2014/08/07 - 2014/08/14
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はじめのいっぽさん
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むか〜しむかし、ペルシャの国は、世界の半分を掌握していたそうな。そこには、空飛ぶ絨毯や魔法のランプがあるそうな。そんな話の世界を見てみたい。シルクロードの雰囲気も味わいたい。いつか行きたい「イスファハン」。
「アラブの春」辺りから中近東は、情勢が怪しくなり、行けるときに行っておこうと計画。
「上司の許可でるかな。」
「VISA申し込んで取りやめになるかな。」
「仕事、終わるかな・・・。」
「親は…」
など、いろんなことを考えたが、「今しかない!!」と意を決して参加決定。
今回のツアー参加は、全員で18人。
物好きな人たち(おいっ!!)は、意外に多かった。
今までになかった旅のスタートから、はじまりはじまり〜。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.5
- 同行者
- 友人
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- ユーラシア旅行社
-
行くところがどんなところか正しい状況がわからない。MOFAでは全体が黄色(十分注意)になっていたので、巻き添えにならなければ大丈夫だと思っていた。以前、スペインに行った時も黄色だったので。
でも、何事も100%大丈夫はない。なので、一度、親元に顔を見せるだけに故郷に帰った。
この機種、わかりますか?昔のANAのデザイン。懐かしくて…(年がばれるかな…)まだ、あったのですね。きっと、復刻版なのでしょうけれど。
親不孝な娘は、三国志を見つけてしまい、読みふけって東京に帰ることになる。
「イランに行ってくる。」とは、言い出せなかった。兄弟姉妹にだけ伝え、後は任せてきた。 -
今回は、いろんな意味で今までにないほど、準備が大変。
イラン国からの要求。(旅行会社経由)
女性は肌を見せてはいけない。←暑いのに~コートを着れってどういうこと!!
髪を見せてはいけない。 ←頭巾なんて被れないよ~
サンダルはダメ。 ←暑いのに~。蒸れてしまう…。
準備したもの。
①食糧や熱中症予防用のスポーツドリンク粉末や飴。
②大判スカーフ 6枚
③スポーツ用アンダーウエアーとジャージや長そでのポロシャツ(かなりミ○ノに貢献しました。)
④薄地・濃い色の腰以下の長さの羽織物。5枚
⑤厚塗り化粧下地。
⑥メッシュのパンプスのようなウオーキングシューズ。
旅行代金以上に使った気がする。
あと、髪もバッサリ!!水は貴重なはず。
職場の人、びっくりするくらいに切っちゃった。
すっきりした!! -
8月7日
朝のごたごた(後に記入)で予定より50分遅れで到着(集合時間、30分前に到着予定だった。)手続きを終えて
成田発 CA926 16:30 → 北京へ。(予定より1時間遅れ)
全然、期待していないCA。でも、空の旅は、安全第一!!
飛行機と操縦士さん、よろしく。
思った通り、モニターなし。
客室乗務員、荒い。
北京は見るからに、やっぱ、空気悪そう…。北京首都国際空港 (PEK) 空港
-
今回の機内食。
思っていたより、まあまあ。 -
第3ターミナル。きれいです。
でも、人ガラガラ。
乗り換えが大変。
事前に調べたのは、指示通りに動けばいいや、と思っていたのですが、ターミナル移動が不便。入国と出国って何だろう?入国させなくていいから、このまま国際線このターミナル使おうよ〜。
私は、航空券、安くても北京乗継はしたくない!!と思いました。
(体調がよかったら、違ってたかも・・・。) -
イラン航空みっけ!!
ここの搭乗手続きも大変だった。
係員さん、親切だったけれど。
大きな荷物だらけのイラン人が、長蛇の列。極採色の人だかり。
しかも、手続きが進まず…。
私たち日本人団体は、ファーストクラス窓口での手続きになり、
並んでいるイラン人から「ファーストクラス。すげぇ〜」
のような好奇のまなざしやつぶやきを感じつつ
「いいえ。エコノミーです。」
と心で返事しておりました。
私たちは、イラン人の女性の格好を見つつ、「スッパツ、いいの〜。」「それは、いくらスタイルよくても歩くのまずくない?」「派手じゃん。」とぼやいていました。 -
イラン航空機 IR801便 北京22:10発 →テヘラン 着3:25
予定通り?遅れてますよね?
もう何があっても覚悟はできていますので、大丈夫!!(何が?)
でも、腰が痛くなってきた。
今回、ここまで来るのに大変でした。
機内は、座席モニター、雑誌や機内販売ものない(ペルシャ語はあった。)でテヘランまでの間、初めての体験を語ります。
長いので、面倒な方は、すっ飛ばし下さい。
8月5日(火)
夜、旅行の下調べをしていたら、体に何やら怪しい雰囲気が…。
8月6日(水)
体全体が痛くなり、午前中で仕事を切り上げ病院へ。
Dr「今は、どちらとも言えませんが、○○○○と思われるならば、旅行は取りやめてください。今すぐ中止です。」
と宣言され、「ただ、1年以内の再発は、ほとんどないはず。」との言葉に可能性をかけて、体全体の痛みを緩和するためマッサージへ。
夕方、一緒に行く友人に現況を報告。このまま体全体が痛いままだと迷惑をかけるのでキャンセルするかもの報告をし、夜は何もせず、栄養取って早く寝た。 -
搭乗。
このタオルケット、さわやかグリフォン君模様。
機内は、冷蔵庫と思うくらい寒かった。
2枚機内着準備していたのとマフラーが役に立ちました。
今日は、本当に忙しかったなあ〜と
8月7日(木)4:00起床
バゲージ準備と旅立つ準備。前日、何もできなかったので。
体の節々は、まだ痛い。特に腰から背中。朝ごはん食べて、以前、持っていた鎮痛剤と消炎剤を飲む。○○○○は、絶対なし!!と思うことにして、朝、開院と同時に整骨院に行って処置してもらう。
予定より20分早く駅に向かう。駅で友人を待つだけだったのに、バッグにつけていたPASSケースが切れていて、大きなバゲージを蹴飛ばしつつ自宅まで戻る。心の中では、キャンセル報告を覚悟していた。しかし、自宅前の道路に落ちていて、駅に戻ると友人と合流。誰も拾ってなくてよかった〜!!予定通りの時間の電車に乗り、乗り換えたまではよかった。乗り換えた電車が信号確認のため4分遅れる。(あ〜あ〜。これは、旅行を取りやめろとのこと?)
結局、次の乗換移動に時間が間に合わず、一本後の特急に乗ることに。友人は、体当たりしていた(私は、腰痛が酷いためムリ。)が、無情にも扉を閉められる。集合時間に間に合わないことがわかり、連絡を入れる。しかし、都営なのか○急かわからないけど、駅員の教育きちんとしよう!!わからない客に対して、不愛想だし、不親切でした(怒)
集合時間20分遅れで到着。飛行機は、1時間の遅れ…
整骨院でほぐした筋肉を、PASSケース探しや電車の乗換のために酷使し、さんざんな旅立ち…。
-
1回目の機内食。
予想より食べられました。
食べられそうなものだけ食べて、薬飲んで寝ました。 -
あと少しでテヘラン。
当日、その場のキャンセルも考えていたんです。腰痛と○○○○で。どっちにしてもパスポートは受け取らなきゃだし、見送りぐらいしたい、と成田まで行きましたが、薬のおかげで何とか出発できた次第です。○○○○だったら確実にキャンセルでした。本当に疲れました。おかげで、機内で眠れました。 -
2回目の機内食。
朝食みたいなもの?
現地時間 3時35分 テヘラン着。
日本との時差が、4時間30分。
北京と3時間30分。
何だか長く乗っていた気がしない?
なぜだろう?
今回は、添乗員さんの「旅日記」があるのでありがたい。 -
ホテル到着。FERUDOWSI INTERNATIONAL GRAND HOTEL
ホテルまで40分。時間の感覚わからないまま順応していました。
前日のドタバタのおかげ?
エジプトの経験(ナイル川に沿って①)のおかげ?
着いて風呂に入れるって気持ちがいいです。
しかも、なれないスカーフを巻くのも2時間くらいの間でもかなりのストレス。
腰が痛い~!!ベッドの硬さがちょうどよかったホテル。 by はじめのいっぽさんFerdowsi International Grand Hotel ホテル
-
このマットレス、硬さが私には合っていました。
寝るには中途半端な時間だったので横になって骨盤体操やらで痛みをごまかしてたら、友人がシップをくれた。飲んでた薬のシップ版だったので、朝食時まで貼っておくことにした。
助かったよ〜。 -
朝食を食べ、薬を飲み、いざ観光へ。
11:00出発。
でも、この格好やだ〜!!
イラン旅行の記念撮影の写真が少ないのわかった気がする。 -
最初の観光場所。
ゴレスタン宮殿。
ガージャール朝時代の王宮。
ゴレスタンは「バラ園」という意味。
バラ園の宮殿…。
み、水がない…。ゴレスタン宮殿 城・宮殿
-
この建物の雰囲気、どこかで…?
近づいてみると、鏡が張り巡らされていてきらきら☆
真ん中には、玉でできた椅子。 -
この椅子、支えてる小さい子の表情が、味わいがあります。
-
このアーチとアラベスク模様の素晴らしいこと!!
ライオンの上に顔の…どこかで見たぞ? -
中側から。
作業は、荒いけれど見れば見るほど味わい深いです。 -
棺桶。
説明あったけれど、忘れちゃった(てへっ) -
タラーレ・アスリ(ヨーロッパから使節団を迎えた建物)
中は、写真撮影禁止。
扉の中は、まばゆい世界が違う世界に誘ってくれます。
ベルサイユ宮殿の鏡の間より、きらきら☆ -
中はとっちゃだめだけれど、外はいいんだもんね〜。
(←エジプトで学んだ。)
入口の階段を登ると、世界中の匠の技が集められたような家具がいっぱい。
また、歴代のハーンに会えますよ。
銀色にブルーが、落ち着いた組み合わせでさわやか。
昼寝の間などありましたが、眩しすぎて眠れないかも…。 -
きらきら☆豪華絢爛、まばゆい光の世界から、自然の花を見て和み歩いていくと
-
あれれ・・・
なんだか見たことあるような???
この感じ。 -
そうなんです。
ウズベキスタンのモザイク画。
サマルカンドで見た模様と似たようなモチーフ。
偶像崇拝禁止のイスラム教なのに動物と人面。 -
太陽の塔
建物の形は違うけれど、タイルの絵は似ている。
私は、ウズベキスタンを先に見ていたので、ベースがウズベキになってる。けれど、イラン旅行後、ウズベキや近隣に行くと逆になるんだろうな。 -
修復途中なのか未完成なのかわかりませんが、線画とタイル張りの境目見つけたので記念に。
-
出口に向かって。
出るところに小さなお土産ショップがあり、絵葉書3枚購入。 -
今日のお昼。
伝統料理「アグ・グーシュト(壺の煮込み)」。
この壺の中には、羊肉・ひよこ豆・ジャガイモなどが入っていて、ナンをこのスープでふやかして食べるんです。そして、残った具材は、専用の棒で押してつぶすのです。つぶしたものをナンでハーブといっしょに包み、食べます。
世界はつながっているな〜。 -
お手洗いの前にあった電話とタイルのミスマッチさが何とも言えません。
-
イラン考古学博物館。
入口には、「ハムラビ法典」のレプリカがど〜んと展示されていました。
本物は、フランスのルーブルにあるそうです。
そうだったんだ〜。3回行ってるのに、見た記憶がナイ…。 -
紀元前6000年〜7世紀のものの展示。
本物は、博物館中、レプリカは入口、と良心的な展示に感心しました。
イランの広大な土地や文化の変遷は、一言では語れません。
1時間ほどの講義を聞き、学生気分で見学。 -
このようなもの以外にも、衝撃だった「ソルトマン」。
これ、映画やドラマができそうです。
中国のロプノール湖で見つかった女の子のミイラを思い出しました。 -
やっぱり、これ。
教科書や写真集で有名なレリーフ。
オリジナルを展示用にもってきたんだと。 -
これ、欲しい!!
-
ヒエログリフ?
-
楔形文字だ〜!!
-
あれ、シーサー?
-
焼き物は、発想がおもしろい。
作ること楽しんでいたに違いないと思う。 -
鳥をとりたかったのですが、写ってなさそう…。
-
アザディ・タワー。
アザディ=自由のタワー。
1971年 ペルシャ建国 2500年記念に建立された。
最近「タワー」って聞くとまっすぐの高いものを想像してたのですが、全く違いました。逆Y字。
ここで気温40度。 -
ペルシャ語で書かれた看板。
全然、わかりません。 -
アザディ、自由か…。
マフラー・コート脱いじゃダメ?
暑いんですが…。アサディ タワー モニュメント・記念碑
-
逆Yの下。
日蔭。
きれいなブルーの装飾でした。
ここで短い自由時間でしたが、危なさそうな人や警官、ナン売り、いろんな人たちがわらわらと近づいてきました。
危険、危険…!! -
同じツアーの仲間。
お互いに顔がわかりません。
私と彼女ともう一人、三人で顔を覆っていたので、現地の人たちガン見でした。
私たちの方が危険人物だったかも…。
「私だ!!」と思った方は、メールください。
拡大しても顔が全く分からないので、載せちゃいました。 -
ホテルに併設しているお店。
-
おいしそうだった。
一つくらい買って食べたかったけれど、暑さで食欲なし。 -
ナッツ類も。
-
色とりどりのお菓子。
次は、買うからね。 -
ディナーのメイン。
ニジマスとライス。
カリッと焼いてあり、しょうゆやポン酢も添乗員さんが出してくださったので味は大丈夫だったのですが、満腹で、半分でごめんなさいしました。
ツアーのいいところは、食事の心配がないことも一つです。が、動かないのに食べるから、さらにお腹が膨れてしまってます。 -
で、このドリンク。
イランらしいものとして、ヨーグルトに塩を入れて、ペパーミント風に仕上げた夏バテしないための飲み物。
ヨーグルトベースの段階で、私はアウト!!
目の前の二人が、元気よく挑戦。
ひと口後「…」。
決して「おかわり!!もう一本。」とは語られず、みんなで味見しました。
添乗員さん、素晴らしい。
一気に、ゴクゴクと飲み切りました。
男気を感じました。(女性です。) -
このホテル、ありがたいことに水一人につき1本、ウエルカムフルーツがあるの。一泊 1皿。キュウリってフルーツなの?ウリだし…。
2泊したので2皿になり、結局、食べなかったものはそのままサヨナラ。
後で、持ってきておけばよかったな〜と、バスの中でリンゴを剥いて分けてくれた方を見て思いました。
東京は、キュウリが高い!!
左のカップは、持っていったお茶。
やっと、まともに寝られる。
おやすみなさい。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- ちどり OYAJIさん 2014/08/26 21:54:06
- 懐かしい
- はじめのいっぽさん
懐かしくテヘランの今を見せていただきました。
私1985年 イランイラク戦争のさなかテヘランにおりました
アザディ広場懐かしい、ヘジャーブの女性今も変わらないですね
また行きたいです。
- はじめのいっぽさん からの返信 2014/08/26 22:57:49
- RE: 懐かしい
- > はじめのいっぽさん
>
> 懐かしくテヘランの今を見せていただきました。
> 私1985年 イランイラク戦争のさなかテヘランにおりました
> アザディ広場懐かしい、ヘジャーブの女性今も変わらないですね
>
> また行きたいです。
>
>
旅行記、読んでいただきありがとうございます。また、投票までしていただき、うれしいです。
ヘジャブは、変わりません(笑)。旅行者にも近い服装求められ、苦痛で仕方がなかったのです。でも、一人一人のものを見ると、いろんな地の模様が工夫してあり、生地がすてきで、オリジナル作りたい!!と思ったくらいです。あの、太陽光や乾燥から身を守るには必要だとも思いました。
イ・イ戦争のさなか、それは大変でしたね。ご無事で何よりです。日本では知らされていないこともたくさんあったと思います。トルコ航空機の日本人、救援話を知り、人って争ってばかりじゃないな〜と。エジプトの騒乱期のなめさんの旅行記読んでも、人と人とのつながりの大切さを身に染みて感じました。
ぜひ、いろんな情勢の中で、その「時」を、笑顔で生きているイランの人々に会いに行ってほしいと思います。そして、いつか、ぜひ、ちどり OYAJIさんが、見て感じられたことを旅行記にしてほしいと思います。絶対に読みますので・・・。
もう少し続き、頑張ります。
- ちどり OYAJIさん からの返信 2014/08/27 06:13:34
- 返信ありがとうございます
- はじめのいっぽさん
早速の返信ありがとうございます。
外ではヘジャーブで身を包んでいますが、家の中ではすごくカラフルです。駐在中に私のドライバーをしてくれていた、アルメニア人の息子の割礼式に招待されたことがあるのですが、びっくりするほど華やかでした。
私の方は、今は助けていただいたトルコの皆さんと微力ながら活動をさせていただいております。その関係の様子も私のページに載せています。良かったら見てやってください。
これからもよろしくお願いします。
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