プチ贅沢な北海道旅行　十勝を楽しむ　その3

2014/07/26 - 2014/07/28

　北海道ホテルではモール温泉を朝も堪能して、ゆっくりバイキングの朝食をとり、十勝千年の森へ向かいます。
途中寄ろうと思っていた、地元の野菜がいろいろと買えるという場所は残念ながら定休日ということで、気を取り直して千年の森へ向かいました。これまでと違って青空が私たちを迎えてくれました。
　やっぱり元気と天気です。
　このお庭は今中さんがガイドの予約とチーズ作りの予約を入れておいてくださったので、本当に助かりました。予定より早く着いたのでガイドさんが早めにはじめてくださって、1時間ちょっと案内してくださいました。でも、回ったのはほんのちょっとで、時間があればもっともっと見れるようです。
　本当に十勝千年の森は素晴らしいところでした。
そして、素敵な体験ができました。

エリア 新得・芽室・士幌(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

十勝千年の森を歩くにあったて、広大な土地をただやみくもに歩いてももったいないということで、今中さんがガイドをお願いしてくださいました。
まず、特に見たいご希望はありませんかと聞いてくださったので、できれば野草のお庭は欠かさないでとお願いしました。

麦飯石がこの辺りにはたくさんあるのだそうです。

森の中を歩きます。

アース・ガーデン　（イギリスの庭園デザイナー、ダン・ビアソン氏が設計）
芝生が目の前に広がっています。こちらから見るとただの広い広場という感じなんですが、実はここはそんな単純なものではありませんでした。

心地よい風に吹かれて進みます。
なんと歩きやすいのでしょうか。
本当に気持ちがいいです。

しかし、いったん中に入っていくと丘が波うつように連なっているではありませんか。
振り返ると芝だけではなく草がその波を証明してくれています。

こちらから見るともっと高くなっていたのがわかりました。

歩きやすいのは、芝の長さにもこだわりがあるからでした。
2.8ｍｍ？いや2.7ｍｍだったかな。指定された長さを保って刈り込まれていくのだそうです。
そして、筋をつけていくのは相当な熟練がないとできないのだそうです。
芝刈りのおじさんが手を振ってくれました。

波打つ芝の丘が日高山脈と一体となり、圧倒的なスケールを持つ。人が自然の一部になる風景と、遊び心に満ちた空間を演出している。（千年の森のパンフレットEarth Gardenアース・ガーデン／大地の庭より）

見る方向が違うと全く違ったところにいるような気持になります。

次はフォレスト・ガーデン（高野ランドスケーププランニングのデサイン）

森の中に入っていきます。
この森の中は持ち出さない、持ち込まないというコンセプトで成り立たせていたと説明があったように思います。
だから、間伐材はこの森の中で利用して木の塀になっていました。

沼のほとりに「崩れた馬屋」というアート作品がありました。

崩れた馬屋の説明

本当に昨年の雪でこんなにつぶれてしまったのですが、これがそのままアートとなっているそうです。

フォレスト・ガーデンへ

フォレスト・ガーデン

ツリガネニンジンにスポットライトのように光が当たっています。

ヨツバヒヨドリだったっけ？

自然のなかで植物たちは生き生きと見えます。

ベンチ（ちゃんと木を切っても有効利用しています。）

森から出てきました。

七つのダイヤモンド　　　ディディエ・クールボ作

ダイヤモンドを探しながらこの辺を歩くと、また違ったものが見えてくるのだそうです。

アース・ガーデンに出てきました。

カムイのサークル／キサラのかけら　板東　優　作

犬も気持ちいいだろうなぁ

アース・ガーデンを抜けます。

セグウェイツアーの方たち
とても気持ちよさそうに楽しんでいらっしゃいました。

十勝ナチュラルチーズ作り体験工房が向こうに見えます。
今日はチーズ工房　ノチュでの体験です。

次はメドウ・ガーデンに入っていきます。

小さな子も歩きたいですよね。

せせらぎが気持ちいいです。

メドウ・ガーデン
まずは紫のお花が目立ちます。

大きな木道のメインストリートよりも中にある小路に入っていきましょう。

自生のお花と園芸種が調和されて植えられているそうです。

中の小路を歩くと黄色いお花が目立ちます。

その横には穂の長いイネ科？の植物が植えられています。

そして、白いお花

ユリも大きい

紫・白・黄色が自然な中で重ならないように配色されています。
計算された美しさだったのです。
ここでは雑草は抜かれていました。

ファームガーデンへ

花壇の中にいろいろなお野菜が植えられています。

かぼちゃとトウモロコシと豆？
この三つで助け合って育つのだそうです。

ローズガーデン
ここで、ガイドさんとはお別れしました。

ローズガーデン
色分けされて植えられています。

美しいオレンジのバラ

ピンクのバラ

ファームガーデンからメドウガーデンへの木道

ジャガイモの花壇から見渡して

ハスカップやリンゴの木も植えられています。

ヤギが飼育されています。

チーズ工房ノチユ
ここで、チーズ作りの体験をします。

準備物を前に

お湯で温めて、伸ばして畳んで伸ばして畳んでを繰り返して丸く抜き出したものが球形のモッツァレラチーズと線状に裂けるチーズ。
なかなかおいしいチーズが出来上がりました。
チーズ作りの先生にも褒められて鼻高々です。

切って

ピザ台の上にピーマンとトマトとウィンナーをのせたんだったかな。

オーブントースターで焼いて出来上がり！

ハスカップの木の近くのパラソルのベンチでウーロン茶と一緒にいただきました。おいしかったです。

ガーデンカフェ　ラウラウ

ソフトクリームをいただきました。

アース・ガーデンにさようなら

もし、また来れるチャンスがあったら、次は千年の丘にも登ってみたいし、セグウェイも体験してみたいです。フォレスト・ガーデンの奥にも行ってみたいし、北海道ガーデンショーのお庭もみたいです。つまりまだまだ、見るべきものがたくさんあるお庭ということですね。

本当に十勝千年の森は素敵なところでした。

たくさんの写真になってしまいましたが、まだまだ、あれもこれも写していなくて分かりにくいことが多かったかと思います。そんな中、最後まで見ていただきありがとうございました。