高知旅行記　その４　～皿鉢祭～

2014/03/02 - 2014/03/04

３月２日～４日の２泊３日の旅。
新千歳空港→羽田乗継→龍馬高知空港。
女二人旅。天気に恵まれ、高知を満喫してきました。

エリア 高知市(高知)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: JALグループ 徒歩

龍馬のうまれたまち記念館をあとにして、路面電車で戻り「大橋通」下車。
そこには、札幌人に言わせれば、狸小路商店街のような、アーケードのある商店街があります
「大橋通り商店街」です。

「大橋通り商店街」は高知城の近く にあり「土佐の台所」として親しまれているそうです。

この日、大橋通り商店街では、 1年に1日だけの、　‘皿鉢祭り’　が行われていました。

ちょうど行く日に開催されると知った時は、運のいい自分に感動

皿鉢料理（さわちりょうり）とは高知県の郷土料理です。

有田、もしくは九谷等の大皿に 刺身、カツオのタタキ、すし、そして海と山の季節の旬を盛り込めば、 皿鉢料理の完成。
つまり「皿鉢料理」とは、料理方法を指した名称ではく、盛りつけの奔放さの名称であり、またその食べ方のスタイルを表しています。
皿鉢を大勢で囲み、食べたいものを自分の小皿に取る。 堅苦しいルールに縛られることを嫌い、 何よりも自由を尊重する 土佐ならではの料理だそうです。
青い海の国であり、また深い山の国でもある土佐の、 山海の味覚の集合体、それが皿鉢料理です。

「皿鉢祭り」は、そんな　‘皿鉢料理’の力作が展示される祭りなのです。

今年は、34の出展者があり、中華エリア・洋食エリア・和食エリアに分かれています。

それでは、作品を・・・ご覧ください。

最初は、中華から・・・・。

食べれば美味しいのだろうけど、ちょっと見たかったのとは違う・・・なんか、寂しい。

これは、ベトナム料理のお店。

デカイ桃まんじゅうの中に、小さい桃まんじゅうが、詰め込まれてる〜〜カワイイ♪


中華エリアは、あまり感動がなかったので、さっと通り過ぎ、和食エリアへ。

大作！

ホテル南水さん↑のをアップで！　

キレイで、オイシそーなの。
でも、食べちゃだめ〜〜〜そばで見ると、乾燥が目立ち、もったいないよぉ。

鯛だらけ！

野菜ばかりの皿鉢料理

人参細工の、羽生君に、真央ちゃん♪

最後に、いちばんインパクトのあったものを・・・・


ウツボだらけの作品です。

素晴らしい〜〜(笑)

高知では、ウツボを良く食べます・・・美味しいよ。

皿鉢祭りの展示作品を見ていたら・・・・その後ろに・・・・


「あっ！池澤鮮魚だ〜〜〜〜ここに、来たかったんだよ〜〜〜」と私は叫び、

「もう、食べられない魚を見てる場合じゃないよ！」と言い、友達を引っ張って、店に突入。

池澤鮮魚店は、「タタキをいますぐ食べたい！」「タタキの焼き切り」を味わいたい、という客の要望に応え、店で可能な最高の「魚の鮮度」をその場で食べることのできる、高知初の食べられる魚屋‘居酒屋’　なのです。

魚屋の店内に8席ほどのカウンターが設置されていて、朝8時から飲めるのです！！！
高知に来る前に、この店の存在を知って、絶対に来ようと思っていたんだよねぇ。

威勢のいいお兄ちゃんが、「呑むのかい？」って訊くから、「呑む、呑む〜〜〜」ってな感じで、宴会スタート。

高知は、麒麟ビール率高し！　キリン生と、土佐名物のれそれ

高知は、麒麟ビール率高し！　キリン生と、土佐名物のれそれ

のれそれは、たいへん傷みが早いから、本当に新鮮じゃないと生じゃ食べられないんだよね。北海道でめったに見かけることはないけど、食べれらるものはたぶん冷凍。
鮮度がいいから、美味しいよ〜〜〜お店で売ってる価格で食べられるのも嬉しい！！

皿鉢祭りで、　うつぼだらけの皿鉢料理をみたけれど・・・・


そんなのにひるむこともなく、　ウツボのたたき　食べま〜す！！！

威勢のいいお兄ちゃんが、調理してくれます。

「熱いうちに食べてよ。あついうちに食べないと、台無し〜〜」って、何度も言うから、
大急ぎで、食いつきます。
お店の自家製ポン酢をかけて食べるのだけの、そのポン酢がまた旨い。
刺身で食べるとクセがあるらしいけど、さっと焼いているから、なんのクセもなく美味しい〜〜〜皮のところは、プルンプルンでコラーゲンたっぷり！！
グロテスクでも、こんなに美味しいウツボちゃん、ナイス♪

威勢のいいお兄ちゃん。おっさんかもしれないけど、たぶん、年下だから、お兄ちゃん。

私たちが、「美味しい〜〜」と叫ぶと、「うちは、本当にいい魚しか入れないからね」と、　魚には自信満々です！

日本酒は、この1種類のみ。　土佐鶴　（高知県安芸郡安田町）

そして、このたび、最高に気に入っためひかり。北海道ではみたことないの。
1年の間に獲れるのは3カ月くらいで、終わり頃だった。ぎりぎり生で食べられたぁ。
めひかりは、顔がグロテスクだから、必ず取って出すのだって。

店頭価格、小さいめひかりなのに、5匹で380円だった。めひかりって、高級魚だそうだ。
北海道むかわのししゃもよりは安いけどね。ししゃもも美味しいけど、私は、めひかりの　　とりこになってしまったよ。


もっと飲んでいたかったけど、明るいうちにもう1カ所行かねばならぬ観光名所あったので、後ろ髪を引かれる思いで、お店を後にしました。

途中、高知名物　ぼうしぱん　を買って、歩き喰い。

ぼうしぱんの存在は、もちろん、ケンミンショーで知ったよ(笑)