イタリア美食紀行　その２４　ステーキ＠サン・ジミニャーノ

2014/04/02 - 2014/04/09

結婚４０年を記念して、念願のイタリア旅行に出掛けました。
歴史好きの私にとって、イタリアのローマに行く事が昔からの夢でした。
今回の旅は、ローマ市内観光をゆっくり楽しみ、食の国イタリアの料理を楽しむ、私達夫婦にとって願っても無い旅となりました。

旅程
４月２日　羽田　から　ミュンヘン経由　ミラノへ
４月３日　ミラノ市内観光と「最後の晩餐」観賞
　　　　　昼食後ヴェネチアへ
４月４日　ヴェネチア市内観光　ドゥカーレ宮殿　サン・マルコ寺院
　　　　　ホテルアッランジェロ泊
４月５日　フィレンチェへ
　　　　　フィレンチェ市内観光　大聖堂、ウフィッツィ美術館
　　　　　ベッキオ宮殿、ミケランジェロ広場
　　　　　夕食　サバティーニにて
４月６日　ピサ観光　大聖堂、斜塔（中には入りませんでした）
　　　　　シエナ観光　大聖堂、カンポ広場
　　　　　フィレンチェ泊
４月７日　サン・ジミニャーノへ 世界遺産の市街地散策
　　　　　農場レストランで昼食後、ローマへ
　　　　　ホテルメディテラオネ泊
４月８日　ヴァチカン博物館　「最後の審判」観賞
　　　　　サンピエトロ寺院、コロッセオ（入場）
　　　　　フォロロマーノ散策
　　　　　トレビの泉、スペイン階段
４月９日　真実の口、パオラの泉、パンテオン
　　　　　ローマ　から　ミュンヘン経由　羽田へ

エリア サンジミニャーノ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩

サン・ジミニャーノを後にして、アグリトゥーリズモ（農場レストラン）へ向かいます。

ホームページが素晴らしいですね。
と言っても、イタリア語と英語のページです（苦笑）
http://fattoriapoggioalloro.com/?lang=en

サン・ジミニャーノから５ｋｍ（車で１０分位）の所に農場レストラン　Poggio　Alloro（ポッジョ　アローロ）は在ります。

トリップアドバイザーの評価は最高ランクの様です。
http://www.tripadvisor.jp/Hotel_Review-g187901-d1457850-Reviews-Fattoria_Poggio_Alloro-San_Gimignano_Tuscany.html

住所
Via Sant'Andrea,23 53037 SAN GIMIGNANO (SI) Italia
[phone]

農場でワイン生産、キアナ牛の飼育、オリーブオイルの生産を行い、レストランで提供しています。

農場にレストランとホテルを併設しています。

パンフレットの写真を見ると、左下にホテルに併設のプールが写っています。

写真の右上に見える所がサン・ジミニャーノ、塔が林立して林の様に見えています。

ワインの工場（と言っても、こじんまりとした設備でした）を見学。
こちらは醸造タンク。

ここでは、勿論キャンティが作られています。

キャンティリゼルバの貯蔵樽

こちら白ワインのベルナッチャ（ディ　サン　ジミニャーノ）
http://www.vinovinovino.com/wine/Vitigni/vernaccia_di_san_gimignano.html

上記のホームページ記載の内容です。

ヴェルナッチャという名前はリグーリア州チンクエ・テッレを構成する5つの町のなかのひとつであるヴェルナッツァから来ていると言われている。
この品種の起源はとても古く、サン・ジミニャーノ市が所有する1276年の資料に記録が残されている。
同名のワインは当時商取引やメディチ家といった資産家への寄贈品として利用されていた。
現在は主にシエナ県で栽培されている。

ワイン工場を後にして、牛舎に向かいます。

地平線上の　サン　ジミニャーノの塔　を眺めながら。

ワイン畑の横にオリーブの木が植えられています。

牛舎では、キアナ牛が飼育されています。
昼食はこのキアーナ牛のステーキ ビステッカアッラフィオレンティーナ と呼ばれる牛の骨付き肉を炭火で焼いたステーキです.

屋外で子牛が遊んでます。

ブドウ畑を見学して、レストランに向かいます。

トスカーナ地方で見られる糸杉です。
すらっとした綺麗な形ですね。

食事後、こちらで土産物のワインやオリーブ油を購入します。

食事はこちらのテントの下のテーブルで、自然を眺めながら頂きます。

地平線の上にサンジミニャーノの塔が見える、絶好の場所です。

ズームして見ましょう。
トスカーナ地方の摩天楼と呼ばれるそうですが、成程とうなずけます。

今日の昼食は

ワインの試飲から始まり、キアナ牛のステーキなど、地元食材を使用した料理を頂きます。

メニューの表紙には、自然農法で生産していると記載されてますね。

自家製のオリーブオイルに

これは試飲用に提供された白ワイン（ベルナッチャ　ディ　サン　ジミニャーノ）。

続いて試飲させて頂いた、左が赤ワイン（キャンティ）。

どちらもＤＯＣＧマーク付

因みにDOCGと言うのは、ウィキベディアに依れば
1963年に制定された、イタリアの食料品原産地認定 『デノミナツィオーネ・ディ・オリージネ・コントロッラータ（DOC）』の上位分類として、1984年に新設された。

現在は、EU法である 『原産地名称保護制度』に並列・準拠している。

DOCGワインは、イタリアワインの中でも法的に最上位に分類される。

名称はイタリア語で、「保証つき統制原産地呼称」を意味し、略称である 「DOCG（D.O.C.G.）」は、ディーオーシージー、ドックジー、ドクジなどと読まれる。

更に赤ワインが出て来ました。

カベルネ　トスカーナ

ＩＧＴマーク品

ワインを頂いてる内に、ステーキが出て来ました。
キアナ牛のＴボーンステーキ。

ボリュームたっぷりと言うよりも、大きすぎます！

もう胃袋に入りませんと

降参しかけてる傍から、デザートのケーキが出ました。
大満足としか言えませんね。
贅沢で優雅な昼食でした。

いよいよ最後の訪問地となる、ローマへとこれから向かいます。
その様子を、旅行記　２５　にて紹介しましょう。