驚きのロンドン観光　　See Big Ben, and die ! ビッグ・ベンを観ずして結構という勿れ

2014/05/27 - 2014/05/28

ミュージカルで「Let It Be」を観ようと・・と添乗員、それは結局流れ・・・大英博物館はガイドの一時間の「まくしたて・超速かけ足」の説明で、何がなんやら・・・、国会議事堂横のウェストミンスター寺院を垣間見て、走る自動車に轢かれないよう気をつけているうちにもう移動でバスに乗り込み・・終わってみれば、何を観たのかなあ・・というロンドン観光。こんなのもあり？！・・のような旅でした。あ〜あ。おまけに・・・また、まだ、雨・雨、もうっ！！

エリア ロンドン(イギリス)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• ホテル: 3.5
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 2.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: キャセイパシフィック航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

朝から、とんでもないロンドン観光が始まる予感！　じゃあ、ろくな写真はないから・・ホテルの朝食時でも・・・と撮る。

腹が減っては戦はできないっ・・・とばかりに・・・、とりあえず・・・食べる。

食事の内容が変わり映えしないんだもん、じゃあ新聞でも読んでっと・・・。へ〜っ、「夫唱婦随の選挙」夫婦で一市長になっちゃったあ〜。　ところで、給与は一人前だよねえ〜？！・・当然。

帰国便の出発までの４時間があります・・・とガイドブック。概してその類の説明は「フリータイムはほぼなし」と解した方がいい。
その前にチェックアウトをし、スーツケースは１２時までに出しておいてください・・・ってことは、出発までのフリータイムはあれど、１０時前に荷物を出しておかないと！　えぇっ？！　コンシアージェに自分で出して…預けて・・・英語で？！自分で？！

マダムタッソーは一番近い見どころ。でも・・・って続くから怖い。長い時間待っても、見どころの・・千代の富士はもうなく、吉田茂元首相もない・・・おまけに入場用は超高い！！・・・これだけ言われれば、だれも行く気を起こさない。

お〜っ、ロンドン！！　
買い物と言えば・・・いや買わなくても、一度は訪れないと・・・。世界の「ハロッズ」だよねえ〜・・・。
昼食もとても高く・・結局、外に出て　安く弁当を食べることに・・・。あ〜あ、１ポンドが８００円の頃が懐かしい。

団体旅行でロンドンを訪れたのは生まれて初めて。
へ〜っ、こんなところにバスを止めるんだあ・・・、トイレもあって・・・、50Ｐ！　
そのあと Tower Bridge などを背景に、いかにも「ロンドンへ行ってきました」という写真を二三枚撮って・・・、オワリ。
これがロンドン観光かあ・・・と驚いている間に・・・そうかあ　プロのどなたかが見てたんですねえ、私の財布はそれから2，3時間の間に消えてしまいました、昼食時にワイン代を支払おうとして「わ〜っ、財布が消えたあ〜」。10万＋α　が入っていたんだけれど・・・、ねえ。

今となっては「とても高価な」写真となりました。こんなことなら・・合成写真の方が、安上がりだったのでは・・・？！

「あれが有名なビッグ・・・」という説明もなく、急いで写したら時計台もへそを曲げ・・・いや〜っ、曲がってしまいました、ハイ。

ウエストミンスター寺院近くへバスは止められず、さりとて人間も車の往来が激しく、「危ないですよ〜っ!!」のガイドの声がうるさく、おまけに雨！　近づけずウロウロしている間に時は過ぎ、「さあ・・バスに乗ってくださ〜い」の声。　こんなことなら、下りずにこのあたりをバスで二周回った方が賢明なのでは？！

さあ、お次は・・・。ロンドンと言えば、バッキンガム宮殿の衛兵の交代を・・・。　あ〜っ、やってきました、衛兵隊！！　遠目で見ている中、雨も降るし…傘も邪魔だし・・・「あれは交代式に向かう衛兵隊の行進」と思いながら・・・それにてピリオド、宮殿に近づくでもなく・・・交代式を観るでもなく・・・あ〜あ、昼食のレストランへ歩きを進める。
食べ物を目の前にちらつかせられては・・・ねえ。

近づけないので・・・しかたないなあ・・・カメラをズームにし、いかにも近いところにいたという「フリ」で撮る。

さんざん、ブースか言っていたら、神が少々同情したのか、ホースガーズでの衛兵交代式に遭遇させてくれた、よかったあ〜。

やったあ〜、和食を昼食に・・と喜んだら、なんとグラス一杯のワインがわ〜っ、高い！！　おまけに財布は消えてしまったし・・・友人のおかげで、何とか支払いはできたが・・もう少しで　身売りし「向こう半年、ここでタダ働きをしなければならなかったあ〜」　ぎょっ！

日本料理の店は、どの国でも高いですが・・・ここでのワインが高かったのには驚きでした。多分市価の3〜4倍はチャージしているのでは？　中のお客はみなさん、商社の人らしくどなたも自分の支払いではなさそうでしたから・・これで、商売が成り立つのでしょうねえ。納得です。

ホテル近くのリージェント公園で、無駄とも思える長時間をすごし、その後の肝心な「大英博物館」を超特急で走ったのは…何か意図があったのであろうか？　間の抜けた・・って、こういうガイドのことを言うのでは？

ロゼッタストーン：もともとこの石柱は神殿に納められていた。この石には古代エジプト語のヒエログラフ、民衆文字、ギリシャ文字で書かれており、内容はどれもほぼ同じだと、多くの学者や国々を回り・・そう判断された。これを機会にエジプトの古代ヒエログラフが読まれ、多くのことが解明されるようになった。
私もその昔、カルトゥーシュにヒエログラフで名前を彫ってもらったが、たぶんこの石柱のそんな用途があったのでは？！

ファラオ（ラムセス二世）の像

ふんころがし：　1メートルくらいあり、これで千キロの重さがあるとも。カルナック神殿から見つかったもの。

フンコロガシはスカラベともいわれ、お尻の糞を丸めてころがし、穴に落とす。そこからまた子孫がたくさんでてくることから、この昆虫は太陽を抱いていると思われ、太陽の化身として信仰に使われ・・・やがて護符としてもたれるようになった。
なおスカラベは世界の各地でも見つかっている。

シンプソンは、ロンドンでも最高級のホテルであるサヴォイホテルの隣にあり、ローストビーフの店として有名で、特にロンドンでイギリス料理の名物であるローストビーフを食べようと思ったらまっさきに出てくるレストラン。
ビジネスマンなら一度は接待に使ったのでは？・・・・でも一人5000円以上くらいが相場です。
トイレは、いかにも『古いぞ』と思わせるような、壊れたのもあり・・きたなく・・・もう我々団体旅行者が使える様では、押して知るべし・・・もう過去のあの面影はありません。

このシェフはこのレストランへきて三年、もう一人のシェフは１０年。
「どの部位でも、焼き方の注文も受けたまわりますよ」

最後の晩餐・・・明日は帰国の途につく。　このレストランは一応ドレス・コードがあるが・・・まあ、それほどのことはもうない。

私はここでは細かい注文をして・・つまり「medium rare と rare の中間で」と。　見事にそれにこたえてくれました。左端の妙な形をしたのが Yorkshire Pudding。

帰国する日の朝、ホテル近くであったので、ビートルズの四人がそろって横断しているあのレコードのジャケットの写真を思いだし、あの　Abbey Road へ出かけ、真似をして歩いてみた。でも彼らのように6往復したのでなく、車にひかれないように駆け足で・・・3往復でやっと！！　ここに彼らの姿を目をつむり重ねてみてください。
♪Love, love me, do you know I love you....♪

あとは・・・いそいで Harrods デパートで買い物。現在はカタールが所有しているが、ここを訪れる金持ちの数からして…間もなく中国人の所有となるのでは・・・というのが私の予見。

ハロッズデパートの地下一階には、1997年に交通事故で亡くなったダイアナ妃と当時のデパートのオーナーの一人息子であるドディ氏の像が置かれており、そこには彼らの冥福を祈る人のための記帳ノートが置かれていた。
私個人のことだが、その当時イギリスにいて、友人とケンジントンまで出かけ献花と記帳をしたことを覚えている。

ヒースロー空港のラウンジ。イギリス最大の空港で国際線利用者の数は世界一。

ヒースロー空港のラウンジで麺を食べる。久しぶりで美味しかったあ。

ロンドンへの往路、食べすぎたので…復路は少しセーブして・・・見るだけにする。

果物も…マンゴだけ口にして。これではビジネスクラスがもったいない。でもねえ・・・「ハラも身の内だから・・・」