2014/06/04 - 2014/06/04
91位(同エリア399件中)
おぷさん
今年の正月は旅行に行けなかったので、この梅雨時に一人旅を決行。
行き先は、久々の国内・・・鹿児島県の離島、与論島(ヨロン島)。
与論島に行きたかった理由は、3つあります。
(1)映画「めがね」のロケ地である
僕の大好きで、かれこれ20回くらい観ている、荻上直子監督、小林聡美主演の映画「めがね」のロケ地になった場所がこの与論島。しかも、ロケで使われた宿は実在していて、そこに泊まれるということなのでテンションもアップ!
「たそがれ」をテーマに、のんびりしたいなぁ、と。
(2)「ロケみつ」の西日本横断ブログ旅で、稲垣早希ちゃんが最後にゴールした地点が与論島
こちらも大好きな関西ローカルのTV番組「ロケみつ」の人気ブログ旅の国内最終ゴール地点が、ここ与論島。
鹿児島最南西端の兼母(カネボ)海岸が最後のゴールでした。
(3)30年ぶりの与論島訪問
実は、(年がバレるのですが)小学生の頃、一度与論島に来たことがあります。
その時は、子供だけのキャンプツアーのようなものに参加させられて、1週間位滞在して、今もすごく思い出に残っている島です。
すっかりオッサンになった今、再度訪れることで、何か感じることがあるのかなぁと楽しみにしていました。
そんなわけで、映画「めがね」が示す通り、「なにもない」「でも、それがいい」そんな素敵な島を巡る旅です。
<旅のトピックス>
・サラリーマンバックパッカー一人旅
・与論島は30年ぶり(!)2度目の訪問!
・映画「めがね」のロケ地をめぐる旅
<スケジュール>
6/4(水) 9:35名古屋→11:50那覇(SKY)
12:55那覇→13:35与論(RAC)←★いまここ!
(ヨロン島ビレッジ泊)
6/5(木) 与論島
(ヨロン島ビレッジ泊)
6/6(金) 与論島
14:00与論港→19:00那覇港(フェリー)
(那覇のホテル泊)
6/7(土)20:45那覇→22:50名古屋(SKY)
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- JALグループ バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
名古屋(セントレア)から、那覇を経由して、プロペラ機で与論空港へ。
名古屋〜那覇はスカイマークのSKYバーゲン60(8800円)を利用し、
那覇〜与論は琉球エアコミューター(RAC便、10800円)を使用。
那覇から35分ほどで到着です。 -
いきなりでた、超こじんまりしたこの感じ。
降りた瞬間から、ゆるい空気が流れています。
もちろん、飛行機のタラップを降りて、徒歩で到着ゲートまで移動。 -
梅雨時でしたが、幸運にもいい天気。
この日、本州は梅雨入りしたところですが、ひょっとしたら、こちらはもう梅雨明けしたのかもしれないと思うほど。
それにしても、なにもない。 -
のんびりした感じの空港待合室。
お出迎えの人が大勢来ています。
家族の絆を感じますねー。 -
さっそく、空港のおみやげ屋さんで「サタマメ」(ピーナッツの黒砂糖炒め)を発見。
30年前に来た時に、おみやげとして買った記憶がありますが、
今も売ってるんだなぁ。
っていうか、土産っていえばそれくらいしかないんだなぁ〜。 -
空港に貼ってあった「人生ゲーム〜与論島編」
タカラトミーさんにぜひ製品化してほしい。 -
空港の外へ。
このアングルは、映画「めがね」のオープニングのシーンを意識してみました。
「空港」という文字しかないから、映画見た時も、最初はわからないんですよね。
エンディングクレジットで「ヨロン島だぁ〜!」っていうあの感動。 -
さて、空港を出ると、これまたのんびりした雰囲気。
タクシーなんて一台も止まっていません。
ほとんどすべての人は、家族のお迎えか、ホテル旅館の送迎の車に乗ってあちこちに散っていきます。
私はホテルは予約していましたが、送迎は頼んでいなかったので、さて、どうしたものか。
でもまあ、急ぐ旅でもないし、のんびり歩いて行こうかな。 -
さっそく、歩き出します。
南国の心地よい蒸し暑さ、のんびりした景色を歩いてきますが、意外とアップダウンがあるなぁ・・・
と思っていると、そこに一台の車が後ろからやってきて、「お兄さん、どこ行くの?乗せていきましょうか?」と言われるので、振り返ると、優しそうなおじさんが車の中から手招きしていた。
ありがたや、遠慮なく乗せていただくことにする。
車中でお話していると、ちょうど今、浦和レッズの選手が島に来ていて、送迎をした帰りなのだという。 -
情報収集をしたかったので、ひとまず、街の中心にある観光協会まで送って行ってもらうことにする。
7、8分ほどで町の中心地に到着。
結果的に、乗せてもらってめちゃめちゃ助かりました。
空港から町の中心までは、絶対に歩けない距離です。
この暑さの中、歩いたら1時間半はかかったなぁ、きっと。
いきなり、島の人の優しさに触れることができました。おじさん、ありがとう。 -
与論島の中心地、茶花地区にある与論町役場。
-
その横に観光協会があります。
中に入って、地図をゲット。
「めがね」ロケ地MAPもある!
観光協会の方に、レンタサイクルかバイクが有るか聞いてみると、ちょっと先にレンタカー屋があるので聞いてみたらということだった。 -
レンタル屋さん「南国モータース」。
今日は宿に行くだけなので、明日から借りるといくらぐらいか値段だけ聞いてみることに。
のんびりしたおじさんがいて、教えてくれるには、レンタサイクルだと1日1200円、バイクは24時間で3000円とのこと。 -
宿までは歩けそうなので、とりあえず中心地のお店で、日記を書くためのノートを購入。
コンビニ的なマーケットへ。 -
こちらもコンビニ。
店の名前は「マソー」。
チェーン店か!? -
歩いて宿に向かいます。
茶花漁港を通過。
ここも「めがね」のロケ地ですね。
明日ゆっくり来よう。 -
いい感じにひなびた感じの洋品店。
-
いい感じの島の居酒屋。
-
いい感じの民宿。
-
中心地から歩いて5分ほどで分かれ道へ。
今回泊まる宿は左方向へ。 -
途中で野良猫発見。
こんにちは。 -
あたりは一面のさとうきび畑。
それにしても暑いなぁ。 -
道がけっこう長く続きます。
途中で「きび酢」屋さんがあり、宿の場所を聞いてみると、ずっとまっすぐ行くと右手にあるとのこと。 -
牛さんものんびり。
-
しばらく行くと、それっぽい建物が・・・
こ、これは!!! -
分かる人は、わかる、この光景!!!
これぞ、まさに映画「めがね」の舞台になった、民宿「ハマダ」!! -
うわー、映画でみたまんまの景色が目の前に。
今にも光石研さん演じるユージさんが出てきそうな雰囲気です。 -
中も、まさに映画の雰囲気そのまま。
もう、この時点でこの旅の成功を確信しました。
来てよかった! -
こちらの宿の名前は「ヨロン島ビレッジ」という名前で、実際は大きなリゾートホテルです。
チェックインするために大きい建物の方へ。 -
併設されているレストラン「たら」がホテルのカウンターにもなっています。
おかみさんも優しそうな方で、さくっとチェックイン。 -
部屋は、まさに映画「めがね」で主人公のタエコが泊まっていたタイプのお部屋。
-
ただし、和室ではなくて洋室タイプでした。
それでも、雰囲気はとてもいいです。 -
この宿は、通常のホテルタイプと、私が泊まるペンションタイプの2種類があります。
ホテルタイプの部屋からは海が見渡せます。 -
公共スペースも充実していて、のんびりできそう。
-
部屋に荷物を置いて出てくると、犬の姿が・・・
もしかして。。。! -
この犬は、映画に出ていた、コージこと、ケンではないか!?
・・・と思ったら、近くにいた人(たまたま遊びに来ていた飼い主のご夫婦)が、この犬はケンの子どもの「ベラ」という名前だと教えてくれた。
ケンの子どもを引き取って今は飼っているそうな。 -
で、実際のケンはこちら(写真左)。
もう、だいぶおばあちゃんになってしまったようです。
もう一匹の子どもと一緒に過ごしています。
そういえば、映画の最後のエンディングで子どもが3匹いたなぁ・・・ -
こちらが現在のケン。
だいぶ年をとって、小さくなった感じです。 -
こちらが子どものマゴ。
え?子どもなの?孫なの?どっちなの?
っていうか、コージことケンも実際はメスだし、ややこしいわ〜。 -
さて、時刻は4時位なので、夕食の時間まで島をぶらぶらしたいのですが、ここまで来るのにけっこう苦労したので、この島は徒歩は無理と判断。
ホテルの人に相談して、レンタルバイクをすることにしました。
「じゃあすぐ手配しますね、5分位まってください」というので、待っていると、軽トラでバイクが運ばれてきた。
見ると、さきほど行った南国モータースのおじさん登場。
なんと、この島では、宿で頼めばバイクをデリバリーしてくれるシステムなのだ。
しかも、返すときは宿で返せるので大変便利。
2日間、原付バイクを借りることにしました。
こちらがその愛車。 -
さっそく、島巡りへ。
地図を片手に、とりあえず近場の場所へ。
というか、いきなり個人的にはメインの場所なのですが・・・ -
それがこちらの寺崎海岸(トゥマイビーチ)。
映画「めがね」のロケ地の看板も。 -
細い道を抜けていくと・・・
-
はい、来た〜!
なんてことない砂浜に見えますが、分かる人にはわかる、こここそ、映画「めがね」のかき氷屋さんがあったり、メルシー体操をやっていたりした、あの海岸です。 -
とにかく、海が綺麗です。
-
海岸には誰もいなくて貸切状態。
そんな中で、波の音だけが聞こえています。 -
残念ながら(?)、今は携帯の電波はちゃんと入りますね。
(映画の中では、主人公は「携帯の電波が届かないところに行きたかった」という旨の台詞があるのです) -
続いてこちらも寺崎海岸。
釣りのシーンでも使われたとことです。
「釣れますか?」
「いや。」
とか、プラナリアの話のシーンですね。 -
今日は曇っていますが、それでも、海がとにかく青くて、いつまででも見ていられます。
さっそく、小一時間ほどたそがれてしまいました。 -
しばらくして、ちょっと買い物をしに、町の中心地へ。
こちらも実は「めがね」のロケ地、A-コープ。
主人公タエコが赤い毛糸を買いに来た場所です。 -
茶花海岸。
町の中心にあるビーチなのに、めっちゃのんびりできます。 -
変な岩もある。
-
こちらはヨロン島の姉妹都市であるミコノス島のかたちをした、海の生態系を擬似体験できる施設。
-
そろそろ日没なので、夕日が見える海岸へ。
-
こちらは、ヨロン島随一のリゾートホテル「プリシアリゾート」。
夕日の見えるサンセットビーチ「兼母海岸」はこのホテルのプライベートビーチでもあります。
そう、「ロケみつ」のブログ旅でも最後に稲垣早希ちゃんが訪れた場所です。 -
けっこう前にできたホテルみたいで、現在はだいぶ痛みが目立ちますが、ギリシャのエーゲ海の島をモチーフにしたような色使いが特徴。
-
兼母灯台。
-
天気が良ければ、沖縄本島や沖永良部島も見えるそうな。
-
帰り道、いい感じの道。
映画に出てきそうな感じです。 -
宿に戻って、お楽しみの宿の食事。
事前にここの宿は食事がおいしいと聞いていたのですが、その想像を超える美味しさ!
素朴な素材なのに、ひとつひとつが丁寧で、どれも素晴らしい味です。
明日も島中ののんびりスポット&映画に出てくるロケ地をめぐりたいと思います。
(後編に続く)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
60