2014/07/13 - 2014/07/13
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morino296さん
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9年ぶりに江の島の天王祭へ神輿の海上渡御を見に出掛けました。
7月第2日曜日、江の島・八坂神社と腰越・小動(こゆるぎ)神社は天王祭を同時に行います。
神輿が海に入った後、対岸に鎮座する小動神社へと神幸し、一年に一度会いに行く湘南初夏の風物詩として、「神奈川の祭り50選」にも選ばれています。
天王祭は、牛頭天王(須佐之男命と同一神といわれる)を祀る祭礼のことで、全国各地で行われています。
(古事記では「須佐之男命」、日本書紀では「素戔鳴尊」と記されるそうです。)
須佐之男命は、その荒ぶる神であることから疫気を祓う威力も持ち、人々を悪疫から守る善神と考えられていたそうです。
この時期に行われる、天王祭、祇園祭は同じ神事のようですね。
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小田急線 片瀬江ノ島駅 9:30頃到着
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江の島へ急ぎます。
曇り空で写真の色が冴えませんが、前日のような炎天下でない分、お祭りの関係者も見物客も助かります。 -
江島神社の入り口
この時間はまだ観光客も疎らです。 -
江島神社の鳥居
お祭りの幟が立っています。 -
江島神社の辺津宮に到着 9:45頃
祭典は9:30から始まっています。
八坂神社のお祭りですが、辺津宮の前が広いのでこちらで祭典が行われています。 -
祭典が滞りなく終了 10:07頃
予定時間を少し過ぎて、神輿渡御の準備が始まりました。 -
神輿の周りをお囃子が3周します。
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神輿の周りを回るお囃子
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神輿を先導する猿田彦
一本歯の下駄を履いて颯爽と歩いています。
この下駄で歩くのは、さぞ疲れることでしょうね。 -
猿田彦を先頭に八坂神社の前を進みます。
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八坂神社
現座の社殿は、平成14年に改築。
祭神:建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)
対岸の腰越にある小動神社が大波で流され、海中に沈んでいた建速須佐之男命の御神体を江の島の漁師が拾い上げて、祀ったことにはじまると言われます。
現在は、江島神社の末社ですが、江戸時代は天王社として祀られ、弘化元年(1844)に再建されたそうです。 -
八坂神社の前を進む神輿
こちらも神輿の担ぎ手は、いろんな所から集まって来るようです。 -
八坂神社の前を進む神輿
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八坂神社から坂道を下ります。
坂道が大変ですが、当然、エスカー(エスカレーター)は使いません。 -
小動神社の氏子さんが先導して参道を下ります。
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八坂神社の神輿も狭い参道を進みます。
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土産物屋が並ぶ参道を通り海岸へ向かいます。
お祭りの関係者、観客、一般の観光客が入り混じって狭い参道は人がビッシリです。
お祭りとは知らずに来ていた観光客はビックリ! -
江の島アイランドスパ別館前で
神輿の海上渡御の準備が行われます。 -
江の島アイランドスパ別館前で
神輿の縄を取り換えます。
ベテランの方が手際よく進めていました。 -
江の島アイランドスパ別館前で
神輿の太い丸太の上に載せます。
これは、大勢で担げるようにするのと、丸太の浮力を利用するためでしょうか。 -
いよいよ神輿の海上渡御スタート 11:08頃
片瀬海岸東浜(江の島寄り)で海上渡御が行われます。
(対岸の腰越では小動神社の神輿が海上渡御をします。) -
海上渡御に向かう神輿
江の島大橋際から浜辺に下ります。 -
片瀬海岸東浜に担ぎ出される神輿
大勢の観客が見守ります。 -
片瀬海岸東浜 神輿の海上渡御を見物する人達
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片瀬海岸東浜
神輿の周りを大勢のカメラマンが取り巻きます。 -
片瀬海岸
海上渡御を待つ船が浮かびます。 -
片瀬海岸東浜 11:13頃
いよいよ神輿が海に入ります。
東浜の海にはサーフィンをする人や海水浴客も沢山見受けられます。 -
片瀬海岸東浜
見物客も神輿について海の中へ。 -
片瀬海岸 神輿の海上渡御
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片瀬海岸 神輿の海上渡御
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片瀬海岸 神輿の海上渡御
神輿は神官の乗った船の近くまで進みます。 -
片瀬海岸 神輿の海上渡御
船上と陸上からのお囃子に元気づけられ神輿の海上渡御が続きます。
この辺りが、背が立つ深さの限界のようです。 -
片瀬海岸 神輿の海上渡御
神官の乗った船から褌姿の若衆が海にダイブします。
(小さくて見えないかな) -
片瀬海岸 神輿の海上渡御
そろそろ引き返します。 -
片瀬海岸 神輿の海上渡御
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片瀬海岸 神輿の海上渡御
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片瀬海岸 神輿の海上渡御
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片瀬海岸 神輿の海上渡御
船に乗った神官が海上渡御を見届けます。 -
片瀬海岸 神輿の海上渡御
浅瀬まで戻ってきた神輿。 -
片瀬海岸 神輿の海上渡御
無事終りそうです。 -
片瀬海岸 神輿の海上渡御
お疲れ様でした。 -
片瀬海岸 神輿の海上渡御 11:25頃
海上渡御は10分ほどで終了です。
この後は、ヨットハーバーの方へ進んでいきました。
神輿とは一旦別れて、午後の部で再開します。 -
龍口寺前を走る江ノ電 12:15頃
この後、午後は14時頃にこの辺りへ集合しますので、それまでは腰越で時間調整します。 -
腰越には人形山車も並び神輿の到着を待ちます。
お祭りのため、江ノ電以外の車両は通行止めです。 -
小動神社の神輿
この日、小動神社の神輿も海に入っていますが、同じ時間帯なので見ることは出来ませんでした。
腰越の魚屋さんの前で、海上渡御を終えた神輿を手入れされていました。 -
子供たちはお昼休み
お弁当が配られたのでしょうか。
みんなで楽しそうです。 -
土橋町の山車
山車の詳細は不明ですが、腰越には5台の人形山車があったそうですが、1台は火事で焼失、現在は4台が残っています。 -
土橋町の山車
人形は源頼朝と御所五郎丸 -
中原町の山車
神奈川県には、他にもお祭りで人形山車を曳くところがいくつかありますが、維持管理は大変なようです。
大事に伝えて行ってほしいものです。 -
中原町の山車
人形は素盞鳴命 -
中原町の山車
女の子たちが楽しそうにお囃子の練習をしていました。 -
腰越 山車が並ぶ横を江ノ電が走ります。
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下町の山車
この山車は、電車道から少し入った場所に置かれています。
人形は神功皇后が乗りますが、今回は写真を撮れませんでした。 -
神戸町の山車
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神戸町の山車
人形は八幡太郎義家に鎌倉権五郎 -
神戸町の山車の彫刻
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神戸町に飾られていた幕
山車を飾ったものでしょうか? -
小動神社のお祭りの幟
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浜上町の山車の人形:源義経と弁慶
山車は昭和37年に火事で焼失、人形のみが残ったそうです。 -
小動神社
小動(こゆるぎ)の名は、風もないのに揺れる美しい松「小動の松」がこの岬の頂にあったことに由来するそうです。 -
小動神社 社殿
祭神:建速須佐之男命、建御名方命、日本武尊
縁起によれば、源頼朝に伊豆配流の時代から仕えた佐々木盛綱が、源平合戦の時、祖父の領国・近江国から八王子宮を勧請したものと伝わります。
元弘3年(1333)には、新田義貞が鎌倉攻め戦勝を祈願したそうです。
以前にも紹介したことがありますが、こちらの狛犬は頬っ被りをしています。 -
小動神社から望む江の島
小動岬の頂はもう少し違うところかと思いますが、神社の横からも海を見渡すことが出来ます。 -
義経ゆかりの萬福寺
小動神社と萬福寺は向かい合っています。
目の前を江ノ電が通ります。 -
義経ゆかりの満福寺
本尊は薬師如来像。
源義経が頼朝から足止めをされ、腰越状を書いた所として知られます。 -
神戸町の山車が道の真ん中に引き出されています。
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神戸町の山車
町内のみんなが、山車を回転させています。 -
神戸町の山車と江ノ電
山車を回転させ盛り上がる人達を横に、江ノ電は腰越駅に入ります。
この踏切のすぐ横が腰越駅です。 -
中原町の子供たち
水分補給のスイカが配られていました。 -
龍口寺前に整列する小動神社の氏子町内の役員の皆さん 13:50頃
14時頃に到着する八坂神社の神輿神幸を迎えます。 -
八坂神社の神輿を先導する小動神社の氏子の皆さん
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龍口寺前にやってきた先導役の小動神社の氏子の皆さん
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龍口寺前にやってきた八坂神社の神輿神幸
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龍口寺前にやってきた八坂神社の神輿神幸
猿田彦も一本歯の下駄で頑張っています。 -
龍口寺前にやってきた八坂神社の神輿
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龍口寺前にやってきた八坂神社の神輿
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腰越で小動神社の神輿が八坂神社の神輿を出迎えます。 14:05頃
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2基の神輿を取り囲む見物客の間を江ノ電が通ります。
事故の内容に、ノロノロ運転です。 -
八坂神社の神輿が腰越を巡幸します。
囃子屋台が神輿を先導し、小動神社まで進みます。 -
八坂神社の神輿が腰越を巡幸
この後のスケジュールでは、
15:00 両神輿が御仮屋に到着、式典励行。
16:10 八坂神社神輿還幸出発。
17:00 龍口寺前に腰越側の役員全員が整列、八坂神社神輿を見送り。
小動神社の神輿、山車、囃子屋台は小動神社へ還幸。
19:30 神輿を拝殿に安置、手締め。
20:00 各町内の山車、囃子屋台が各祭典事務所に戻り、終了。 -
八坂神社の神輿が腰越を巡幸
まだまだ午後の部は続きますが、そろそろ失礼することにします。 -
江の島・天王祭
八坂神社、小動神社の合同で行われ、大人から子供まで地元の皆さんが楽しまれるお祭りです。
関係者の皆さん、お疲れ様でした。
2日連続のお祭り見物、ちょっと疲れましたので、早目に帰りました。
(おしまい)
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この旅行記へのコメント (2)
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- エトランゼさん 2014/07/19 22:15:13
- 海の神事
- morino296さん、こんばんは。
暑さの中2日間のお祭り見学はお疲れだったでしょう。
勢力的にあちらこちらにお出かけになる296さんの元気の秘訣を伝授いただきたいと思うグウタラの私です。
海の神事は江ノ島でもあったのですね。
茅ヶ崎は21日に浜降祭があります。
夜明け前から御輿30数基が各地区の神社を出発し海に入る神事です。
初めてなので見てみたいのですが早朝は厳しいので後半だけでもと思っています。
エトランゼ
- morino296さん からの返信 2014/07/20 00:01:23
- RE: 海の神事
- エトランゼさん
こんばんは。
いつも有難うございます。
炎天下のお祭りは見物は、流石に堪えますね。
以前は山車を追いかけて見ていましたが、今回は休憩時間の方が多かったかも。
江の島の天王祭は迷ったのですが、朝起きてなんとか行けそうだったので出掛けました。
曇り空で助かりました。
茅ヶ崎の浜降祭は、まだ見ていないので行ってみたいですが、
朝早いのが・・・。
morino296
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