2014/08/05 - 2014/08/05
2794位(同エリア9499件中)
ニッキーさん
キャノンのイベント「ウキウキ★ワクワク花火撮影体験会」の案内がメールで送られて来ました。横浜の神奈川新聞花火大会を撮影しようという催しです。
参加費は1万円と安くはありませんが、海に面した専用スペースで撮影させてもらえるのが魅力です。友人に相談したら、「屋形船から撮影したらもっと費用がかかるよ」って。そんな訳で「行こう行こう」、すぐに申し込みました。
この企画、撮影場所を提供してもらえるだけではありません。実際の撮影の前に、
・ プロの写真家による花火撮影講座
・ 三脚メーカーによる三脚の使い方講座
・ EOSインストラクターによるカメラの使い方講座
を受講することができるのです。
これはまたとないチャンス。もちろん私たちは全部受講しました(笑)。他に、花火撮影体感ブースでは花火の映像を使って撮影シミュレーションもさせてもらえました。
参加特典はまだあります。8GBのSDカード、フォトプレッソ(フォトブック作成)1000円割引券がもらえるうえ、うちわ・折り畳みクッション・水/お茶も用意されていました。希望者にはカメラ・レンズ・三脚・レリーズのセットを無料で貸してもらえます。至れり尽くせりです。
混み合う会場で人々が観覧場所を探して右往左往する中、海に面した最高の場所で撮影をさせてもらえてとてもありがたかったです。三脚とカメラがずらりと並ぶ様子は壮観でした。
横浜の花火大会はさすがの華やかさ。撮影しながら感激して思わず拍手をしてしまうぐらいでした。とても有意義だったキャノンのこの企画、来年もやってくれるといいな。
- 旅行の満足度
- 5.0
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-
午前11時過ぎ、横浜のみなとみらい駅を出ると、目の前にクイーンズ・スクエアのビルが。
写真は入口の部分で、後ろに3つのクイーンズ・タワーA・B・Cがそびえています。 -
今日も暑い。
友人とは11時半、撮影講座が開かれるワールドポーターズでの待ち合わせです。
滅多に来ないみなとみらい21地区。
少し早めに来たので、景色をキョロキョロ眺めながら行きます。
歩いていたら、さっそくこの眺め。
中央に見えるのがみなとみらい地区のシンボル、その名もランドマークタワー。
右手の白いビルがクイーンズ・タワーAとBです。 -
反対側には横浜グランドインターコンチネンタル・ホテル。
この半月型。一度見たら忘れません。 -
イチオシ
そしてこれ。
大観覧車「コスモクロック21」です。
みなとみらいの夜景に無くてはならない存在ですよね。
この日は風が強かったため、遊園地の乗り物は一時的にストップしていました。 -
こちらの建物が第1会場、ワールドポーターズです。
午後から6階のホールで花火撮影講座が催されます。 -
友人と落ち合い、まずはお昼ご飯。
今夜の花火大会を前に混んでいるかと思ったら、まだこの時間は空いていました。
ワールドポーターズの1階、奥の方はハワイアン・タウンと言って、ハワイをイメージした造りになっています。
私たちが選んだのは、バニヤンツリーが見える一番奥のカフェ、「ムウムウ・ポップオーバー」。 -
ポップオーバーというのは、食材を軽いシュー生地ではさんだハンバーガースタイルの食べ物です。はさむ具によって食事にもスイーツにもなります。
私が頼んだのは、スパムと卵サラダのポップオーバー。
運ばれた来たのはこれ。すごい量です。
写真では何のことやらわからないでしょうが、下にシュー生地のパンがあって、ハンバーガーのように中身をギュッとはさみ、袋に入れてソースをかけて食べます。
まー、これが食べにくい。
ものすごい分厚さと大きさになるので、大口開けてもかぶりつくのは不可能。
端からちびちびかじって食べて行きます。
最初のうちはレタスとタマネギばっかり。
最後の方になってようやくスパムにたどり着くという次第。
口の周りはソースだらけ。手はベタベタ。
ポップオーバー、デートではやめておいた方がいいですよ。
でもパンがシュー生地だから軽くておいしく、ぺろりと平らげました。
他にエビとアボカドなんてのもあります。 -
1時、行列に並んでワールドポーターズの6階で花火撮影会の受付を済ませました。
まずは抽選で場所決めです。
大まかにA〜Eまで5つのブロックを決める抽選をし、ブロックが決まったら前中後3列の中から自分の希望で席決めをします。私たちは抽選でCブロックになりました。ちょうど真ん中です。でも、どこのブロックでも変わりないと思います。席は一番前列を選びました。
首から下げる参加証、折り畳みクッション、8GBのSDカード、フォトブック作成割引券、うちわなどを受けとります。飲み物引き換え券も入っていました。
受付が終わったら、予約をしておいたカメラ・レンズ・三脚・レリーズのセットを借ります。
すべて現地で貸してもらえるなんて、手ぶらで来られる訳で、とっても楽。助かります。
もっとも自分のカメラやレンズを使いたい人は自分のを持って来ていました。
貸してもらったカメラは軽さを売りにしているEOS Kiss X7、レンズはEF-S18-55 IS STMです。
持ってみると、うわぁ軽い〜、小さい〜。
液晶画面が動かないタイプ。
一眼レフながら、大きなコンパクトデジカメみたいと言ったら言い過ぎか?
これならバッグにひょいと入れて気軽に持って外出できますねー。
他にEOS Kiss X7iを借りている人もいました。
写真は花火撮影講座の会場の様子です。講座は100名ずつ、2時からと4時からと2回に分けて行われます。 -
講師は写真家の工藤智道先生です。
借りたカメラとレンズでさっそく先生をパチリ(先生から撮影&ブログアップのOKもらってます)。
素敵な先生でしょう?お話はわかりやすく実践的です。
以前からキャノンフォトサークルのサイトで工藤先生の学習動画を見ていたので、初めての感じがしません。
「皆さんの撮影場所は最高の立地です。風があって天気も理想的なので、きっといい写真が撮れますよ」と先生。
風がある方が花火撮影には向いているのだそうです。
上空が無風だと、煙で花火が見えなくなってしまい、撮影を断念せざるを得ないこともあるのだそうです。
花火を撮る時はバルブ撮影(シャッターボタンを押している間シャッターが開きっ放しになる撮影)を行います。
バルブ撮影の設定の仕方、レリーズの使い方、ISO感度、ホワイトバランス、絞り、私が最も知りたかったピント合わせの仕方など、一つずつわかりやすく教えてくださいました。 -
撮影講座の後は会場の片隅にある花火撮影体感ブースで花火撮影のシミュレーションが受けられます。
スクリーンに花火の動画を映し、それを撮影してみるというもの。
私も挑戦してみました。
でも、使い慣れない借り物の三脚にまごまご。
おまけにピント合わせにもたもたしているうちに、映像はどんどん進んで行ってしまいます。 -
私が撮った写真はこれ。
あまりにもひどいものでした。(T_T)
他の人はもっと上手に撮ってました。
本当にちゃんと花火が撮れるのか?すっかり不安になっちゃいました。
一番もたついたのが、オートフォーカスで花火にピントを合わせた後、マニュアルフォーカスに切り替えるスイッチがわからなかったこと。
横位置では確認しておいたんですが、カメラを縦にセットしたら、暗闇の中、切り替えスイッチの場所がわからなくなってしまったのです。
シミュレーション後、大反省。
オートフォーカス→マニュアルフォーカス切り替えスイッチの場所を改めて確認、縦位置にセットしても手探りで操作できるように練習しておきました。 -
これは何をしているかと言うと、もらったうちわに黒い画用紙を張っているんです。
工藤先生に教えてもらったアイデアです。
バルブ撮影にして不要なものはうちわで遮り、写し込みたい花火の時だけうちわを外すことで、一枚の写真に好みの複数の花火を写し込むことができるという訳です。
材料はちゃんとキャノンで用意してくれていました。 -
私たちはうちわの両面に黒い画用紙を貼りました。
別にうちわでなくても、布やレンズキャップでおおっても大丈夫ですが、花火の時はうちわが圧倒的に便利です。
持ちやすいし、暑ければ扇ぐこともできるので。(^_^)v
3時からはケンコー・トキナーの田原さんによる三脚講座を受けました。
「三脚は横に持つより縦に持った方が軽く感じ、人にも迷惑がかからない」
ケンコー・トキナーの田原さん、三脚のセッティングがめちゃくちゃ速い。
縦に持って脚のナットをまとめて緩めると、脚自身の重みで脚が一気に下へ伸びるんです。
目からウロコでした〜。今まで足を一段一段引っ張り出して伸ばしてた〜。
そのやり方だと最後の段は私の腕の長さで足りなくなって伸ばすのが大変。
おまけに完全に伸びきってない脚もあって、三脚を立ててみたら傾いていることもありました。
私もやってみました。
三脚を縦に持ち、ナットを一度に緩めてみたら、重みで一気に脚が先まで伸びました。
ク〜、これを今まで知らなかったなんて・・・。(((-_-;) -
4時からはキャノンのEOSインストラクターによるカメラ使い方講座がありました。
一応EOS学園の講座でステップ4まで修了した私たち。カメラ使い方講座はもういいかなーという気もしましたが、時間もあるので、この講座も受けることにしました。
結果、この講座も受けて良かったです。
花火撮影の際のカメラの使い方を教えてくれるので、工藤先生から習った知識のおさらいになりました。
なんとなく私でも撮れそうな気がして来た〜。 -
花火大会は午後7時からなので、早めに夕食を取ることにしました。
1階のレストラン街へ下りてみたら、いつの間にかすごい人になってる。
花火見物の人々です。浴衣を着た人もいっぱい。
ペットボトル1本買うにも長い行列ができる中、レストラン街の回転ずし「まぐろ問屋 三浦三崎港」に空席があるのが外から見えました。
すかさず入ります。
サーモン炙りマヨネーズ。
うーん、おいしい。 -
お味噌汁も頼みました。
左が海藻のお味噌汁(私)。
右があら汁です(友人)。 -
鎌倉へ行った時食べ損ねた生シラスも食べてみました。
プチプチした食感が面白かったけれど、特に味はありませんでした。
食事が終わってお店を出ると、ワールド・ポーターズは大混乱になっています。
1階は人、人、人、ぶつかりそうなぐらいの人混みです。
すいてるだろうと6階までわざわざ上がってトイレへ行ったら、屋上駐車場から花火を見る人が多いのか、6階トイレもすごい行列。
女子トイレは15分並びました。 -
撮影会場へ行くために、本当は午後6時までにサークルウォークと呼ばれる近道を通過したかったんです。
ところがサークルウォークはこの日は午後6時で通行止めになってしまう。
トイレが混んでいたため、6時を過ぎてしまいました。
仕方ないので大回りして向かいます。
写真はカップヌードルミュージアム。
お巡りさんが大勢出て交通整理をしています。
この時間、車も通行禁止になっているようでした。 -
無料観覧スペースは人がぎっしり。
別に有料観覧席もありました。
大人2,600円だったかな?
午後6時を過ぎたとは言え、まだかなり蒸し暑いです。
風があるのが幸いです。
ここでキャノンの撮影会場へ向かう別の参加者に遭遇しました。一眼レフは初めてだという女性です。「私はコンパクトデジカメしか持ってないんですよ。今日初めて一眼レフを借りたんですけど、全然わからなくて・・・」
初めて一眼レフを手に取っていきなりマニュアル撮影じゃ、そりゃ、大変でしょう。
でも花火って、設定さえきちんとやっておけば、あとはシャッターチャンスに集中できるので、なんとかなるかな?(偉そうに)
座席が離れているから、ただ「頑張ってください」というしかありませんでした。 -
キャノン撮影体験会専用ブースはこんな場所。
カップヌードルミュージアムパークという所にあります。
海のすぐそば。
かぶりつきじゃないですか?
各ブロック、上中下の3列に分かれて座ります。
階段状になっているため、前の人の頭が邪魔になることはありません。
一番後ろの列だけがイス席でした。 -
私の座席、C11です。
階段に腰を下ろして撮影するので、すごく楽な姿勢で撮ることができます。 -
借りたカメラ・レンズ・三脚の写真を撮るのをすっかり忘れてました。
これは貴重な一枚。なんとコンパクトデジカメで撮ったものです。
私、コンデジも持って来ていたのです。
それどころか万一に備えて自分の一眼レフカメラとレンズも持って来ていました(笑)。
「私って用意周到」って思っていたら、友人も自分の一眼を持って来ていました。
「当然でしょ」って。 -
200人がずらりと並んで三脚・カメラを構える様子は壮観です。
工藤先生が、「わからないことはありませんか?」と回ってくださいます。 -
私の座席から見た海。
三脚にカメラをセットしてみたものの、いったいどの辺りに花火が上がるのかもわかりません。
あの辺りかな?なんて予想しながら待ちます。 -
日は暮れて、マジックアワーに入って来ました。
-
午後7時、まだ少し明るいですが、花火が始まりました。
最初の花火はオートフォーカスでピント合わせ。 -
ピントが合ったところでマニュアルフォーカスに切り替えて、撮り続けます。
習ったとおり。
さっきシミュレーションで失敗したから、今度は手探りでスイッチが切り替えられるよう、明るいうちに練習しておきました。
花火までの距離が近いので、特にズームする必要はありません。 -
イチオシ
これ、大きい。
いきなりだけど、たぶん二尺玉です。
思いもよらない広範囲で花火が炸裂。
直径が480メートルもあるのだそうです。
「ドーン」
お腹に響く音。
後から感動が来ます。 -
うちわを使って撮りたい花火を選択します。
うちわでレンズを遮っておいてバルブ撮影でシャッターを開け、撮りたいところだけうちわを外して写真に取り入れるのです。
ちなみにバルブ撮影は、できるカメラとできないカメラがあります。
私のコンデジではできません。
一眼レフカメラはたいていできるのではないでしょうか?
中上位機種ではバルブ撮影モードのダイヤルがありますし、私が借りたビギナー用一眼でもマニュアルモードにダイヤルを合わせ、シャッタースピードをどんどん遅くして行くと、「バルブ撮影」というモードが画面に出て来ます。 -
バルブ撮影、面白い。
でもやってると、つい欲張ってあれもこれもと入れたくなります。
バルブ撮影モードのないコンデジでも、シャッター速度を4秒とか8秒とか遅く設定したり、花火撮影モードを使ったりすれば花火撮影ができます。ただし超スローシャッターを使うため、三脚が必須です。 -
先生の話では、花火も年々明るくなって来ているので、絞りも昔より絞って撮った方がいいのだそうです。
具体的に花火のタイプによるお勧め絞り値も教えてもらったので、私は基本F16で撮り、スターマインなど明るい花火はF22辺りで撮りました。 -
花火の打ち上げがひと段落ついたので、海上の様子を見てみました。
たくさんの見物の船が出て海上も賑やかです。
工藤先生がまた回って来てくださいました。
「皆さん、大丈夫ですか?」って。
おかげさまで、何とか撮れているようです。 -
イチオシ
また花火再開です。
横浜の花火大会はさすがの華やかさです。
全部で15000発の花火を打ち上げるとか。
周りの人は静かに黙々と撮っているんですが、私たちは「わぁ、きれい」「凄い〜」と独り言をぶつぶつ言いながら撮るので、「こいつら〜」と思われてたかも。
(((^_^; -
でも、至近距離で見る花火は大きさも美しさも、そして音も感動ものです。
-
うわー、眩しい!
明るい尺玉の連打です。
あっという間に写真が真っ白けになってしまいました。
明る過ぎ。
絞りF16で撮っていたのをF22まで絞ります。 -
絞りを絞ったところへこれ。もしかして二尺玉?
しだれた花火の燃えかすがゆっくりゆっくり降りて来ます。
いつシャッターを閉じればよいのか・・・。
我慢できる限界まで待ってシャッターを閉じました。
後で見たら、なんと17.3秒もの間シャッターを開けていました。
長時間露光した割には暗めの仕上がり。
単発の花火なのにF22に絞ったせいかな? -
ちょっと休憩があって、軽快なファンファーレと共に第2部が始まりました。
第2部はスカイシンフォニー in YOKOHAMAです。
聞き覚えのある声のDJ(有名人?)が「お待たせしました〜。スカイシンフォニーの始まりです」って言ってたから、毎年恒例なのかもしれませんね。
わーって遠くから拍手が聞こえてきます。
ワンテンポ遅れて私たちも一応拍手。
ここの花火は種類も豊富。
破裂した後、思い思いの方向へくねくね広がって行くタイプや・・・ -
こんなのもあります。
-
イチオシ
花火職人が精魂込めて作る花火。
とても繊細できれいです。 -
1万円もするし・・・と最初はちょっと躊躇した花火撮影大会。
参加して本当に良かったです。
機材も用意してもらって撮影講座も受けられて、プレゼントをもらって至れり尽くせり。極めつけはこの撮影ロケーションです。
「価値あるよねー」
感激して、撮影しながら友人と何度も言い合いました。 -
湾には花火観覧の屋形船やプレジャーボートが出ています。
屋形船の灯りもきれいです。 -
船から見ると、もっと間近に見えるんだろうなぁ。
て、私たちも十分近くから見てるんですが。
でも動く船の上から写真を撮るのはキツイだろうな。
花火を撮影する場合、風上側で撮るというのが鉄則だそうです。
風下にいると、煙が流れて来る場合があるのだそうです。
今日は理想的な場所です。 -
スカイシンフォニ―というだけに、このパートは音楽と花火の豪華な饗宴になっています。
私たちの場所からは音楽はちょっと聞こえにくかったです。 -
イチオシ
私、打ち上げ花火を至近距離で見るのは、10年ぶりぐらいです。
花火はやっぱり近くから見ると迫力が違いますね。 -
近くで見ると、花火が開いた後、しだれる余韻みたいなのもはっきり見えます。
それと「ドーン」、空気を震わせるような破裂音の迫力がやっぱり違います。 -
ババババ・・・すごい数の花火が炸裂。
-
今度は青。
きれいです〜♪ -
今回の反省ですが、花火が上がる前にうちわを外すと花火が上がって行く線も写ります。
上がって行く線が写った方がおもしろい花火と、ない方がすっきりする花火があるので、見極めが必要だなと思いました。
でも、実際撮っていると、次にどんな花火が来るかわからないんです。
それに、花火が炸裂したとたんにもう次の花火が上がって行く線が重なるので、なかなか思うようには撮れません。 -
こんにゃく結びみたいな花火。
金色の粉が散ったようにきらめいて、とてもきれいでした。 -
これもきらきらの花火。
いつまでも余韻が残ります。 -
横浜に住む妹もここ10年は見に来てなかったそうですが、今回私が撮影に来るということで刺激を受け、家のベランダから見ていたそうです。
家からでも結構大きく見えたと。
久しぶりに見たら、横浜の花火大会、やっぱり華やかですごかったとも言ってました。 -
そう。
本当に華やかで息つく暇もありませんでした。
この3日前に私の地元の佐倉市民花火大会があり、親戚一同私の家に集まってバルコニーから見たんですが、玉数も華やかさもこちらの方が数段上です。 -
横浜の花火はデザイン性が高いような気がしました。
それにゴージャスです。 -
これでもかというぐらいたくさんの花火が重なって上がります。
-
しかも上中下に分かれていたり。
横浜の花火大会はやっぱり華やかです。 -
イチオシ
思わず「凄すぎる〜」と独り言を言いました。
それを聞いた友人も同じく「凄すぎる〜」とつぶやいていました。 -
バルブ撮影をしていると、どこでシャッターを閉じればいいのか迷います。
あまり長い時間露光しても明るくなり過ぎ、まとまりがなくなります。
でも、次々に花火の筋が上がって来るので、ここで切ると次の綺麗なのを入れ損ねるかと、つい欲張って盛りこみ過ぎてしまいます。 -
明るい花火。
中段の花火が白飛び(明るく写り過ぎて濃淡がなくなること)してしまいました。
海面が明るくなって屋形船のデッキに立つ人がシルエットになって見えます。 -
5秒ぐらいの露光時間で撮りました。
この画面の中に何個の花火が写っているのか? -
最後はこれでもかというほどの花火の量。
金糸銀糸の花火が次々に重なって開きます。
写真は何が何だかわからない写真になってしまいました。これでもF22まで絞って露光時間2.1秒と、花火撮影にしては比較的短いシャッターを切ったんですが。
花火がいかに明るかったかがわかります。
目がくらむような凄まじいグランドフィナーレです。
どれだけ〜。
実際はこの写真の何倍もの花火の量でした。
声も出ないぐらいの長時間それが続いて、感動のうちに花火大会が終わりました。 -
7時から打ち上げが始まって、8時半に終わる予定が8時過ぎに終わってしまいました。
早過ぎじゃないですか?
15000発を詰めて打ち上げちゃったということなんでしょうか?
何故こんなに早く終わってしまったのかわかりません。
あっという間に終わってしまったけれど、その分中身の濃い花火大会でした。
「誘導するまでその場を動かないでください」と繰り返しアナウンスしています。
大勢が一斉に帰ろうとすると大混乱になるからでしょう。
私たちはゆっくりで大丈夫。借りた機材をキャノンのテントで返却しました。
これから帰りの満員電車、三脚を持たないで乗れるのは助かります。
花火を記録したSDカードはそのままもらえるので、忘れないように抜いておきました。 -
あー、真夏の夜の夢を見させてもらいました。
すごく良かったです。
花火の間消されていた観覧車のライトアップ。
花火が済んで、またきれいに夜を彩り始めました。 -
路上に座り込んで見ていた人も多かったようです。
花火の後の心地良い余韻に浸りながらぶらぶら駅まで歩きます。
お巡りさんが大勢出て帰り道の誘導をしています。
私たちはみなとみらい駅へ行かず、一駅遠い馬車道駅まで歩くことにしました。
東京方面へ帰るなら、その方がすいているうちに電車に乗れるからです。
結果、このやり方は当たりました。 -
イチオシ
今回のキャノンの企画は本当に至れり尽くせりでした。
素晴らしい企画でした。
ぜひ来年もまたやって欲しいです。
「あまり人気が出ると困るから、ブログに書いたりしないようにしなきゃね」なんて笑いながら言ってたのに、良かった体験は人に知らせたい私、さっそくそれを破って旅行記に書いてしまいました。 -
この写真はおまけです。
横浜の花火大会の3日前、地元の佐倉市民花火大会の2尺玉を自己流で撮った写真。
失敗写真だらけの中、奇跡的にうまく撮れた一枚です。
親戚呼んで、みんなでわいわい言いながらバルコニーから花火鑑賞。
私一人、三脚据えて頑張りました。
かなり距離があったので、144ミリ(35ミリカメラ換算)の望遠で撮ってます。トリミングはしていません。
佐倉市民花火大会ではケーブルテレビで生中継してくれます。
二尺玉の時は「3、2、1・・・」カウントダウンをやってくれるのでありがたい。おかげで準備ばっちりで撮れました。
マンションのバルコニーからは週末ともなると、あちらこちらで花火をやっているのが見えます。
8月2日(土)は千葉県佐倉市の我が家から見えるだけで7か所でやっていました。
8月23日(土)は9か所見えました。
日本人は花火が好きだなー。
今年の夏は花火を存分に楽しむことができました。
来年をまた楽しみにしています。
(おわり)
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この旅行記へのコメント (4)
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- ねいちゃさん 2014/08/26 13:52:27
- スゴイです、ニッキーさん。
- こんにちは、今日から師匠と呼ばせていただきます。
キャノンの花火大会の企画・・・いいですねぇ〜。
1万円は行く前なら、高い買い物のような気がしますが、
場所代だけを考えても、十分元がとれる代物ですよ。
早くから行って、場所撮りのために、炎天下から待つこと考えれば・・・ね。
おまけに、講習を3本受けられて、機材を貸してもらえるだなんて・・・こういう企画あればいいなぁ。
で、お勉強、シャッタースピードはバルブで、絞りはF16からF22。
ISOはどれくらいなんだろ?シャッターはレリーズボタンですよね。
最初オートでピントを合わせて、後はマニュアルってなるほどぉ。
うちわでどこからどこまで撮るかを決めるというのもさすがですね〜。
構図はしょっちゅう変えられないので、ある意味固定でバシャバシャやるんですね。
観客の様子とか、他のポイントも撮るんだったら2台持ちがいいのかな。
花火はもとより腕がないので撮りに行こうとも思わないんですが、こういう機会があればいいですね。
大変勉強になりました。ありがとうございまーす。
ニッキー師匠はますます上手になっていって、最終的にはどの域まで行こうとされているんでしょうか・・・。(笑)
もう4トラUPだけじゃ物足りない?!
個展を開かれる際には是非ご連絡を。(笑)
ねいちゃ
- ニッキーさん からの返信 2014/08/27 13:19:13
- RE: スゴイです、ニッキーさん。
- 師匠だなんて、とんでもないですよ〜。この頃のカメラは良くなっているので誰でもきれいな写真が撮れると先生方がよく言ってます。今回も教えてもらった方法で撮っただけ。花火って設定だけきちんとしておけば、初めてでもそこそこ撮れるんだなと思いました。ポイントはやっぱり三脚でしょう。三脚を面倒がってる(いつもの私)と、こういう写真は撮れないですよね。
この企画、花火撮影初心者には願ってもない企画でした。機材を貸してもらえるのも魅力です。三脚持って満員電車なんて、大変ですものねー。
ISO感度はすべてISO100です。長時間露光するので、ISO感度は低くしておいた方がノイズが少ないからと。シャッターはレリーズを使いました。レリーズのボタンをずらすとロックできますよね?ずっとシャッターを押している必要がなくて楽でした。そういうこともすべて撮影講座で教えてもらいました。
> 観客の様子とか、他のポイントも撮るんだったら2台持ちがいいのかな。
鋭いご指摘。
そうなんです。私が借りた三脚についてたのは自由雲台だったので比較的構図は変えやすかったんですが、構図を変えている間にも花火はどんどん上がってしまう。きれいな花火を撮り逃すのが恐くて、あまり構図は変えずに撮りました。
今回、三脚は1人1台と制限されていたんですが、参加者の中にカメラを2台セットできる三脚を持って来た人を見ましたよ。あんなのあるんだ〜(@@。上部が2つに分岐していて、それぞれにカメラがセットできるんです。こんな三脚を使えば、1台は横位置にセットしておくとか、1台は望遠レンズをつけておくとか、花火の形態によって素早く対応できますよね。
ちなみに私はカメラ3台態勢です。花火撮影のためではなく4トラ用写真のためですけど。
コンデジ→昼間の街、講習の様子、撮影の様子、食事など(完全オート)
借りた一眼レフ→花火撮影(バルブ撮影)
自分の一眼レフ→夜景(手持ち夜景オート)
と役割分担しました。
私、花火が大好きなんです。特に横浜の花火大会はやっぱり都会の花火。そんな気がしました。今週末も夏休み最後の花火大会がどこかで開催されるのでしょうね。私はもう行きませんけど。なんだか秋みたいな涼しさになって来ましたね。
ニッキー
-
- ぽんちゃんさん 2014/08/26 11:08:10
- 花火、素晴らしい!!
- ニッキーさん、こんにちは。
花火の映像、拝見しました。4トラの旅行記でたくさんの花火映像を見ましたがニッキーさんの写した花火は最高に綺麗です。ほんと。
まだ花火を撮影した経験はありませんが、基礎的な撮影テクニックが必要でしょうね。そしてあとは撮影者の感性ですよね。
素晴らしい真夏の夜の夢、堪能しました。(拍手)
ぽんちゃん
- ニッキーさん からの返信 2014/08/27 11:16:10
- RE: 花火、素晴らしい!!
- ぽんちゃんさん、こんにちは。
花火の写真をお褒めいただきありがとうございます。そう言っていただき嬉しいです。でも私の腕と言うより、横浜の花火大会と撮影したロケーションがすばらしかったのです。本当に美しい花火でした。真夏の夜の夢・・・私自身、写真を見返して、夢のような夜を振り返っています。
花火の写真は最初の設定だけきちんとしておけば案外なんとか撮れるようですよ。初めての私でも撮れましたから。ただし三脚はどうしても必要ですね。今回撮影用のスペースが使えたので、周りに気兼ねせず撮影できて楽でした。
週末ともなると地平線のあちこちに花火が上がります。日本の夏・・・暑さにはげんなりですが、楽しみもいっぱいですね。
ニッキー
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