2014/06/03 - 2014/06/06
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港島九龍。(ミナトジマカオルーン)さん
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いつの間にか三日目です。昨日までのあと二日もあるんだからという余裕が、あと一日しかないのかよという焦燥に変わりました。
とはいえ屋外の暑さと室内の寒さで具合は悪くなるばかり。結局知っている場所ばかりウロウロしていました。
この日、銅鑼湾で体験したできごとはかなりトラウマティックなできごとになりましたよ。
それでもわたしは香港が好き。
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いくら疲れていても、ホテルの枕が余程体にあったのか、三日目の朝も早く目覚めました。
ひとっ風呂浴びると、朝飯を食べに出かけます。もうフニャフニャマカロニはごめんです。
しかし、何回見ても工事現場の足場は、竹を黒ヒモで縛っただけです。何か仕掛けがあるに違いないとアップにしてもただ縛っただけなんです。 -
あっ!
あれが噂に聞く、極度乾燥しなさい、ですね。なぜ命令形として訳したのか早く説明しなさい。
説明はよ! -
最近は、日本にもこのような屋根付き広告つきバス停が増えましたね。
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ペニンシュラの横にこんな真新しい地下への出入り口ができていました。
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降りてみると、そこは隧道になっていて、梳士巴利道をはさんだ二つの地区を地下で結んでいます。昔は梳士巴利道が海岸線だったと言います。
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香港では通路を二階デッキでつないだり、地下道でつなげることで渋滞を解消しているようですね。
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トンネルを抜けて振り返るとペニンシュラホテルが見えます。
威風堂々たる姿からは歴史の重みがかんじられます。いろんな歴史を見て来たのでしょうね。 -
彌敦道の方を見ていた人々に、なぜ天気なのに傘をさしているのか聞きましたが誰も答えてくれませんでした。ここが九龍半島を縦に貫く彌敦道の南の端なんですね。
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道端で話しているご夫婦?に道を尋ねたのですが、黙ったままで固まったように空を見ています。
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巨大な饅頭みたいなのは香港太空館です。プラネタリウムがあるそうです。
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この日、香港藝術館で刻畫人間という展覧会をやってました。兵隊というものは人形とわかっていてもなんか嫌ですね。
ああ、あの傘の集団も作品だったんだ。道理で動かないわけです。 -
過去に開催された展覧会のポスターが貼ってあります。見て見たかったのがたくさんありました。
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窓に映る空も、わたしの好物なんですねー。
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文化中心の2階にある映月楼で朝飯を食べることにしました。ここなら、ふにゃふにゃマカロニを頼んでしまう恐れはありません。
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蝦餃はどこで食べても無難に美味しいですね。むしろ蝦餃だけでもよかったくらい。
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一人だと色々と頼めないのがもどかしい。本当はお粥も麺も食べたいのに。
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こういう、隙間から見える風景とか結構好きです。
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この日は雲が空をおおっていましたが、それでも朝から暑いです。
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洋人の方も、あんまり見かけなくなりました。国際金融中心と蘭桂坊にはたくさんいるのに。
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ハワイのアロハタワーを思い出し、ハワイに行きたくなってきましたよ。
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なんというか、味気ないというか味があるというのか。
シンプルな建物です。 -
さて、どこに行こうか。
結局またスターフェリーに乗って中環に行くことにしました。 -
いつ見ても好きな眺め。
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DON'T RUN FOR FEERY.
ENJOY UNAR COFFEE.
そう、旅行者である限り急ぐことは
ないんですよね。 -
この埠頭の先端の丸さとかも、好き。
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でかい船の隣に香港站が見えます。
来るたびに風景が変わります。次来る時はどうなっているかな。 -
そう言えば、島側から半島にスターフェリーで帰って来たことはないのです。帰りはいつもMTR。
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それはそれは広いアップルストアです。アップルストアで働く人は皆スマートに見えます。
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ビル群が遠くに見えます。
そのうちもっと埋め立てて内陸になっちゃうんじゃないかと心配です。 -
國際金融中心の中にはコスメからブランドから果てはスーパーまでなんでもあります。海外のスーパーは見ているだけで楽しい。
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スーパーの中の花屋とは思えないハイセンスな花。花屋でバイトしていたので、花にはうるさいわたしですが、急激におしゃれに変貌する香港花屋事情。
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この棚はベタに中華食材ですが、とにかく世界中の食材があります。富裕層の皆様がドカドカ買い物してました。
日本の刺身も鮭ばかり目立ちますがありますし。 -
アップルストアにも入りましたが、スタッフもフレンドリーで気軽に話しかけて来ます。英語がもっと話せたら、と思いました。便利そうなものがたくさん売ってました。
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ビル内から半島側を見たら、かなり海岸線が遠くなり、その間にまた何か建てようとしてます。
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ビル内を一通り探検し、最後にAESOPで友人に頼まれていた日本でほぼ同じ値段で売っているものを買いました。店員さんに早口で商品説明をされますが、言ってることは大体わかりますが、言いたいことが言えずにただ頷くしかありません。切実に英語がペラペラになりいです。
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中環をふらついていたら、以前確か上海灘だったビル全体がアバクロになっていました。確かにアバクロのコンセプトに合う建物だったので納得しました。店内はクラブかと言うくらい暗くて、商品がはっきり見えません。
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全食焼味飯という最初の決意はどこへやら。一旦ホテルに戻りMIRAMALLをふらついていますと、シンガポール的なカフェを発見。隣の日本食レストラン名古屋は満席なのに、こちらは誰もいません。
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日本人か、と聞かれてそうだと答えると、物好きなやつだというような顔をされました。確かにガラガラの店を選んだわたしは物好きかもしれません。期待していた肉骨茶はなんと揚げで水増しされたただの漢方スープです。ガラガラの理由がわかりました。
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肉は申し訳程度に2本+骨が1本。これだけで山盛りご飯を食べろと言うのか。
この店がガラガラの理由がようくわかりました。 -
がっかりした気分でビルを出ると裏側に回り、ナッツフォードテラスを散策しますが、絶賛改修中で、裏寂れた感じでした。しかし路地はやはりいい味だしてます。
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室外機室外機室外機。
香港は室外機だらけ。 -
歩いて北の方に行ってみようと思い立ち、彌敦道へ出る途中に老佛爺なる名前の時計屋が。清朝皇帝を意味する言葉ですね。西太后は自分をこう呼ばせていたとか。わたしは西太后がいなければ中国は今も立憲君主制の国だっあたのではないかと思っています。
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九龍公園の向かいに教会がありましたが、ここも工事中。モスクと教会がすぐ近くにあるというのも香港らしいですね。
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スペルドリ本店?なのかな?
初めて極度乾燥の実物を見ました。 -
北上するに従い、建物が古びてきます。ここらへんはやたら医者や薬屋が多いです。にしても蒸し暑かった。
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佐敦あたりまで来ると、イギリス的な香りは消えて、まんま中国ぼい風景に一変します。
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新しい!という感じの建物がないので街全体が日本の地方都市の風合いを帯びてます。
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なんかもう20mおきくらいにある灰皿付きゴミ箱のとこで、みんなタバコを吸っているので、そこら中でタバコの匂いがします。くわえタバコも平気のへいざ。ビル内禁煙にしてもあまり意味がないというね。
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あまりの蒸し暑さに油麻地で北上計画は中止。MTRに乗って島に行くことにしました。この選択が大きな間違いになろうとは。
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雲抹!わんむっ!
日本には絶対にない、っで終わる商品名、しかし日本語!
ちゃんと吊鶏マニアさんの目にもとまっていました。綾鷹との奇跡のコラボは必見です。 -
大事なことだから二回言いますよっ!
わんむっ!! -
やって来たのは、金鐘站直結の太古廣場。香港初心者の頃、ここに来て大きなモールに憧れたものですが、今来てもなんもおもしろくない。昔あった正統派骨董品屋の並ぶエリアが消えてなくなっていました。現在の香港にはちゃんとした骨董品屋はもうないらしい。。。
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増改築センタービルは、相変わらずそこにありました。
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金鐘站上にある、この金鐘廊はなかなか面白くて香港大学のシティキャンパスみたいなものが入っていたり、広大なコスメ売り場があったり、個人商店みたいな店があったり、とにかく迷路のようなとこです。
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せめて、金鐘で何かを食べてさっさと尖沙咀に戻るべきだっのに気が変わって銅鑼灣に来ました。昔、ワールドトレードセンターという名前のビルに満記甜品があったのを思い出したのです。ここは池袋みたいな雰囲気です。
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しかし、満記甜品はすでになく、スタバになっていたので甘いものは諦めて街歩きをすることに。
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なんとも不思議な色合いのビルです。
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蛇の文字が目に入りドキッとしますが、吊るされているのは鳥たち。
蛇や亀も出す店らしいです。
わたしも、機会があれば、いつかは。。。蛇汁のスープくらいならば。。。 -
大体の地図は頭に入っているのですが、入る路地を間違えたりすると途端に迷子になります。
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昔からあるような店に混じって立つ目立つこの店は、香港の産直野菜を売る店です。香港にも地産地消みたいな思考が産まれつつあるようです。
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自分がどこらへんにいるのかわからないまま。ふらつきます。日本語が一切聞こえてこない上に目にも入らないため、異邦人の気分です。
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日も暮れはじめたので、そろそろ帰ろうかと站への入り口を探しますが、なかなか見つかりません。
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站の入り口を求めて彷徨っていますと、突然警官数人に取り囲まれました。
ひーっ!何?なに?なんなの!?
開口一番、リーダー格が尋問開始。
ARE YOU CANTONESE?
いいえ、わたしはにほんじんです。
パスポートはあるか?
えっ?
パスポートを見せなさい。
それらはホテルにおいてきました。
忘れたのか?
いいえ、わたしはおいてきたのであり、決して忘れたのではありません。
などと、他の警官に身体検査をされながら、リーダー格の質問に答えます。
パスポートなんかの貴重品はホテルに置いておくものだと思っていましたが、今は携帯しなければならないそうです。
ようやくクレジットカードの名前が五文字であることから、日本人とわかってもらえて釈放されました。
その間、誰も立ち止まらず、野次馬も集まらずでしたが、本当に怖かった。英語が通じない警官だったら多分拘束されていたかもしれません。
その後、同じ場所を通りかかったら本土の方が尋問されて鞄を開けられていました。
皆様パスポートは忘れずに。
しかし、なんでわたしが本土から来たと思われたのか不思議でなりませんでしたが、ガラス張りのビルの前で、向こうからやって来た男を見て理由がわかりました。
それは鏡に映ったわたし自身でした。
髪型が本土の人と一緒!
わざわざ香港に行く前に、中国っぽく切ってもらったのが完全に裏目。
どちらにせよ、本土から悪いのがどんどん来ているとのこと。
本当に気をつけましょう。 -
釈放後、全ての意欲を失い、部屋に戻りました。
道中写真を撮る元気もありません。
質実剛健を旨として生きて来たのに(大嘘)まさか職質を受けるとは。しかも海外で。
もしかして、さっきの尋問のおかげで明日、出国が許可されないんじゃないかとか様々な妄想をしていたら夜飯を食べる気にもなれなくて、結局夜飯はなしです。
今回の一番の思い出は、職質。
最終日に続きます。
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