2014/06/28 - 2014/06/30
571位(同エリア1521件中)
コタさん
初夏の美瑛で絵になる丘の風景を写真に納めてきました。
もう30年以上前になりますが、初めて北海道を訪れた際に目にした写真家前田真三の作品「麦秋鮮烈」に強烈な印象を持ちましたがその時は「写真」というものに余り興味がなく、その舞台となった美瑛についてもラベンダーの富良野の隣町という認識で一度バイクで通過しただけでした。
その後カメラ(もうデジカメの時代になっていました。)を持ち歩くようになり、風景を写すときにはなぜか前田真三風(空を大きく取るんですね。)になっていることに気付き、これは一度美瑛の丘を撮りたいと思っていたのがやっと実現しました。
観光スポットにもなっている有名な丘や木(畑や草原の中にポツンと立っている木です。)はもちろん、その他の有名ではない丘も撮ってきました。お天気はまずまずだったのですが、もし次の機会が有るなら快晴の日に訪れたいものです。(と言いつつ、また行ってしまうのでしょう。)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- レンタカー ジェットスター バニラエア
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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いつもながらのLCC早朝便で新千歳に着いた時には生憎の小雨、今日は残念な一日かなと思いながらも占冠を過ぎ、富良野に着くあたりでまずまずのお天気に。それでもお山(十勝岳連山)には雲が掛かり、雲も多い中をやっと美瑛に着きました。
雲多めですが大雪山旭岳が見えております。手前の丘にはコーンの苗が植えられているようです。真ん中の丘に光が当たっており、左右は麦畑です。 -
一面の麦畑ですが、大地がうねっているのと麦畑の区画によっては緑色の濃さが違います。同系色のパッチワークです。ここは美馬牛界隈、絵になる風景に囲まれてしまっています。
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まだ若い麦の穂の向うにまた麦畑の丘、トラクターの通った跡がクッキリと。
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赤い屋根の倉庫がポツンと。上の写真とほぼ同じところから十勝岳連峰方面です。山は雲で覆い尽くされています。
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こちらはじゃがいも畑。まだ花は咲いていませんでした。防風林に囲まれて農家が1軒、畑のまん中には農家の方の車が1台、おばあさんが農作業をされております。
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手前がじゃがいも畑、その向うにちょっとだけまだ苗のコーン畑、その向うには右が麦畑、左がじゃがいも畑。ここいらの畑は連作障害を防ぐために年によって植える作物の種類を変えるとか。いろいろ組み合わせがあるので年によって見る光景も変わってくる訳です。
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先程の農家の方の車を下から見上げるところまで来ました。十勝岳連峰が見えると最高なんですが、雲に隠れてしまっています。
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次に向かったのが福美沢入口です。ここの風景写真は有名です。多分前田真三さんの写真ではなくて、何かの北海道のポスターだったと思うのですが衝撃的な風景だと感じたのを覚えています。初めてこの風景写真を見てから数十年は経つはずなんですが、全く変わらない風景が広がっていました。
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手前の畑はビートの苗なんでしょうか。
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空を大きく取ってみました。これが前田真三風なんですね。
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イチオシ
ちょっとだけ位置を変えてバス停付近から。この角度からの風景写真を見たことがあるんです。
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もっと空を入れてみて。
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パノラマ風です。
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だいぶ移動して五稜の丘方面まで来ました。ここまで来ると人がいません。
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じゃがいも畑の向うに旭岳。
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美瑛市街方面に戻ってマイルドセブンの丘。ここのじゃがいも畑は満開でした。だいぶ日も傾いてきております。
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有名な観光地になっている丘ですが、やはり絵になります。
夕刻になってきたので初日はこれまで。
お宿に戻ってお食事を戴くことにします。 -
翌朝、この時期のこのあたりの日の出は4時です。朝起きると快晴です。
よって宿を4時に抜け出して朝飯前の小旅行に出掛けます。
まず向かったのはパッチワークの路方面、親子の木です。この木もかなり有名な木です。 -
パッチワークの路から見える見事に折り重なった斜面。一番手前の麦畑はやや黄金色に近い色をしていました。
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お天気もよくて旭岳もクッキリと。パッチワークの路から。
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パッチワークの路にあるセブンスターの木。パッチワークの路には大型観光バスも入ってきますが、さすがに早朝は誰もいません。
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セブンスターの木近くには白樺の並木があります。この路自体が絵になる風景です。
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セブンスターの木付近から親子の木方面の遠望。十勝岳連峰もよく見えます。
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これも親子の木遠望。親子の木のある場所は高台の頂上部分で、結構親子の木はいろいろなところから見えました。
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セブンスターの木遠望。
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朝日がよく当たってきたので親子の木の下に行きます。ここの畑はビートでしたね。日にあたって緑色が鮮やかです。
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イチオシ
マイルドセブンの丘にも再び行きます。青空と満開のじゃがいもの花とマイルドセブンの防風林並木、やはり絵になります。
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マイルドセブンの丘の裏側に回りこむと、やはりじゃがいも畑なんですがその横にはあの前田真三の「麦秋鮮烈」で真っ赤に燃えていた赤麦畑があります。まだそんなに赤くはないですが、ここだけかなり小麦色になっています。
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また移動して留辺蘂方面に。麦畑の向うに旭岳。留辺蘂辺りは標高が高くて広々としております。
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パフィーの木遠望。留辺蘂のこの辺り、何もないのですが広々とした空間は大好きになりました。
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留辺蘂から丘を下って美馬牛方面へ。ここには有名なクリスマスツリーの木があります。
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丘にある一本の杉の木。
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昨日も来た美馬牛新星あたり。やはり絵になります。奥の方の防風林あたりをパノラマロードが通っています。
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美瑛市街に戻り、さらに市街を通り抜けて明治第一あたりの丘です。このあたりは麦畑が全盛。
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イチオシ
さらに進み、赤羽あたりの丘です。キガラシが満開です。この風景は感動的でした。このキガラシは作物ではなくて肥料となります。満開のうちにトラクターで土に鋤き込まれてしまいます。
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イチオシ
麦畑の向うにキガラシの黄色い丘、その向こうに赤羽の丘のシンボルであるポプラの木。
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次に向かったのが、もう旭川市になってしまう就実の丘。とても規模の大きい丘というか台地で旭岳がよく見えます。
そろそろお宿の朝食の時間ですので美瑛市街に戻ります。 -
朝食後はあの前田真三の作品が展示されている拓真館を目指しパノラマロードを進みます。拓真館自体は懐かしい作品を見ることができて良かったのですが、団体さん(大陸方面からの)の立寄りポイントになっているらしく落ち着いて見ることができません。
拓真館近くの赤い屋根の倉庫です。 -
イチオシ
ちょっと奥にある哲学の木。この木は想像していたのよりもかなり大きいボリュームのある木でした。やはりこれも有名なだけあって絵になります。
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哲学の木近くにある廃屋と丘の上の一本の木。牧場の牧舎の跡でしょうか。
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さて、ここからは日中のピーカンとなりますので写真はちょっと置いておいて白金温泉の立ち寄り湯に向かいます。途中にある白金青い池。
ちょっとした観光スポットで結構な人が来ていました。やっと観光地に来たな、という感じです。人工の砂防ダムですが水の色はきれいです。 -
さらに山の方に進み望岳台まで行きます。十勝岳(活火山)が目の前です。
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美瑛岳と美瑛富士。
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温泉に入ってのんびりした後、最後に新栄の丘に立寄ります。ここはあの福美沢の赤い屋根の家の近くに位置し、高い視点からあの家を見ることができます。
ということで、やはり早朝からうろうろするとお天気も良くてハッとするような風景に出会えることができました。
ここはもう一度来て、さらにお気に入りのスポットを探したいと思います。
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