これが大正解でした。 -
道路の行き止まりに鳴沙山が見えてきました。
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入り口で入場券を購入して入ります。
しかし入場料120元は高いなぁ。
沢山の中国人観光客も押し寄せてきていますが、結構な負担なんでしょう。 -
入り口で防砂用の足袋を借ります。
恰好は悪いですが、これが無いと砂山では大変な事になります。 -
ここでは駱駝ツアーが大人気。
駱駝に乗って、山の上を目指すものです。 -
バギーカーのアトラクションもありました。
シルクロードの面影を求めている自分にとっては、やめてほしい代物です。 -
多くの観光客が駱駝に乗って山を目指します。
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なるほどシルクロードっぽい。
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駱駝ツアーが100元することもあり、私は自分の足で砂山を制覇する事にしました。
しかし、砂山登山は思ったよりしんどいです。 -
ただ、朝来た事が正解でした。
空気はまだまだひんやりしておて、適当な所で休憩をとると、爽やかな西域の風に吹かれながら絶景を眺める事が出来ます。 -
息が上がりますが、もうすぐとりあえず目指していた頂上に到着です。
はぁ、はぁ。 -
頂上で暫し休憩。
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振り返ると敦煌の街が。
いかにもオアシス都市といった趣きです。 -
ここから、更に歩みを進め、もう2つほどの砂山の頂上を越えて行きました。
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ここからはただただ絶景の連続です。
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駱駝ツアーもここまでは来ません。
一生懸命登ってきた甲斐がありました。 -
上空ではグライダーが旋回していました。
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暫し茫然と立ち尽くしてしまいました。
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もう少し歩いて行くと、砂漠の中の美しい泉として有名な月牙泉が見えてきました。
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周りにいた中国人の方に撮ってもらいました。
足元が不格好!
でも已む無し。 -
この絶景をしっかり目に焼き付けておきたいものです。
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そろそろ月牙泉へ降りて行こうと思います。
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いつまでも眺めていたい…。
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名残惜しいのですが、そろそろ行きましょう。
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月牙泉に向け砂山を下っていきます。
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下りはあっという間、月牙泉の楼閣に降りてきました。
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いかにもオアシスっぽい木です。
周りにいた中国人観光客が中国語で木の名前を教えてくれましたが、残念ながら何だか分かりませんでした。 -
実もなっていました。
オリーブっぽいかな。 -
名物なのでしょうか。
みんな月牙泉の売店では飲むヨーグルトを頂いています。
私も頂きました。
山登りで結構汗をかいたので、最高の水分補給です。 -
月牙泉の楼閣
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遠く漢の時代(2000年以上の昔)から枯れることなく湧き出ている泉だそうです。
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砂漠の楼閣、風流ですね。
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100年以上前に植えられた柳の木だそうです。
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少しばかり湘南の海を思い出しました。
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美しいお花畑が整備されています。
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砂漠の朝顔、かな。
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出番を待つ駱駝くん達
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遊覧を終えたグライダーが頭上を通過していきました。
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日本では決して体験できない、雄大な大自然に感動できる名所です。
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丁度、市内へ向かうバスが発車するところだったので飛び乗りました。
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ホテル近くの蘭州(甘粛省の省都)名物牛肉麺のお店。
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中国随一の粉もの文化・麺文化の地甘粛省だけに、美味しい麺が味わえます。
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コシのある手打ち麺、牛肉ダシのあっさりスープ、ピリカラの薬味、最高の麺です。余計な具が何も入っていないので、麺の美味しさを心から味わえます。
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午後は日本語ガイドの時間に合わせ、二回目の莫高窟へ。
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今日は昨日と異なり風もなく穏やかな観光日和です。
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日本語ガイドさんの案内で二回目の莫高窟めぐり。
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私を含め、日本人は二名。
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私ももうひとりの日本人の方も、それなりに歴史好きだったので、日本語ガイドの方と大変話が盛り上がりました。(内部は撮影禁止なので、これは公園内のポスターから拝借しました)
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私たちを案内してくれた日本語ガイドの方、大変な知識の持ち主で、高松塚古墳や宇治平等院との比較等々、専門的な話を流暢な日本語で分かりやすくして頂きました。
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ガイドさん気分が乗ってきたのか、「折角ですので、中国人ツアーではお見せしない特別公開用の石窟をいくつかご案内します。」との事になりました。
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本当に素晴らしい壁画・石仏の数々です。
写真でお見せできないのが残念。
この旅行記の「その1」でいくつか、本から撮影した私のお気に入りを掲載させて頂いています。 -
莫高窟の周辺は荒涼とした大地が広がります。
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莫高窟に別れを告げ、再びバスに乗って市内に戻ります。
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夜は再び敦煌の夜市へ。
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昨日のお店に再びやってきました。
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今日も羊の串焼き・シシカバブ行きます!
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ビールと本当に良く合います。
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お母さんが肉を捌く横の席が私の定位置。
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主食は甘粛の麺文化を極めたく、新しい麺料理に挑戦してみました。
「搓魚子」という指先でこねた麺の料理です。
こねた後の麺が魚の稚魚に似ているのでこの名前になったようです。 -
一生懸命、みんながっついています。
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結果的にはうーんという感じ。
麺は美味しいのですが、量が多すぎるのと油がきつ過ぎの感じ。
完食できず少し残してしましました。
私としては珍しい事です。 -
夜市は遅くまで賑わっています。
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敦煌の夜が更けて行きます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- kaz-ykさん 2014/09/21 16:02:14
- 初めまして
- もいもいさん 今日は、小生のブログに、お立ち寄り頂き感謝します。
足跡を辿り、貴方様のシルクロードに、お邪魔しました。
1人旅とは、素晴らしい、旧い時代の土塁(長城)や、砂漠の中の大河、
砂漠歩き用の足カバーに、吃驚です。
大変お疲れでした。今後のさらなる、ご健闘、ご検証を、お祈りします。
- もいもいさん からの返信 2014/09/22 22:01:36
- RE: 初めまして
- メッセージありがとうございます。
様々な所をご旅行されていらっしゃるご様子、羨ましいですね。
トルコは私も大好きな国です。
シルクロードは、我々日本人にとっては本当に魅力ある旅行先だと思います。歴史ロマンを感じながら旅をしていると、砂漠の塵・芥も玉石に感じられるようになってきます。
普段は仕事が忙しく、旅の機会は限られていますが、これからも可能な限り、旅は続けたいと思っています。
引き続き宜しくお願い致します。
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