今年も5日で行ってきました　（カンクン２日目　その２　マヤ最大級のピラミッドの頂上にて）

2014/08/05 - 2014/08/05

カンクン近郊には登れるピラミッドが2つある。

一つは去年登ったエクバラム遺跡とここ、コバ遺跡群の中にある「ノホック・ムル」のピラミッドの2つだけ。

今回のこのコバ遺跡のハイライト。
マヤ最高峰に匹敵するピラミッドに登ります。

エリア カンクン(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: アメリカン航空

先程のグループDから自転車に乗って程なく行くと、ひときわ大きなピラミッドが現れます。

これがコバ遺跡の登れるピラミッド、「ノホック・ムル」のピラミッドです。

ピラミッドの手前には石碑が。

近づいてみるとうっすらと文字が彫られている。

石碑の絵柄がこうなっているということをパネルに再現しています。

どのような意味があるのか…。


暑くて忘れた（爆）

さて、登ります。

このノホック・ムルのピラミッドは高さ41メートル。
あのチチェンイツァーより高いんです。

階段の真ん中に垂れさがるロープが登れるピラミッドであることを示す。


我々はほぼ一番最初に入場したので、この時点で人間は誰も登ってません。
早速登りましょう。

だいたい3分の2登ったところ。


オイラは稜線フェチですから、このような写真は力入れます。

登り切りました。

ハ〜〜〜〜〜〜〜
疲れた〜〜〜〜〜


3人ともヘトヘトです。

頂上には宗教儀式を行うためのお供え物台らしきものが設けられている。

載せたものは恐らく…。

頂上からの眺め。

何度も言いますがユカタン半島は基本的に地形に起伏がありません。

よってこういった高いところから見て盛り上がっているところはほぼ間違いなくまだ発掘をしていないマヤ人の遺跡です。

こういった未踏の遺跡の中からチチェンイツァーを超える大発見があるかもしれない。

これもロマン…。

はるか遠くにも未踏の遺跡が…。

足元にはノホック・ムル地域の別の遺跡が見えます。

下を覗き込んで見ると、けっこう怖いです。

頂上の神殿に目をやると

なにかの紋章が…。



王家の紋章…？

ガイドさん曰く、これはこの地域の主食であるトウモロコシをモチーフにしたものだそうです。

神殿の裏手にはすぐそこまで木の枝が迫っていて、日陰となっており、風が吹くと涼しいです。

この欧米人もこの後登ってきました。

彼女たちは健脚で、結構スタスタ登ってきました。

数分後、このガイジンのおねーさんたちもゼーゼーいいながら登頂していました。

ふと上を見ると我々よりもさらに先客がいた。


このピラミッドの主か？
王の化身か？
かなり大きいです。

　　よくここまで登ってきたな。


　　では王の気分を味わうがいい。

　　どうだ？


　　いい眺めじゃろ？


　　ワシは毎日見ている。


　　よ〜く目に焼き付けておけよ。



と言ってるようです。

まだ未開の遺跡が見えますね。


あの盛り上がっているところも掘り返すと必ず出てくるでしょう。

パノラマで撮ってみました。

それにしても風が心地いい。

次があるので、ぼちぼち降りて出口に向かいます。

自転車を返して出口に向かうと、大勢の人が向かってきました。

この人込みの中、ピラミッドに登ったら足滑らせて転落してしまうんじゃないか…？

戻ってみると駐車場はこの通り。


奥の方に大型バスが4台も…。

ここも観光地化されて、出入り口のところにはお土産屋さんが出ている。

こんなマヤ風なお土産がたくさん並んでいました。

結構見どころがあったコバ遺跡。

朝の心地いい風と、はるか遠くまで見渡せるピラミッド、そして未踏の遺跡ともりだくさんで、マヤ遺跡はチチェンイツァーだけ行ってすべて語ることはできないな…。

これでメキシコユカタン半島のマヤ遺跡で残りの有名どころではウシュマルとパレンケ…。
さすがにカンクンから日帰りでは行かれないな…。



このあと、行くところはトゥルム遺跡と、セノーテなのですが、先に行くのはどっちでもいいというのでピラミッドに登りながら考えて、結局、先にトゥルム遺跡に行ってセノーテでクールダウンしてカンクンに帰る日程としました。

これもほぼ貸切のメリットですね。

今年のカンクン、まだ始まったばかりですよ〜〜