今回はストックホルムのフリハムネン港から出航するレジェンドオブザシーズに乗船し、バルト海クルーズの旅です。<br />ストックホルム、ヘルシンキ、サンクトペテルブルグ、タリン、リーガの各都市を訪れます。<br />2014年7月3日に成田を出発し、ドーハ経由で翌日ストックホルムのアーランダ空港に到着です。<br />ストックホルムに2泊し、市庁舎・ガムラスタン・ドロットニングホルム宮殿を観光します。

バルト海・ロシアクルーズ①（ストックホルム編）2014年

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2014/07/03 - 2014/07/14

700位(同エリア1986件中)

#街歩き

エリア

ストックホルム(スウェーデン)

同行者: カップル・夫婦

交通手段: 観光バス徒歩

航空会社: カタール航空

旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

利用旅行会社: JTB

7月3日　成田22：30発　QR807便でカタールのドーハ空港に向け出発です。
ドーハまで10時間50分の所要です。JL7995便とNH6621便との共同運航です。
機材はB777‐200LRでエコノミー席は3−3−3の座席レイアウトです。
一食目の機内食は、離陸約１時間後の日本時間で23：30です。
二食目はドーハ到着2時間前のドーハ時間01：20　真夜中です。
間もなく到着の機内照明は、青色や紫色に変化しています。
ドーハ時間の午前3時20分に到着です。
この空港は2014年5月に稼働したハマド新空港で、中央に大きな熊のぬいぐるみがあります。子供の遊び場もあります。

空港のトイレで手動式ウオシュレットを見つけました。
左端にノズルの付いたホースがあります。
ドーハ到着　4時間後の8：25発　QR167便で、ストックホルムのアーランダ空港に向け出発です。
離陸後、砂漠の中にビル群が見えます。
建設中のリゾート地でしょうか？？　。
アーランダ空港まで所要6時間20分です。飛び立って間もなく朝食が出てきました。
機材はB-787-8で席の前後が狭いのが気になります。
昼食です。
間もなくストックホルムのアーランダ空港に到着です。幾つもの島が見えます。
アーランダ空港に13時45分予定通りの到着です。
空港から南へ約42?で市街地です。
ホテルはメルキュールストックホルムサウス（旧イビスストックホルム）で、市の中心部から８?程南西の郊外です。2013年4月に全面改装済で小ざっぱりしています。周りは住宅地で閑散としています。
ドライヤーは100ＳＥＫのデポジットが必要でフロントで借ります。
ホテルから800ｍ東へ歩くと地下鉄の駅があります。
駅入口です。中央のセントラル駅まで17分程度です。

駅のそばにあるスーパーマーケットのヘムショップです。
500ＭＬの缶ビールが14.5ＳＥＫ（250円）です。
そういえばアーランダ空港でコーラ、水とサンドイッチ2個を買って2500円位でした。物価はかなり高そうです。
成田を出発する時にＧＰＡでスエーデンクローネに両替したレートは１ＳＥＫ＝17.49円でした。
7月5日快晴。長時間の飛行機の疲れや時差も感じません。
今日はストックホルムの一日観光です。
9時30分ホテルを出発し市庁舎に向かいます。
専属ガイドとともに10時少し前に、並ばずに入場です。
通常は英語、ドイツ語などの旗を持った言語別ガイドツアーで回るようです。
青灰色の石畳みと煉瓦で造られた青の間。
当初は青色で装飾の予定が煉瓦のままの壁面になり、青の名前だけが残ったようです。
二階の入り口のほんの一部が青色の壁になっています。
ノーベル賞の受賞祝賀晩餐会の会場です。
ちなみにノーベル賞の物理学賞等5部門の授賞式はヒョートリエットのコンサートホールで、平和賞はオスロの市庁舎で行われます。
1909年から1923年にかけて建設され1500平米の広さがあります。古煉瓦を100万枚埋めて造ったそうです。
二階に上る階段の脇にあるスピーチ台。
二階にある議場室の天井は船底型になっています。
議場室。
プリンスのギャラリー（鏡の間）。市の表敬訪問のレセプションに使われるそうです。
黄金の間と呼ばれるノーベル賞受賞舞踏会が開かれる場所です。
1900万枚の金箔のモザイクで飾られています。ガラスの間に流し込む方法で作られているため輝きが違うのだそうです。
左右の壁面は新大陸とアジアのモザイク模様で飾られています。
黄金の間の上座には「メーラレン湖の女王」の壁画が描かれています。
二階から見た青の間。
市庁舎の見学を終えガムラスタンの西端のリッダーホルメン島の公園に来ました。メーラレン湖をはさみ市庁舎がきれいに見えます。106ｍの高さの塔です。
1890年生まれの有名なシンガーソングライターで、リュートの弾き語りのエヴァート・タウベの像があります。
フィヤールガータン展望台からの眺めです。展望台と言うよりは道を上っていくと視界が開ける小高い場所で、道の途中にあります。
北東の方向の眺め。
ガムラスタンのドイツ教会（左側）と大聖堂（右側）が見えます。
ガムラスタンの北側にある王宮にやってきました。
1697年から60年かけて造られた三階建てのストックホルム宮殿です。
現在の国王一家の私邸は、午後に見学予定の郊外のドロットニングホルム宮殿に移っています。
大砲が置かれています。
12時からの衛兵交代を見る人たちが並んでいます。
王宮から少し南に歩くと大聖堂です。13世紀に建てられたストックホルム最古の教会で、国王の戴冠式や王族の結婚式が行われるようです。
大聖堂入口。
ガムラスタンの広場にある元証券取引所を改造し、ノーベル賞100周年を記念してノーベル博物館が2001年に開館しました。
ノーベル博物館前のストールトルゲット広場は、1520年にデンマークのクリスチャン二世の侵攻に抵抗した90人あまりのスエーデン貴族や高官が断頭処刑され、広場が血で染まった”ストックホルムの血浴”が起こった場所です。
古い建物が残っています。
広場に面した南側のレストランで昼食です。
とてもおいしいパンです。
ミートボールとマッシュポテト。スエーデンの典型的な料理です。
昼食後ノーベル博物館のカフェに入りました。晩餐会で出されるアイスクリームが人気のようです。
ノーベル賞の受賞者がサインしたイスです。
ヴェステルロングガータン通りは石畳みの道路沿いに土産物屋が並んでいて観光客が絶えません。
ドイツ教会です。16世紀にドイツ商人が商業組合の建物として建て、改装を繰り返し今の姿になったそうです。
左側は王宮でオベリスクががある小さな広場です。グスタフ3世がロシアとの戦いに勝利した記念碑として建てたそうです。
この広場にレクサスのリムジンが停まっていました。初めて見ました。
ガイドさんが運転していた人に確認したところ、ヨーロッパに一台だけのクルマだそうです。
1872年開業のグランドホテルストックホルムは王宮やガムラスタンの向かいのウオーターフロントにあります。1901年以降ノーベル賞受賞者が宿泊することで知られています。
ストックホルム郊外のローベン島にある離宮です。1662年に建設が始まり1686年に完成しました。北欧のベルサイユ宮殿とも言われています。
1982年に現国王のカール16世グスタフは王家の住居をガムラスタンの王宮から移し住んでいます。
小人数の衛兵が歩いてきて建物の中に入っていきました。衛兵の交代なのでしょうね。
正面入り口前に広がるメーラレン湖。ストックホルム市庁舎の近くから船でも来ることが出来るようです。
入口の横にある像。左端には衛兵が警護しています。
内部は撮影禁止です。家具や調度品、絵画が飾られています。
結構見どころはあります。
園庭側から見たドロットニングホルム宮殿。
広大な庭園が続きます。ずっと奥に中国の城（チャイナ宮殿）がありますが往復で20分以上と聞き諦めました。
郊外から市内に戻り、クングストレードゴーデン駅に到着です。
地下鉄の改札を通り構内へ。
この駅は青のラインの始発駅です。
エスカレータで下り駅構内のアートを見学にやってきました。
電車は普通です。
地下鉄の駅の装飾は1955年コンペが行われ、以降様々なアートが生まれました。現在は100ある駅のうち90の駅に150名の芸術家によるアートが見られます。
ともかくユニークなオブジェがあります。
それぞれのテーマがあるのでしょうが、意味不明です。
天井に描かれた放射能のマークが不気味です。
エスカレーターを上り地上へ出ます。
再びガムラスタンにやってきました。鉄の広場は南端に位置します。
昔、鉄を保管した広場で計量器が置かれています。
広場にあったポストで、右のブルーは市内専用で黄色はそれ以外です。
このそばにスエーデンの代表的な詩人・シンガーソングライターのエヴァート・タウベの像があります。
ガムラスタンで最も狭い通路のモーテン・トローツィグ・グレン。
確かに狭いですが、今までの経験ではモロッコのフェズにあるメデイナの中にある通路が印象に残っています。

この後すぐ近くのレストランで夕食をとりホテルへ向かいました。
明日から7泊8日の船旅が始まります。