メキシコ：　古代マヤ遺跡　チチェン・イッツァ、　Suytun　セノーテ

2014/06/17 - 2014/06/21

最終日は　チチェン・イッツァの団体ツアーに参加。 行きたいところはほかにもあり、迷ったのですが　有名なマヤのピラミッドは見ておいた方がいいと思い、　英語のツアーに参加。

行き先は　このほかに　Suytun cenote　にも行きました。

エリア チチェン・イッツァ(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.0

前日に　宿泊地近くのスーパーで　チチェンイッツァの　団体ツアーを購入しました。　最初の提示価格は　US＄１６０。　プライベートでもないのに　高い！！！　宿泊地の人に勧められていたツアーの金額が　US＄４５だったので　その事を伝えると　＄５０まで一挙に値が下がりました。　そこで前払い金を　ここで＄２２支払うように言われ、　残りの＄２８ドルを　当日払うように　と言われました。　あ、　という事は　＄２８が実質の会社の取り分という事かな？　

朝７：００AM 　にピックアップが　宿泊地の前に来る予定だったのですが　１５分たっても来ません。　１５分ぐらいは遅れても当たり前かな？と思いましたが　以前同じようなケースで　失敗をしたことがあり、大事をとって　昨日のエージェントの携帯に直接電話をしました。　"向かっている途中だから　どこにも行かず、待ってろ”との事。　でも、４０分待ってもこない。　もう一度エージェントに連絡をしてみたけど　同じ答え。　現地で買う安いツアーなので　危険は覚悟でしたが　やっぱりか・・・と思った時、８：００AMにやっとお迎えのバンが来た！！　そこから　ホテルゾーンにあるツアーブースまで行き、　残りの＄２８ドルをしはらいました。　そこから　大型のバスに乗って　ほかのホテルにピックアップに行って　出発するまでにかかった時間　約、２時間。　安いだけの事はありますね。

テキーラのプラント。　これがお酒になるなんて！？
バスは　キンタナ・ロー州から　ユカタン州に向かいます。

さあ、　予想通り、目的地につく前に　お土産屋さんにストップです。　ごめんなさい。　ガイドさんの貴重な収入源になるのでしょうが　あまり興味がありません。

ハンモックはちょっと欲しいなぁと思いましたが　ここでは買いません。

その後はランチへ。　ダンスを披露してくれた　マヤン　ビューティー。　観光バスの客を扱う　ビュッフェ　スタイルのレストランで　飲み物は別料金。　水は３０ペソでした。　

トルティーヤを焼くおばさん。　写真を撮っていいか　聞いたのですが　怒った感じで無視された（でも撮った）　でも私もおなじ立場で　観光客に写真を撮られそうになったら　断るかも。　　

朝７時に宿泊地を出て、　目定期地に着いたのは２：００PM！！　安いツアーなので　予想はしていましたが、改めてびっくり！　まあ、そんなもんか?　じっくり見たいのなら　個人で行くか、プライベートのツアーに参加するべきですね。　

チケットブース

入り口です。　実際は沢山の人であふれていました。　これは帰りの写真です。

こうしたお土産屋さんがあちこちに並んでおり、　観光客の気を引こうと　ジャガーの鳴き声をまねた　音を出すおもちゃを鳴らすので　あちこちから　”ぎゃおー”という音が聞こえます。　うるさい！！

やっと、会えた！！　マヤの不思議！！！　古代の頭脳の集積！　ガイドさんについて話を聞きます。

この前で拍手をすると　ケツァールという　七色の羽をもった　美しい鳥の鳴き声が現れます。　この鳥は農耕神の使い、　神聖な鳥として崇拝されたという事です。　聖職者や　王族はこの鳥の羽をまとっていたそうです。

カスティーヨの上部には　正方形の神殿があります。　一面の階段の数が　９１段。　４面の数を合わせると　３６４段。　それに、神殿の一段をあわせて　３６５段になります。　このピラミッド自体が　マヤ暦の一年を表します。　

内部にはもう一つのピラミッドがあり、　何年か前までは　中に入ることが出来たのですが　観光客による破損が多い為　閉鎖されてしまったようです（外部をさわる事もできません）　どこの世界にも　メンタリティーの低い人たちがいるのは悲しいことです。

北面の階段の下には　ククルカン（蛇の神）の頭部があり、春分の日、　秋分の日の太陽が沈む時、カスティーヨの西に太陽が当たることによって　ここに蛇の胴体部が現れる仕掛けになっています。　マヤの人々は　太陽と月の動きを完全に把握していたという事です。

こちらの面はまだ修復されておらず、　階段部分ががたがたで　崩れ落ちそうです。　こういった石を採って　持って帰る人がいたそうです。

ジャガーの神殿

ジャガーの神殿　内部。　この中を覗くと、　オリジナルの赤のペイントがまだ残っています。

球戯場

大きな長方形のコート。ここで生贄を決める為　球戯が行われていたようです。　勝った者が生贄になったのか　負けたものがなったのかは　分かっていないそうです。

サイドにあるレリーフ。　刈り取られた頭。　頭の周りの丸いものが　太陽、月を表します。　

頭を切り取られたあと、首から血が噴出しています。血が放射された先は　蛇の頭の形になっています。

切り取った側の人。　頭を刈るという事が　強さを表現する一番の方法でした。

こちらがゲストの観覧席。この位置から向かい側の　招待者席まで　相当な距離がありますが　会話が出来るように　計算されたすごい場所らしい。

観覧席の　外部の壁を修復中。ここまでやるのに　１ヶ月かかったそうです。

ツォンパリトリ。　生贄や敵の頭部を　祭った場所です。

まわり一面、ドクロの彫刻が　施されています

上部。　どこに頭部が置かれていたんだろう。　

ここでダンスやセレモニーなどを行ったそうです。

戦士の神殿

戦士の神殿。　ここで　豊作を願い　太陽に生贄をささげる為に　生きたままの人間から心臓を取り出したそうです。　祭壇の上には　心臓を乗せるための像があります。　周りには沢山の柱が並びます。

修復中で頭をはずしてあります。

バリャドリッド　という街に到着。

公園に　ベンダーがいくつか並んでいて、チュロスを作っていました。

揚げたてはおいしかったです。　２０ペソ。

マヤンクレープ

Suytun セノーテに到着。ここには２つのセノーテがあります。

シャワーを浴びるように指示があり、その後、地下に入ります。

大きなドーム状のセノーテです。

天井に小さな穴が空いていいます。　ここからセノーテに光が差し込む所が幻想的なことで有名らしい。

階段部分。　かなり湿気を感じます。

魚を何匹か見ましたが　水質は　グランセノーテを見たあとでは比べようもなく、　中に入ろうとは思えません。

もっと強い光が差し込んでいればきっと　もっと幻想的な光景が見れたんだろうな・・・

ここが　崩れたセノーテの天窓です。　ここから中で泳ぐ子供の声が聞こえます。　

こちらがもう一つのセノーテ。　中に島があり、そこから気が生えています。　水はよどんでいて　とっても汚いです。　

宿泊地に戻ったのは　夜９時半。　最終日だという事で　よく考えてみたら　ろくなものを食べていない事に気付きました。　しかもおいしいタコにまだめぐり合っていない！！　せっかくメキシコに来たのにそれは残念、という事で　よさそうなレストランを探して　まず、　セビーチェをオーダーしました！　これがとてもおいしかった！！　Picｎic というレストランだったと思います。　

タコスはまあまあ。　ここのサーバーがとても気の利く働き者のサーバーさんで　とっても気持ちよく食事が出来たので　気持ちよくチップもはずみました。　

４日間でいろいろやったので疲れましたが　楽しい旅行になりました！

この旅行記へのコメント （2）

• スイカさん 2015/06/03 04:49:13

  セノーテ、行ってみたい

  こんばんは
  
  セノーテ、いいですね。行ってみたい。水質の良くない方のセノーテ、形状はインディージョーンズか何かの宝探し映画で見たのと同じ光景に見えました。
  水質が悪いのが、残念。。。
  古代の人は凄いですね。教科書も無いのに。私はいつも思います。時間は有り余るほどあるんでしょうけど、「あれ？これって前に見た！」と思っても次に再現されるのは、翌日？半年後？来年？　メモ撮ってたのかなあ。不思議。

  motroskinさん からの返信 2015/06/03 08:15:13

  RE: セノーテ、行ってみたい

  スイカさん
  
  古代の優れた頭脳を持った 部族だった人たちが お互い争いあって 滅びてしまいました。 もし今もその人達が今の時代にいたらどうなったでしょう？
  
  セノーテは 日本のテレビ番組で見て、 実際に入ってみたいと思って 見にいきました。 水中の幻想的な世界。 いつか、セノーテ巡りがしてみたいです！