2014年夏の旅　その３～ダニエル～

2014/06/19 - 2014/06/25

NY在住の友人を訪ねる旅。
7年ぶりのNYにドキドキ。
が、下調べをあまりしておらず、行き当たりばったりな旅に･･･。

2日目の晩ご飯は、Daniel。フレンチの三ツ星レストランです。
ノグチ美術館見学後に一旦ホテルに戻り、着替えてから向かいました。
友人も私も、人生初の三ツ星レストラン。やや緊張です。

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道 タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

17時半の予約にあわせてお店に到着。
ウェイティングスペースにて、レストランフロアが開くのを待ちます。

これは、ウェイティングスペースで椅子に腰掛けながら、入り口方向を撮ったもの。

同じく、ウェイティングスペース。
バーカウンターも奥にありましたが、入り口付近は普通のテーブルが置かれていました。

いよいよ開店です。
到着時に受付（レセプション）に名前を告げていたので、その順番に中に案内されたようです。

私たちの隣のテーブル。

私たちのテーブル。まずはお水を注いでもらいました。

お店のレイアウトが少し変わっていました。
中央に大きなフロアがあり、そこは4人以上が中心のテーブル。
私たちはそこから一段高い、サイドに設けられたテーブルでした。
コンサート会場のアリーナと１階席もしくは、体育館のギャラリーのようなイメージです。
なので、奥に写っている男性の顔があの高さ。彼はアリーナテーブルのお客さまです。

まずはシャンパンで乾杯。
お店の名前を冠したシャンパンだった気がします。

そして、アミューズ。

それぞれ何だったか･･･。残念ながら思い出せません。

前菜、メイン、デザートから一品ずつ選ぶプリフィクスコース（125ドル）でしたが、前菜の前にもう一品ありました。
何かのムースだったと思います。

こちらはバター。
奥はシンプルなバター。手前はハーブを練りこんだバターでした。
パンも数種類から選べました。

そして、前菜。
私はフォアグラのテリーヌを注文しました。
テリーヌなので、トーストもついてきます（奥）。冷めないようにナプキンで包んであるのも嬉しい。

そして、トーストが残り一枚になったとき、おもむろに新しいお皿と交換されました。こちらからリクエストせずとも頃合を見計らって新しいお皿（温かいトースト）と交換する。そのさりげない、そしてきめ細かいサービスに友人は大興奮でした。

こちらは友人の前菜。
貝のホワイトソースグラタンのような感じだったそうです。「本日のオススメ」でした。

前菜と共に、白ワインも空になりました。
お料理に合うワインをグラスでお願いしたのですが、グラスワインなのに試飲させてくれるということにびっくり。友人は2種類の赤ワインを試飲し、片方に決めていました。素晴らしいサービスです。

そして、メイン。
私は「牛肉づくし」的なものをいただきました。
手前はグリルですが、奥の透明な器に入っているのはちょっと煮込んだお肉でした。上に乗っているのは人参やトマトを煮詰めたようなもの。感動する美味しさでした。

続いてデザート。
私は甘いものがあまり得意ではないので、アイスの盛り合わせにしました。
お店としてはチョコレートがオススメだそうですが、私はチョコレートが食べられないので、仕方ないです。

友人もあまり甘いものは食べないと思うのですが、さすがにこの日はチョコレートケーキを頼んでいました。
かなり濃厚だったそうです。

そして、何故かおまけのプチケーキがでてきました。
下がビスケット生地だったので、なんとか食べられました。

コーヒーも到着。たっぷり入ってます。
これで終わり。

と思いきや･･･。

コーヒーに合わせてのプチフールがでてきました。

さらに･･･。

チョコレートも出てきました。
4つのそれぞれ異なるフレーバーだそうです。
食べられないので、持って帰りました。

お手洗いに行く階段を降りると、ダニエルさんの肖像画（？）がありました。

お手洗いの中も、とても綺麗です。

水道がない側にはお花が飾ってありました。

素晴らしいお料理とサービスに大満足のディナーでした。
それにしても、後半のデザート攻撃はちょっとしんどかったです。
デザートの量がもう少し少なければ、もっと幸せな気分でお店を出られたんじゃないかと思いました。

写真に撮りそびれましたが、最後の最後に、籠に入ったプチマドレーヌも出てきました。
正直、もう無理だったのですが、食べてみたら温かくて美味しかったのです。ダメ元で「持ち帰りたい」と言ったところ、友人と私それぞれに箱に詰めて持たせてくれました。

チップが別途必要ということを差し引いても、あの内容（しかも三ツ星レストラン）でコースが125ドルというのはなかなかリーズナブルなのではないかと思いました。