2014/05/11 - 2014/05/11
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yazzさん
今回の訪タイで楽しみにしていたものの一つがモバイルエキスポだ。年に数回開催されるタイ国最大級のケータイの祭典で、発表されたばかりの新製品をいち早く入手できたり、キャンペーン価格でケータイ端末が買えたりするので会場はガジェット・マニアを中心に大賑わいとなる人気のイベントなのだ。
今回は、サムスン、ソニー、ノキアなどが最新端末を発表したばかりとあって時期的にタイミングが良い。また、TrueMoveに続いて国内第二位のDtacがLTEサービスの開始を発表し、タイにもようやくLTE時代が到来したことを感じさせる記念すべきイベントとなった。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
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やって来たのはクイーン・シリキット展示場。MRTのすぐ駅前と便利な地にある。
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デモ騒動で物騒になっているせいか、入場するには金属探知機を通る必要があった。
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中に入ると通路からもう人がわんさか大混雑。
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会場も熱気で溢れていた。
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エキスポといえばキャンギャルってことで、さっそくご登場。これ目当てに来る人も多いのは世界中どこでも同じね。
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まずはタイではアップルよりも人気がある最大手サムスンのブース。
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日本でも発売された最新機種Galaxy S5。こちらでは一足早く発売されており、このゴールドカラーが人気。
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サムスンではコンテンツに力を入れておりタイ独自のアプリもたくさん開発してる。このブースではNFCに力を入れていた。ケータイをボードにある好きなアプリのアイコンにタッチすると、そのアプリがダウンロードできる。NFCのタグがボードに埋め込まれているのだ。
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そして、ダウンロードしたアプリを使ってブースで遊べるようになっていた。こちら、タイ人大好きな占いコーナー。
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王道のゲームアプリを大画面で遊ぶことができる。
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こちらはスマホにつなぐゲームパッド。
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大画面のモニターとつなぐとスマホが本格的なゲーム機に早変わりというわけだ。
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ゲームに勝てば、こんな商品が貰えたりする。
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中でも一番人気だったのがコレだ。
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日本だったら、なあんてことはないスマホで買える自動販売機。タイでは今回が初登場!現在、この試作機一台しか存在しないという。
だから、もの珍しくて皆試したくてしょうがないのだ。 -
しくみは日本のおさいふケータイと同様で、フェリカの上位版にあたるNFC規格を利用している。NFC対応のスマホで専用アプリをダウンロードして、タッチすると・・・
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飲み物ゲット!
あくまでもデモなのでお金を入れる必要はない。
こちらサムスンの技術担当者。
試作品であることでまだ安定してないことと、対応している機種が限定されているので、並んでもうまく行かない人が続出。
まだまだ課題は多いと話してくれた。 -
そして、こちらのお姉さんの横にある端末が・・・
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電子マネー「Rabbit」対応の店頭用端末。
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高架鉄道BTSが展開している電子マネーで、日本のスイカやパスモのように電車に乗れて加盟店で買い物もできるというもの。
最近では対応店も増えており、コンビニとかマクドナルドなどで利用できる。 -
こちらがタイ版スイカ「Rabbit Card」。BTSをよく利用するタイ・リピーターなら持ってるはず。
昨年秋より、このモバイル版「mPay Rabbit」が登場した。日本だとモバイルスイカに相当。 -
このmPay Rabbitだが、現在のところ、国内最大手のAIS(日本のドコモに相当)利用者で、かつ、対応端末がサムスンの一部機種に限定されているのが難点。しかも、SIMカードをNFC対応しているものに有料(300バーツ)で交換しないと利用できない。なので、なかなか普及していない。
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ユーザーを増やすためにエキスポ開催期間中に限って、無料でSIMカードを交換してもらえるというキャンペーンをやっていた。
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そこで私も交換してもらうことに。
交換は成功したのだが、サービスを開始するにあたって難関が・・・
外国人の場合、労働許可書がないと利用できないのだ。
これでは、旅行者が利用するのは無理だ。残念! -
続いてはソニーのブース
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話題は最新機種Xperia Z2。部品供給問題から韓国、香港などアジアでは発売が延期されていたが、タイではエキスポ開始と同時に発売。アジアで最も早くこの機種を入手できる国の一つとなった。
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キャンギャルのお姉さん、美し過ぎなのでもう一枚。
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こちら実機。スマホとタブレットの中間サイズということでファブレットと呼ばれるカテゴリーに属する機種だが、タイではタブレットと紹介されていた。
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こちら、かつての帝王ノキアのブース。
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最新のOS、WindowsPhone8.1を搭載した新機種「Lumia 630」が他国に先駆けてタイで発売。この機種SIMが2枚挿すことができるデュアル端末。3G環境下で2回線同時待受可能なら買う予定だったが、残念ながら対応していなかった。
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こちら中国のメーカー「Oppo」のブース。何?聞いたことないって?
かつては模造品ばかりだった中国メーカーのスマホだが、今では最新スペックでデザインもしゃれた端末を作るメーカーが増えている。価格が有名メーカーの半額程度ということもあり、世界中から注目されているってこと、知ってますか? -
このOppoもそんな注目株のメーカー。この最新機種「Find 7a」は、中国で発売されるや即売り切れとなった超人気モデル。
タイでの発売価格は中国国内価格と同じと安く設定されているので、サムスンなど一流ブランド品には手が届かないが、最新スペックのスマホを使いたいという人に人気が出るはず。4kビデオの撮影にも対応してる凄い機種なのだ。 -
こちらTOTの回線を利用してサービスを行っているiMobileのブース。日本だとドコモ回線を利用して格安サービスを行っている日本通信のような感じ。
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ここが発売している端末は中国製の粗悪品が多かったのだが、今回、心機一転!日本製のスマホを発売したのだ。IQX KENという機種なのだが防水、LTE対応、クアッドコアでサクサク動くと、現地の日本人向け雑誌にも広告を打っており、ちょっとした話題になっている。
どの日本メーカーが作っているのかは不明。F社でなければいいのだが・・・ -
こちらは他社に先行してLTEサービスを開始している業界第三位の「TrueMove」のブース。LTEカバーエリアも拡大中で、都内ならほぼ問題なく繋がるし、しかも早い!
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今回の目玉は、このLTEプリペイドSImカード。
これまで、ポストペイド(契約)のSIMでないとLTEは利用できなかったのだが、エキスポに合わせてLTE対応のプリペイドSIMカードを発売したのだ。
名前は「Manchester United SIM」 -
中にはSIMカードの他に、マンチェスター・ユナイテッドのメンバーズカードが入っており、関連グッズが安く購入できる等の特典があるらしい。ファンではない私にとっては全く恩恵がなくどうでもよい。
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スタッフが「凄く早いんだぜ!」と自慢げに私物のiPhoneを取り出してスピードテストの結果を見せてくれた。
26Mbps以上のダウンロード・スピードが出ており確かに早い!
ならばと、さっそく購入して自分もチェックしてみた。 -
こちら、その結果。
確かに早い!
ダウンロードで24.15Mbps
アップロードでも9.98Mbps
これなら日本なみのサクサク感で利用できる。
なお、空港では、このLTE対応SIMカードは販売していないので、購入したい方は都内に出てからTrueMoveのショップで購入しよう。 -
続いて業界第二位のDtacのブース。ここでの目玉はLTEサービスの開始。これまでもLTEサービス近日中開始と宣伝していたが、3Gの2100mhz対応の時には他社に1ヶ月以上も遅れてサービスを開始せざるを得なかったという過去があるため、期待はしていなかった。
ところが今回は、業界一位のAISより先にLTE対応を実現したので驚いた。しかも、当初からプリペイドも対応。ただし、既存のSIMはLTE対応SIMに交換しなければならないとのこと。 -
ならばと後日、SIMカードを交換しにDtacショップへ。
SIMの交換は直営店は無料だが、代理店だと49バーツ徴収される。パラゴンやセントラル・ワールドプラザに入居している大きな店が直営店なので、そちらでの交換をおすすめする。 -
ほんとにLTEサービス開始しているのか半信半疑だったので店員さんに私物のケータイを見せてもらった。ちゃんと4Gと表示されLTEでつながっていた。
なお、プリペイドでLTEを利用する場合、3Gのデータ・パッケージの中から4G対応のものを選べばOK(月399バーツから)。3ヶ月間は4G利用料が無料となる。 -
ではLTEの実力チェック。
ダウンロードで16.97Mbps
アップロードでも9.79Mbps
と、TrueMoveには劣るものの十分快適。
計測結果は、時間帯や回線混雑具合によって変化するので、あくまで参考ということで。
これで大手3社のうち2社がLTE対応となり、タイもようやくLTEの時代を迎えることとなった。しかも旅行者でも購入できるプリペイドで対応してくれたのがありがたい。
残るAISだが、まだサービス開始時期は未定とのこと。 -
さて、エキスポといえば無料グッズがもらえるのも人気がある理由。
こちらはフェイスブックでいいねをしてくれた人にアイスキャンディー進呈。 -
こちらは折りたたみ式オリジナル・ボールペン。
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そして、多くの来場者が期待しているのがキャンペーン価格での端末購入。
私の知り合いの多くは、エキスポで安く端末を購入しているのだ。いろんなケータイ・ショップがキャンペーン価格を出していたが、中でもお得感があったのがバナナ・モバイルの展示品販売。 -
展示品といってもピンからキリまで。傷あり付属品欠品のものから未開封の新品までさまざま。一つ一つチェックしてよい品を選んで買う必要がある。
いろいろ探してよい品発見。サムスンのギャラクシー・メガというファブレットの走りと言える端末が、ほぼ新品の状態で売っていた。保証も1年間付いており、値段も市場価格の3割引きと安かった。
iPhone5cと比較すると、こんなにでかい!
画面が見やすいから、タブレットの代用になると思って購入した。
こんな掘り出し物があるから、エキスポは超人気なのだ。
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