憧れのイラン イスファハン～ヤズド編

2014/05/12 - 2014/05/22

イスファハンからヤズドへの移動日。
実は今回のイラン訪問で最も行きたかった場所がヤズド。
イスファハンをたつ前に、まずは昨日は行けなかった
金曜モスクの見学から。

エリア ヤズド(イラン)

ホテルの朝食レストランにあると嬉しいものNo1！
オムレツを焼いてもらう。
このおばちゃん、強面だけど笑うとかわいい。

イスファハンのジャアミィ・モスク。
通称金曜モスク。
実は昨日まで宗教行事を行っていたため、この金曜モスクと
イマームモスクは見学できなかったのだ。

それならヤズドへの出発前に少しだけでも・・と言う事で
この金曜モスクだけは朝一の見学となった。
結局サファビー朝建築の傑作と呼ばれるイマームモスクへは
入れず・・残念。
このおじいちゃんたちも開門待ち?

今日も快晴！
鍵をあけてくれるのを待って、一番乗り！

昨日遅くまで使っていたのか、まだゴミや絨毯が放置されたまま。

一見シンプルに見えるが、よーく見ると細かい装飾が。

コーラン置き場かな？
自分用のを置いてるのかも。

丸い石みたいなのはモッフルと呼ばれるもの。
額をこの石につけてお祈りする。

両脇の絵は聖人？

すごくちっちゃいけど、右側の塔のてっぺんには
ファティマの手が。

ファティマの手、拡大！

ここで男たちが宗教行事を・・と思うと
見てみたい気持ちがウズウズ・・

西のイワーン内部にあるミフラーブ。
美しい。

遊牧民のテントを模したデザインらしい。

絵になる〜

荘厳な内部。

光さえも芸術的。

イスファハンを後にし、ヤズドへ向けて出発。
途中、絨毯の産地として有名なナイーンに立ち寄り、金曜モスクを見学。
ここのモスクはイラン最古のモスクの1つだとか。

手を清める水が入っているのかな？

ステキじいちゃん発見！

昼食は牛肉のシチューとごはん。
白飯の上にサフランで色づけした黄色い米。
ごはんONごはん！
レーズンも乗ったごはんにシチューをかけて食べる。
この牛肉がよく煮込まれてて、すごく柔らかかった！

昼食後はひきつづきヤズドへ。
途中のキャラバンサライで休憩。

このキャラバンサライの管理をしてるおじさん。
笑顔がやさしいなぁ〜

ヤズドに到着！
沈黙の塔は街のはずれにある。
左の大きい方が男性用、右の小さい方が女性用。

あ、てっぺんに人がいる。

遺体を安置したり、遺族が休んだりする建物が
丘の麓にある。

私は女性用へ登ってみる。
わりとすぐ到達できる。

塔の上からの眺め。

男性用はあちら。
まだ人が立ってる。

この石畳に遺体が並べられる。
骨は中央の穴へ投げ込まれるらしい。
今はからっぽ。匂いもなにもしない。

現在、ゾロアスター教の人達は土葬されているらしい。
中央の白い石が墓標。

これまた味のあるじいちゃん・・

イランに行きたいと最初に思ったのが、この沈黙の塔を
知った時だったと思う。
昔から鳥葬に興味があり、ぜひ見ておきたいと思っていた。
念願の沈黙の塔でかなり激写しまくってしまった。
ここでこんなにハイテンションなの私だけ？？

沈黙の塔を後にして、ヤズドの金曜モスクへ。
ゾロアスター神殿の跡地に建てられたらしい。

中で横になったりお祈りしたり。
イランの人ってホントに人懐っこい。
どこから着たの？どこへ行くの？って聞いてくる。

ステンドグラスがキレイ。

ヤズドの旧市街を歩く。

あまりにも人通りが少なく、ほぼ初めて会った人。
みんなどこへ行った？家の中かな？

ああ・・・またじいさんを撮ってしまった。
だってカワイイんだもん！

HONDAのバイク。
左側のライトに貼ってあるシールがイラン感を醸し出している。
いや、このじいさんたちのバイクじゃないと思うんだけど・・
イランにいる間に数字が読めるようになった。
道行く車のナンバープレートを読み上げると練習になる。

これはイランのタクシー。

タクシーの運ちゃん。
はにかんだ笑顔がいいね！

そのタクシーで乗りつけたのは、ヤズドのアミールチャグマーク広場。
この前の広場で行事があるときの観覧席らしい。
横から見ると薄っぺらい。
マカオの聖ポール天主堂跡みたい。（行った事ないけど）

広場には宗教行事に使われる御神輿が置かれていた。
ナフルと呼ばれて、当日は緑色の布が被されるらしい。
どうりで骨組みだけなんだ。
しかし巨大・・

広場ではご多分に漏れず、イラン人がたむろしている。
若者も結構いた。

ホテルへ帰り、夕食を食べて今日の観光終了。
チキンケバブはどこで食べてもハズレなし！
明日はいよいよペルセポリス観光の拠点となる、シラーズへ！