2014/06/27 - 2014/06/28
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エフタロウさん
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(日程)
6月25日(水) 札幌→成田(10:45)→シカゴ(8:20)シカゴ観光後 シカゴ(17:41)→アンカレッジ(21:16)(アンカレッジ泊)
6月26日(木) アンカレッジ→フェアバンクス→チェナ温泉(車中泊)
6月27日(金) チェナ温泉→フェアバンクス〜「北極圏ツアー(189ドル)」〜フェアバンクス(車中泊)
6月28日(土) フェアバンクス→トクJC→(国境=カナダユーコン)→へインズJC→ホワイトホース(ホワイトホース泊)
6月29日(日) ホワイトホース→へインズJC→(国境=アラスカ)→トクJC(車中泊)
6月30日(月) トクJC→バルディーズ〜「フェリー(194ドル)」〜ウィッティア→スワード→アンカレッジ(アンカレッジ泊)
7月1日(火) アンカレッジ(14:14)→サンフランシスコ(19:53)(サンフランシスコ泊)
7月2日(水) サンフランシスコ(12:40)→成田(7/3 15:20)
7月3日(木) 成田(18:50)→札幌帰宅
(航空券)ANAエコ割50(成田⇔新千歳含めて12万円)アメリカ国内区間は提携のユナイテッド航空
**アラスカ・カナダユーコンドライブ旅行(その3)より続く*
27日23時、マックで食事を取った後、給油をしてフェアバンクスを出発した。 目的地は、カナダユーコン準州のホワイトホースだ。南東方向に960KMも距離が有る。 途中、車中で仮眠を取りながら、丸一日かけて目指す。
日付が変わり28日になる。漸く晴れてきて、「深夜!」の夕日が「北方向!」から差し込む。 川岸から景色が見渡せる場所(タナナバレーというらしい・・)があったので、アラスカの夕暮れ?(というより深夜暮れ?)の写真を撮った。(この時期の日没は午前1時頃)
その先にある湖沼でも、しばらく佇んだ・・何とも幻想的な景色だ・・
100マイルほど走り、デルタJC(アンカレッジ方面との分岐)を通過、更に20マイル程走ったところで、眠気が強烈に襲ってきた! エフタロウ・・遂にダウン!? 休憩スペースを見つけて後部座席のソファに寝転がった。
気が付いたら、午前4時を回っていた。3時間ほど眠り込んだかなあ・・疲れてたら、窮屈だろうが・・どんな体勢でも寝られるもんだな!
車に朝日が差し込む! やはり北方向からだ・・何ともいえない気分だ!
再び走り出して、しばらくするとタナナ川の支流に架かる橋を渡る。アラスカの山々が身近に迫ってきた。
朝7時にフェアバンクスから200マイルの距離にあるトク(TOK)JCに到着。ここには24時間営業のGSと売店、更にビジターセンターにレストランもある。
パンとアイスクリームを買って朝食を取り、給油後、約100マイル先のカナダユーコン準州との国境を目指した。まず10マイルほど走ると「TESLIN JC」という分岐がある。左折すると「チキン」という村を経由して、カナダユーコン準州の「ドーソンシティ」まで繋がる「トップオブザワールド・ハイウェイ」という道となる。(仰々しい名だなあ・・)
**ドーソンシティーは19世紀のゴールドラッシュ時に栄えた町で現在はその名残で1000人ほどの村人が暮らす。トップオブザワールド・ハイウェイは、チキンから国境(オープンはアラスカ時間朝8時〜夜20時)までは未舗装の悪路で、今回は計画段階で走行を諦めた。
更に走ったところで、アラスカ南部の「ランゲル山地」が遠望できるポイントがあった。ここで夜を過ごしたであろうキャンピングカーが数台止まっている。しばらく景色を見ながら休憩を取った。
そして、一路国境を目指す、未明に3時間ほど仮眠は取ったものの・・また眠気が襲ってくる・・途中で再び仮眠。
国境近くにGS兼ロッジがあった。ガソリン価格は1割以上高い(それでもカナダよりは1割ほど安い)ただ24時間営業ではなさそうだ。
朝10時頃、左手にアメリカ側の国境施設を発見したが、カナダのは見えてこない。まだずっと先にあるのだ。
直ぐに、アメリカとカナダの国境線が現れた。両国の旗が立てられ、国境線上に石碑が建っている。ここで他の一人旅の旅行者(欧米人)と互いに記念写真を取り合った。(旅行記には載せません・・)
カナダに入ると、いきなり道が悪くなる。陥没しているところもあるし、未舗装の部分もある・・
**カナダでは、表示がマイルからキロ、ガソリンはガロン(約3.8L)からリットルに代わる。 制限速度表示の変更について、くどいほど何度も注意看板が掲げられていた。(50KM/hが30マイルだ!と)
国境から20KMも走ってやっとカナダ側の国境施設が現れた。何でこんなに遠いのかと思っていたが、どうやら国境の村=ビーバークリークに近接して建てられているようだ。(その間何もないから・・治安上の問題がないのだろうなあ・・)パスポートを見せて滞在日数と行先を聞かれただけで、簡単に入国審査完了。
**尚、ここの国境はアメリカ側もカナダ側も24時間オープンしている。
その先も、道の状態が悪くスピードが出せないし疲れる・・(ここまで手が回らないのだろうか?) 国境から約100KMほど走ったところにあった湖沼のほとりの休憩所で、また仮眠を取ることに・・(1時間以上眠った)
この辺りから、漸く道が良くなってきた。13時過ぎ、国境から約150KM走ってきた河原付近で急に視界が開け、クルアニ山脈が一望できるポイントがあった。奥にはカナダ最高峰のローガン山(5959M)があるのだが、それは流石に見えない・・ 但し手前のスティール山(5073M)は山頂まで拝むことが出来た。5000M以上の山を地上から見るのは、生まれて初めてだ!
しばらく走ると、クルアニ湖という大きな湖が見えてきた。もう国境からは200KMほど走ってきている。そばにロッジやミュージアムがある。湖の岸辺に降りてしばらく散策した。(尚ミュージアムはただの土産物屋のようだったので中に入らず)
そして、漸く天候に恵まれた! 晴天を映えて青々とした水を湛えるクルアニ湖と山々の景色がとても素晴らしいのだ! 何度も何度も車を止めて写真を撮りまくった。
クルアニ湖の南端の岸辺で、湖の景色を眺めながら休憩と仮眠を取った。窮屈だったが、とても快適な寝心地だったなあ・・
へインズJC(フェアバンクスから800KM、国境からは330KM、そしてホワイトホースまであと160KM)に到着したのは夕方17時、予定よりかなり遅くなってしまった。 ここの景色も素晴らしい・・4000Mを超える山々が眼前に迫る。
ここで少し給油をした。ホワイトホースまでガソリンが持たないのだ・・最初、24時間営業との表示が有るGSに寄ったが、無人で給油機がクレカを受け付けない。やはり外国人では無理なようだ。 別の有人のGSに寄ることに・・(先に給油して後精算だった) 営業時間は朝7時から23時だ。へインズJCでは、外国人は深夜と早朝は給油出来ない!
有人の24時間営業のGSはどこにあるのかと尋ねたら、20KMほどホワイトホース寄りにあると教えてくれた。この件については(その5)で詳述する。
へインズJCで左折(右折するとアメリカ領のへインズという太平洋に面した港に至る)あとは、ホワイトホースまで高原の快適な一本道を快走! そして19時30分前に漸くホワイトホースの街に到着した。
**アラスカ・カナダユーコンドライブ旅行(その5)に続く**
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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フェアバンクス市内のエフタロウが食事を取ったマクドナルドの建物 何故かフィレオフィッシュが無かった。
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カナダユーコン準州のホワイトホースに向かって出発する際に給油したフェアバンクス市内のGSの看板 1ガロン(約3.8L)4.18ドル。
思っていたより高かったので、アラスカでは高いのかと思ったが、昨今の原油高を受けてのもので、そうではない・・(街中ではアメリカ本土とほぼ同水準) -
フェアバンクスから南東に30マイルほど走ったところのタナナバレーに映えるアラスカの夕暮れの景色(時間は深夜0時20分)
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フェアバンクスから南東に35マイルほど走ったところの夕暮れの湖沼の景色(時間は深夜0時30分)
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フェアバンクスから南東120マイル(デルタJCから20マイル)ほどのところにある、アラスカハイウェイ上の休憩スペース 2日連続の車中泊で眠気に耐えられず・・ ここで3時間「仮眠」を取った。
車はエフタロウがレンタルした「日産VERSA」 コンパクトカーで窮屈?だったが、後ろのソファで寝ころんで、しっかり?眠れた。疲れていたらどんな体勢でも寝られるのだなあ・・ -
まっすぐ南東に伸びる「アラスカハイウェイ」 (デルタJC〜トクJCの間で、デルタJCから30マイルあたり)
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北方向から「直刺す」朝日!
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ようやく、道の彼方にアラスカ南部の山々が見渡せるようになってきた。
デルタJCとトクJCの中間あたり(フェアバンクスから南東140マイルほど) -
タナナ川の支流に架かる橋の手前からの南東方向の写真 アラスカ南部の山々が大分迫ってきた。
フェアバンクスから南東150マイルほどの地点 -
タナナ川の支流に架かるアラスカハイウェイの橋と風景
フェアバンクスから南東150マイルほどの地点 -
フェアバンクスから南東、約200マイルにあるトク(TOK)ジャンクション アンカレッジ方面(1号線)とフェアバンクス方面(2号線)そして、カナダユーコン準州方面(アラスカハイウェイ=2号線)との分岐点である。
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トク(TOK)ジャンクションのビジターセンター オープンは朝8時でまだ閉まっていた。(朝7時に撮影)
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トク(TOK)ジャンクションから10マイル程東にある、TETLINジャンクション トップオブザワールド・ハイウェイ(北東方向)との分岐点
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TETLINジャンクションからトップオブザワールド・ハイウェイに入ってすぐの距離表示
BOUNDARY(国境)までの表示はあるが、カナダユーコン準州のドーソンシティまでの距離表示が何故かない・・ここから180マイルほどか? (EAGLEは更に北のアラスカ内の地名)
CHICKENまでは舗装されているが、その先は未舗装の悪路
尚、国境のオープン時間は、アラスカ時間で朝8時から夜20時(カナダ太平洋時間では朝9時から夜21時)
ここの写真を撮ってからUターンして、元のアラスカハイウェイに戻る。 -
トクJCから国境方面に20マイル程のところにある展望台からの眺め(その1) アラスカ南部のランゲル山地が見渡せる
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トクJCから国境方面に20マイル程のところにある展望台からの眺め(その2) アラスカ南部のランゲル山地が見渡せる
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アラスカ・カナダユーコン国境そばの、アラスカ側にあるGSとロッジ及びレストラン
因みにガソリン価格は、街中より10%以上高かった。(それでもカナダよりは10%ほど安い。) -
アメリカアラスカ州とカナダユーコン準州との国境 両国の旗が立っている
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アメリカとカナダ国境の石碑 国境線上に白線が引かれている
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国境そばにあるカナダユーコン準州の看板 ようやくカナダに入国
しかしカナダ入国手続きは未だ! カナダ側の国境施設はここから何と20KMも先にある。(因みにアメリカ側の国境施設は直ぐ近くにある)
尚、アメリカ出国手続きは、カナダ側の国境施設で入国手続きと同時に処理される。 -
国境から20KM カナダ入国審査を終え、最初の駐車スペースから振り返って、カナダ側の国境施設を写したが・・遠くなってしまった。
道の真ん中に小さく見えるのが国境施設(ここは24時間オープン)
尚、このすぐ先にビーバークリークという名の小さな村ある。(GSと売店、ロッジがある。) -
国境から30KMほどの所から写した、クルアニ山脈の景色(その1)
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国境から30KMほどの所から写した、クルアニ山脈の景色(その2)
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カナダに入国してから、約100KMにわたって、アラスカハイウェイはこんな路面がずっと続く・・
陥没も多いし、未舗装の区間もある。スピードも出せないし、快適に走れない・・ -
国境から50KM辺りのクルアニ山脈の景色
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国境から約100KM 湖沼のほとりの休憩所で1時間以上仮眠を取った。
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国境から約150KM 急に視界が開ける! 河原からクルアニ山脈を一望! 右手奥に5073Mのスティール山が聳えている!
尚、カナダ最高峰のローガン山(5959M)は、更に奥にあり見えない。 -
クルアニの景色を説明した看板 木々に遮られているが、その奥にクルアニ山脈を見渡せる
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更に10KMほど進んだところからのクルアニ山脈の景色
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クルアニ湖北岸からの景色(その1)
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クルアニ湖北岸からの景色(その2)
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クルアニ湖畔にあるロッジ(リゾートホテル?) クローズしていた。
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クルアニミュージアムの建物 中は土産物店のようだったので入らず
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クルアニ湖岸近くのレストエリア(トイレ有り) 写っている車はエフタロウのレンタカー この近くにGSもある
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クルアニ湖とアラスカハイウェイ
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クルアニ湖付近のクルアニ山脈の景色
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晴天を映えて、青々とした水を湛えるクルアニ湖(その1)
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晴天を映えて、青々とした水を湛えるクルアニ湖(その2)
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晴天を映えて、青々とした水を湛えるクルアニ湖(その3)
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晴天を映えて、青々とした水を湛えるクルアニ湖(その4)
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クルアニ湖とその周り山々の見事な景色(その1)
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クルアニ湖とその周り山々の見事な景色(その2)
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クルアニ湖とクルアニ山脈 その間を縫って走るアラスカハイウェイ
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仮眠を取ったクルアニ湖南岸からの景色(その1)
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仮眠を取ったクルアニ湖南岸からの景色(その2)
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仮眠を取ったクルアニ湖南岸からの景色(その3)
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クルアニ湖南岸からへインズJCに至る間に撮った、クルアニ山脈の景色
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アラスカハイウェイ上からへインズJC方向を写す。へインズJCまで、あと数十キロの地点
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へインズジャンクション 右折するとアメリカ領の太平洋に面するへインズ港に至る。 左折するとホワイトホース(カナダユーコン準州の中心都市)に至る。
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へインズJCの付近の景色(その1)
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へインズJC付近の景色(その2)
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へインズJCからクルアニ山脈の4000M級の山々を見渡す。中々のものだ・・
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へインズJCでホワイトホース方面を写す。(ここから160KM) 17時過ぎに出て、19時半前にようやくホワイトホースに辿り着いた。
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