2014/05/31 - 2014/05/31
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akikoさん
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観光名所が数多くあるスペイン第2の都市、バルセロナ。2泊という短い日程で行ける場所が限られるなか、3カ所は必ず行こうと決めていました。一つは郊外の聖地【モンセラット】あとは、誰もが知る【サグラダファミリア聖堂】と美術館のような病院【サン・パウ病院】でした。
特にサン・パウ病院は、一般にはあまり知られていないのですが、サグラダファミリア聖堂から歩いて10分ほどのところにある病院で、私の勝手なランキングでは世界一美しい病院ではないかと思える病院でした。
外見の美しさに魅かれたのはもちろんですが、建築のコンセプトが"患者を建築の力で癒そう"だったそう。心も体も弱っている病人にこそ、気持ちよく過ごすことで、早く治ってもらいたいという考えがとても素敵で、バルセロナでは、サグラダファミリアを訪れたあと、わくわくしながら訪れました。
- 旅行の満足度
- 5.0
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サグラダ・ファミリア聖堂から伸びる「Gaudi通り」を直線に歩いて、ロス・カステリェジュス通りとインドゥストリア通りとの交差点まで進んできました。
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反対を向くと、ずっと先に「サン・パウ病院」が小さく見えてきました。
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10分ほど歩いて、サン・パウ病院前にやって来ました。
かつては、このあたりは郊外だったそうですが、今では誰もが知るサグラダファミリア聖堂から続くメインロードの先に現れる、あたかも博物館か美術館のような建物です。 -
敷地に入る門の両サイドにあるこの閉まったままの鋳物製門扉は、大変精巧に作られていて芸術品の風格があります。
調べてみると、これは19世紀から20世紀初頭にかけてカタルーニャ地方で流行した「モデルニスモ」という芸術様式で、曲線の使用や華やかな装飾性などが特徴なのだそうです。 -
見学するには、ここから入っていきます。
正面に見えている時計台ある建物は、Administration Pavilion(管理棟)です。
かつて、受付玄関だっただけでなく家族との対面する場所兼祈りを捧げる教会の役割をしていたのだとか・・・ -
時計台も良く見ると、非常に凝った造りで天使の立像や坐像も飾られています。
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下に視線を下ろすと、正面入り口前に石像が見えます。
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この像はカタルーニャの銀行家Pau Gil(パウ・ヒル)とその妻子のもの。
20世紀に入った頃、バルセロナの人口が急増し老朽化した病院では対応できず、当時市内にあった6つの病院を統合し新しい大きな病院を建てる構想が持ちあがった頃のこと・・・
パウ・ヒルは、彼の名を新病院につける条件で、亡くなった後バルセロナ市に対し高額の寄付をしたのだそうです。
その資金をもとにこの病院が建てられ、条件通り彼の名が冠された"the Hospital de la Santa Creu i Sant Pau"になったという。 -
この病院の建築に携わったのは、ドメネク・イ・モンタネールという人物。ドメネクはモデルニスモ建築を代表する有名な建築家だそうで、「患者を癒す建築(患者を建築の力で癒そう)」という理念でこの素晴らしい美術館のような病院を建てたのだそうです。最先端の芸術はお金持ちのためのものだったはず、貧しい者のための公立病院に使われたのは驚きです。
中央の時計台のある建物を囲むように両翼の棟は角度がつけられて建っていますが、「両手を広げてよく来ましたね」と歓待している意味があるようです。普通、病院なんてあまり行きたくないところですが、包み込んでくれる意味を持たせてこのような建て方にするなんて、何て心憎いアイデアなんでしょう・・・ -
見学の受付は、建物右にある入口を入ったところにあります。
病院内は、個人で廻ることもできますが、ガイドツアーがあるので私は英語のツアーに参加しました。平日10時,13時,16時で、料金は1人12EUR(現在14EUR?)でした。
http://www.santpaubarcelona.org/en/schedule
この病院は、1997年、カタルーニャ音楽堂とともに芸術的な素晴らしさと建築の特異性が認められ、ヨーロッパ最大のアールヌーボー建築複合体が残っているということで、ユネスコの世界遺産に登録されました。登録後、大掛かりな修復が行われ、第一次修復が終わり今年3月に披露され見学が可能になったそうです。
病院についての紹介ビデオが流される展示室で時間がくるまで待ちます。 -
展示室には、病院のミニチュア模型がありました。
約15万平方メートルという広大な土地に27の大小の建物が建てられているそう。それらの建物は最新の注意を払って配置され、すべての建物は出来るだけ日の光が入るように、また風通しが良いように南向きになっているという。
向かって右が男性患者が入る棟で、左が女性棟に分けられていたそうです。 -
上空から見たサン・パウ病院。中央の45度傾けた方形部分が敷地で、まわりの住宅地と病棟の向きが明らかに違います。上が北、下が南で建物が南向きになっていることがわかります。
−見学時もらったパンフレットより -
これは、最初に見た時計台がある管理棟の反対側になります。
まず、この建物を出てトンネルを通り、全体を見通せる場所に移動します。
トンネル内はドクターや患者の映像が壁に映し出され、病院内の様子がわかる仕掛けになっています。患者は外に出なくてもトンネルを通り迅速に各診察室・病棟などに移動できるそうです。何と1kmに及ぶ地下通路でつながっているのだそう。 -
いたるところに、彫像が飾られています。また、窓の形がユニークだったり、通路上部がアーチ状になっていたり、面白いところが次々と現れます。
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トンネルの出口から出てきました。
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あたりを見回すと、30mの間隔をとって建っているという病棟や・・・
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確か、手術室を備えた建物"Surgery Pavilion"と説明があった棟が見えます。
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これが、外科手術をする建物? に見えないですよね。
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よく見ると、バルコニーには数多くの天使像が飾られ、アーチ型の窓の上には銀行家Pau・GilのPとGがさりげなくタイル画の植物のモチーフのなかに見られます。
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下から見上げると・・・
アーチ柱にちょっと怖い顔(と私には見えるだけで、本当は優しい顔のはず)をした女性、怪獣のような生き物など面白い装飾がたくさん飾られています。多分カタルーニャの伝説の生き物なのでしょうね。 -
これは、病棟です。
ドーム状の屋根に丸みを帯びた建物は、昼間患者たちがおしゃべりをしたりして憩う談話室。四角形の診察室と右に立つ美しい塔のように見える給水タンク室。
全く病棟に見えない、美しい建物です。 -
こちらは、女性棟で、聖母マリア像が飾られています。
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下方には、オレンジの木があり、たくさんの実がなっているのが見えます。
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確か、この建物は現在大学だと聞きました。(記憶が曖昧ですが^^;)
シンメトリーな立派な建物です。 -
次に病棟内が見学できるSant Rafael Pavilion にやってきました。
この病院は、1930年にオープンし2009年まで診療がおこなわれていたが、老朽化のためにほとんどの部分が閉鎖されたそうです。(そのため最新鋭の診療機器を備えた新病院が隣に新設)
かつての病棟が改修保存されて一般見学できるようになりました。昔の病棟はたくさんのベッドが収容できるように大部屋だったそうです。ただ重篤な患者は個室がありそこに収容されたそう。 -
自然光がたくさん入るように上部にも窓が多く配されています。
また奥の窓は、優しく光が差し込むように内側に庇のような造りを施したような形になっています。
天井は装飾があまりないように見えますが、まだ修復が終わっていないためで、もともとは衛生上掃除しやすいセラミックタイルで装飾されていたそうです。 -
壁には、優しい色使いでバラの花などが装飾タイルで描かれ、華やかな気分になるよう考えられています。
患者にとって心地よい自然な環境を提供するのが最優先に設計されている、と聞きドメニク氏の患者に対する思いやりのある設計に敬服します。
見える部分だけでなく、過ごしやすいように細かいところまで配慮されているようです。 -
一番奥に当時の病棟内で撮影された写真パネルが立て掛けられていました。
大部屋ながらスペースが十分あり、暖房用のオイルヒーターが真ん中に置かれ、清潔感が感じられます。 -
病棟内見学を終え、外に出てきました。
ここから見る景色もどこかの宮殿の敷地にいるようです。 -
左の談話室のドーム状の屋根を見ると・・・
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このように美しい装飾が見られます。
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拡大すると、ドーム状の屋根はうろこ状のタイルで覆われ、換気口も兼ねたという半円筒状の飾りには、とかげや伝説上の生き物が飾られています。
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次は、もう一度管理棟に戻り、玄関ホールなど見学します。
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玄関ホールにやって来ました。まず目に入るのは、華やかなピンク色の天井です。病人が病院に足を踏み入れた時、このような明るく温かい雰囲気のホールが迎えてくれたらどのような気がするでしょう。
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色が安らぎを与えるパステルカラーであるだけなく、アーチを多用した教会や修道院のような造りのようです。
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柱にもこのような素敵な飾り♪
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木の枠も安らぎを感じさせていい感じ♪
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美しいレリーフの架かった階段をあがり2階へ・・・
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階段の蹴込み板部分にも植物の浮き彫り細工が施されています。
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天井にステンドグラスがはめ込まれ、まわりも大変きれいな装飾がなされていて芸術的です。
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階段をあがると、思わず「きれい〜」と声が出てしまう廊下がありました。
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大変美しい模様が見られる天井には、十字架と植物がモチーフになった図柄が描かれています。
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窓にもステンドグラスがはいり、美しく仕上がっています。
左の十字はバルセロナの守護聖人サン・ジョルディ(聖ゲオルギオス)の十字で、右の黄色と赤の縞は、バルセロナとカタルーニャのシンボルなのだそうです。 -
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外を見ると、管理棟の中央部分の彫像が見えます。中央から少し左の2階部分に来ていたようです。
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反対側には、この病院の建設に携わった人たちを描いたモザイク画が・・・
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この廊下の壁にも薄い黄色のタイルとピンク色のレンガが組み合わされ、優しい雰囲気をうみ出しています。
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あまりに美しいので、去るのが惜しい気がします。
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確か、もとは図書館だったと聞いた、ところに移動してきました。1階の窓が小さく、思い本が置かれていたそう。2階は大きい窓で、天井にはとても面白い装飾がなされています。
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天井はセラミックタイルが使われているらしい。星を模った形に見える図柄だけれど、縁取りも相当凝った造りになっています。
音響効果がすぐれているので、現在は、コンサートや多目的に使われているとのこと。 -
面白い形の窓から外の景色が見えます。
窓一つとっても、こんなに楽しい窓なのですね〜 -
窓から隣の建物が・・・
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また階段を下りていきます。天井部分から窓にかけての装飾にも目が行きます。
右下は交差部分の凝った造り。 -
壁に合掌する女性像が・・・
こういう像があることで、守られているという安心感が出るのでしょう。 -
この窓にも、上部にサン・ジョルディの赤い十字がモチーフになったステンドグラスがはめられています。
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この窓は管理棟(本館)の正面の窓。遠くにサグラダファミリア聖堂が小さく見えています。
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メインホールにきました。
ここも見どころがたくさんあります。
この上部レリーフの奥には・・・ -
キリストの磔刑像がありました。
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印象派の絵画が掛けられ、その上には透かし彫りの文字が見えます。
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優しい色合いの花や動物のモザイク画は、単に装飾としての意味だけでなく、生への「再生」「癒し」「前向きさ」を象徴するもので、患者へのメッセージでもあるのだそうです。
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波打つような天井が面白い♪
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とても美しいランプが下がっていました。
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これもきれいなランプです。
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縦長の窓から中央の目立つパビリオンが・・・
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上から見ると、奥に行くにつれて緩かなスロープになっているのがわかります。
これは、平面だと連続性が感じられないからで、スロープを設けることによって、ずっと向うまで続いているような連続性を感じ、広々した雰囲気を感じられるからなのだそうです。 -
修復されて間もないのでしょう、ぴっかぴっかの病棟群です。できたら、ドメネクが建てた昔のままの病棟の外観も見たかった・・・
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煙突のように見える換気塔。
後ろの建物の屋根にも衛生面から多くの換気口がつけられています。決して見た目換気口とはわからない装飾を用いて。 -
天井の装飾が面白いこのスペースを通り、管理棟から外に出ました。
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これは、Sant Jordi Pavilionです。もとは検査室だったそうですが、今は展示室になっています。サン・ジョルディとは、聖ゲオルギオスのことで、カタルーニャ語ではサン・ジョルディとよばれているそう。ドラゴン退治の伝承を持つキリスト教の聖人で、カタルーニャ地方の守護聖人なのだそうです。
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まだ修復中の建物に、美しいモザイク画がありました。
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左の絵は、おそらくこの病院の設計を相談している場面で、右が司祭立会いの下で石工職人が作業をしている場面のように見えます・・・
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そうそう、庭も大きな役割を果たしたそうです。かつて、病院の建物以外の敷地は患者の治療に関係ないということで、あまり美しくする発想はなかったそうです。
ドメネクは、患者やその家族が楽しめる庭や散歩道を作ることで、患者の痛みを和らげ治癒力が高まると考えて、"陽気"で"楽観的"になれる雰囲気のものを考え出したといいます。 -
庭にはほとんど装飾は施さず、木や植物を植えました。
それらがバクテリア・ほこり・有毒な排ガスなどを減らし、空気を浄化するという考えのもとでした。
木はセイヨウトチノキ、ライム、オレンジなど。植物はラベンダー、ローズマリー、レモン、バーベナなど主として薬草になるものが植えられたということです。私が訪れた時は、ラベンダーが咲いていました♪ -
ガイドツアーは終わり、後は自由に見学ができますが、私は教会を見たくて一旦敷地を出ます。
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Sant Antoni Maria Claret通りを少し北に行くと・・・
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教会への入口がありました。
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中に入ると・・・
薄暗くて、誰もいない礼拝堂でした。 -
真中あたり、左右に羽根がはえたライオン?のような動物の上に説教台がありました。
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祭壇の上には・・・
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キリストの磔刑像が吊り下げられています。
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誰もいないこともあり、教会内をさっと見てすぐ退出しました・・・
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パウ・ヒル氏の巨額な寄付を受け、建てられたサン・パウ病院ですが、当初48棟の建物を建てるはずでしたが、資金が足らなくなり、27棟しか建てられなかったそうです。そのうち、ドメネク・イ・ムンタネールが担当したのは、12で残りは息子のペレが引き継いだそうです。
今では、芸術を精神療法に取り入れる「アートセラピー」が確立しているようですが、100年以上も前に"芸術で人を癒す"という理念で、このような芸術的な病院を設計したドメネクという人は先進的で素晴らしい人だったということが、この訪問でも垣間見ることが出来ました。
彼の思いは今でも生きていて、新病院でも患者が庭で談笑し、散歩し、日光浴をしている姿が見られるそうです。
日本でもこのような病院があればいいのに・・・と心から思いました。
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この旅行記へのコメント (9)
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- yume-chanさん 2015/03/13 22:09:54
- こんにちは!
- 本当に美し過ぎる病院!
こんな芸術的な建築物が病院とは、信じ難いですね。
今、バルセロナの観光地のルートを作っているところですが、
akikoさんの写真を拝見していたら、自分の計画では時間が足りないなぁ〜
って思い始めています。
私はバルセロナ観光を丸1日ゆっくり取れるのは1回だけなんです。
そこで教えて頂きたいのですが・・・
9時の予約でサグラダファミリア入場、グエル公園を14時に予約しています。2つの名所の間にあるサン・パウ病院を軽く見学の予定でしたが
akikoさんの写真で、軽く・・・では勿体無い!って思ったんです。
当初、移動は徒歩と公共機関を使って周るつもりでしたが、タクシーを使えばサン・パウ病院もゆっくり見学出来るでしょうか?
サグラダファミリアやサン・パウ病院は大きいので、見学に要する時間がどの位掛かるのか見当がつきません。
何かアドバイスがありましたらお願いします。
yume-
- akikoさん からの返信 2015/03/14 01:18:15
- RE: こんにちは!
- yume-chanさん、こんにちは
> 本当に美し過ぎる病院!
> こんな芸術的な建築物が病院とは、信じ難いですね。
今は、病院の機能は敷地内の新病院に移っているようですが、実際病院として使われていたそうです。しかも上流階級の人向けではなく、貧しい人々が受診する公的病院なのですから驚きですよね。
> 私はバルセロナ観光を丸1日ゆっくり取れるのは1回だけなんです。
> そこで教えて頂きたいのですが・・・
> 9時の予約でサグラダファミリア入場、グエル公園を14時に予約しています。2つの名所の間にあるサン・パウ病院を軽く見学の予定でしたが
> akikoさんの写真で、軽く・・・では勿体無い!って思ったんです。
> 当初、移動は徒歩と公共機関を使って周るつもりでしたが、タクシーを使えばサン・パウ病院もゆっくり見学出来るでしょうか?
サグラダファミリアでは、最低1時間半、できれば2時間取っておいたほうがいいと思います。サン・パウ病院では、自分で勝手に見学できますが、効率良く回るにはガイドツアーが良いと思います。英語・フランス語・スペイン語・カタルーニャ語でツアーがありますが、英語なら現在12:00, 13:00にあるようです。(私の旅行記にURLを記していますのでチェックしてみてくださいね)もし12時のツアーに参加するなら、サグラダファミリアを11時に出て、歩いてGaudi通りを進んでいくと10分あまりでサン・パウ病院に着けると思います。多分、その時間で余裕で間に合い、チケットを買えるはずです。
確かツアーは1時間弱だったと思います。もし、長引くようでしたら途中でツアーを抜けることも可能な感じでした。
サン・パウ病院前からタクシーに乗りグエル公園に向かえば13時3~40分に着けるのでは。グエル公園もできれば30分前くらいに到着しておいたほうが良いと思うので、かなりせわしないですが、何とかスケジュールを合わせられると思います。(グエル公園も入り口がいくつかあるので、気をつけてくださいね。タクシードライバーは英語が喋れず、行き先だけ告げてグエル公園まで乗せてもらいましたが、タクシーを降りたところが公園のどこかよく分からず、人に聞きながら入り口までたどり着きました。公園の大きめの地図を示し、ここで降ろして、と前もって告げておくのも手かもしれません。)
お昼ご飯の時間がゆっくり取れないと思うので、簡単に食べられるものを買っておいてサン・パウ病院見学前にでも食べるか、遅めのランチをグエル公園で食べるかになりそうですね。
この3箇所は超オススメですので、時間をやりくりしながら訪ねてみてください。グエル公園のあともグエル邸やカサ ミラ・カサ パトリョなども訪れることができそうです。
バルセロナはいくつも魅力的な場所があるので、絞るのが難しいですね〜
また何かあれば、遠慮なくお知らせください(^ ^)
akiko
- yume-chanさん からの返信 2015/03/17 22:33:50
- ありがとうございます!
- こんにちは〜aikoさん
考えて悩んで、お返事遅くなってすいません。
色々アドバイスありがとうございました。
サグラダファミリアは、9時、タワー10:30に予約してあるので、11時30には出られると思います。
サン・パウ病院は、ガイドよりaikoさんの詳しい説明で十分です♪
後は自分の目で確かめたいと思います。
グエル公園もタクシーで30分前くらいに到着を目指します。
入り口がいくつかあるそうですが、大きなメインの入り口でいいのでしょうか?
タクシードライバーには、大きめの地図を見せて行ってもらいます。
言われる通り、グエル邸やカサ ミラ・カサ パトリョ・・・
限りなく見たい所がありますが、カサ・バトリョはチケットを買いましたので、夕方行くつもりです。
詰め込み過ぎとは思いつつ・・・大体の時間を考えてみました。
1, サグラダファミリア(9:00-11:30)予約済み
2, サン・パウ病院 (11:45-13:00) 自由見学
3, グエル公園 (14:00-15:30) 30分くらい前に到着 予約済み
4, カテドラル (16:00-17:00)(17時閉館)
5, カサ・バトリョ (17:30-18:30) 予約済み
6, カタルーニャ音楽堂(20時のコンサート予約済み)
4のカテドラルは17時までなので、時間が無かったらパスしてグエル公園とカサ・バトリョに時間を使いたいと思います。
まだまだ行きたい所があるので、他の日でスケジュールの空きにランプラス通りとモンジェイックに行く予定です。
それにしても、見所の多い観光地ですね〜!
出来るなら1週間くらい滞在して、美術館などゆっくり周りたいです。
もし、お分かりになれば・・・
街をグーグル ビューで見ると、貸し出し用の赤い自転車があちこちに見えるんですが、使い方分かりですか?
電車で2,3駅の移動なら、使ってみたいと思うんですが・・・
このサイトで質問しようかと迷っています・・・
では、また
yume-
- akikoさん からの返信 2015/03/19 00:01:14
- RE: ありがとうございます!
- yumeさん
> 入り口がいくつかあるそうですが、大きなメインの入り口でいいのでしょうか?
私は、山側の入り口から入りました。正門を含め5箇所から入園できると思います。
> タクシードライバーには、大きめの地図を見せて行ってもらいます。
そうですね。地図を見せるのがいいと思います。
> 言われる通り、グエル邸やカサ ミラ・カサ パトリョ・・・
> 限りなく見たい所がありますが、カサ・バトリョはチケットを買いましたので、夕方行くつもりです。
グエル邸も見応えあり、時間が許せばオススメです。
> 詰め込み過ぎとは思いつつ・・・大体の時間を考えてみました。
> 1, サグラダファミリア(9:00-11:30)予約済み
> 2, サン・パウ病院 (11:45-13:00) 自由見学
> 3, グエル公園 (14:00-15:30) 30分くらい前に到着 予約済み
> 4, カテドラル (16:00-17:00)(17時閉館)
> 5, カサ・バトリョ (17:30-18:30) 予約済み
> 6, カタルーニャ音楽堂(20時のコンサート予約済み)
> 4のカテドラルは17時までなので、時間が無かったらパスしてグエル公園とカサ・バトリョに時間を使いたいと思います。
グエル公園からカテドラルへは、タクシーにすぐ乗れると大丈夫だと思いますが、私の場合タクシーが見つからず、人の流れについててくてく歩いて、結局かなり歩き時間がかかった記憶があります。交通アクセスがあまりよくないので、30分以内で行くのはしんどいかもしれません。でもたとえ1時間とれなくてもカテドラルは30分あれば何とか見れると思うので、当日の判断で、行けたら訪問すればいいと思います。
カタルーニャ音楽堂は私も安いコンサートを予約して、あのホールが 見ることができるとワクワクして行ったところ、コンサートはBホールで大きなホールでないことが判明!かなりショックでした・・・結局コンサートはパスして、悔しいので音楽堂内のカフェで軽めの食事をとったのでした。カフェの内装も芸術的で素敵だったので、ぜひお茶でも飲んでみてください。音楽堂の外観も素晴らしかったです♪
> まだまだ行きたい所があるので、他の日でスケジュールの空きにランプラス通りとモンジェイックに行く予定です。
> それにしても、見所の多い観光地ですね〜!
> 出来るなら1週間くらい滞在して、美術館などゆっくり周りたいです。
私も実質2日だったので、分刻みのスケジュールでした。もっと滞在したかったな。
> もし、お分かりになれば・・・
> 街をグーグル ビューで見ると、貸し出し用の赤い自転車があちこちに見えるんですが、使い方分かりですか?
> 電車で2,3駅の移動なら、使ってみたいと思うんですが・・・
ごめんなさい、自転車は使おうと思わなかったのでわかりません。
> このサイトで質問しようかと迷っています・・・
そうですね、質問すれば、きっとどなたかがアドバイスしてくれそうですね。
いろいろ調べながら計画するのも楽しいですよね。私も今スロベニア・クロアチアをいろいろ調べ、かなりスケジュールが固まってきました。
お互い素敵な旅ができるといいですね!!
akiko
- yume-chanさん からの返信 2015/03/19 12:33:39
- RE: RE: ありがとうございます!
- 早速ありがとうございます。
> グエル邸も見応えあり、時間が許せばオススメです。
ガイドブックでもオススメしてますよね〜時間を作って行きたいと思います。
カタルーニャ音楽堂・・・
私は、前日にAホールのコンサートを予約してあるので、早めに行ってゆっくり見学する予定です。当日はBホールコンサートだけを楽しみます。
音楽堂内のカフェ・・・よさそうですね!
是非立ち寄りたいです。
自転車の件・・・
よくよく調べた所、あれは観光客用ではないそうです。
スペインに住んでいる人が、契約して自由に使えるものとの事でした。
>私も今スロベニア・クロアチアをいろいろ調べ、かなりスケジュールが固
まってきました。
aikoさんの次回はスロベニアとクロアチアなんですね。
もし、私で分かる事があれば何でも聞いて下さい。
> お互い素敵な旅ができるといいですね!!
はい、そうですね。
ありがとうございます。
では〜
yume-
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- こあひるさん 2014/09/16 13:51:33
- 芸術で癒されるのですね〜。
- akikoさん、こんにちは。
サン・パウ病院、かなり見たかったけれど、結局時間もなく、訪れることができなかったので、こうして詳しく見ることができてとても嬉しく思います。素晴らしすぎます〜〜!
こんな病院離れした病院・・・ほんとに日本にあったらいいいのに・・・と思いますが、芸術で患者を癒す・・・というような発想はなかなかないかもしれませんね。
こんな病院に入院したら、毎日探検してまわっちゃいそう・・・。
こあひる
- akikoさん からの返信 2014/09/16 21:33:54
- RE: 芸術で癒されるのですね〜。
- こあひるさん、こんにちは〜
> サン・パウ病院、かなり見たかったけれど、結局時間もなく、訪れることができなかったので、こうして詳しく見ることができてとても嬉しく思います。素晴らしすぎます〜〜!
見ていただいてありがとうございます(^.^) バルセロナはとても楽しみにしていた街でした。最初はサグラダファミリアに惹かれ、調べていくにつれ、この病院のほうにより興味が湧いてきました。こあひるさんもご存知だと思いますが、カタルーニャ音楽堂も設計したというドメネク氏は見た目だけではなく、換気や地下道で移動するなど機能面も綿密に考えて設計したというのですから、素晴らしいですよね。
> こんな病院離れした病院・・・ほんとに日本にあったらいいいのに・・・と思いますが、芸術で患者を癒す・・・というような発想はなかなかないかもしれませんね。
そうですよね。まず環境より治療ありきですもの。病院に入院している患者さんは不安でしょうし、さみしいでしょうし、苦しいでしょうし、そんな人にこそ少しでも居心地良く、明るい気分になるような環境においてあげたいですよね。
> こんな病院に入院したら、毎日探検してまわっちゃいそう・・・。
私も同じことすると思います(笑)「先生〜、また◯◯さんがいませ〜ん」なんて捜されたりして・・・ それは冗談ですが、病院の環境がもっと明るくなったらいいな、って心から思います。
コメントありがとうございました♪
akiko
-
- 旅するうさぎさん 2014/07/26 20:14:17
- サン・パウ病院
- こんにちは、akikoさん。
サン・パウ病院の旅行記を拝見しました。
お庭を緩やかなスロープにすることでより奥行きを
感じさせたり、患者さんのためにハーブを植えたり
するところも感心しましたし、
外装も内装も、非常に楽しげな装飾が施されていて
明るくて、色彩豊かで、
とかく沈みがちな患者さんの気持ちを明るく
朗らかにさせる効果が十分にあるのではないかと
思いました。
特にペールピンクの玄関ホールの天井は
不安いっぱいで初めてやって来た患者さんの気持ちを
穏やかな気持ちにされてくれるのではないかと思いました。
装飾的だけれど、ゴチャゴチャしているわけではなく
なにより病院に一番大切な清潔感も感じられます。
素晴らしい設計、建築だと思いました。
そしてこの発想が100年前にできていたという
その先進性が素晴らしいと思いました。
一番最後の写真などは、現代で言えば
どこかのテーマパークですか?とでも聞きたくなるような
おおらかさ、明るさが伝わってきます。
太陽の光を浴びて、その美しさは
さらに際立っているように見えました。
旅するうさぎ
- akikoさん からの返信 2014/07/26 23:30:46
- RE: サン・パウ病院
- こんにちは、旅するうさぎさん
サン・パウ病院の旅行記見ていただいて、ありがとうございます。
> お庭を緩やかなスロープにすることでより奥行きを
> 感じさせたり、患者さんのためにハーブを植えたり
> するところも感心しましたし、
> 外装も内装も、非常に楽しげな装飾が施されていて
> 明るくて、色彩豊かで、
> とかく沈みがちな患者さんの気持ちを明るく
> 朗らかにさせる効果が十分にあるのではないかと
> 思いました。
私も同じように思いました。最近の病院は、昔の病院と比べると随分きれいになっていますが、それでもサン・パウ病院のような気分がアップする綺麗な装飾なんてないですよね。患者が美しいものを見たり、きれいな談話室で人とおしゃべりしたり、花が咲く散歩道を歩くことで、痛みを忘れたり朗らかになることで治癒力が上がることを計算に入れたドメネク氏はすごいと思いました。
> 特にペールピンクの玄関ホールの天井は
> 不安いっぱいで初めてやって来た患者さんの気持ちを
> 穏やかな気持ちにされてくれるのではないかと思いました。
その通りで、この病院のアートにそなわる癒しの効果を研究された方がいて、「ピンクと黄色のパステルカラーは安らぎと心を癒す作用をもっている」との記述がありました。初めて来る患者さにとってきっと安らぎになると思います。ある患者さんは、「病気だと気が滅入りがちになるが、建物の華やかさに救われる」と言っていたそうです。
> 装飾的だけれど、ゴチャゴチャしているわけではなく
> なにより病院に一番大切な清潔感も感じられます。
> 素晴らしい設計、建築だと思いました。
> そしてこの発想が100年前にできていたという
> その先進性が素晴らしいと思いました。
そうですよね。話がずれるかもしれないのですが、カタルーニャという地域は、「人と変わっていることが素晴らしい」「違いを尊重する」という気風があるそうで、ガウディやドメネク氏のような人が力を発揮できた部分もあるのかな、とも思いました。日本は「出る杭は打たれる」ということわざがあったり、人と合わせて空気を読むのが大事と考えるようなところがあるから飛びぬけたことはできないのかな・・・なんて思ったりもしました。
100年も前にこのような病院ができていたなんて、本当に素晴らしいですよね。
> 一番最後の写真などは、現代で言えば
> どこかのテーマパークですか?とでも聞きたくなるような
> おおらかさ、明るさが伝わってきます。
> 太陽の光を浴びて、その美しさは
> さらに際立っているように見えました。
確かにこの病院の雰囲気は独特でとても明るく、バルセロナの街にぴったりだと感じました。
バルセロナには、ガウディ建築だけでなく、この病院のようなドメネクの作った建築もあって芸術に溢れた素敵な街だと再認識しました。
旅するうさぎさん、コメントどうもありがとう(^^♪
akiko
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バルセロナ(スペイン) の旅行記
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