2014/07/10 - 2014/07/10
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みなさん、香港での両替どうしてるでしょうか。昔からあるのが、「ハンセン銀行と重慶マンションはレートがいい」という定説。その一方、新たな優良店の発掘やATMキャッシングの普及などで、選択肢は増える一方です。ぶっちゃけ、どれがベストなのか..。ネットで質問しても、答えはバラバラで断片的。どうも要領を得ません。という訳で、金に細かい私が、香港両替のテーマに参入することにしました。旅行業界の進歩のためにも、この辺はっきりさせておきたい。真の為替王は誰だ!
**情報は2014年7月のもの。1HKD=13.2円で計算。
==細かすぎる両替レポート 一覧==
[香港] 香港両替事情 - 真の為替王は誰だ <==
http://4travel.jp/travelogue/10915799
[タイ] バンコク両替事情 - 為替をめぐる知的冒険
http://4travel.jp/travelogue/10439814
[マレーシア] クアラルンプール 両替虎の巻
http://4travel.jp/travelogue/10797388
[ネパール] カトマンズ タメル 両替屋のひみつ教えます
http://4travel.jp/travelogue/10438076
[中国] 世界一詳しい人民元投資マニュアル
http://4travel.jp/travelogue/10608450
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[目次]
イントロ
銀行のレート(レート比較、手数料問題、空港)
重慶マンションのレート(ドル、円、人民元、総評)
重慶マンション実践編(お店選び、活用法)
上環の人民元ストリート
百年找換有限公司
その他の両替店 (中国国境)
トラベラーズ・チェック
ATMからの引出し (クレカ、銀行カード)
クレジットカードで買い物
調査手法
レート比較
戦略
真の為替王は誰だ
まとめ
**写真: 香港島の金融街・セントラル地区の街並み -
[イントロ]
両替レートの比較調査..。バックパッカーの登竜門的な立ち位置である香港では、すでに語り尽くされた感のあるトピックです。実際、このテーマに沿った旅行記は多数あります。それでもあえてリサーチしたのは、既存の物に不満だからです。香港に限った話ではありませんが、次のような問題があります。
- 比較単位がスプレッド(為替マージン)ではなく、その日のレート差。
- 中値への意識が足りない。SELL側のレートを無視している。
- ATMやT/Cのレートを同列で比較していない、などなど。
そういう訳で、久々に香港を訪れる機会を得た私は、この古くて新しいテーマに着手することにしました。調査範囲は、銀行、私設両替商、ATM、T/Cなど。米ドル、日本円、人民元を中心に最強の両替法を探ります。
**写真: 旺角の女人街 -
[銀行のレート]
まずは、取っ付き易い「銀行」から始めます。香港と言えば、アジアの金融キャピタル。世界的なHSBCを中心に、その子会社のハンセン銀行、中小の地場銀行、国外銀行の支店、などと大きく分類することができます。以下、その一例。
--日本人にも有名な銀行--
HSBC, ハンセン、スタンダードチャータード(SCB)、シティバンク
--地元資本--
BEA東亜、永享銀行(WingHang)、永隆銀行(WingLung)、大衆銀行(public)、創興銀行(ChongHing)、大新銀行(DahSing)、南洋商業銀行(NCB)、集友銀行(ChiYu)
--中国の銀行--
中国銀行(BOC)、工商銀行(ICBC)、交通銀行(BoComm)、中国建設銀行(CCB)、CITIC
--その他--
DBS銀行(シンガポール)
長い間、日本人にとって香港の銀行と言えば、支店の多いHSBCとハンセン銀行でした。殿様商売のHSBCは両替レートがさほど良くないので、両替ならハンセン銀行で決まり! という時代が暫く続きました。少なくとも両替手数料が導入されるまでは..。 -
==銀行レートの比較==
手数料の話はとりあえず置いといて、まずは前提から疑ってみます。本当にハンセン銀行のレートはいいのだろうか。以前は、銀行支店やホームページを一つづつチェックして確認するしか手段がありませんでしたが、今では一括チェックできる便利なサイトが存在します。名前はttrate.com。このサイトでは、各銀行の最新の両替レート(電信及び現金)を一覧で表示できます。恐らく各銀行のウェブページから自動コピーしているだけなので、銀行によっては情報がない場合もあります。並べ換えできないのが難点ですが、かなり使えます。
URL - http://hk.ttrate.com/en_us/
** 香港だけでなく、台湾、中国、マカオ、シンガポール、オーストラリアの銀行に対しても、同様の検索ができます。 -
早速、どの銀行のレートがいいのか、チェックしてみましょう。比較するのは、現金(notes)のBUYレート、つまり外貨から香港ドル紙幣への両替です。比較単位はスプレッド(市場レートからの乖離)で表します。数字が小さいほど良いレートで、これが実質的な為替手数料となります。
**市場レートは、各銀行のTTS/TTBの中間値から類推。
=米ドル -> 香港ドル=
0.25% 永享銀行
0.38%-0.39% 永隆銀行、BEA東亜
0.44%-0.49% 大衆銀行、DBS、中国建設銀行、創興銀行、SCB
0.53% ハンセン銀行
0.81% HSBC香港
=日本円 -> 香港ドル=
0.20%-0.26% 大衆銀行、創興銀行
0.37% 永享銀行、永隆銀行
0.42% BEA東亜
0.46% ハンセン銀行
0.49% SCB
1.48% HSBC香港
=人民元 -> 香港ドル=
0.39% 創興銀行
0.50%前後 ハンセン、BEA東亜、建設銀行、公衆銀行、永享銀行
0.55%-0.60% 永隆銀行、SCB
1.27% HSBC -
これは、ある日ある瞬間の比較に過ぎませんが、一定のトレンドが見えてきました。
1. ドルも円もレートはそんなに変わらない。
2. 多くの地場銀行はハンセン銀行よりいいレートを出している。
3. HSBCは何様だ。
これまで、HSBCとの比較で「庶民派」扱いされてきたハンセン銀行ですが、他の銀行と比べたら断然大手。レート争いでは、やはり経営努力をしている地場銀行に軍配が上がります。ただ、レートは比較的安定しているので、ハンセン銀行のレートを比較の基準として使っていきます。
** 写真 - ttrateでは、レート表の数字をクリックすると、そのレート項目(例:ハンセン銀行の現金円BUYレート)の過去の推移をローソク足で確認できます。銀行のウェブサイトは当日の最新レートしか表示してくれないので、大変重宝します。 -
==両替手数料の問題==
先ほど少し触れましたが、香港の銀行では、両替ごとに両替手数料がかかります。だいたい40-50HKD程。これは、銀行に口座を持っている人は免除される場合が多いのですが、一般の旅行者はそんなもの持っていません。50HKDといえば660円。1万円換えて、6.6%持ってかれる計算です。先ほどの0.1%単位のレート比較がアホらしくなっちゃいますね。だから、現状、というかここ何年もそうなのですが、香港の銀行で両替する人は「お人好し」です。
両替手数料: ハンセン銀行50HKD, 永隆銀行40HKD、大衆銀行50HKD、HSBCで100HKD(人民元は50HKD)。50HKDもあれば、深センまで移動できちゃいます。 -
それでも、銀行じゃなきゃ嫌よ〜ダメダメ、怪しい雑居ビルなんて行けないわよ!という上品な方もいるでしょう。理想的にはレートが良くて手数料のかからない銀行がいいのですが、ちょっと聞いたことありません。少し前までは、創興銀行(わずか10支店!)が穴場的な存在でした。でも、今は手数料(40HKD)を徴収しています。う〜ん、支店を見つける手間などを考えると、やっぱり外国人慣れしたハンセン銀行に落ち着いちゃうのかな。悔しいけど。
確かに手数料は痛いですが、比較対象がATMのキャッシングなら、それほど悪い話ではありません。銀行のレートを0.5%、キャッシングの最終利率を2.2%、引出し手数料216円、両替手数料50HKD(660円)と仮定すると、26100円を越えたあたりから、銀行の方が得になります。
**写真: 尖沙咀のハンセン銀行支店 -
==空港==
ジャンルが近いので、空港の両替についてもカバーしておきます。香港の空港には銀行の支店らしきものもありますが、基本的に両替はトラベレックスが請け負っています。トラベレックス...最近よく見かけますね。大してレートも良くないのに近年増殖中の不思議な両替専門業者です。
この会社は国によってレートが違うので、日本と香港の空港でそれぞれレートを見てみました。両替手数料はかからないはずです(要確認)。
日本の場合:
日本円 -> 香港ドル BUY(18%) SELL(18%)
日本円 -> 米ドル BUY(2.98%) SELL(3.06%)
日本円 -> 人民元 BUY(12.9%) SELL(12.5%)
香港の場合:
日本円 -> 香港ドル BUY(6.2%) SELL(4.9%)
米ドル -> 香港ドル BUY(6.37%) SELL(4.42%)
人民元 -> 香港ドル BUY(6.40%) SELL(4.6%)
どうも、日本では都市銀行のレートに合わせているようです。外資だからってレートが良さそうに見えるのは、ただの幻想です。一方、香港では、一定の手数料率を掛けてレートを決めてます。その結果、米ドルレートが日本の銀行以上に激悪に..。香港よ、お前もか。空港で安心して両替できる日はやってくるのでしょうか。
URL: トラベレックス日本 (公示レート・タブを選択)
http://partner.travelex.co.jp/standardrates/RateHistory -
[重慶マンションのレート]
銀行は手数料がネックになるため、情弱でない人たちは私設両替所を目指します。観光客が集まるような場所にはたいてい、2,3軒くらいあるでしょう。ただ、レートはまちまちなので、個別にチェックしてみないと何とも言えません。私がここで紹介するのは、両替激戦区である重慶マンションのグランドフロアです。
尖沙咀の重慶大厦(チョンキン・マンション)というのは、2つの意味で有名です。ひとつは、香港で唯一安宿が集まる場所。もうひとつは、競争力の高い両替屋が集中して入居する場所です。安宿には貧乏旅行者だけでなく、中東やアフリカ、南アジア出身の、ちょっと怪しいビジネスマンも滞在しています。実は、彼らも両替屋の大きな顧客であり、マンション内でちょっとしたエコシステムができあがっています。場所はネイザンロード沿いの大変便利な場所。観光ついでに寄ってみてはいかがでしょうか。
今回、私が滞在したのも、この重慶マンション内の安ホテル。というか、パッカー・デビューした頃からずっとそうです。当時は、「今はこんな安宿だけど、いずれは中級->高級とステップアップしていくのだろうな」と漠然と考えていました。それなのに..私のライフステージは一歩も前進していない。だって、他に選択肢が無いんだもん! 逆に、シングル200-250HKD(2600-3300円)、ダブル350-400HKD(4600-5300円)というありえない相場上昇にヒーヒー言っているくらいです。
**写真: 重慶大厦 - 築50年5棟(A-E)からなる17階建て雑居ビル(元々は住居用)。
ストリートビュー:
https://www.google.co.jp/maps/@22.296426,114.172308,3a,75y,84.57h,88.78t/data=!3m4!1e1!3m2!1s3knBgMgr6lEMf5T5jyr91Q!2e0 -
建物の中に入ると、売店やサモサ屋に混じって、10軒以上の両替屋がひしめき合っています。その多くは中央通路沿いに集まっているので、レートの比較は比較的簡単です。以前は上の階にも店舗がありましたが、今はどうなんでしょう。
-
==米ドル==
さて、重慶大厦のレートはどれくらいいいのか。ある日の午後、3通貨だけチェックしてみました。まずはHKD/USDのレートから。香港ドルと米ドルはペッグされているため、ほとんど市場レートが変わらないという特徴があります。
グラフの見方ですが、A-Nが調査した両替屋になります。
ピンクの線 - SELLレート(HKD->USD)
紺色の線 - BUYレート(USD->HKD)
黄色の線 - ハンセン銀行の両替レート
黄緑の線 - ハンセン銀行の電信レート(TTS/TTB)
水色の線 - 市場レート(TTS/TTBの中間値)
これを見てわかるのは、重慶マンションの店の多くが、SELLを市場レートに合わせており、BUYとの差はわずか1ポイント。BUY=7.74/SELL=7.75のケースで考えると、仲値とのスプレッドは、BUYで0.13%、SELLで0%ということになります。さらには、一部の店舗が抜け駆けして、市場レートを割り込んだSELLレートを出しています。オジサン達、儲ける気あるんですかね?
ハンセン銀行との比較で見ると、現金BUYレート(0.13% vs 0.52%)、現金SELLレート(0% vs 0.26%)、共に圧勝です。さらには、ほとんどのお店がハンセン銀行の電信レートよりいいレートを出しています。カレー臭いビルだからって、なめちゃいけませんよ! -
== 日本円 ==
続いて日本円です。これはドルほど流通量がある訳ではないので、レートは少し落ちます。スプレッド換算でBUYが、0.25%-0.6%。平均で0.4%。ハンセン銀行で0.45%前後なので、銀行より少しいい程度です。それでも店によってはハンセンのTTBレート(0.21%)に迫る勢いです。
一方、香港ドルから円に戻すSELLレート(紫)は、0.15-1.8%とバラけています。平均で0.4%くらいか。なぜか、ハンセン銀行はSELLの方を広め(0.71%)に取っています。 -
==人民元==
最後に人民元です。以前はオマケ的な扱いを受けていた人民元も、今やドルやユーロと並ぶ両替商のドル箱通貨となっています(変な表現だ..)。これも、グラフにしてみると、意外な事実が浮かび上がってきます。
1. ハンセン銀行の場合、現金レート(黄色)とTTレート(黄緑)でほとんど差がない。
2. 重慶大厦の現金BUYレート(紺色 0.44-0.7%)は、一部を除きハンセン銀行(0.48%)に劣っている。
3. 一部のお店は、SELLレートを市場レート(水色)以下に設定している。そのため、SELL(香港ドル->人民元、 -0.2%-0.2%)のレートが非常にいい。
このように、人民元->香港ドルに関しては、ずば抜けたレートではありません。かと言って、悪いレートでもありません。 -
しかし、何でハンセン銀行の人民元は、電信(TT)も現金も同じようなレートなんだろう。私はある時、その理由のようなものに気づきました。現在、香港では、香港ドルと人民元の両方を引き出せるATMが結構あります。ネットバンキングであらかじめ人民元口座にお金を移しておけば(HKD->CNY via TTS)、そこからRMBが直接引き出せます。つまり、香港の銀行カード保持者にとってはTTレートで現金が手に入る訳です。また、香港ドル口座から人民元を引出すことも可能ですが、その時ATM上で適用されるレートも、恐らくTTレートの方だと思います。
人民元は、もうすでに香港ドルと同等かそれに近い扱いを受けています。微調整しとかないと、いろいろと矛盾が出てきてしまうんでしょう。
**写真: HKD口座から人民元を引き出すところ。
**CNYとCNHの違いは、ここでは触れません。 -
==総評==
私はこれまで、重慶マンションの雑然としたイメージから、「ビルはボロいけど、香港最強の両替屋が集う場所」との印象を持っていました。でも、実際に通貨毎に比較してみると、レートが確実にいいのは米ドルだけ。日本円や人民元のBUYレートは、レートのいい銀行とかろうじて競り合っている程度です。
私はこれは、両替ビジネスのコスト構造に深く関係している気がしてます。通貨のスプレッドを決めるのは、主に為替リスクと利益(人件費)。ドルの場合、市場レートがほぼ一定で流通量も多いため、為替リスクがありません。だからあんなにいいレートが出せるのです。また、外貨を売る行為は、外貨を買うよりリスクが少ない。それが両替店のSELL側スプレッドの狭さにに現れている気がします。一方、銀行は高い人件費をカバーするため、どの通貨もそれなりのレート・マージンに落ち着きます。
**写真: チョンキン名物のエレベーター待ち -
[重慶マンション実践編]
==お店選び==
日本円のレートは銀行と大差ないのか..。まあそうがっかりせずに。銀行に手数料問題がある以上、ケチなあなたは重慶マンションを目指すことになるでしょう。特にカオルーン側にホテルがあるならば。
重慶マンションには両替屋が十数軒。レートがいい店もあれば、そうでない店、さらにはボッタクリ店まであります。ですので、優良店が多いとされる建物中央部を4,5軒チェックするのがいいでしょう。人気のある店は、店舗の大きさや人の多さで何となくわかります。私としても、全店のレート表を撮影して、オススメのお店を2店くらいに絞りたかった。でも、今回その時間はありませんでした。
重慶マンションの中には、ネットでレートを公開しているお店もあります。ひとつは、かつて日本人に人気だったPacific Exchange。もうひとつは、中央通路の目立つ位置にあるKin Shing Money Exchange。後者はグラフのBに当たるお店で、全体で言えば、4番目くらいにレートのいいお店です。
レート:
Pacific Exchange: http://www.pacificexco.com/todays-rates/
Kin Shing: http://www.ksme.hk/ratetable.pdf -
ボッタクリ店の見分け方ですが、見分けるまでもありません。ビル入口の両側二軒です。もう随分長いこと商売しているところを見ると、店のビジネスモデルは間違ってないようです。彼らの場合、別に人を騙している訳ではなく、単に数字に弱い客が勝手にひっかかってるだけなんですけどね。
例えば、優良店がUSD=7.74と出してる時に、0をひとつ増やして7.078。結果マージン8.67%、優良店の66倍の売上に! レートのいいお店を目指してわざわざやって来たのに、空港並みのレートで両替するとは悪い冗談です。ただ、入口2店のレート(同じ)をチェックして、「どうせ中の店も同じなんだろ」と勘違いしてしまう客側にも同情の余地はあります。
入口ボッタクリ店レート:
米ドル BUY(8.67%) SELL(1.7%)
日本円 BUY(11.3%) SELL(4.46%)
人民元 BUY(10.2%) SELL(1.37%)
** SELL方向はそれほどボッていない。 -
==活用法==
ここまで見てきたように、重慶マンションのレートは悪くない。取り扱い通貨も多く、店は選び放題。実用的な活用法を見てみましょう。
1. 普通に 香港ドル<=>日本円を両替 0.25-0.4%程度
2. ドルBUYのレートの良さを利用して、ドル現金を得る
日本円 -> 香港ドル -> 米ドル 0.25-0.4%
または、ATM -> 香港ドル -> 米ドル
これから旅を続ける人には役に立つことでしょう。
3. 人民元を得る
日本円 -(0.25-0.4%)-> 香港ドル -(-0.2-0.2%)-> 人民元0.05%-0.60%。 人民元SELLの逆ざやの為、好レートで購入できます。
4. 処理に困っていた外貨を処分する。
目安(BUY):
ユーロ -> 香港ドル 0.3%
シンガポール -> 香港ドル 0.3-0.5%
タイ -> 香港ドル 0.3-0.5%
マレーシア -> 香港ドル 0.3-0.5%
韓国ウォン -> 香港ドル 0.0-0.5%
どうもマイナー通貨はSELL側が広いようで、バーツやリンギット、ウォンを購入する場合は、これほどレートはよくありません(1.5-2%)。もちろん、クロスで米ドルや日本円に換えてしまうのもありです。 -
[上環の人民元ストリート]
香港には、重慶マンション以外にも、両替屋の集まる場所や高レートで勝負するお店があります。私も全貌を把握している訳ではありませんが、知ってる範囲で紹介していきたいと思います。
最初に紹介するのが、上環フェリーターミナル向かいにあるCleverly Street。ここには主に人民元の両替を商うお店が十数軒並んでいます。私が初めてこのストリートの存在に気づいた時は、衝撃的でした。なぜなら、人民元のレートが半端無くいいからです。お店によってはBUY(8017)SELL(8006)とか。8000円換えて5円の利益って頭おかしいんじゃないの?
ストリートビュー:
https://www.google.co.jp/maps/@22.286956,114.151489,3a,75y,210.62h,75.73t/data=!3m4!1e1!3m2!1s3zI5qzRyqv5CldOO_QMKNQ!2e0 -
各店の窓口には、今日のレートが貼り出されています。基準が人民元のため、8010とか820とか見慣れない数字が並びます。銀行や重慶マンションのように香港ドル基準(1.2xxxとか)にするなら、1000や10000をこの数字で割ってあげます。
しかし、こうデカデカとレートを公示したんじゃ、どの店が一番レートがいいのか、簡単に比較できちゃいますよね。小さなレート差を顧客との信用で埋めてるのでしょうか。 -
では、実際にどのくらいいいレートなのか。例によってハンセン銀行と比較してみます。重慶マンションの時と違い、多くのお店がハンセン銀行のレートを上回っています。SELLレートに至っては、すべてのお店が市場レートを下回る大バーゲンセール。さすが人民元に特化しているだけあり、競争力高いです。
ただ、これをスプレッドで比較すると、その印象が少し変わります。BUY(人民元->香港ドル)で、0.38-0.6% 平均0.45%。SELL(香港ドル->人民元)で、-0.1- -0.3%。平均-0.25%。んんっ、何か変だぞ。BUYではハンセン銀行(0.48%)や重慶マンションのベストレート(0.44%)よりわずかにいいだけ。SELLのレートが異様に低いため、スプレッドが小さく見えていただけなのです。でも、SELLが最強レートなのは間違いないので、何かに利用できそうです。 -
ちなみに、半数のお店では他の通貨も片手間で扱っています。たまたま写真に写っていたレート表を比較したところ、ベストレートはこんな感じでした。
ドルBUY(0.38%) 銀行並み。悪くはない。
ドルSELL(0%) 重慶マンションと同じ
円BUY(3.96%) 悪い。
円SELL(1.3%) いまいち
人民元以外では、これといった特徴はないようです。しかし、そもそもなぜこの場所に集中して店を出してるんでしょうね。やはり鍵はフェリーターミナルか。この通りにもオンラインでレートを出している店(NGAU KEE Money Changer)があるのですが、比較的レートの悪い店(グラフのC)のため、あまり他エリアとの比較には使えません。
NGAU KEE: http://www.nkcl.com.hk/ -
[百年找換有限公司]
続いて、人気急上昇中の百年找換有限公司(Berlin Company Exchange)。他の両替店とは毛色が違い、セントラルのオフィスビル17階に店を構えています。よく考えたら、顧客さえいれば場所はどこだっていいわけですからね。
このお店は近年、「重慶マンションより上」、「香港で一番円レートのいい場所」、「きれいなオフィスで安全安心」との高評価を得ています。だが..私には訪問する時間がない。幸い、この会社もネットでレートを公表しているので、それを参考にしたいと思います
URL - http://bcel1985.blogspot.jp/
**レートは毎日、ブログにコピペ。 ローテク管理人のお陰で、過去のレートもチェックできちゃいます。
ストリートビュー:
https://www.google.co.jp/maps/@22.283745,114.156661,3a,75y,97.2h,82.14t/data=!3m4!1e1!3m2!1sFwRmhXyIcgMryqSDfljVCw!2e0 -
ブログを開き、私が香港で調査した日のレートをチェックしてみたところ..。
ドルBUY - 重慶優良店と同じ
ドルSELL - 重慶の方が0.1%ほどいい。無理に仲値に寄せていない。
円BUY - 重慶ベストレートより0.1%ほどいい。
円SELL - 重慶優良店と同じ
人民元BUY - 重慶ベストレートより0.1%ほどいい。
上環ベストレートより0.05%、平均レートより0.1%いい。
人民元SELL - 重慶ベストレートよりわずかにいい。ほぼ仲値。
上環平均レートより0.2%悪い。無理にSELLレートを削らない。
これはすごい! 円レートは重慶優良店や地場銀行より上。人民元レートは、あの上環人民元通りより上です。SELL側はやや劣りますが、これはしょうがない。相手が赤字覚悟のレートで勝負してるんだから。まさか大都会セントラルに、他の優良店が束になっても敵わない両替屋が存在するとは..驚きです。 -
このお店は現地人にもよく知られており、時期によっては大変混雑します。特に、連休前などは旅行用の両替需要で長蛇の列。これは納得できる話で、日本などの国では、現地に着いてしまえば、効率良く両替する方法がありません。それに、香港の銀行カードは、海外ATMの引き出し手数料が非常に高い。
場所はややわかりにくいのですが、地下鉄セントラル駅やフェリーターミナルからそう遠くない場所。香港島を中心に活動する人は要チェックです。小奇麗なオフィスは、重慶マンションを生理的に受け付けない人にもオススメ。ただ、カオルーン側からわざわざ遠征するまでの価値はないと思います。高レート続出で感覚が麻痺してますが、0.1%っていうのは、1万円換えて10円の違いですからね。 -
ここまで触れてませんでしたが、百年找換(Berlin)のレートはttrate.comにも載っています。私設両替商代表という立ち位置でしょうか。銀行レートに対してさぞかし圧勝状態だろうな〜と数字を比べてみると、たまに銀行に負けていることがあります。しかもお得意の日本円で!
百年找換に黒星をつけているのは、創興、大衆など普段からいいレートを出している地場銀行。これは、銀行のウェブサイトが頻繁にレートを更新しているのに対し、百年找換が朝一回ということに起因している気がします。このように、銀行レートと私設両替商レートをネットで比較するのは、時間帯によっては正確さを欠きます。
-
[その他の両替店]
今回、私がカバーしなかった両替エリアについて、軽く触れておきます。
1. [九龍] 尖沙咀の美麗都大厦(ミラドマンション)。重慶マンションの唯一のライバルで、わずか1ブロック北に位置しています。このビルにも安宿や両替屋があるのですが、最近行ってないのでわかりません。特に話に出てこないところを見ると、重慶マンションのレートの方が上なんでしょう。他にも尖沙咀街中に両替店がありますが、単独店舗だとレートの比較が難しい(0.5-6.0%)。そこまで来ているのなら、重慶マンションを目指しましょう。
2. [九龍] 旺角。香港最大の繁華街であるモンコックには、両替屋らしきものが何軒かあります。こちらもあまり話を聞かないので、レートは平凡なんでしょう。以前は、上環並みの人民元レートを出すお店がありましたが、今は知りません。
3. [香港島] セントラルの環球大厦(Worldwide House)。フィリピン人メイド御用達のショッピングビル。ここには送金屋や両替店が多く入居しており、ある書き込みによると、日本円のレートは重慶マンションと変わらないとか。百年找換の場所がわからない人は、ここが代わりになるでしょう。
4. [香港島] 銅鑼湾。香港島側の繁華街。こちらにも両替屋が何軒かあると聞きますが、レートは期待しない方がいいでしょう。
5. [新界] 沙田の生生(SangSang) Money Exchange。ttrate.comを見て初めて知ったのですが、このお店は香港のベッドタウン沙田にあります。この町は近くに競馬場があり、日本人駐在員も多く住んでいます。日本円のレートはかなりいい方なので、近場の人はここで済ませればOKでしょう。
http://www.sangsang.hk/html/en/quote.htm
このように、私はあまり詳しくない。そして、チェックしている時間もない。追加リサーチは、香港滞在組の方々にお任せします。
**写真: 土日にフィリピンと化す環球大厦。 -
== 中国国境での両替 ==
さらに言えば、香港から中国に渡る時、各税関の前後や深セン側の出口で私設両替店を目にします。この時いつも思うのが、人民元は香港側、中国側のどちらでゲットするのがお得なのかという疑問。
香港の優良店(重慶、百年)では、日本円->香港ドル->中国元とクロスで換えても、せいぜい0.5%くらいのスプレッド。国境付近の両替屋ですが、詳しく調べたわけではありませんが、香港ドル->人民元のレートは比較的いい(0.4-1.0%)ものの、人民元->香港ドル(2.5%)や、日本円->人民元(3%)のレートはよろしくない。中国の銀行で両替すると、日本円->人民元は3-3.5%ほど。現地でのATM引出しは、香港と大差なく、クレカ平均2.27% + カード会社の引出し手数料となります。
状況は複雑ですが、簡単にまとめると、現金派は香港の優良店で両替(JPY->CNY)、又は国境手前で手持ちの香港ドルを人民元に両替。ATM派はどちらでもOK。なお、深センは香港ドルがある程度使えるので、ちょっと見学して帰ってくる程度なら、「両替しない」選択肢もあります。 -
[トラベラーズ・チェック]
ここまで、銀行、両替商と現金での両替を見てきました。続いて、T/C、ATMなどの非現金系の両替を見ていきます。まずは、トラベラーズ・チェックから。
2014年3月31日、アメックスが日本国内でのT/C販売を終了しました。これで、T/Cを使う旅行者は激減するでしょう。私もまだ何枚か持ってますけどね。香港でのT/C手数料を調べているのですが、これがよくわからない。ハンセン銀行の場合、「外貨小切手(Currency Cheque)」がT/Cに相当する気がします。それによると、米ドル建てで0.25%、その他の通貨で0.345%。最低60HKD。基本的に、額にかかわらず60HKD(780円)かかると考えればいいでしょう。そうなると、100ドル換えて7.8%、200ドル換えて3.9%のオーバーヘッドがかかります。T/CにはTTBレート(0.17%)が適用されるとはいえ、この手数料全く割に合いません。
銀行以外にT/Cを処理できるお店はないのでしょうか?トラベレックスがT/Cを扱っているようですが、レートは現金と同じで激悪(6.37%)。重慶マンションの両替商も一部扱っているという話を聞くので、チェックしてみる価値はあります。 -
[ATMからの引き出し]
==クレジットカード==
現在、旅行者の主流となっているのが、クレカや銀行カードによるATMからの引き出し。好きな時に好きなだけ引き出せるATMは、最も便利な現金入手法といえます。香港では、銀行支店に加え、外壁埋め込み型のATMもあるので、近場でATMを見つけるのは簡単です。
ビザやマスターのクレジットカードでキャッシングした場合のレートですが、
(VisaやMasterの)インターバンク・レート + 利息
となります。香港ドルの対円インターバンク・レートは、だいたい0.1%-0.3%(平均0.2%)くらいで推移しているようです。仮に18%の金利で25日-55日間借りたとすると(一括払い)、利息が1.23%-2.71%。両方あわせて1.33%-3.01%、平均2.17%になります。これはあくまで平均的なカードの例で、優遇利息(15%以下)のカードもあれば、締め日の関係で累積金利が高くなるものもあります。
参考:Visaのレート
http://usa.visa.com/personal/card-benefits/travel/exchange-rate-calculator.jsp -
クレカでキャッシングする場合、為替にではなく借金の金利に対してお金を払うという仕組みになっています。そのため、仮に締め日が月末の場合、月始めに引き出すのと、月末に引き出すのとでは、約一ヶ月分(18% x 30/365 = 1.48%)も利息に差が出ます。とはいえ、それを意識しながら旅するのもバカバカしい。
こういう時には、「まとめて前倒し返済」という方法が使えます。どのカード発行会社も繰り上げ返済を受け付けており、カスタマーセンターに電話して振込予定日を伝えると、その日までの利息を含めた支払い金額と振込み口座を教えてくれます。これは海外にいても可能で、スカイプで電話して、新生銀行などの無料振込ができる口座から振り込めばコストもかかりません。
例えば1週間旅行した後、3日後に返済するとします。平均の借り入れ期間は7日程度(18% x 7/365 = 0.34%)。Visaの為替スプレッドと合わせても、0.7%以内に収まります。唯一の問題は、この作業を面倒くさいと感じるかどうか。引出し額が多い時に検討して見る価値はありそうです。 -
最近、カードホルダーを悩ますのが、ATM引出し手数料という問題。2つあり、ATMを所有する現地銀行が徴収するもの(タイ、ネパールなど)。もうひとつは、カード発行会社が徴収するもの(オリコ、セゾン、三井住友ビザなど大多数)。前者の方は、香港や中国では徴収されません。後者の方は、各カード会社のホームページで確認して下さい。たいてい、1万円以下108円、1万円以上216円と、国内ATMと同じ料金になっているはずです。これを回避するには、まだ海外ATM手数料なしで頑張っているカード(ライフカードとか)や、楽天銀行などの一部銀行系のカードを利用します。
-
==国際キャッシュカード==
続いて、銀行の国際キャッシュカードを見てみます。クレジットカードと違い利息はかかりませんが、為替手数料相当のものが徴収されます。
シティバンク: インターバンクレート + 4.5% (約4.7%)
新生銀行: インターバンクレート + 4% (約4.2%)
楽天銀行(Visaデビット): インターバンク・レート + 3.024% (約3.22%)
上記のカードでは、シティバンクのみ引き出し手数料(218円)がかかります。銀行系カードのいいところは、引き出したその日にネットで取引明細を確認できる所です。 -
[クレジットカードで買い物]
香港ではクレジットカードが広く普及しています。屋台や安宿では使えませんが、ショッピングセンターや土産物屋などで使えます。クレカ払いのいいところは、引出し手数料がないこと、ポイント還元があること、平均すればキャッシングよりもレートがいいことです。一括払いの場合、一般的なカードで、
インターバンク・レート + (1.6%または1.63%の手数料)
となります。こちらも計算すると、1.7% - 1.93%で平均1.815%。悪くないですね。お店によっては、3%前後のサーチャージが請求される場合もあります。
**以前から思っていたのですが、土産物屋は、客に現金払いしてもらうことで、カード会社への手数料(2-4%?)を払わなくて済みます。だから、高レートで両替(日本円->HKD)しても損はない..のですが、恐らくそうなっていません。逆に、カード請求を日本円建てにして、都合のいい自社レートで手数料分をカバーする賢いお店もあります。
**写真: 銅鑼湾のジャンボそごう -
[調査手法]
と、ここまで偉そうに書いてきましたが、私は今回の旅で一度も現金両替してません。レート表や資料を見て想像で書いているのです。しかも、現地調査したのは、重慶10分上環10分のわずか20分。それぞれのエリアのベスト・レートとトレンドさえ把握すれば、後はどうにかなるのです。日本からの継続調査もある程度可能で、実際、不確かなデータはネットを使って「追試」しました。
以下、ネット上のリソースをまとめて載せておきます。
==銀行のレート(随時更新)==
TTRATE - http://hk.ttrate.com/en_us/
==両替店のレート(一日一回更新)==
百年找換: http://bcel1985.blogspot.jp/
重慶Kin Shing: http://www.ksme.hk/ratetable.pdf
重慶Pacific: http://www.pacificexco.com/todays-rates/
上環NGAU KEE: http://www.nkcl.com.hk/ (複数回更新?)
沙田生生: http://www.sangsang.hk/html/en/quote.htm
==日本のレート==
三菱UFJ: http://www.bk.mufg.jp/gdocs/kinri/list_j/kinri/tvl_check.html
トラベレックス: http://partner.travelex.co.jp/standardrates/RateHistory
==クレカのレート==
VISA: http://usa.visa.com/personal/card-benefits/travel/exchange-rate-calculator.jsp
**写真: 中国銀行ビル -
[レート比較]
さて、データが揃ったところで、香港両替レートランキングを発表したいと思います。比較単位はスプレッド(市場レートからの乖離)。日本の銀行と違い、BUY側とSELL側のマージンが異なるので注意して下さい(例外はHSBC)。
==USD->HKD BUY==
**真の薄利多売ぶりが現れる
1. トップグループ
0.14% 重慶優良店、百年
2. 第二グループ(0.5%以下)
0.20%-0.25% 生生、永享
0.37%-0.47% 中小の地場銀行、上環
3. 第三グループ(0.5-1.5%)
0.52% ハンセン
0.80% HSBC
5. 第五グループ(3-5%)
3.82% 200ドルハンセン銀行両替 50HKD手数料込
4.13% 200ドルTCハンセン銀行両替 60HKD手数料込
6. 第六グループ(5%以上)
6.37% トラベレックス空港
7.12% 100ドルハンセン銀行両替 50HKD手数料込
8.09% 100ドルTCハンセン銀行両替 60HKD手数料込
8.67% 重慶ボッタクリ店
==HKD->USD SELL==
**米ドル現金取得にも使える
1. トップグループ
-0.06% 重慶クレージー店
0.00% 重慶優良店、生生
0.06% 百年
2. 第二グループ(0.5%以下)
0.12-0.15% 創興, 建設、上環
0.25%前後 ハンセン、中小銀行
3. 第三グループ(0.5-1.5%)
0.8% HSBC
4. 第四グループ(1.5-3%)
1.7% 重慶ボッタクリ店
5. 第五グループ(3-5%)
3.55% 200ドルハンセン銀行両替 50HKD手数料込
4.42% トラベレックス空港
6. 第六グループ(5%以上)
6.85% 100ドルハンセン銀行両替 50HKD手数料込
==JPY->HKD BUY==
**日本人が最も気になる
1. トップグループ
0.15-0.20% 百年
0.20-0.30% 創興,大衆,沙田生生
2. 第二グループ(0.5%以下)
0.25%-0.50% 重慶
0.37%-0.42% 永享,永隆,BEA東亜
0.44%-0.50% ハンセン銀行, SCB
3. 第三グループ(0.5-1.5%)
0.54% クレカATM 前倒し返済(平均1週間借入れ、手数料なし)
1.48% HSBC
4. 第四グループ(1.5-3%)
1.82%(1.70%-1.93%) クレカ・ショッピング
2.17%(1.33%-3.01%) クレカATM 通常返済(手数料なし)
2.89%(2.05%-3.73%) クレカATM 通常返済(3万円、手数料あり)
5. 第五グループ(3-5%)
3.22% 楽天銀行
3.25%(2.41%-4.09%) クレカATM 通常返済(1万円、手数料あり)
3.75% 2万円ハンセン銀行両替 50HKD手数料込
4.20% 新生銀行
6. 第六グループ(5%以上)
6.2% Travelex空港
7.05% 1万円ハンセン銀行両替 50HKD手数料込
11.3% 重慶ボッタクリ店
18.4% Travelex日本
18.4% 三菱UFJ
==HKD->JPY SELL==
**日本円へ再両替
1. トップグループ
0.15% 重慶クレージー店
0.23% 百年
0.15-0.3 重慶
2. 第三グループ(0.5-1.5%)
0.53% 創興
0.55%-0.60% 永享,大衆,SCB,沙田生生
0.7% ハンセン銀行,BEA東亜,永隆
1.48% HSBC
5. 第五グループ(3-5%)
4.00% 2万円ハンセン銀行両替 50HKD手数料込
4.46% 重慶ボッタクリ店
4.9% Travelex空港
6. 第六グループ(5%以上)
7.3% 1万円ハンセン銀行両替 50HKD手数料込
18.4% Travelex日本
18.4% 三菱UFJ
==CNY->HKD BUY==
**ビジネスマン御用達
1. トップグループ
0.34% 百年
2. 第二グループ(0.5%以下)
0.38-0.45% 上環
0.39 創興
0.43-0.50% 重慶
0.45-0.55% ハンセン、中小銀行
3. 第三グループ(0.5-1.5%)
1.27% HSBC
2.5% 深セン国境両替店
5. 第五グループ(3-5%)
3.8% 2万円相当ハンセン銀行両替 50HKD手数料込
6. 第六グループ(5%以上)
6.4% トラベレックス空港店
7.1% 1万円相当ハンセン銀行両替 50HKD手数料込
10.2% 重慶ボッタクリ店
==HKD->CNY SELL==
**人民元ゲットに使える
1. トップグループ
-0.29% - -0.1% 上環
-0.23% - 0.1% 重慶
-0.10% 沙田生生
-0.15% 大衆
0.04% 百年
2. 第二グループ(0.5%以下)
0.24% 創興
0.32% 永隆
0.47% 東亜BEA,永享
0.47% ハンセンTTS (香港内でのATM引出し)
0.5% 深セン国境の優良店
3. 第三グループ(0.5-1.5%)
0.55% ハンセン
1.27% HSBC
1.37% 重慶ボッタクリ店
5. 第五グループ(3-5%)
3.85% 2万円相当ハンセン銀行両替 50HKD手数料込
4.60% トラベレックス空港店
6. 第六グループ(5%以上)
7.15% 1万円相当ハンセン銀行両替 50HKD手数料込
**写真: HSBC本社ビルとSCB本社ビル(右) -
[戦略]
さて、これらの過多ともいえる情報をどう活用すべきか。安宿にこもって考えてみます。レートの細かい優劣が分かったところで、結局は個人の好みやライフスタイルが優先されるはず。例えば私の場合、利便性を優先するので、ATMからの引き出しが基本です。タイプ別に分けてベストプラクティスを見てみます。断りのない限り、日本円->香港ドルに対しての両替です。
1. 一円たりとも損したくない人
近場の優良店(重慶、百年、生生など)で両替(0.15-0.3%)
2. お金をチビチビ使う人
小額づつ引き出しても損が少ないライフカード(平均2.17%)や楽天銀行(3.22%)。
3. 一度にどさっと2,3万両替する人
近場の優良店(0.15-0.3%) -> 普通の両替店(0.4-3.0%) -> ATMキャッシング(クレカ平均2.17% + 0円/108円/216円)の優先順位で。基本、カードで払えるものは、なるべくカード(1.82%)で払います。
4. ツアーなどで時間がない人
カードで払えるものは、なるべくカード(1.82%)で払います。現金はATMでキャッシング。近くにATMや両替屋が見つからなければ、ホテルや土産物屋で両替(1.5%-7.0%)します。
5. 香港で銀行口座を開いて、その場で大金を入金する人
クレカでATMから引き出し->繰り上げ返済(0.3-0.5%) + 引き出し手数料(216円)
現金を銀行窓口で両替(0.3-0.5%) + 40/50HKD(528円/660円)
** これでも、日本から送金するよりは安い。盗難のリスクはある。
6. ドルや外貨が欲しい場合。余分な外貨を処分する場合。
近場の優良店で。ドル入手の場合、円-(0.15-0.3%)-香港ドル-(0-0.1%)->米ドル 0.3%。
日本の銀行の1/10のレートです。
7.人民元が欲しい場合。
優良店で前もって両替(JPY->CNY 0.3-0.5%)。又は、手持ちの香港ドルを国境手前で両替(0.5%)。中国国内のATMから引出してもいい(クレカ平均2.27% + 各カード会社の引出し手数料)。ATMはそこら中にある。
8. 両替マニアの人
セントラルの百年や沙田の生生まで遠征。ハンセン銀行はもちろん、創興銀行や大衆銀行にもわざわざ口座を開いて両替(0.15-0.30%)。交通費なんて気にしません。
これらが、今回のリサーチ結果から導き出した結論です。「大金じゃなきゃ、大差はない」というご指摘は、あえて無視します。
**写真: 中庭から見た重慶大厦。 -
[真の為替王は誰だ]
おっと、私は真の為替王を探しているのでした。私の言う為替王とは、会社や個人に関わらず、為替・両替の本質を理解して、人生を謳歌している人。今回の登場人物でその条件に当てはまりそうなのは..。
1. 香港一のBUYレートを誇る百年找換
2. 薄利多売で成り上がる重慶マンションの優良店
3. 人民元のさや取りだけで生きていける上環両替店
4. 重慶マンション入口のブレないボッタクリ店
5. 世界中のカモから集金するトラベレックス
6. ガチ・レートで勝負する中小の地場銀行
7. 他の銀行なんてどうでもいい勝ち組HSBC社員
8. 10円20円の違いにこだわる両替の達人
9. レート調査とクレカの前倒し返済に忙しい貧乏暇なし旅行者
10. 為替レートなんて気にしたことのない恵まれた人
私は#7や#8当たりに分類されるのでしょうが、一畳半の部屋でベストレートに思いを巡らす自分が勝ち組なわけがない。逆に、#10のようにホテルで両替しても痛くも痒くもない人達は、人生の真の勝者。でも、為替には無知すぎる。よって、本題通りレート至上主義で選ぶとすれば、やはり中環の百年找換になっちゃいますね。僅差で重慶の優良店。
**写真: 重慶マンションの窓なし部屋(150-200HKD) -
[まとめ]
またマニアックなレポートを書いてしまった..。私はこれまでも、タイやマレーシアなど4ヶ国で両替を研究してきました。でも、暮らし向きは一向に変わらない。旅のスタイルも変わらない。そりゃそうだ、両替というのはお金を右手から左手に移す行為で、基本的に価値が減ることはあっても増えることはないのだから。
窓のない部屋で目を閉じて考えてみた。仮に、私が近くの高級ホテルに泊まっていたら、どうしていただろう。きっと、コンシェルジュに鼻で笑われながらも、重慶マンションを徘徊してたに違いない。ケチというのは、立派な趣味でありライフスタイル。何も恥じることはありません。逆に、そこを極める時間とアイデアを持った私は、ものすごく恵まれた人間なのかもしれません。誰だって、余計な金など払いたくないですからね!
**写真: ペニンシュラ・ホテルからの眺め
[リンク集]
==海外旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album?dmos=os&sort=when
==国内旅行記一覧==
http://4travel.jp/traveler/sekai_koryaku/album/?dmos=dm&sort=when
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