2014/06/03 - 2014/06/06
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港島九龍。(ミナトジマカオルーン)さん
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二日目の天気はさらに暑く、空は青いものの湿度が高くて空気がぬるぬるしており、上着ありではいられません。
しかし建物内は過剰な冷房のせいで乾燥して寒く、上着なしではいられません。
わたしが滞在したミラホテルですが、尖沙咀に近い上に、部屋がパークビューだと意外に景色がいいのでオススメです。部屋にはG3ですが通話可能なスマホがついてますし。バスタブありますし。日式時装大廈theONEの隣りですし。
今回、初めて香港歴史博物館に行きました。意外にもちゃんとしてます。歴史を知ったらますます香港が好きになりました。
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あまりの寝苦しさに早朝目覚めてしまい、朝一から出かけることに。
室内気温設定が29度になっていましたが、これ昨晩自分でしたんだった。
あてもなく表に出たらいい天気です。向かいにある九龍公園に行って見ることにしました。 -
公園内に足を踏み入れると、ものすごい蝉の合唱。一足先に真夏気分です。
このような噴水があったとは。 -
彌敦道と広東道に挟まれた場所にこんな広いオアシスがあるなら、一度はゆっくり散策するのも手ですね。
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ならばゆっくり散策を、と思いましたが、やっぱりやめて南から海防道の方へ抜けることにしましたw。
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この分別ゴミ箱のデザインはナイス。
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海防道を西に進むとぶつかる広東通を南に進みます。
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前回来た時に何やら工事をしていたところがヘリテージ1881だったんですね。まだ店が開いていませんでした。
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バス乗り場もフェリー乗り場も平日だからなのか閑散としています。
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そして空はどこまでも青いです。
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向かって國際金融中心より右側は上環ですね。あの赤と黒の建物はマカオに行くフェリーターミナルではなかったかな。
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フェリーターミナルに入って右側が往中環、左側は往灣仔です。ここら辺の売店は昔からちっと変わらないように思います。
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この階段の色使いがなんとも素敵。
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このフェリー乗り場は是非建て替えずにこのまま残して欲しいです。
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クーラーのない時代、これら扇風機が頑張ってたんですね。
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窓枠を通してみると急にノスタルジックな風景に変わります。
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あの船には港島からカオルーンに行く人が乗っているのでしょう。
スターフェリーに乗らないと香港に来た気がしません。 -
将来、ここが埋め立てられませんように。ビクトリア湾が川になりませんように。スターフェリーが橋になりませんように。
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接岸時、セーラーマンが鉤フックで船を手繰り寄せ、舫うのを目撃しました。一日何回この作業をするのかな。
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中環のフェリー乗り場から國際金融中心の間に広がる埋立地には何ができるのでしょう。
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何をつくってるんでしょうか。
ワクワク。 -
どうやら湾仔から北角を五分で走る高速バイパスみたいなものを作る計画のようですね。
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Appleでは朝礼が行われていました。
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デッキを歩いて歩いてようやく中環駅あたりまで来ました。竹が積んであるということは近くで工事があるんでしょう。
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おそらく、このビルがここらで一番高くモダンだった時代もあったはずです。行ってみたいな100年前に。
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そういえば何も食べていないことに気づき、昨晩場所を確認しておいた檀島珈琲店に向かいます。
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ここで、痛恨の一撃をくらいます。
焼味飯は11時からですと?英語の通じないおばちゃんがモーニングのセットメニューから選べと早口でまくしたてるので、唯一、卵を表す蛋の字のつかないEセットを指差して出て来たのがこちら。アンソニーの弾丸ツアー香港編で、絶対に食べたくないと思っていたグダグダマカロニ。あー螺の字はこれだったかと後悔しても後の祭り。
なぜ、こんなグダグダに茹でる必要があるのか。 -
昨晩、檀島珈琲の向かいにあるのを見つけておいた一楽焼鵞。
今までなぜか存在に気づかず。 -
一楽なんて日本の中華料理屋さんみたいな名前ですね。
英語メニューなし。
かなりローカルなお店とお見受けしました。 -
一楽にするか斗記にするか迷い、吊鶏先輩イチオシのこちらから攻めることにしましたが。
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結局一人で入る勇気がなくて、外賣にしました。まだ昼なのに一度ホテルに帰ります。
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蓋を開けた時点で、他店に比べて肉厚なのがわかります。
さすが吊鶏先輩のイチオシ。
わたしもイチオシさせていただきます。 -
腹一杯になったわたしは、賢明にも昼寝をせずにすぐに部屋を出ました。ホテルの隣にできていたtheONEというショッピングモールです。前はここなんだったっけ。
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来て見てびっくり。
ジャースタがあるんです。
ルミネかっ! -
なんとアローズも。
ルミネかっっ!! -
BEAMSまであるというね。
ルミネかっっっ!!!
食事もファッションも日式が流行りなんだそうです。他のビルには、ユニクロもあったし、WIRED CAFEもあったし。
特にこのtheONEはテナント構成も似ているので、ひそかにルミネ尖沙咀と呼ぶことにします。 -
theONEをひと通り見て回った後、歴史博物館を目指して尖東地区へ向かいます。
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この、路上で故障して動かなくなったバスのような店は海天堂。漢方薬系のお茶屋さんです。
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暑さと寒さと湿気で具合が悪いので、漢方茶を頼んでみました。苦過ぎて、一気に飲めないので、ちびちび舐めていましたら、お客が次から次へとやって来て、亀ゼリーやら真っ黒なお茶を頼んでいました。
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香港歴史博物館の文字が見えて来ました。
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この辺の景色は、いかにも再開発地区という表情をしています。
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お約束の、工事中。
香港では工事中出ない場所はありません。
この日、水曜日は入場料がタダと書いてありました。いい日に来ました。 -
特別展示、甲午戦後。日本では日清戦争と呼びます。イギリスの租借地だった香港と威海衛が、日清戦争により、それぞれの道を歩んでいくことになった経緯など、日本にいたら絶対に比較検討しない題材で大変面白かったです。
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常設展は、香港の地理歴史のエキシビジョン。地層学、植物学、動物学など様々な角度から香港を見ていくわけですが、なかなかインチキくさくないちゃんとした展示でして、足が棒になるまでじっくり見ました。
これは、九龍城の原型。本土の出先機関として役人が派遣された官衙。 -
こういうのが行き来していた頃の香港に行ってみたいです。
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イギリスが借りる以前の香港には主に、水上人、福老人、本地人、客家人と呼ばれる四つの先住民グループがあり、各々についてジオラマ展示されています。
このハムユイは、水上人エリアのもの。 -
客家の婚礼の様子とか。
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広東オペラの楽屋裏とか。
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謎の饅頭塔とか。
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お祭りの屋台の店先とか。
中国には、外国のものをパクって安っぽいテーマパーク作らなくても、こんな素晴らしい文化があるのだから、その方向でちゃんとやればいいのに。。。 -
やはり何と言っても香港史はアヘン戦争から大きく動き始めるわけで。
欽差大臣林則徐という人物はもっと大きく取り扱われるべき人物だと思います。 -
英仏が手を組んで言いがかりをつけて戦争を始めたいわゆるアロー号戦争も、当事者からみたら、第二次アヘン戦争なんですね。わかります。こちら正しい呼び方です。
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昔の写真はモノクロだから、あの頃のものには色がなかったような錯覚をしますが、実際にはちゃんと色が着いていたんですよね。
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瓣髪の人がいた頃の中国を実際に見てみたいものです。
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館内ところどころ、昔の街並みが再現されています。
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迷路のような入り組んだジオラマ展示ですが見応えたっぷりです。
ただし、三年八ヶ月とも日占時代とも呼ばれる1941から1945年にかけての展示は、我々日本人に多くのことを考えさせます。 -
この子らは、何に見入っているのでしょう。かわいい。
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この小さな島には、非常に濃密な歴史が流れてきたわけですが、さてこれから先、どんな歴史を刻むんでしょう。
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ミュージアムショップも充実していて、おそるべし香港歴史博物館です。表に出たらまだこんなに日が高い。
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薬局のディスプレイが素敵すぎます。窓一面に並んだのを見ているだけで楽しい。
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太興焼味に来ました。博物館で何時間も立ちっぱなしで、フラフラだったです。
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恒例の箸やレンゲの放り投げがなくても心配ご無用。こちらではテーブルサイド引き出しに入っています。
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なぜ、焼味飯とコーヒーをセットメニューにするのか。スープではダメなのか。プーアル茶ではダメなのか。
太興はカフェ風の作りでおちつきません。やはり焼味飯は昔ながらのタイル貼りの店で食べたいと思いました。 -
今度は半島の下側を回って尖沙咀に戻ります。星行大道に行こうかと尖端まで行きますが、足がパンパンです。諦めました。
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ABCクッキングスクールを見つけたんですが、日式料理を習うのかしらん。覗きに行けばよかった。
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通りがかったビルに気象情報が。気温も湿度もすごいが、これが17:30の数値だというのがすごいです。
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香港で、飲んだら乗るな!と言われるのにも驚きますが、パーキングメーターがあることにもっと驚きます。しかもオクトパスで払えるだなんて!
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FOR RENTの店舗。今回、あちこちでこのような空き物件が増えた気がします。
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このあと、本格的に疲れが出てしまいました。スイッチが切れてしまい夜飯は冒険いらずの糖朝で済ませました。豆腐花が体に優しかったです。その写真すらないというね。
まだ明日があるから、早く寝ました。 -
二日目終了。
香港歴史博物館があんなに面白い場所だとは知りませんでした。でも考えたら格としては国立クラスなんですよね。次行った時の特別展示が楽しみです。
三日目、六月五日星期四に続きます。
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