2014/06/20 - 2014/06/21
5763位(同エリア21976件中)
ごん太2さん
日本はどこに行っても山や高原がある。湿地帯もハイキングコースも事欠かない。
今回は山陰ジオパークで知られた神鍋高原から余部の新しい橋梁。そして今売り出し中の「但馬高原植物園」へ。メインは森林浴と、最近疲れ気味のため、温泉で体をいやすという欲張った目当て。このあたりの温泉といえば、もちろん城崎だ。
豊岡でレンタカーを借りる。なんと走行距離4000㌔ほどの新車だ。「これは気をつけねば・・」と気合が入る。
まずは神鍋高原へ。ジオパークの一つで、山頂には大きな噴火口がある。ただ標高が400m足らずのため、噴火口ははっきりすり鉢状になっているものの、草でおおわれていて、火山の面影は少ない。1周1㌔ほどか。さらに風穴もある。さらに少し行くと、溶岩流でできた渓谷が続く。
さして暑くもなく爽やかだ。この2か所を歩いて、いざ城崎温泉へ。
外湯はあまりに知られている。泊り客は外湯めぐりが無料とあって、夜になっても温泉街の風情がたっぷり。私たちは宿の貸切風呂(すべて無料)に入ったので、外湯は「まんだら湯」のみ。大渓川にはホタルが淡い光を放ち、温泉情緒をもりあげる。
2日目は日本海の海岸沿いを鳥取方面へ。竹野の切浜海水浴場近くには「はさかり岩」が。
若いころはこのあたりでよく泳いだものだが、6月の末というのに、だれも泳いでいるものなどいない。シーズンに入っても少ないという。海水浴そのものが敬遠されてきているのだろうか。
かくいううちに余部橋梁に着く。30年ほど前高さ40メートルの鉄骨の鉄橋から特急列車が転落した現場だ。
今は完全にコンクリートの橋梁に建て替えられ、「天空の駅」として、道の駅あり、展望台ありと観光地に変貌しつつある。
再び森林浴を求めて海を離れ、山間部に入っていく。村岡という町のあたりに近年できた「但馬高原植物園」がある。広大な敷地なのに散策子コースがよく整備されていて、「和池の大カツラ」や「瀞川平の湿原」などマイナスイオンの中を森林浴が満喫できる。ただこの時期はあまり花がないようで、アジサイもまだ。ミズバショウの名残があるほどだ。
温泉と森林浴で体をリフレッシュさせるはずが、歩きすぎなのか一日たったきょうは右足先がやや痛くて歩きにくいという皮肉。でも月1回の非日常の旅はやめられそうもない。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- レンタカー JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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神鍋高原を下ったとこに風穴が。中までは入れないが、近づくとひんやりとした冷気が体をいやしてくれる。
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溶岩が元になった大地にキャベツ畑が広がる。道の駅で立派なキャベツが130円だった。
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高原から一転して神鍋溶岩流という名の渓谷。これは八反の滝。ここからえんえんと散策コースが続いていく。
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同じく溶岩流の渓谷を歩く。
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城崎温泉・外湯のうち、まんだら湯。城崎温泉は旅館もたくさんあるが、温泉資源を守るため大浴場や露天風呂はあまりない。宿泊客も外湯を楽しむ人が多いようだ。
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竹野・切浜海水浴場の端にある「はさかり岩」
カニが足を挟んでいるように見えるからだという。 -
余部橋梁。手前の鉄骨は昔の鉄橋。全部取り壊さないで、一部を保存していいる。向こう側の橋梁の上まで行くことができて、旧線路もあるけるし、展望台もある。
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但馬高原植物園の入口。何しろ但馬牛発祥の地だから、近くの道の駅では「牛とろ丼」が1000円で食べられる。この植物園の800円の弁当も美味しかった。弁当を作ってもらって、森の中で食べるのは、まさに大人の遠足。
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和池の大カツラ。樹齢不明ながら、屋久島の縄文杉を彷彿とさせる。
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ミズバショウも残り少なくなってきた。
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