ミステリーツアー（山形）

2014/03/28 - 2014/03/30

高校時代からの友人が結婚すると聞きまして・・・


ただ今主流の披露宴などはしない、入籍だけする形の結婚。
思えば最近は芸能人の結婚式なんかもTVです〜っかり観なくなりましたからね。

もう親戚の連中呼んでドンチャンやる昔ながらの結婚式って時代遅れなんですね。
この自分達が暮らすのさえ大変なご時世で、今まで見たこともない遠い親戚の連中の酒代まで面倒見る義理なんかないんだ。
んなもんね〜、コンビニで買ったワンカップとイカゲソあげてりゃいいんだ！

そんな訳で行ってまいりましたよ。
（主に動画で撮影したため画質が良くない部分もあります）

エリア 山形市(山形)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 新幹線

首都圏からいつものように新幹線で山形へ。

福島に入ったあたりから外には雪景色が。
もう4月になろうかって時期なのに・・・やはり北国ですよね。

約３時間で山形に到着。

良くも悪くも山形駅前は変わってない。
数年前来た時と同じ風景が広がってんだ。

あ〜戻ってきたねぇって気持ちになるんだ。
場末のスナックに来た感じ・・・と言ったら中高年の方にはしっくりくるでしょうか？

今日の宿はホテルセレクトイン山形駅東店さん。
連泊でとにかく安く！で探しここになりましたよ。

中はビジネスホテル。
特に飾り気もない、必要最低限の部屋って感じでしたがね、これでいいんだ。

男一人で泊まるのにアレコレあったってもったいないんだ。
こんなん置いとくならもっと宿代安くしとくれよ！って、ユーザーの声を反映したらきっとこんな宿になる。

あ、もちろんいい意味でですよ。

１泊目の夜は山形屋台村へ。

駅から少し歩いた七日町にいつの間にかこんなんできてたんだ。

私初めて来たんですがね、けっこう店も集まってて明るくてなんか楽しそうな雰囲気がしましたよ。

実際地元のおっちゃんらと話し込んじゃいましてねぇ。

狭〜いコの字型のカウンターですから、仲間内で話してても話は隣に筒抜け。
コッチで話してんのにいつの間にか勝手に人の話におっちゃん混ざってくんだ！

「だな〜そういうの俺もあった」

って、しれ〜っと最初からいた感じで会話に入ってくんだ。
ま、そういうのも居酒屋ならではの空間と言いましょうか、楽しいんですね。

焼き魚をこういう形で食べるって、なんかいいですよね。

焼いた状態で出されて食べるのとは味が違う。
目で楽しんで舌で味わう。
日本人にしかない感覚でしょうかねぇ。

焼き魚には・・・やはり日本酒なんだ。

ビール党の私ですがね、やはり豪に入らば郷に従え・・・ならではの組み合わせってのは大事にしたいんだ。

もちろん山形の地酒で乾杯。

ついつい飲みすぎてしまいましてね。

２件で飲んで千鳥足でホテルへ。
普段いくら飲んでも酔わないんですが・・・たまにしか飲まない日本酒が効いたんですかね。

「あ、写メ取らなきゃ」
ってスマホでもってバシャバシャ撮ったのはいいが後で見たらこの始末。

そりゃ本人がぼけてんのにまともな写真なんて撮れるわけないですよねぇ。

まぁ、でもなんとかかんとかホテルに到着。

山形は10時過ぎると街中は真っ暗ですからね、明るいとこ目指してきゃ大体たどりつけるんだ。

「アンタだいぶ酔ってるねぇ」

ってフロントマンも言いはしませんが・・・この斜めの写真がそんな情景を簡単に想像させますね。

ふぅ・・・


よっこらしょってな具合で寝床に到着。

楽しく飲めて気分も高揚してんだ。
みょ〜な興奮状態。

さてと・・・

部屋に着いたらまずＴＶの電源を入れる。
うんうんって頷いたアナタ！
アンタも同じ人種ですねぇ。
ひとり暮らしの習慣なんだ。

お決まりの有料チャンネルも目に入ったんですがね、友人の結婚祝いに来てこんなん見たらきっと虚しくなる・・・。

そう思っておとなしく寝ましたよ。

2日目はいよいよ友人夫婦達との食事会。

別の友人と待ち合わせして、いくら包む？なんて打合せしましたよ。

友人夫婦のリクエストで食事は焼肉食い放題に。

『焼肉きんぐ』って関東にもあるチェーン店ですよ。
でも私も一度行きましたがとても良かったんですよ。
出てくる肉の質が食い放題の割にいい！

もちろん店内は大変混んでまして、４０分待ち。

仕方ないから横断歩道渡って向かいの雑貨屋さんへ。

時間つぶしにはちょうどいいんだ。

ほどなくして焼肉店に戻り、席に着席。

友人夫婦は・・・プライバシーの都合で顔はお見せできませんが仲睦まじい様子なんだ。

一番高いなんでも選べるコースと飲み放題を選択。

「まずはサンチュだろ」

ある大手百貨店の生鮮食品売り場で知り合った二人だけに、まずは野菜。
サンチュがこんなに大盛りで来たのは初めて見ましたよ。

そして肉も運ばれてきて和やかに・・・いや、90分の時間制限がありますから、せわしなく焼いて食っての繰り返し。

「まだいけるか？」
「まだ20分ある、あと３皿は頼もう」

もうすっかり祝うとかなんとかより食べることに集中しちゃってんだ。

でもしょうがないですよね。


こんな肉が目の前にあったら・・・そら誰だってそうなる。
おめでとう!!パチパチパチ…

さ、食うか。って簡単に食い放題モードに切り替わっちゃうんだ。

裸の美女が隣で寝てても何もしない私がですよ、肉を目の前にしたら目の色変えて飛びついちゃうんだ！
いや、別に機能がどうこうの話じゃ無くてですよ、それくらい焼き肉って魅力があるってことですよ！

あ、もちろんお祝いの言葉も言いましたし、２人も喜んでたんでそれが何よりでしたよ。

楽しい時間はあっという間に過ぎ、私は一人帰路へ。

やはり帰りは「つばさ」で。

今回は特に観光するわけでもない、ただ飲みに行っただけという感じでしたがね、これでいいんですよ。

旅行ってどこを観光したとか、あそこ行ったとか事実も大事ですが、一番大事なのは「楽しかった」かどうかですからね。

まぁ、今回は旅行というかお祝いでしたが、少なくとも私は楽しかったですね。