2014年6月～ヨーロッパの島国旅～【アテネ編】

2014/06/04 - 2014/06/13

現在ヨーロッパ滞在中で、知り合いのギリシア人やキプロス人から、"いいところだから旅行しておいでよ。ただ、７，８月は暑くて人も一杯だから5，6月がベストだよ"と勧められ、6月に行く事にした旅行です。ついでにマルタもいって１つ新しい国も制覇しようということで結構な長旅になってしまいました。

まずは、ギリシアから、取り敢えずアテネ経由で色々なところに行くので、アテネも観光としたのですが、スリが多い、街が汚い、料理が塩辛い、パルテノンは景観が悪い、となかなか期待はずれな旅のスタートとなりました。

エリア アクロポリス遺跡周辺(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 2.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 2.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩

空港到着後は地下鉄（メトロ）で、アクロポリス方面へ移動。時間は1時間弱くらい。結構遠く感じる。郊外から市内に入ると乗客一杯。それに乗じてスリが一杯。ここのスリは組織型で、優しく接する組とスリ組がコンビを組んでる。優しい組が”あっちが出口に近いよ”と教えてくれるが、そこはスリ組の巣窟。明らかにポケットを触って来ているので、手を追い払う。被害は無いが面倒くさい。

駅から直ぐのAttalos Hotelへ到着。テラスからパルテノン神殿が見える。しかし、工事中の様子が痛々しい。神々の荘厳さからは遠のいていく。。。

とりあえず3時くらいだが昼飯を探しに行く。Plaka通りというのがレストランが多いらしい。ホテルお勧めのHermeionへ向かう。途中の客引きがウザい。これは名物のスブラキ。味付けもあっさりしていて美味しい。

ま、焼き魚ですね。ですが、香りがよく美味しい。

ギリシアの名物デザート、バクラバですね。ここの店のは美味しい。

何故かチャレンジしてしまったGreek Coffee. パウダー状にしたコーヒー粉をそのまま煮だすそうです。ということで、多量のコーヒー粉が残ります。間違えても飲まない様に。

パルテノンに向って少し散歩。近くに教会があるということで行ってみるがここも大規模工事中。

で、パルテノン入口まで来たのですが、天気も悪く、知り合いのギリシア人からも”パルテノンは朝日と共に訪れろ！”という言葉を信じて、今日は近くの岩山に登り記念写真。

4時くらいなんですが、何故か犬や猫がよく寝ている。彼らもシエスタ？！

駅からパルテノンに向う道は、落書きだらけ。これが観光気分を損なう。

そして、しつこい物売り。他の観光地でなかなかここまで残念な要素は揃わないですよ。

夜はホテル近くのレストランへ。しかしどれも塩辛い。

きのこのパスタ。

ギリシア名物のミートボール煮込みだそうだが、ちょっと。。。。

かなり、やられてホテルへ戻る。屋上のバーからパルテノンが見えるとのことで、行ってみる。おー、確かによく見える。

で、ギリシアのスピリッツと、彼らのソウルドリンク、コーヒーフラッペを注文。本当に、ギリシアの人はフラッペ大好き。作り方をみていると、インスタントコーヒー、砂糖と氷をいれて、泡だて器にいれて、好きな人はミルクを入れる感じ。ギリシアでは驚きの"Nescafe"というメニュまで存在します。

8時に起床。既に日は登っていた。しかし、朝日を浴びてパルテノンは輝き始めていた。これは早くいかねば。

こうして、街の雑踏を消すといい感じに見えますね。

入口にいくと"今日は只よ！"って。なんと、一人12ユーロ浮きました。なんでも、6月5日は環境デーなんですが、その日は美術館等が無料だそうです。知らなかった。ホテルの人、教えてよ。何日か対象日があるようです。
http://www.namuseum.gr/visiting/index-en.html

エレクテイオン。個人的にはこの神殿が一番好きです。工事機材が無いから。

そしてパルテノン。工事機材が多く、なるべく工事機材が映らないアングルに悩む。なんとかこれだと古代感がでるかなあ。工事してるんだったら、もう少し安くして欲しいなあ、等と無料で入場したのに考えてしまう。

そして10時頃。すでに人が一杯。無料のせいか、単に人が多いのか。

その後、ホテルに戻りシャワーを浴びて、チェックアウトした後に、荷物を預け、ビザンチン美術館へ向かう。なんといっても今日は無料ですからねえ。

中は様々な装飾品で溢れています。通常のカトリックと違う構図が多い等、面白い展示が多くあります。

しかし気温は30度。暑い。ということで、またフラッペ。