インターナショナル・イノベーティブ・クラフトフェア(IICF2013)　＊ バンコク紀行(114) ＊

2013/05/02 - 2013/05/02

先週に引き続きバンコク国際展示場BITECへ行ってきました。
先週のギフトショーをさらに工芸品だけに特化させた「International Innovative Craft Fair」が5/2-5まで開催中です。
伝統的なものから現代的なものまで幅広い工芸品を堪能しました。

International Innovative Craft Fair 2013

2013.5.2〜5 ＠ BITEC

http://www.iicf2013.com
http://japan.thaitrade.com/whatsnew/13/1307/index.html　(日本語)

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー

BITEC(バンコク国際展示場)へは…

(電車)　BTS Bang Na(バンナー)駅下車。長い長い連絡通路を歩くか、シャトルバスで開場へ

(車)　スクンビット/シーロム辺りからだと高速を使って20分ぐらい(タクシーは高速料金片道45B加算）

会期初日


開場から30分後。まだ準備が整っていないブースも多かったのですが、入場者はプレス関係の方がほとんどでした。

手頃な土産品的なクラフトのコーナー


会場の端から攻めてみました。
現代的で手頃な価格の手作り品の列です。

リサイクル紙の紐を使って編んだ象

こちらもタイらしく象をモチーフにした押し絵マグネット

タイ・バティックをあしらったバッグ

本物なのか？蝋細工なのか？


花にアロマが染みこませてあります

手作りがまぐち

ワークショップのコーナーもありました

篭に布を貼り付ける実習


今バンコクで流行っているバッグです。実際のお店では、篭に編んだバッグの上から好みの柄の布をぴったりと貼り付けていきます。すると篭の編み目は浮き上がるのに、柄付きの布製バッグに早変わり。

ここにもまた編みぐるみ


先日サイアム･パラゴンで買った着せ替え編みぐるみが出展していました。

サイアムを遊ぶ：OTOP工芸品展と新しいSiam Center/Discovery　＊ バンコク紀行(110) ＊
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10767407/

紙で作られたすてきなオブジェ

高価な伝統工芸品ブースが中央の列を占めていました


ベンジャロンともまたちょっと違う、初めて見る陶器。王室の方々の肖像画や石が嵌め込まれています。

これもベンジャロン風なのにちょっと違う現代的な陶器

「バンコク･ビューター」と呼ばれていました


ピューター(錫)製品というとマレーシアかと思っていましたが、タイでもブランドとしてあるようです。図柄はタイらしく象。

タイ風３Dアート


日本でも趣味のクラフトとして人気がある３Dアートですが、 全てタイをモチーフにしたものが展示されていました。

特にこの作品は、横から見ても丸みがある完璧な３D。

通常の３Dアート作品


同じ絵を何枚も浮かせながら重ね貼りして、正面から見た立体感を出しています。タイは手先の細かさを競うので、枚数も多そう…。

影絵人形劇の人形を彫っています


水牛の皮を彫ったり切り込みを入れたりして作られる影絵人形。

こんなに繊細な細工が施されます

もちろん織物工芸もありました

太めの横糸に細い黒糸を巻き付けて模様を作っています

絞りの着物？


日本の着物です。そして絞り染めに見えますが染色ではなく、たぶん前述の糸を巻き付ける方法で模様を出した織物で出来ています。

藍染はいつでも魅力的


ついふらふらっと買ってしまいそうですが、これが高いこと、高いこと…。急ブレーキがかかります。

前週までのギフトショート同様に、凝った照明が展示されていました

バンコク駐妻 3大イベント　BIG+BIH　へ 　＊ バンコク紀行(111) ＊
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10768296/

伝統衣装には欠かせないゴージャスなアクセサリーも、パーツをひとつひとつ作って組み合わせていきます。

目が痛くなりそうな極小ヤンリーパオ


糸のように細く裂いた蔓で編むヤンリーパオ篭製品。それをほんの2cmほどのミニチュアにしてしまいました。一体どうやって編むんでしょう??

＜ヤンリーパオとは…＞
バンサイ民芸文化村　＊ バンコク紀行(68) ＊
http://4travel.jp/traveler/muffin/album/10686684/

日本のブースもありました


でもあまり馴染みのない染め物です。

ブータンのブースも

どこか似ているような気がする…


色遣いが全く違うのに着物みたいなんですよね…。

広いフードコート


お昼前。まだほとんど入っていません。

帰る前にひと休み


ココナッツアイス　30B　と、

Black Canyonでラテを　70B


100B入れたプリペイドを使い切りました。

この旅行記へのコメント （2）

• あいあ〜るさん 2013/05/06 16:32:42

  行きたかったです

  Muffinさん、こんにちは。
  
  せっかく先週教えていただいたのに、行かれなくて残念でした。
  
  今はアムナートチャルンで出家中なので、明日の空き時間に近くで織物を作っている人達を訪ねるつもりです。
  
  子供達に支援物資を送るために学校にも行きたいのですが、休み中で誰もいないので行かれなくて残念。

  Muffinさん からの返信 2013/05/06 22:08:37

  RE: 行きたかったです

  あいあ〜るさん、こんばんは
  
  今回のショーの実演もレベルが高いものばかりで、クラフトショーの見学はいつでも楽しいものです。
  織物も複雑な柄を織り込んでいるのをみると、どうやって図案なしに覚えるのだろうかとため息が出てしまいます。
  
  
  Muffin