2014/07/06 - 2014/07/06
90位(同エリア1747件中)
かっちんさん
鬼無里(きなさ)は奥裾花のミズバショウが有名ですが、室町時代に建造された白髯(しらひげ)神社、古民家、郷土料理、夏のホタル観賞なども楽しむことができます。
今回の旅は、ながの観光コンベーションビューローが企画した「鬼無里を巡る旅」に参加しました。
長野を午後4時に出発、重要文化財を拝観し、古民家で民話を聞き郷土料理の夕食、近くの沢でホタルの鑑賞を満喫できました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 観光バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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鬼無里ツアー
ホテルメトロポリタン長野に集合し、鬼無里へ出発します。
参加者は15名。会費は夕食付で5,000円です。
7月3日〜6日の4日間、開催しています。 -
白髯神社到着
しらひげ神社は全国に292神社あります。
実はひげの文字が3種類あり、各々の神社数は白髭176、白鬚110、白髯6あります。
髭が口ひげ、鬚があごひげ、髯がほおひげを示します。
このひげの違いは、はじめて知りました! -
狛犬
目がクリクリしていますね。 -
白髯神社の拝殿
飛鳥時代に天武天皇が遷都を思い立たれました。
信濃の国を都とした場合、鬼門の守護神として白髯神社が建てられたと言われています。 -
拝殿の奥にある本殿
室町時代後期の1500年頃に建造されています。
1684年頃に修理されているので約300年経っており、国の重要文化財に指定されています。
以前は雨ざらしでしたが、現在は保護する建物の中にあります。
普段は施錠されているので、拝観ができません。 -
こけら葺きの屋根
屋根下地になっている垂木の先を細く削っている特徴があります。 -
カエル股の彫刻
橘の絵柄です。
カエル股とはカエルが股を広げたような形で、梁の上に置かれています。 -
漆塗りの跡
黒や赤の漆が塗られていた面影があります。 -
海老虹梁(えびこうりょう)
海老虹梁とは海老のように湾曲した虹梁(虹のようにそりがある梁)のことです。
ここには二葉の若葉が描かれています。 -
太陽と月の絵があります
-
横から見た本殿
美しい形ですね。 -
蓮が逆さま
と説明していました。 -
狛犬
焼き物でできています。
神様がいる方向から見て右側が男の狛犬だそうです。 -
イチオシ
こちらは女の狛犬
愛嬌のある姿ですね! -
ホタルブクロ
境内にひっそりと咲いています。 -
イチオシ
花菖蒲の里
白髯神社がある日影地区にあります。
夜にはホタルが飛びまわるところです。 -
花菖蒲が咲き誇っています
-
紫と白の大きな花びら
素敵ですね。 -
いろは堂
バスで信州の名物おやきを食べに行きます。 -
具が野沢菜のおやきを試食
おやきは四季の野菜や山菜を具に小麦粉とそば粉でくるんで作ります。 -
割ってみると
野沢菜と味噌の風味が口の中でジュワーと広がります。
おやきといえばカリカリするイメージでしたが、ここのものは何か違います。
ご主人の話では
おやきを揚げた後に焼いており、カリッサクッ感にふんわり感が出てくるとのことです。
普通は、蒸かし、焼き、揚げのいずれかだそうです。 -
いろんな具があるおやき
野沢菜以外も美味しそうなので、おみやげに色々なおやきを買ってしまいました。 -
季節限定の具もあり
長野駅の東急百貨店地下にも店を出しているので、長野を訪れたときは手に入りますね! -
古民家
バスでふるさとの家へ向かいました。
鬼無里日影地区の大日方邸で、約166年の古民家です。 -
ここからの眺め
晴れていれば、白馬三山が見えます。
ご主人は定年後この実家に戻り、悠悠自適な生活を送られています。
何と羨ましいことやら! -
床の間がある和室
-
馬栓棒(ませんぼう)止が残る柱
馬が外に出ないように棒をかける穴があります。
今は馬小屋を食堂に改良して生活されています。 -
イチオシ
囲炉裏端
釜炊きのご飯が待ち遠しいです。 -
高い天井
縦と横の梁の木組みが珍しいですね。 -
箱膳
囲炉裏端では箱膳が一人づつ用意されています。
この中に夕食のおかずが入っています。
食べる前に、ご主人から古民家の歴史、地元の方から鬼無里の民話を聞かせてもらいました。 -
箱膳のおかずを取り出します
箱のふたをひっくり返し、中のおかずを載せます。
ふたは箱の上にぴったりと置けます。 -
イチオシ
ご飯と汁物
あったかい釜炊きのご飯と、郷土料理のおこがけそばが配られます。
ご飯にはおこげが入っていて、釜で炊いたご飯の美味しさを倍増させます。
おこがけそばは、手打ちそばの上に干した野沢菜のみそ汁をかけてあり、信州の味が一気に味わえます。 -
みんなで、いただきま〜す
学校の給食を思い出します。
手を合わせ、食材を作ってくれた人たちに感謝し、いただきま〜す で、食べはじめました。
これ以外にお漬物もまわり、ご飯をお替りしてしまいました。 -
完食です
この後、近くの沢にホタルを見に行きました。
藪の中には源氏蛍が、田んぼには平家蛍が光を放ちながら飛んでいました。
かっちんは久しぶりのホタル観賞で感激です!
長野には午後9時過ぎに戻り、鬼無里の里巡りを終えました。
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