福島・山形湯めぐりドライブ珍道中　ダイジェスト

2014/06/01 - 2014/06/04

2月の終わりごろマカオの友人から久しぶりにメールがあり、6月上旬に来日するとのこと。4日から山形で予定が入っているそうです。東北地方を旅行したいから一緒にどうですかということですが、要は暇があったら東北まで来てねということです。姫路と東北がどれくらい離れているかということは全く考えていない（というか知らない）様子でした。幸か不幸か、私には6月1日から4日までは仕事の予定はなく休暇がとれそうで、その旨を伝えると5月31日に来日し、6月1日に東北のどこかで合流することにしました。来日メンバーは女性2名、男性1名の計3名で、行きたいところの希望を聞きましたが温泉があればどこでもということで、行程はすべて任されることになりました。

ANAの特典航空券を利用したいことと、最終的に山形に送り届けなければならず、伊丹空港からの利便性のいい仙台空港入りで旅程を組みました。特典航空券は難なく抑えることができ、宿泊地についてはいくつかの候補に挙げた温泉から一部満室などの理由で私の希望通りとはいかなかったものの、以下の旅程で予約完了しました。

6月1日　伊丹空港から仙台空港へ。仙台空港で友人と合流。レンタカーで裏磐梯へ。裏磐梯ロイヤルホテル泊。
6月2日　五色沼散策。白布温泉・東屋泊。
6月3日　白布温泉から肘折温泉へ。肘折温泉・丸屋旅館泊。
6月4日　山形へ友人を送り届ける。仙台空港から伊丹空港へ。帰宅。

以前からわかっていたことではありますが、温泉好きは隠れ蓑で単にのんべえの中国人であることを再認識した3泊4日の珍道中となりました。

まずはダイジェスト版です。

エリア 山形

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

仙台空港で3名と合流し、レンタカーで初日の宿泊地である裏磐梯へ向かいました。ルートはいくつかありますが、主導権はハンドルを握る私にあり、仙台へ向かう飛行機から見た吾妻小富士が気になり、磐梯吾妻スカイライン経由で行くことにしました。スカイラインに入って最初の展望スポットである、つばくろ谷に架かる不動沢橋に立ち寄りました。天気は上々です。

ところで、事前のやり取りでは国際免許を取るから運転は任せてよ、みたいなことを言っていました。仙台空港で合流後ちょうど昼食の時間帯であったので空港のレストランで牛タンを食べましたが、とりあえず再会を祝して乾杯で3名は生ビールの大ジョッキを注文してました。運転する気ないやろ。

浄土平レストハウスに到着。これまでの付き合いから、まさか登りたいと言い出すとは思いませんでした。その姿を見るだけだと思っていた吾妻小富士の火口壁まで行くことになりました。私はどうせなら登頂したかったですが、さすがに山頂までは行きませんでした。

初日の宿泊は裏磐梯ロイヤルホテル。このホテルの温泉は五色温泉といいます。夕食はホテル内の居酒屋でとったのですが、そのお店には地ビールがなかったため生ビールと地酒を楽しみました。ここまではよかったのですが、食事を終え部屋に戻る際にすでに閉店した売店のショーケースに地ビールらしきものが並んでいるのを友人の一人が発見してしまいました。閉店直後だったらしく、まだ店員さんがおられたので無理やり店を開けてもらい地ビールをゲットしました。店を開ける交渉はむろん私でした…この後も食事ごとに地ビールを探し求めるということが繰り広げられることになるのでした。

2日目も好天に恵まれ五色沼探勝路散策です。毘沙門沼と磐梯山です。

弁天沼。天気がいいと五色沼は最高に美しい姿を見せてくれます。

五色沼散策を終え、猪苗代へ。町内の蕎麦屋での昼食後、猪苗代ハーブ園でひとときを過ごしました。ポピーが見頃でした。朝宿を出る時は疲れたらいつでも運転変わるからと言っておきながら、あたりまえのように蕎麦を食べながらビールを飲んでいました。これが毎日繰り返されたのです。やっぱり運転する気ないやろ。

猪苗代からは磐梯山ゴールドライン、西吾妻スカイバレー経由で2泊目の宿泊地である白布温泉へ向かいました。磐梯山ゴールドラインの展望スポット・山湖台から見た猪苗代湖です。

山湖台から見た磐梯山。裏磐梯からの荒々しい姿とはかなり異なっています。

西吾妻スカイバレーに入り、東鉢山七曲りの展望所からは眼下に桧原湖と磐梯山が見えます。

白布峠を越えて山形県へ。しばらくすると巨大な2本の滝が目に飛び込んできました。この場所は双竜峡で右が黒滝、左が赤滝です。

双竜峡からしばらく走ると不動滝がありました。

2泊目は白布温泉の東屋さんです。

白布温泉には白布大滝があります。

白布温泉は湯量豊富な温泉で、温泉街を歩いていると湧いたお湯が大量に流れていました。

白布温泉と言えば米沢牛です。

3日目は比較的移動時間が長いため山寺のみの訪問となってしまいました。

奥の院まで無事辿りつきました。思ったほどはきつくなかったようです。

肘折温泉の丸屋旅館に宿泊しました。

朝市を楽しみました。

最終日は午後2時がタイムリミットです。それまでに山形市内に友人たちを送り届けなければなりません。それで蔵王に行くことにしました。

蔵王のお釜です。最後まで天気に恵まれました。私たちがお釜をあとにする頃には、ガスがかかってお釜は見えなくなってしまいました。

無事山形市内のホテルに送り届けることができましたが、どっと疲れが…でも楽しかったです。