GW ベルリン・ポツダム・ドレスデンの旅　ベルリン編(下）

2014/04/28 - 2014/05/04

　この日のメインは何と言ってもあこがれのベルリンフィルのコンサートです。
ありきたりの感想ですが本当に素晴らしい演奏で感動しました。
その他、以前から行って見たかったバウハウス資料館にも足を運び、充実した一日を過ごしました。

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0

今日は昨日までとはうってかわって、曇りがちな肌寒い天気です。

ホテルからフィルハーモニーまでは歩いて行きました。
途中にポツダム広場があります。

ベルリンの壁の遺構が残っています。

ソニーセンタービルです。
壁崩壊後荒廃していたポツダム広場を再開発する際、目玉の一つとして建てられたビルです。
現在はソニー資本ではありませんが、名前はソニーセンターのままです。

ソニーセンタービルの前を歩き続け、いよいよフィルハーモニーです。

ついに憧れの建物とご対面
感激です！

内部は写真撮影不可になっています。

･･･なので演奏を聴き終えての一枚。

今回はたまたまベルリン・フィルハーモニー創立記念日の５月１日に行われるヨーロッパコンサートを聴けたのでより印象に残りました。

このヨーロッパコンサート、普段はヨーロッパ各地の歴史的建築やホールで行われますが、今年ははベルリンフィルの本拠地のフィルハーモニー創立50周年という事でベルリンで行われました。

演奏会終了後、ベルリン・フィルから歩いてすぐ近くの絵画館に行きました。

フェルメール　紳士とワインを飲む女の絵です。

デューラーやクラナッハらの北方の画家の絵が印象に残りました。
　

ここから少し距離がありますが、徒歩でバウハウス資料館に行きました。

川沿い
気持ちの良い街並みが続きます。

一旦太陽が顔をのぞかせると、日差しは結構厳しいです。

　

バウハウス資料館です。

展示スペースはそれほど大きくはありませんので１〜２時間あれば十分観覧できます。
日本語の音声ガイドもありますので、バウハウスデザインに興味のある方にはぜひお薦めしたいです。
イスなどの製品デザインも良かったですが、建築に関する展示が特に面白かったです。

資料館の横に川が流れていてその付近の風景もきれいで、散歩には気持ち良さそうでした。

再び徒歩で、Uバーンの駅に向かいます。

途中ベルリンの老舗カフェ、カフェ・アインシュタインに寄りました。
ご覧のように邸宅の様な外観をしています。

カフェ内部の様子

ウィーンのカフェっぽい？

ということで、ザッハトルテとアインシュペーナーを注文。

隣の席の二人連れマダムは、クリームをたっぷり添えたケーキを２個ずつ注文していました。

正直、私たちには１個で十分なお味でした･･･。
アプフェルシュトゥーデルにすればよかったかな？

軽くお茶した後は更に歩いてノレンドルフ広場駅にたどり着きました。

ノレンドルフ広場駅

駅構内にあった自動販売機

この後夕食をとる為ニコライ地区へ移動。

赤の市庁舎

この日の夕食はニコライ地区の中にあるムッター・ホッペというお店へ。
ベルリン最後の夜ですのでベルリン料理を出すというこのレストランを選びました。

地下にある店内の雰囲気も良かったです。

こちらはアイスバイン。

目玉焼きの下はドイツ風ハンバーグです。
付け合わせだけでお腹がいっぱいになりそうです。

翌朝はザザ降りの雨

今日はベルリンを6:46に発車するEC171号でドレスデンへ移動予定。

前日にホテルに頼んでおいたタクシーでベルリン中央駅へ向かいます。

Ritterスポーツチョコレートの広告
日本でも売っていますが、今回ドイツで買った一口サイズのチョコレートが甘過ぎず爽やかで特においしかったです。

これまでの数日は上着もいらない暑いくらいのお天気だったのに、前夜からの雨で一気に気温が下がり、念のため持ってきていた軽量ダウンが役に立ちました。
ヨーロッパの気候は侮れません。

日本の駅には無い構造で面白いです。

ドレスデン行きの車両が到着しました。

予想はしていましたが･･･なんとなく煤けてる？
ブタペスト発の国際列車でハンガリーの車両でした。

１等コンパートメント車両ですが、ハンガリーの車両ですのでドイツ国鉄の車両と比べあきらかに落ちます。

以前ウィーンからブタペストを往復した車両（その時は２等）と同じタイプの車両だと思います。

朝早いせいか乗客も多くありません。

コンパートメント独占だし、まあ文句は言えません。

定刻通り発車
列車は快調に走っていきます。

食堂車もついていました。

ハンガリー国鉄の車両ですので、中に載っている地図もハンガリーの物です。

途中ですれ違った列車

あっちの方がかっこいい？

途中の停車駅

ほぼ定刻でドレスデン駅に到着です。

ヨーロッパの駅のこういう空間って、なんだかほれぼれしますね。

先ほどの食堂車の外観です。


ベルリン編はこれでおしまいです。
この後の続きはドレスデン編で。