2014/05/03 - 2014/05/05
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iboorさん
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2014年のゴールデンウイークを利用してヤンゴンだけのぶらぶら旅に行って来ました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- ANAセールス
-
長いフライトの末、ヤンゴン国際空港に着いた。ムッとする暑さはバンコクを思い出す。気温はバンコクなみの38度とのアナウンスだった。
イミグレで何度も停電になった。日本のパスポートはIC読み取りなんだが大丈夫なのかとよけいな詮索をしつつ、無事通過。大体、今まで無事にしか通過したことがないのだが…。
荷物はサッと出てきた。さあ、両替だ。案の定、日本円の両替で困っている人がいる。多分、メチャクチャなレートで替えさせられるのだろう。自分はとりあえず60ドルのみ。
タクシーをつかまえる。8,000kyatならまあいいだろう。結構、喋る運転手で色々教えてもらったけど、タクシー使って長距離移動するような身分ではないのでね。名刺は記念にもらっておくよ、CHENさん!
意外に緑がキレイだ。日差しが強く緑が映えて見えるのかもしれないけど緑はバンコクより多い。好感が持てる。
街はトヨタだらけ。それも中古車だ。まず、日本の車検シールがしそのまま貼ってある。そしてナントカ工務店やらナントカ工業やらが、やたら走っている。ミャンマーの自動車は右側通行。だけど右ハンドルがほとんど。運転しにくいと思うがそれしかないのならそんなもんかなあ。バスも琵琶湖観光やらサンルート徳島やら観光会社のお下がりバスだらけ。あれにのると琵琶湖に行けるぞとCHENさんに無駄口を叩きつつ、空港から1時間でEastHotelへ到着した。 -
午後5時、ちょっと街へ。ぶらぶら歩く。まず、ホテルの近辺。ただ暑い。夕方でこの暑さだ。明日の昼間はどうなるのだろう。
ヤンゴンのダウンタウンの街並みは10年前の中国の都市のようだ。全体的に煤けている。そこにポツンと最近の明るい店舗があったりする。
アジアぷらぷらでやってたアウンサンマーケットはここかあと思いつつ、人混みの中をかき分けながら歩く。インドや中国と比べると、あたりが弱い。タイと比べても弱い。顔は彫りの深く怖そうな人がいるのだが、よけてくれる。逆に日本人は怖いのか?
屋台にはうまそうなインド系スナックが並んでいる。そうかここはインド人街か、サモサ、プーリー、懐かしいスナックが並んでいる。腹が鳴る。そろそろビールの時間である。一旦、ホテルにもどり、臨戦態勢を整える。荷物を最小限に少なくして、酔っ払っても一つの荷物管理に留めるのである。この荷物は一個のみ作戦は、初めての場所でかつビール2杯までは有効である。
ところが繁華街の表通りの店ではビールを置いていない。伝統的なミャンマー料理店ではアルコールを出さないのだろう。20分程度探していた。あきらめてビールだけホテルで飲もうかなと思ってた所、うまそうな店があった。ビールは向かいの店にはあるよと教えてくれた。そこはカレーの店である。ビールはミャンマービールをオーダー、チキンカレーとじゃがいもカレーを頼む。スープもつけた。これがうまい。カレーは辛くないがスパイシーでうまい。辛味調味料はテーブルの上にありガッツリかける。おいしい!
相席のミャンマー人の食べ方を見てたらほとんどタイとおなじだった。右手にスプーン、左手にフォークでスプーンはナイフ兼用だ。西洋に比べると武器が一つない。その不利をものともせず、インディカ米によく合ったカレーを食べている。チキンは器用に骨を外され、口に放り込まれている。スープはドンブリみたいな大きさのものを交互にレンゲをつっこみ攻撃だ。うーむ、スープに直接レンゲをつっこむのは韓国のようだ。
おいしくてビール瓶がふたつになった。640mlのミャンマービールはくせもなく、アルコール分も5%ある。ヤンゴンに来てよかった。タイもいいが若干酸っぱさが先行するので、カレー好きの自分からするとミャンマーということになるのかな。ただ油っこいのでこれから考え方がどう変わるのかもおもしろい。
2本目をオーダーする時に、となりのカップルが日本人だと気がついた。女の子は旅好きで、旅の話を語っている。タイのパタヤに泊まったとか言っているのを聞いて、先日の日経新聞に載っていた平和ボケの日本人女性の話を思い出した。何しろ命を落とすことがないように祈る。あなたには必ず家族とあなたを愛する人がいますよ。
ここは有名な店なのかもしれない。あとで写真を撮っておこう。10,000Kyats程払いほろ酔い気分で店を出る。人がジャマ。ジャマジャマジャマ!人が一人しか通れないような歩道を何十人も歩いている。歩道には屋台がびっしり列んでいて商売が成り立っているのかがよくわからない。ちょっとサモサをつまみ食い。300Kyatのミャンマーサモサはインドサモサと違い、辛味が少ないような気がする。ただし、おいしい。日本のインド料理は辛さを売りにしている所が少なからずあり、本場インドではそんなに辛いものはなかったような気がするのだが…。
ホテルに戻って家にFaceTime。なかなか通じなかったけど、通じた後は順調だった。WIFIはホテル選びの項目にかならず入ってくるだろうね。今もホテルでiPad miniだしね。これでヤンゴン初日は終わり、おやすみ。 -
6時起床後、地球の歩き方を読む。午前は環状線に乗り、シュエダゴン・パヤーに行こう。おみやげのマーケットは明日でいいわとテキトーな計画を立てる。それが致命的な欠陥であったことがこの時にはわからなかったのだ。
環状線に乗るのにチケットブッキングオフィスがあるということなので行く。はあ!?これがヤンゴン中央駅のブッキングオフィス?明治時代の馬券売り場かと思ったぞ。人は3人しかいないのに職員が5人いるのは不条理である。暇そうな職員に聞くとサークルトレインは直接駅に行くことになっているそうだ。歩く。立派そうな駅に入ると犬が横たわっている。暑さで寝ているのだろう。 -
窓口は人が多い。ブッキングオフィスの人を回せばいいのにと思う。がお役所仕事なんてこんなもんだろ。窓口でサークルトレインに乗りたいというと7番プラットフォームに直接行けという。今、えっちらおっちら通って来た所だぞ。切符持ってないと入れないと思ってたわ。
また歩いて7番プラットフォームに着き、10:10の切符を買う。指さされたのは6番に泊まっている列車だ。あと10分。乗ってみると椅子が木でペンキが塗ってあるが端の方がはげている。乗っていると暑いので降りて座っていた。ホームにはお菓子やら食事やらを売っているが買う気にならない。3時間水だけですごそう。
列車が7番に入って来た。おいおい、どっちだよ。どこからともなく駅員見たいのが現れ、乗れと言う。最後に乗り込む。
反対方向に動き出した10:10発のわがガタンゴトン号はどんどんスピードを上げない…。自転車並みだな。わずか5分で次の駅に着いた。停車時間1分でまた走る、というか実際は止まっていないんじゃないかな。みんな動いていても降りちゃうもんな。 -
ガタンゴトン号から見る景色はちょっとすごい。まず、線路脇はゴミだらけでその奥の民家は中が透けて見えるほどの家である。雨露を凌げればいいという家にたくさん人がいる。ブーゲンビリアは満開ですごくキレイだけれども、人が汚す大地には言葉がない。実際、窓からペットボトルを放る人は何人もいた。人はゴミを持った時には二つの行動しか取らないそうだ。ゴミ箱に入れるか、捨てるかだそうだ。日本ならゴミ箱を設置すればことは足りるはずだが、ヤンゴンのこの列車には窓がない。うーむ、そういえばインドでも平気で窓から捨ててたな。
ガタンゴトン号は北に向かって走る。民家では女性が炊事洗濯をしている。洗濯は洗濯板を使って本の少しの水でゴシゴシ洗っている。外には穴が掘ってある。それは多分、共同の水瓶でそこから水を持って来るのだろう。 -
ガタンゴトン号はその内に東に向う。ある時、遠くで歓声のような音が聞こえた。それはだんだん大きくなってきて、そのうちに列車が止まった。ハプニングみたいだけど、そんなことはぜんぜんなく単にこの駅全体が市場になっているんだね。反対側の線路の上にも商品(と言っても圧倒的に食品が多いんだけど)が積まれていて列車が来たらよけるのかな。それと商売の場所は決まっているのかな。そんなこともあってこの駅では停車時間が長い。物を買う時間をつくってあるのだろうか、あるいは時間があるので物を売っているだろうか。
そろそろ2時間も乗ってるとメチャメチャ飽きてきた。ちょっと窓から顔を出してみる。前方には少年が乗り口の手すりにつながっている。そうやって遊んでいるんだね。子供はそうなんだろうけど、危ないなあ。
少し建物が高くなってきた。駅のプラットフォームはどこもかしこも似たようなもんだけど人数が多くなってくる。早くつかないかな、隣にいた西洋人はシュエダゴン・パヤーの近くで降りて行った。
最後の30分はお昼ご飯の検討で楽しんだ、というかそれしかないだろうね。
やっとのことでヤンゴン中央駅に着く。ホームは3番だった。それで謎が解けた。そのまま列車を使うのではなくて、1回ごとに替えんだね。 -
昼食はYKKOという店に入る。歩き方に載っていたところで麺料理の店だ。ありがたいのは涼しいということ。ミャンマービールを飲んでいると太いきしめんタイプの麺が来た。あっさり味で良い。ベースはチキンスープだと思うがこれにテーブルの上の調味料をさらりと入れて食す。サイドメニューでマトンとポテトを追加する。これはスパイス不足で大したことはない。11,000kyats。
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シュエダゴン・パヤーは土足で入れない。ビルケンシュトックを預けて広大な中に入る。金色に輝くパヤーの周りにこれでもかというくらいお釈迦様たちがいらっしゃる。お釈迦様も金色である。お釈迦様の顔っていうのは国や地域によって違うんだけど、耳は同じだね。せっかくなので写真を撮って貰う。なんだい、顔むくんでるなあ。
ミャンマーには八曜日ってのがある。曜日によって守り神や吉方位が違うということだ。水曜日だけが午前、午後に分かれている。自分は金曜日生まれなので、そこへ向う。
いきなり、瞑想の先生現る。あっ、こいつ怪しいと判る。だけどいろんなことを教えてくれそうだったので着いて行ってみた。まず、祈りながら2体のお釈迦様に水を9回、合計18回かける。そして守り神であるモグラに3回水をかける。そうすると願い事が叶うみたいだ。家族が幸せでありますように。
瞑想の先生はお釈迦様の足と歯の所に連れて行ってくれて、最後に一緒に20分間瞑想しようと言った。時間がないというと15分短縮された。長い5分間が終わると案の定、施しが必要だと言ったので2,000Kyatを渡した。少ないのでもっとよこせと言われたが持ち合わせがないと断った。こういう時はきっぱりいうのが一番ですね。シュエダゴン・パヤーを出て、タクシーでホテルにもどる。シュエダゴン パゴダ 寺院・教会
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明日の計画。国立博物館に行って、アウンサンマーケットのあと、アジアぷらぷらをトレースしてもいいかな。くし焼きストリートに行って雰囲気を味わおうと思った瞬間、衝撃の言葉が目に飛び込んできた。「月曜定休」博物館はわかるとして、マーケットは不休じゃないのかよ。
急遽作戦は変更されることになった。資料は地球の歩き方しかないので、あとはWEBに有益な情報があるかどうかだ。待てよ、ヤンゴンプレスになんかないかと探す。おおっ!GANDAMAR WHOLESALE CENTER、卸売だ。午前中は市中のスーパーで買い物をして、チェックアウト後そこに行く。WEBには何時間いても飽きないと書いてあるぞ!うむうむ、救いの手が差し伸ばされたのは、お釈迦様にお祈りをしたからなのか、5分間瞑想したからかわからんが天は我を見放しはしなかった。
いい気持ちになったところで夕食へ出たが、まだまだ暑い。遠くまで行くのは無理だと勝手に決めつけ、テキトーに店に入る。ミャンマーに来てから、ビール置いてあるか?と挨拶のように言っている気がする。この店は、外のテラスで食事ができる。とは言ってもヤンゴンなので、パリのような雰囲気はないと思う。パリには行ったことがないので…。 -
この店は安かった。9,700Kyats。野菜炒めとカツを注文した。野菜炒めはタイ料理みたいな味がした。カツの方は中身が何なのかわからなかった。多分チキンを細かくしてつぶして揚げた感じだった。そのうちに、相席のアメリカ人が同じ物を注文して、チリソースを追加した。いつもこのチリソースを注文するそうだ。このアメリカ人はあまりにも目の前の日本人の英語がヘタクソなので会話するのを諦めたように携帯をいじり始めたので、我々はやって来たネコにエサをやって場を繕ったのである。また日米戦争にならなくてよかった。ここで人生の教訓が示された。気まずい時はネコを呼べと。
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疲れていたのか、起床6時。
おかげで朝食も7時40分になってしまった。本当は8時台から行動すればいいが、行く所がなかなか決まらない。これぞという所がないのだ。もう1日あればゴールデンロックに行けるのだが、そんなことを言ったって始まらない。
スーレー・パヤーに行く。シェダゴン・パヤーとは違い、小さい。パヤーというのは仏塔のことで至る所にある。ここのパヤーも金色に光り輝いている。太陽の光で眩しいくらいだ。この数はこの国の信仰の厚さを示していると思っていいだろう。手を合わせて、西へ。 -
19番くし焼きストリートへ着く。昼間のこの街道は雰囲気がない。やっぱり夜来る所だ。ここは中国人街だ。漢字が増え、東の中心地とは別の世界のようだ。となりのインド人街では工業製品を売る商売が中心に対して中国人街では生活必需品を多く
スーパーでビールを買う。一本800Kyatsで5本買う -
12時を過ぎると暑さはどんどん自重を増加して身体にのしかかってくる。また歩く、歩く。この街の人達も額に汗をかいている。この暑さだもの、あたり前だよね。後から何度あるかと聞いたところ42.3度とのことだった…。
RUBY MARKETの裏側203番地に行列ができている。間口2間程度のミャンマーカレーの店だ。チキンカレーとスープを食べたみた。名店だ!どんどん食が進む。スパイシーでまろやかだ。チキンスープもあっさりでおいしい。名残惜しいがこれで店を出る。
汗をかいたのでシャワーを浴びてチェックアウト。相対的にいいホテルだったな。
荷物をフロントに預けてGANDAMAR WHOLESALE CENTERへ向かう。タクシーは7,000Kyatsとがんばる。ここはこっちががんばるところではないと思い、乗り込む。約30分で到着。評判のGANDAMAR WHOLESALEなので、期待していたが10分でその期待は打ち砕かれた。買う物がないのだ。さっきのスーパーでバラマキ用お菓子を買っときゃよかったな。それでもお菓子を買ってレジを終える。向かいのムーンベーカリーでビールと麺を食べ、15分ほど寝る。暑さがピークを過ぎる4時30分にタクシーに乗り込む。ホテルまで4,500Kyats。やっぱり、そんなもんだろ運ちゃんよう! -
暑いのでホテルで時間調整する。6時頃、ホテルでカレーを食べた。豆スープが美味しくて感動する。ただし、10ドル=10,000Kyatsであった。
荷物を受け取り空港へ向かう。7,000Kyats。時間を経るごとに暗くなって行くヤンゴンの1時間を経験しつつ空港に着いた。
これで怒涛のヤンゴン旅行記は終わる。今回の旅行に会った人すべてに感謝と家族に感謝して筆を置きます。
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