夫婦合わせて140歳、ヨーロッパ5ヶ国の旅

2014/06/03 - 2014/06/19

ヘルシンキには4泊、ただし3泊をホテル・グロで。 翌朝チェックアウトし、船に乗りエストニアのタリンで1泊、翌日夕方ヘルシンキに戻って来て今度は空港近くのホテルに宿泊。 翌朝早くロンドンへ出発するので。
何かトラブルがあったら絶体絶命…

エリア ヘルシンキ(フィンランド)

朝食後スォメンリンナ島へフェリーに乗って出かけて行く。 緑が美しい。
2時間ほどブラブラ散策。 陽は照っているのに、風が冷たい。 お昼前にマーケット広場に戻る。 最初はトラムに乗って「かもめ食堂」の舞台になったところで昼食を、と考えていたが、まっ、良いか、別にわざわざ出かけて行くほどのこともないかと思って、近くにあったラプアン・カンクリというリネンなど売るお店の裏側にある小さなカフェに入ってみる。 余り食べられない私は1皿でもOKと言われて嬉しい。
島で身体が冷えた夫はスープ、私はタンドリーチキンの入ったサラダ。 2人で15ユーロ！

ランチの後トラムに乗ってキアズマ、現代美術館へ。 色々な作品がおもしろい。 そして展示作品にもなりそうなシャツを着た存在感のある女性に出会い、思わず背中の柄をパチリ。
次にアテネウム 、国立美術館に。 ちょうどトーベ・ヤンソン生誕100周年記念の特別展を開催中。 膨大なムーミンの原画を鑑賞。
ヘルシンキに着いて、入国審査の時に、旅の目的はサイトシーイングとお決まりのセリフを述べたら、怖そうな審査官がニコリともせずにムーミとマリメッコねと言って急にウィンクしそうな感じになったなあ。 フィンランド語ではムーミと言うんだったとその時思い出した。

夕方にフィンランド人女性Aと夕食の約束。 26年前に私が初めてヘルシンキを訪れた時に出会った人。 それから年月は流れ、一度は日本に来て、我が家に泊まったこともあるし、夫が学会で出かけた時も会ってお茶を飲んだが、本当に久しぶりの感激の再会。
彼女が予約してくれていたレストランで、翌日タリンへ行く時にスーツケースをどうすれば良いか、相談すると、彼女のお父さんのマンションが中央駅近くにあり、たまたまリフォーム中で誰も住んでいないので、そこに置いておくようにと提案してくれた。
良かった！ これで身軽にタリンへ出かけられることに。

朝ホテル・グロをチェックアウト。Aが来てくれて、ゴロゴロと石畳みをスーツケースを引っ張りながら、お父さんのマンションまで行き、玄関に2個のスーツケースを置かせてもらう。 ヘルシンキ・カードが朝の9時まで有効だったので、トラムに乗って埠頭まで。いっしょに見送りに来てくれたAに手を振り、リンダラインに乗船。 日本で予約しておいたので、プリントアウトのバーコードを乗船口でピッとするだけ。
1時間半後タリン到着。 太っちょマルガレータの横の門をくぐって旧市街へ。 セント・オラヴ・ホテルを探し当てる。 エレベーターのない4階の部屋、狭い通路と狭い階段が迷路のようで、部屋を探し当てるのに、10分近くかかり、あちこちに置いてある椅子はどうも部屋が分からなくなった人がしばらく休んで、また歩き始められるように置いてあるのではないかと勘繰りたくなった。
旧市街の中心地ラエコヤ広場はものすごい人出。観光客で溢れかえっている。

夕食はオルデ・ハンザで。 ロウソクの光しかなく、ウェイトレスも中世の衣装を着てサービスしてくれる。 メニューが暗すぎて、読めない。 私は
シーザースサラダを注文。 中に牛肉ステーキの小さいのやら生ハムが入っているらしいが、闇鍋を食べているような感じ。 雰囲気は素敵だったが…