コーカサス＆ブルガリア・セルビアの旅(1)　ソフィア＆リラの僧院

2014/08/09 - 2014/08/10

9日間でコーカサス三国（アルメニア、グルジア、アゼルバイジャン）とブルガリア、セルビアに行ってきました。
航空券は7月のアイルランド旅行とのセットで日本発と海外発を組み合わせて手配。

１ヶ国目はブルガリア。ソフィアの街を散策してリラの僧院を訪れました。

＜旅程＞（※は遅延）
【1日目(8/09)】
　中部9:35→フランクフルト15:00（LH＝ルフトハンザ航空）
　フランクフルト17:15→ミュンヘン18:10（LH）
　ミュンヘン19:50→ソフィア22:40（LH）
　ソフィア泊
【2日目(8/10)】
　ソフィア、リラの僧院観光
　ソフィア20:30→
【3日目(8/11)】
　→ベオグラード4:54（鉄道）※
　ベオグラード観光
　ベオグラード18:20→ウィーン19:40（OS＝オーストリア航空）
　ウィーン22:20→
【4日目(8/12)】
　→エレバン3:35（OS）
　エレバン、エチミアジン観光
　エレバン15:30→トビリシ0:12（鉄道）
　トビリシ泊
【5日目(8/13)】
　トビリシ、ムツヘタ観光
　トビリシ泊
【6日目(8/14)】
　カズベキ観光
【7日目(8/15)】
　トビリシ2:20→バクー4:30（J2＝アゼルバイジャン航空）
　バクー、コブスタン観光
　バクー泊
【8日目(8/16)】
　バクー観光
　バクー20:45→イスタンブール21:45（TK＝トルコ航空）※
【9日目(8/17)】
　イスタンブール0:50→関西17:55（TK）※

＜主な旅費＞
・航空券（TK）：総額188,850円（130,000円＋税・サーチャージ等）の復路分
・航空券（LH）：総額117,820円（48,700円＋税・サーチャージ等＋カード手数料1,010円）の復路分
・航空券（OS）：UA特典12,500マイル＋税64米ドル
・航空券（J2）：総額117.34ユーロ（72ユーロ＋税・サーチャージ・手数料等）

エリア ソフィア(ブルガリア)

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは9:35発のルフトハンザでフランクフルトへ。
台風の接近が心配でしたが、予定どおりに出発できました（出発してしばらくの間、台風の影響か結構揺れましたが）。
翌日の同じフライトは台風で約7時間も遅延したようなので、危なかったです。

1回目の機内食（出発の約2時間半後）

2回目の機内食（到着の約2時間前）。
メニューは昨夏と全く同じでした。
ルフトハンザの機内食はそれほど外れはない気がします。

定刻通り15:00頃にフランクフルトに到着し、久しぶりにターミナル1のコンコースB→Aの長いトンネルを歩きました。

ターミナル1のコンコースA

セネターラウンジ

シャワーはすぐに使えました。

スイーツを頂いてから

17:15発のミュンヘン行きに搭乗し、定刻通り18:10頃に到着。
実はフランクフルト→ソフィアの直行便もあるようでしたが、予約した時期が早かったせいか検索結果に出てこなかったので、ミュンヘン経由となりました。

ミュンヘン空港には誰でも利用できるフリードリンクが設置されていました。

出国審査を済ませてセネターラウンジ

昨夏のブカレスト便と同様に次のフライトでは大した機内食は出ないと踏んだので、夕食を頂いておきました。

19:50発のフライトでソフィアへ。
機内食はやはりサンドイッチだけで、持ち帰って翌日の朝食としました。

定刻通り22:40にソフィア空港着。
10分程度で到着ロビーに出られました。
ATMで現金を引き出し（1レフ＝約70円）、小銭を入手するために売店で水1.5リットルを購入したら2.5レヴァ（約175円）でしたが、街の売店ではその1/2程度、スーパーでは1/4-1/3程度でした。

ソフィア国際空港 (SOF) 空港

案内表示に従って進んだ先の出口の前にバス停がありました。

周辺にいたタクシードライバーがバスはもうないと嘘を言ってきましたが、休日は23:20発まで運行していました（平日は24:15発が最終）。

時間通りにやって来た22:58発のバス（84番）でソフィア市内へ。

運賃は1レフ（約70円）で、運転手から購入して車内の機械（写真左上）で刻印しました。

約30分で終点に到着。
宿までの最短ルートだと暗い道を歩くことになりそうなので、少し遠回りして夜のソフィアを観光しながら宿へ向かいました。

バス バス系

ライトアップされた国会議事堂

解放者記念像

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂

アレクサンダル ネフスキー寺院 寺院・教会

30分ほど歩いて本日の宿Hostel Mostelに到着。
ドミトリー1泊20レヴァ（約1400円、食事は別料金）。予約時に料金表示がユーロ建てでしたがユーロ払いは不可でした。
翌日のリラの僧院ツアーの申し込みをしておきました（3人以上で催行ですが、既に3人以上の名前が記入されていました）。

Hostel Mostel Sofia ホテル

翌朝は6:30頃からソフィアの街を散策。

裁判所

聖ネデリャ教会

聖ネデリヤ教会 (ソフィア) 寺院・教会

聖ペトカ地下教会

聖ぺトカ地下教会 寺院・教会

聖ニコライ教会

聖ニコライ ロシア教会 寺院・教会

解放者記念像。
露土戦争の勝利によってブルガリアをオスマン帝国の支配から解放したロシア皇帝アレクサンドル2世の騎馬像です。

アレクサンドル・ネフスキー大聖堂。
露土戦争で戦死したロシア兵を慰霊する目的で建設された教会です。

アレクサンダル ネフスキー寺院 寺院・教会

巨大で圧倒的な存在感がありました。

聖堂内

聖ソフィア教会

聖ソフィア教会 寺院・教会

乗る機会がありませんでしたが、ソフィアではトラムが縦横無尽に走っていました。
マルシュルートカも見かけました。

バーニャ・バシ・ジャーミヤ。
オスマン帝国に支配されていた時代に建設されたモスクです。

バーニャ バシ ジャーミア 寺院・教会

ジェンスキ・バザール

主に野菜が売られていました。

中央バスステーション

ソフィア 中央バスターミナル バス系

セルディカ・バスターミナル。
後ろに見えるのは中央駅の建物です。

ソフィア中央駅

ソフィア中央鉄道駅 駅

駅構内に入って左に進んだところの「RILA」という窓口で今夜の国際夜行列車のチケットを購入。英語が通じました。
乗車券＋寝台料金で60レヴァ（約4200円）と言われて支払いましたが、後でチケットを見ると乗車券7.04（ソフィア−国境駅）＋34.42（国境駅ーベオグラード）、寝台13.1（合計54.56レヴァ）と書いてありました。差額は何かの手数料なのか、それともボラれたのか、、、
ちなみに、営業時間は7:00-20:45と書いてありました。

宿に戻ると、ロビーは朝食をとる人たちで大混雑していました。

宿泊したドミトリー

9:30発のリラの僧院ツアーに出発。
参加者は7人で、車2台に分乗しました。
料金は20ユーロ又は40レヴァ（約2800円）をドライバーに後払い。

同じ車に乗り合わせたセルビア人が何と東京在住で、日本語ペラペラでした。

10:30頃にガソリンスタンド兼売店で15分ほど休憩。

車はリラの僧院を通過し、更に5分ほど山を登った場所に11:50頃に到着しました。

8分ほど山道を歩いて

山の上の教会に到着

イワン リルスキーの洞窟 洞穴・鍾乳洞

教会内を見学してから

教会の脇の洞窟へ

洞窟内には祭壇のようなものがありました。

とても狭い出口を抜けて外に出ました。

少し歩いたところで

ドライバーから渡された紙に願い事を書いて岩の隙間に挟みました。

山を下りて再び車で少し移動し、12:40頃にリラの僧院に到着。
14:40までフリータイムとなりました。

リラの僧院

壁画がとても鮮やかでした。

フレリョの塔と教会を囲む4階建ての外陣

反対側の入口から外に出ると、土産物屋などがありました。

こちらのレストランでランチ

ブルガリア名物の煮込み料理・カヴァルマを頂きました（7レヴァ＝約490円）。
とても美味しかったです。

時間の余裕があったので、しばし周辺を散策してみました。

結構流れの激しい川

散策路の一番奥に小さな寺院がありました。

庭は墓地となっていました。

滝があったので近づいてみたかったのですが、トップレスらしき女性が日光浴していたので自粛。

周囲の山並みもなかなか綺麗でした。

14:45にリラの僧院を出発し、約1時間後の休憩（＠往路で休憩した場所の向かい側）を挟んでソフィアへ。
ソフィアの郊外には何となく旧共産圏っぽい集合住宅が並んでいました。

16:45頃に宿に到着し、再びソフィアの街を散策。
まずは歩行者天国のヴィトシャ通りを歩きました。

ヴィトシャ通り 散歩・街歩き

共産党時代の記念碑のようです。

国立文化宮殿

国立文化宮殿のテラスから南側の景色。
ヴィトシャ山が見えました。

ガスマスク？で作られた不思議なオブジェ

国立文化宮殿の北側の公園の北東から北に進む道でフリーマーケット？が開かれて賑わっていました。

路上の絵描き

公園で子供向けの朗読会

古書店

ベンチに座る像

イグナチェフ通りを走るトラム

イグナチェフ通り沿いの公園で見掛けた名称不明の教会

ジャパニーズ・スタイル・ヌードルのお店

シティ・アート・ギャラリー前のオブジェ

市民庭園の新婚カップル。
市民庭園では無料のwifiが使えました。

イヴァン・ヴァゾフ国立劇場

イヴァン ヴァゾフ国立劇場 劇場・ホール・ショー

大統領府

大統領府 建造物

入口に衛兵

大統領府の建物の中庭？に聖ゲオルギ教会。
4世紀にローマ帝国によって建設されたというソフィアに現存する最古の教会です。

聖ゲオルグ教会 (ソフィア) 寺院・教会

教会内

旧共産党本部

旧共産党本部 建造物

宿でお勧めされたDivakaというレストランに行ったら閉まっていたので、セルディカ駅からメトロで中央駅へ。

メトロの券売機。
1回券1レフ（約70円）。

メトロの自動改札

そこそこ長いエスカレーター

ホーム

メトロの車両

メトロの車内

適当に入った中央駅の隣の店で夕食。
言葉が全く通じませんでしたが、ガイドブックに載っている料理の名前と写真を示して何とか注文できました。

タラトール（冷製ヨーグルトスープ）
ちょっと酸味が強い感じでした。

ショプスカ・サラタ（白チーズのかかったサラダ）

ケバプチェ（挽肉の炭火焼き）
以上の総額で7.7レヴァ（約540円）でした。

中央駅の構内

20:30発のベオグラード行き夜行列車

コンパートメント内。
車内は蒸し暑く、快適とは言い難い状態でした。
窓を開けていましたが、夜中は冷え込んだので、風邪を引きかけました。

21:15頃からブルガリアの出国審査とセルビアの入国審査がありましたが、特に質問等はありませんでした。
ブルガリアとセルビアは1時間の時差があるので、時計の針を1時間戻し、セルビア時間の21時頃に国境駅を出発しました。

（ベオグラード編に続く）